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オライオンの履歴

この望遠鏡って、使うまでに、すっごい苦労したんだよなぁ・・
というわけで、過去のメモです。
まぁ、どの機材もすんなりと使えたってのは無いんですが(VISACとかも使いこなしたと言えるのに3年程かかってマス・・)


2008.02~

オライオン30cmF4ニュートン式反射望遠鏡です。
北陸の親分から譲って頂きました。 
主鏡と斜鏡は取り外し、筒はぷちぷちに巻いて貰って、別送。という感じで送ってもらいました。


いくつか改造がされており、特に接眼部が電動フォーカサーに改造されていて、
これの使い勝手が結構良いです。

まずは、鏡筒のマッチプレートを作成する必要がある。

鏡筒バンドをなるべく間隔を空けて配置する為に、長めのプ
レートを購入し、ついでにボール盤の購入もする。
以上でさしあたり使える様になる。

1)基本的にセルフガイドで運用することで、たわみ対策とする。
 ⇒ST7Customが壊れてしまったので、この基本線からして崩れたんだよなぁ、、。

2)鏡筒を搭載した時に、必ず光軸をチェックすることで、光軸対策とする。

その他の改良点としては、鳥取のM本さんからアドバイスがあった様に、主鏡に押しネジを設けて、光軸を狂いにくくしたい。
ただし、ロンキーさんと相談して検討する。 

プレートへの穴開け
2008/6現在、未だやってない。
近いウチにやりたいと思う。
7/F実施?
→プレートへの穴開け 結局、2008.12F実施 (;゚Д゚) 



2008.12現在
テスト撮影を一度実施。 

どうやら、1200mmガイド鏡ガイドについては問題なくいけそう。手応えアリ。
コマコレクタ、取付方法に一考する必要アリ。
TrureTechのホィールに直付けをするとすると、だいたい47mmくらいしかバック
フォーカスが確保できない。(多分足りてない)

それ以前に、主鏡が前に出過ぎている為、フォーカスを結ぶにはかなり筒外焦点距離
が長くなってしまう。
対応としては、まず、主鏡を後ろに移動させる必要がある。
⇒近日中に実施すべき

また、バックフォーカスを稼ぐことと、ピント位置のこともあり、2インチ延長筒の必要性を感じた。BORGで買うか。

2008.12/E 
主鏡を後ろに戻し、ミュートンさんの協力で苦労しつつも、光軸を取った。
ところが、である。

その後、撮影を行ったが星像が歪んでしまっていて使い物になるレベルではなかった。
原因は判らないが、主鏡の圧迫を疑ってみたいと思っている。

ただ、技術力のアップをまず優先していきたいと思ったのと寒いのでσ(^^;
当面保留とする。
まあ、ちょっと疲れたってのもあるけどね。
少しの努力で成果が得られればいいのだけど、そうでないと
やっぱキッツイ。
もう少し、時間と精神的な余裕があればとも思うのですが・・・ 

【2009年】
2009.6
ロンキーさんに光軸調整を依頼(5/27)
⇒ロンキーさんが多忙なので、見て頂けるのは秋口になりそう。
やはり自分で対策を取るしかない。

兎に角、まずは主鏡の圧迫をゆるめ、撮影してみたいところ。
現時点では後回しとなっているが・・・。いずれは活用したい。

⇒2009/5/12確認。主鏡の圧迫は無かった。
と、なると純粋に光軸不良なのだろう・・。
合わせようと頑張ってみたものの、上手くいったとは言い難い。
MT160の綺麗な光軸を見てしまうと、、、やっぱりおかしいとなる。
何をどうすれば良くなるのかが判ってないので、そこから先に進まないんだけど・・・。
試しにテストはしてみたい気がしないではないが・・・・さて・・・。
やるとするなら、ダメージが少ない、DFKカメラでの撮影かなぁ・・。

10/24 
ロンキーさんに来て頂き、光軸を調整してもらった。
やはり大幅にエレメントが狂っていた。
とりわけ、問題は主鏡である。
主鏡が筒の中心に来ていなく、そこを調整していただいた。
また、主鏡抑えも甘く、カタカタミラーが動いていたこれではダメだ。
その部分も調整していただき、改善した(具体的には白いプラスチックネジの高さ調節)光軸は、へリックスで最終確認したが、偏芯斜鏡であることを忘れて調整してしまったとのことで、主鏡を調整する必要がある・・そうだ。
ともあれ、かなり改善されてきていたので、一度、この状態で試写を行い、様子を見たい。
待望の長焦点・明るい光学系であるので、ぜひとも活用したい。

活用にあたり、ロンキーさんから、SXV-OffAxisを使ってみてはとのアドバイス。
た、確かに、筒が短いので、筒外焦点が伸びる。
たわみの影響も考えられるので、オフアキシスにすることで、ガイドの確実性も狙うことができる。
欠点としては、その場合、フィルターを入れる余地が無くなることであるが・・・。
カラーは、付け替えて、SXV-H9Cで取得?
ただ、やはり、先ずは、ガイド鏡システムで動作を確認したい。
フィルターワークを駆使して美しい銀河のカラー画像を得たいと思う。
ただ、カメラ重心がかなり下に来るのでやはり負担が大きいナァ・・。
軽量化できることからも、やはりSXV-guiderで使うべきかもしれない・・。


11/14
実撮像試験を実施した。
透明度最良の好条件下でのテスト撮像となってしまったのが少々残念であるが・・。
(作品を作った方が良かったかもしれない。)
ま、シンチレーションも悪かったし。(透明度10/10、シンチレーション3/10)

結果から言えば光軸は大幅に改善されており、それなりの手応えを得ることが出来た。
また、F4の明るさを改めて感じた。
解像力は悪シーイングといえどもやはり800mmクラスとは一線を画することが判った。
ただし、シーイングの差はあるが、ASC-11ほどの解像はしていない。
星像が△だった。光軸がやや上側にある?と思われる。

■取付方法
なお、今回、M48⇒M42リングを紛失したので、やむを得ず、SXV側にM42
メス-M42メスのTリングの一部を用いて、取付延長を行ってピントを出した。要改善。
位置的にするとオフアキを入れるのは少々苦しいかもしれない。
フィルタホィールを抜けば問題はないが・・。

■ピント
Motoフォーカサーが動作せず。電池切れ?
手動で、回折像を使って合焦した。
FWHMで合わせたものは、2.80~3.40のところで最良と思ったが、
回折像を見たら割れていた。
悪シーイング時であれば、FWHMよりも回折像で合わせた方が良いのかも
しれない。

■ガイド
FC-50にSXVGuiderを用いてガイド。ガイド結果は割と良好。
いくつかは流れていたが強風だったこともあるし、GMCを使うことで対
応はできるレベル。
時々大きく流れているのが気に入らないが・・。

■バランス
ガイド鏡側が重く、振られてしまう。要改善だが・・
ガイド鏡取付位置をもう少し中心に近い方に置くくらいだろうか。
穴開けをどこかで行う。

■星像
若干、おにぎり型。これをなんとかしないといけない。


11/15
光軸調整。
昨晩、多少ずれていた光軸をなんとかできないものかと、
KKのレーザで調整してみたのだが、残念ながら、余計にずれた、、
(泣)
主鏡だけではなく斜鏡かもしれないと、レーザを筒先から見たところ、
元位置は接眼部よりのところにレーザが落ちた。
これをイプシロン200と同様に外側に持って行ってみる・・。
多少はマシになったと思いたいが、どうも、星像は余計にくずれてきた
感じ。
ただ、コマが左端に出ていたので、光軸は右上にある。
こういった部分の調整が出来るようになると、実用化できそうだが・・。
主鏡が悪いのか斜鏡が悪いのか、判断が付かないのでそこが難しい。
どちらかを固定にしてしまえばそれで良いと思うのであるが・・。
主・斜ともどちらもずれやすいと思われるので、なかなか一筋縄ではい
かなさそうである。
ただ、手応えは得ている。
いろいろな用途に使えると思うので、どこかで本腰を入れたい。

星像をぴんぼけにして◎になるように調整を行おうと思ったが、
この際、主鏡を調整したが、どうも上手く行かず。
また、星像も△型のまま変わらないみたい?だった。

11/18
ロンキーさんと相談し、強化改造を依頼した。
まずは主鏡のサイズを測り、カサイの主鏡セルが使えるかどうか要確認。
急ぐわけではないが、、、どこで実用化を図りたいか考えておく必要がある。
持ち込みは、今のワゴンRなら不可能ではないと思う。

・主鏡径を測定し、カサイのセルが使えるか確認する。
・カサイ主鏡セルの購入
・ロンキーさんのところに持ち込み、改造依頼 

【2010年】 
2010/2/1 
やっと外径寸法を測定してみた。 
鏡筒内径約320mm 
ミラー外径307mm 

カサイの主鏡セルが、 

30cm用主鏡セル 
適合主鏡最大径 305mm 
適合主鏡最大厚 42mm 
適合鏡筒最小内径 355mm 
9点フローテーション 
取付ネジM4×6 
¥12,800 

ということで、ずいぶんとスペックが違う・・・。 
約3cmも外径を削る必要が出てきてしまうので、恐らく無理があるか 
もしれないが・・・ 
ロンキーさんに連絡を入れて確認してみること。 

光軸未調整のまま、組み立て。今後の展開は検討する。 


2010/2/4 
主鏡セル到着。早ッ。 
いろいろと書いておけばアドバイスいただけるかとも思ったのである 
が、それは無い様子。 
現品はロンキーさんに確認していただき、また強化改造を依頼する。 


2010/2/7 
ロンキーさんに、現品確認していただく。 
ちゃっちぃなぁというのが第一声。 
寸法的に外径寸法がかなり小さく、鏡筒にフィットするかどうかやや怪しい。 
できるかなぁとのこと・・・。 

近いうちに焼津を訪問し、一式を預けてきたい。 
斜鏡周りと、主鏡周りの改良をお願いする。筒については、仕方ない。 
たわみ防止の為に、鏡筒バンド幅を400mm長辺側に配置することで対応を検討する。 
但し、これはガイドにオフアキシスを使用できた場合、ということになる。 
現状ではフィルタホィールがなければSXV-OAGでピント来ると思われる。 
焼津訪問、2/13か2/20か?天気が悪ければ今週末にでも、と思っている。 
予定が空いてしまったことだし・・。 

2010/2/10現在 
とりあえず、焼津訪問の日程を調整。 
3月半ばになりそう。 
時間的に余裕が取れれば、、、と思うが、どうか? 
梅雨明け頃を目安に強化改造を行っていただこうと考えている。 

斜鏡の強化と主鏡セル換装をお願いする。 
また、合わせて、以下のリングの穴あけ・切削加工を依頼する。 

・タカハシM60⇒M42オス 内径切削(現在φ30mm程しかない)⇒3/13ス 
ミ 
・SXV2インチノーズピース 長さを半分くらいに切削⇒3/13スミ 
・SXV-M42ネジ 内径切削(やはりφ30mmくらいしかない)、長さを半 
分に⇒3/13スミ 
・ビクセンオフアキシス オフアキ固定ネジを増設、スリーブ止を追加 
し2点止とする。⇒3/13スミ 
・ビクセンオフアキシス  
 オフアキ側の固定が現在小さめのネジ2本。さらに2本追加してもら 
い強固にしたい。 
⇒これは確か前回、不可だったと記憶しているので、パスした。 

・その他 φ31.7mmスリーブ 2点固定とする。 
⇒VixenのM42→31.7アダプタを3点固定、M36.4→31.7アダプタの2つ 
を加工してもらった。 

化粧ネジ、φ4mm。タップ用の穴あけサイズは3.2mmか3.3mm 
バイス、自分が購入したボール盤に付属している筈⇒探してみること! 
物置だと思うが・・? 
自分でも加工してみたいと思う。 


2010/3/13 
ロンキーさん宅におライオン改造を依頼しに持ち込んだ。 
意外と、ワゴンRだと搭載しても余裕があることが分かった。 
遠征にも持ち出せそうではある。もっとも、持ち出すつもりはない 
が・・。 

主鏡セル周りと、斜鏡スパイダーの強化をお願いした。 


2010/3/20 
早速、主鏡セルを組み込んでくれたみたい。 
今後は、確認しながら進めていきたいとのことで、 
一度お伺いする必要があるが、こちらも予定が入ってる為、 
4月半ばになってしまうと思う⇒4/10?検討する。 

筒外焦点距離が短くなっても良いか?とのこと。 
余裕がある為、これはok。 
オフアキシスの線はこれで消えるがどのみち接続等を考えるとややむつ 
かしかった面もあるので、良いだろう。 
むしろ内側にピンが来ることで安定性が増す。 

2010/4/1 
や、なんとなく・・ですが、 
もし改造が上手くいって安定して撮影できるようになったら、 
Silver Bullet シルヴァ・バレットの名称を冠させようかと。 

2010/5/1 
いろいろと改装してもらった。 
主鏡セルは親子ネジでの光軸調整機構を取り入れた。 
ミラーはコルクを入れることで、アキシャル方向への回転も防止。 
ただし、あまりにもキツイので、ここで、圧迫している可能性も高いそうだ。 
撮影してみてダメだったら、外してみて、とのこと。
 
また、主鏡は後ろに出す予定であったができなかった。 
ただ、この点については個人的には余り心配していないのだが。 

接眼部、ギア固定のネジを紛失してしまっているので、ここも探さないといけない。 

斜鏡はロンキーさんがテンションかけてくれたおかげで多少マシになった。 
ただ、光軸調整時は相変わらずたわむ。 
また、スパイダーが直線にならばない為、スパイダーが2重になる可能性も高いとのこと。 
あれ?以前撮影した時はすっきりとしていたのだが。 

2010/5/12 
実戦テスト。 

子持ち銀河M51 オライオン30cm反射望遠鏡 ST8 冷却CCDカメラにて

ファインダー調整に手こずってしまったこともあり、カメラはST8を使うことになった。 
強風の為、はっきりとは言えないが、星像は割と早めの段階から崩れて 
いる。 
ST7MEで使うには問題なさそうではあるが・・・それだとほとんど意味 
が無いと思う。 
せめてSXV-H9であれば、とも思ったが,どうせなら、ST8300でトリミン 
グして画素数を確保する方向性で使ってみようかなとも思う。 
けられ覚悟であるので、フィルタホィールを使用して使ってみようかと 
思う。 
コマコレクターも最適位置の55mmになるようにスペーサを入れて対処さ 
せてみる。 

と、いったあたりで。
・・・つづく。
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コメント

No title

読んでいて、UTOさんの御苦労に、
並行して起こった色々な事を思い出していました。
最初のころ、結構ボヤいてらっしゃいましたもんね。
僕が最初に聞いて驚いたのは、「筒が撓みます」だったかな。

No title

> ふにゃ太郎さん、こんにちは。
この望遠鏡は本当に苦労の連続でした。でも、こうして履歴を残しておけば、同じような望遠鏡を検討している方の参考になる…と、いいなぁ(笑)

No title

結末を思うと涙なくして読めません!
残念すぎますっっ!

No title

結末を思うと涙なくして読めません!
残念すぎますっっ!

No title

すごいですねー、こうして見ると7年物おつきあいなんですね。こうやって履歴がしっかり残っているっていうのもすごいですね。確かにすごく参考になります。
目指せ30cmでTNK!?
実際CEM60-ECとか使えばできるのかもしれませんが、EM200でチャレンジしてみたいなぁ

No title

> ようかんさん、こんにちは~
いやー、形あるものはいつか壊れる・・ということで(´;ω;`)

No title

> 玄さん、こんばんわ~
一応、この頃から、トラブル履歴というか、アクションを残しておこうと思って始めたみたいです

30cmでTNK!ぜひ目指してください!!
hanaさんが紹介してくださったTeleskopの30cmも軽量でEM-200でいけそうです。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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