FC2ブログ

記事一覧

さいだん座の散光星雲NGC6188

さいだん座にある散光星雲NGC6188です。
その緯度はなんと、-48度!非常に低空にある天体です。

それでも、撮りたい天体のひとつで、浜松に越してきてから、天竜川河川敷などは、カノープスが見られるくらい低空まで開けていることもあって、過去15年。何度と無く、チャレンジしてきた天体でもあります。

さいだん座の散光星雲NGC6188 EOS Kiss DN 冷却改造デジタル一眼レフカメラ NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ

南半球では非常に美しい散光星雲ですが、さすがに、国内からは低空過ぎて、非常に難物です。
国内での撮影例はほぼ皆無ではないでしょうか・・?
ぜひ、Nikon1957さんや、GENTAさんにはチャレンジしていただきたい被写体の1つです。

H12付近同様に、いくつかの散開星団が見られます。右下は、NGC6167、左上の小さなまとまりは、NGC6204でしょうか。他にもNGC6200というキリ番の散開星団も写っているハズなんですが、天の川の星と区別がつかないですね・・(;゚Д゚)

右に写っている惑星状星雲NGC6164も興味深い被写体で、南半球では凄い写真が撮られています。

今年は、4月頭に最高の透明度の日がありましたので、光害はキビシイですが、ぼうらやさんから撮影してみました。
本当は、同時に、GENESIS SDF屈折望遠鏡も同架して、こちらはST8300M 冷却CCDカメラで同時取得していたのですが・・・
ちょっとミスって、Rフィルターで撮るつもりが、L画像で撮影してしまい、光害でボロボロだったり、構図がハズれていたり・・・(;゚Д゚)
おかげで、冷却CCDカメラ側は見るも無残な画像しか撮れてなさそうです(未処理・・)
さいだん座の散光星雲 NGC6188 MT160 反射望遠鏡 with レデューサー ST7カスタム冷却CCDカメラ

まあ、それはそれでなんだか悔しいので、2005年のGWに山梨県日川ダムまで遠征してきた時に撮影したST7カスタム冷却CCDでの画像に強引にLRGB合成してみました。
ご覧の通り、ブライトリム構造が見事な天体であることがお分かりになると思います。

さすがに、これだけ低空の天体となると美しく撮影するのは困難なのですが、でも、見事な被写体だけに俄然、ヤル気が掻き立てられるというものです。
次に狙う時は、ぼうらやさんからだとしたら、やっぱり超高感度タイプの冷却CCDカメラで、でしょうかねぇ・・
ほ座のペンシル星雲  イプシロン200 アストログラフ望遠鏡 ST8XME 冷却CCDカメラ 

ほ座にある鉛筆星雲です。2010年だったかな?やはりぼうらやさんで撮影しました。
超高感度のST8XME冷却CCDカメラにNBN-PV 光害カットフィルターを使って撮影しています。
年初の高い透明度と、ナローバンド気味の光害カットフィルターの使用が功を奏して、満足がいく画像が撮れました。
この天体も、国内での撮影例はほぼ皆無ではないでしょうか。
まぁ、フォトコンには出すだけ出してみましたが、撃沈でしたけどね・・

NGC6188もどこかで、満足の行く写真が撮れる様に頑張りたいと思います (`・ω・´)ゞ

もっとも、これほど低空の天体なら、南半球で撮るのが正解でしょうね。
まぁ、そうは言っても、おいそれと行ける場所でもないですから・・・
やれる範囲内で頑張ろうと思います。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

No title

このくらい南天低空になるとUTOさんやNikonさんの独壇場ですね~。ただただ見せて頂くしかありません。
ハイブリッドの6188素晴らしいです。南半球に行ったらどのように見えるのでしょうか?南半球の北アメリカ星雲と呼ばれそうですね。

No title

今年チャレンジしました。四国でも南中高度が8度で、赤い星雲部分のみを狙って、LPS-V3で写しました。高度が少し違うだけで、大気差の影響も大きくなり、難しい対象だと思います。

No title

シュミットさん、こんにちは~
超低空でも、魅力的な天体がいくつかあるので、ついつい狙ってみたくなります ^^;
まぁ、なかなかうまく撮影はできないんですが・・・
NGC6188は南半球での作品は本当に美しいです。得に右端に写っているNGC6164だったかな?こちらも、いかにも激しくガスが吹き出した惑星状星雲という作品があって、関心してしまいます。
こういう天体、北半球には無いのかなぁー・・

No title

Nikon1957さん、こんにちは~
おおっ!やはりチャレンジされていらっしゃいましたか!
このクラスの高度になると、ほんと、難しいですよね。大気差の影響で、コンポジットすると、周辺星像もおかしくなるし、なかなか一筋縄ではいかない感じです。
今回、ステライメージの2点指定を駆使して、左半分良い画像と右半分良い画像を作画して、モザイク合成してたりします・・^^;

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

月別アーカイブ