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カラー冷却CCDカメラ

んー・・お天気の悪い週末です。
とはいえ、今日のAM中は、まだ日射しがありましたので、オライオン30cm反射望遠鏡と
イプシロン200アストログラフ望遠鏡のミラーを洗浄して、光軸調整を行いました。

イプシロン200 ミラーと主鏡セル オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D25mmF2.8にてパチリ。

それにしても、イプシロン200は見ていると惚れ惚れとしてきます。オライオンと比べちゃうと、セルの出来、ミラーの厚み、しっかりとした主鏡セル、生産年月日は、オライオン30cmより遥かに旧いにも関わらず、非常に美しいミラーのメッキ・・・GENTAさんも、Star71を買う気になられていたのですが、気になるところがあった様で、ベンディング中ですが、
やっぱり国産は違うぜ (;゚Д゚)

オライオンは、そこそこ満足のいくレベルに(←や、こいつはこいつでどうせ厳密に合わせても次回使う時に狂うからね)、イプシロンは、おっ!これはほぼ完璧に会ったのではないかなー?というところまで追い込みました。
どちらも、次回、使う時が楽しみではあるのですが、やっぱり、レーザコリメータだけでは、完璧な光軸調整ができませんね・・・(使い方次第、レーザコリメータの調整次第という面もあろうかとは思いますが・・・)
んー・・チェサイヤアイピースと、笠井の光軸調整治具、レーザコリメータの3つで調整していくんですが・・
やっぱり、レーザだと1点ですから、ちっと正確性に欠ける感じでした。ヘリックスがあれば最高なんですが・・・
とはいえ、イプシロンやMT160はしっかりと合わせておけば良いのですが、オライオンはどうしても都度ズレるので、レーザに頼らざるを得ないし・・・困ったものです。
主鏡は合っているとみなして(ロンキーさんの改造により、主鏡はまずずれない)、斜鏡のみレーザで調整するのが無難かなぁー・・・
不安定な機材はホント参ります・・・。と、いいつつも。オライオン30cmには、それでも使っていきたいと思わせてくれるだけの口径の威力とういうものを感じてはいるワケで・・ (;゚Д゚)

さて、前置きがすっかり長くなってしまいました。

SXVシステム on MT160反射望遠鏡 Canon EOS40D デジタル一眼レフカメラ EF-S18-55mmにて

今後のEM-200のニワトリ展開を考え、北極星が見えない場所での展開についての検討を行ってみました。
その時に、撮りたい写真を考えると、サブ機といえども、モノクロ冷却CCDは使う気がおきず、かといって、フジのデジタルカメラX-E1では、ガイドエラーを検知できなかった先月の遠征の事も考慮すると・・・なんとなく、SXV-H9Cカラー冷却CCDカメラで撮りたいなぁ・・って思ったんですよね。

デジタルカメラに比べると、130万画素カラー冷却CCDカメラのメリットなど、画質面では全くないかもしれません。
然し、上の写真の様に、実は、ボクのSXV-H9C冷却CCDカメラでは、SXVガイダー+SXVオフアキシス装置の組み合わせ等、実はかなり充実していたりします (^^ゞ
SXV-H9C+SXVGuiderでは、Meadeのオフアキシスでも組んでありましたが、さすがにMT160反射望遠鏡ではピントが出ず・・SXV-OAGでは、そのままねじ込めば、まんま使い物になりますので、今回はその構成で臨みました。赤経・赤緯が水平・垂直に若干ならないので、気に食わなかったので、ベンディングにしていた装置なんですが、まぁ、追尾も問題なく、上手くいった様です。
かに星雲 MT160反射望遠鏡 直焦点 1000mmF6.3 SXV-H9C 冷却CCDカメラにて

DSSのDrizzleを使って、超解像処理を施していますから、画素数は増えています。
かに星雲の構造描写も、口径16cmにしては頑張っていると思うのですが・・
エムティさんのブログの写真を見ると、やっぱりキッツいですかね。
それでも、まぁ、フォトコンテストに投稿はするだけしてみるつもりではいますが・・・(-_-;) 

MT160。オライオンを使っていると、やっぱり安定度の格段の違いに愕然とさせられます。
星像も綺麗だし(直焦点なので周辺は若干、コマがありますけど)、追尾もバッチリだし・・
今回、極軸も追い込み切れていない状態なのに、この性能ですからね。
オライオンのじゃじゃ馬っぷりを痛感させられたものです。
NGC891 MT160反射望遠鏡 直焦点 1000mmF6.3 SXV-H9C カラー冷却CCDカメラ

それにしても、SXV-H9Cも老朽化してきており、電源からか、スパイクノイズが入る様で、L画像に関してはCCDStackのシグマクリップで排除できたみたいですが、BIASとフラット画像に見事に明瞭なノイズが入ってしまい、参りました。
最終的にはフラット画像のレタッチで、ほぼ誤魔化しましたが・・・

作例を見て頂ければお分かりいただける様に、かなりの高性能ないいカメラなんですけどねぇ・・
ちょっと今後の運用は厳しそうです。
一応、DC用のワニ口を出したまんまにしていたので、そこからスパイクノイズを拾ったのであれば、次回はそこを排除するなどの方法が採れそうですが・・・なんとなくそうではない気もしているので・・

結構、気に入っているんですけど、このカメラもここまでかなー・・
なんとか、有終の美を飾らせてあげたいところですが、ちょっと無理かな・・

















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コメント

No title

UTOさんの手にかかると130万画素のワンショットカラー冷却ccdかめらでもここまでの作品が撮れてしまうのが凄いですね~。どちらもニワトリで撮ったものとは到底思えません。

No title

反射鏡はメーカーによって経年変化の差が大きいですね。
オーバーコートの差なのか分かりませんが、タカハシのは確かに
良いようです。シンタの鏡は5年もすれば明らかに曇ってきてます。
ノイズですが、コネクタの接触不良とかないですかね。これが一番症状が出やすいです。
古くてもタカハシということですね。

No title

反射鏡は多分ガラスの時点で洗浄するときの洗浄残渣の違いが大きく、次の蒸着時に窯の真空到達度が影響していますね。あとは膜つけ時に付ける素材の純度、蒸着方式が影響するでしょう。あと増反射膜の膜材が耐久性に効き、組成がズレていないとか膜質が緻密かなど色々な要因差だと思います。やはり日本の蒸着メーカー製のミラーは耐久性が良いのでしょう。私も主砲再メッキは日本の蒸着メーカーにオーダーしたいです。
オライオンの光軸ズレ要因はあの9点支持フローティングセルが要因と私は考えているのですが、どのように改造されたか教えていただけますか。

No title

こんにちは
国産はやはり良いですよね。
笠井さんはお安いのですが、当たり外れがあってね・・・
やはりタカハシに求めてしまいます。
昔の西村とかはしっかりとした造りです。
老後は望遠鏡製作でもしようと思ってます。
スチール製なんか、重いけど剛性はバッチリです。
温度による膨張なんかも考えながら。

スパイクノイズってことですが、ノイズは発生源を対策するか、ノイズに強いように改造するかですが、
僕的にはノイズに強くする方が良い気がしています。
というのは、お隣さんのシステムとか車のスパークとかはどうしようもないからです。
フェライトコアでぐるぐるにしてコモンモードとしてノイズ対策してみたらどうでしょうか?

No title

ナイショさん、どうもです。
いやー・・ぜんっぜん、勘違いしてました (; ̄ー ̄川 アセアセ
教えて頂いて、とても感謝!!
ペンディングですねー。知らなかったです。
何回も平気で使ってましたし、仕事でも、そう言っていたので、ヤバイっすね。
とっても助かりました m(_ _)m

No title

シュミットさん、こんにちは~
カラー冷却CCDカメラも、なかなか良いですよ。デジタル一眼レフも今は性能向上しているので、アドバンテージは少ないですが・・冷却CCDカメラはトータルシステムで使いやすいのがメリットかな?
ダメもとで、一応、かに星雲は投稿してみるつもりでいます。

No title

ビスタさん、こんにちは~
むむ、そうなんですか!シンタは5年で曇るのかぁ・・
オライオンの主鏡を再メッキするよりは、いっそ、カサイから買っちゃおうかと考えているのですが、やっぱり、こちらも曇りやすいのかなぁー・・

ノイズ、コネクタですか!確かにSXV-H9Cは、電源のコネクタがちょっと特殊なので、ちょっとアヤシイかも・・。

タカハシのメッキは素晴らしいですね。MT160でも、それなりに劣化している(反射率低下している)とは思いますが、オライオンに比べると圧倒的に綺麗です。

No title

NGCさん、こんにちは。
丁寧な解説、ありがとうございます!!
とても参考になりました。
そうすると、やっぱり、ジオマテックさんに再メッキをお願いするのが一番かなぁ・・
あと数年はそのまま使ってみますが、ビスタさん、NGCさんのコメントから判断して、そこから先は再メッキの方向で検討したいと思います。

オライオンの主鏡セルは光軸調整はしやすかったのですが、光軸が狂い易いというか、固定も不安・・ということで、ロンキーさんにお願いして、カサイの主鏡セルを大幅に改造して、オライオンに組み付けて頂きました。

No title

タキさん、こんにちは。
やっぱり国産機は違いますね。耐久性など、見えないところで良いというのが日本らしいですね。
スチール鏡筒は、最高ですよね。MT160はF6.3ということもありますが、一晩置いても一切、ピントはズレませんでした。オライオンだとこうはいかないです。
被写体毎に合わせ直してますが、それでも甘いレベルみたい・・

スパイクノイズ。う、確かに。普段と設置場所が違うので、おとなりのエアコンの室外機が近くにあったかも・・。
でも、フェライトコアも、周波数に合わせたものでないとダメでしょうし、なかなか難しいところかも。
でも、せっかくの良い機材なので、まだまだ活用してあげたいですからね。もう少し様子を見て、検討してみます (`・ω・´)ゞ

No title

そうそう、ジオマティックに15センチ増反射でお願いしたら、4.8諭吉さんでした。
超お高いです。

No title

タキさん、こんにちは~
げーっ、マジっすか・・
高くなったとは聞いていたのですが、まさかそこまでとは・・・
と、なると、30cmなんかお願いしたら、カサイからミラー買った方が安価ということに・・・。うーん、こりゃ悩むなぁ・・

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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