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CANPに行ってきました。

CANP2015に行ってきました!
CANPは今年で、21回目(!)だそうです。

初日は、寝不足、2日目は、若干、二日酔いで、ちょっとテンションローギアでしたが(夜の懇親会を除く 笑)、
ふにゃ太郎さん(遠いところからお疲れ様です)をはじめ、O大明神や、Mik先生、その他、多くの人たちと、いろいろなお話ができてとても楽しかったです。


展示されていたFSQ130ED  フジX-A1 デジタルカメラにてパチリ。

招待講演では、ALMA天文台への見学旅行記で、標高5000mの天文台を訪れるのは、かなり大変!何回もの健康診断をパスして、山頂まであがっても、高山病で下山せざるを得なかったり・・といった話でした。
やっぱり、高血圧だとだめだそうです。うーむ、ぼ、ボクも、体重落とさねば・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

hanaさんのNZ旅行記は、とても、楽しく、役立つ内容でまとめられていました。
特に、サソリ出現の話は、面白かったです。
機材の二重化は、とても、大事!というのが印象的でした。
アンタレス付近はさすがの美しさですが、やっぱり、個人的には大マゼラン星雲付近の分子雲の写真が好きです。
大気光に悩まされたり・・といった、話も多いに参考になった様です。
他のみなさんも、ぜひ、海外遠征失敗談などを、CANに投稿して、お互いに情報共有をしましょう!と、O大明神から提案も出ました。

よっちゃんの公演では、カラーアシスト法によって、高コントラスト・高彩度の両立が可能になった、ローカルコントラスト法の効果について、新星景写真の処理方法について解説がありました。
展示されていたプリントの中で、M78が特に素晴らしく(できれば、講演で使った作例の三ツ星付近が見たかったですが・・ ^^;)、見入ってしまいました。

そうそう、展示写真では、蒔TさんのM17も、透明感と色彩、解像力が素晴らしく、こちらも見入ってしまいました。


EdgeHD1400 カタディオプトリック望遠鏡と、海外の高分解能エンコーダ搭載型赤道儀で、4000mmを4分ノータッチガイドでいけるそうです。
このセットで移動撮影されているそうです。片付け時に、望遠鏡を下ろす時に、『おぉ~』と歓声が上がってました。

かわうそさんからは、鑑賞用天体写真の出口 ということで、すばる画像の画像を処理した手順、方針についての話がありました。
ものすごく膨大な画素数のデータで、ステライメージでは開けなかったとか。
高ダイナミックレンジのHDRモニタが台頭してくると、画像処理もまた、変わってくるのではないか・・
画像処理はどこまで許されるか、他の人でも、再現できる数学的な事だと思う。
海外の様に、日本でも、天文台画像の画像データを、アマチュア天文家が処理する流れを作っていきたい!
というのが印象に残りました。海外には、そういう専門の学部もあるのだとか。

比較明最前線では、アンセル・アダムスのゾーンシステムの説明があり、とても、興味深く聴講しました。
膨大な階調をプリントに、どう圧縮して表現していくのか、写真の永遠のテーマ。
ラチチュードの大小に関わらず、最終的なOutPutに対して、露出を考えて撮っている。
プリント時の覆い焼き⇒今でいう、マスクですよね。これは、昔からされてきた概念で、
マスクはいじっていい、作ってもいいと思う。なぜなら、そこに、意図が入るから。
写真は、何を狙って、何を見せるか。目的がズレてなければ、画像処理は一方通行だし、マスクは描いても良いと思う。
何を撮りたいのか、何を表現したいのか、ブレなければ、何をしても良いと思う。と、おっしゃっていたのが印象的でした。
実際の作例紹介で、各処理の意図、作品の表現意図をしっかりと説明して見せてくれたのも、とても勉強になりました。

自分の方は、光害地での撮影の苦労話みたいなのをさせて貰いました。
基本的には、MaxImDLでのAutoRemoveGradient、PixInSightでのDBEによるムラ補正の方法について、紹介しました。
こちらは、いずれ、まとめたファイルはどこかにアップしてお見せしたいと思います。

夜の懇親会では、いろいろな方とお話できて、とても楽しかったです。
なんだかんで、23時過ぎまで、1Fで話をして、その後、2時過ぎくらいまで、飲んで、天文談義でした。
む、、途中から、記憶が、あんまりない・・・(; ̄ー ̄川 アセアセ
翌日、hanaさんから、昨晩は、センサー談義で盛り上がってましたね。と、言われたのですが、うーん、、、そういえば、そんなことを言ったよぉな・・
いや、まじで最近、ヤヴァイです ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

翌日は、ステラショットについてアストロアーツさんから紹介がありました。
導入補正が、とにかく便利そう。
カメラパックは、順次、販売されていくそうですが、
Eye-fi等で、PCに画像を飛ばせば、それを拾って、導入補正だけでもできるように、監視フォルダみたいなのを作ってもらえると、非対応のカメラでも、恩恵に預かれるし、冷却CCDカメラでも、使えると思うので、要望してみました。

ダイイチからは、タイムラプスムービー用の機材の紹介がありました。
タイムラプス動画は、動きがあるからか、凄く立体的に見えて、面白いですねー。
FSQ130EDについての紹介もあり、温度順応に2時間かかる、温度変化にシビアーですよ、というお話が印象深かったです。
あとで、ふにゃ太郎さんと、ウチのTOA150も2時間くらいかかりますよ。Mikさんの屈折望遠鏡の方は、ファンでガンガンに冷やしてくれるので、1時間くらいで、済むよ、など、休憩時間にも、望遠鏡話題で盛り上がりました。

D810aの紹介では、メーカならでは付加価値、より快適な撮影ができるように、工夫したとのことで、M*(エム・スター)モードの追加で、限られた開発予算の中で、機能を盛り込んだそうです。
例えば、通常のMモードでは、15秒に設定すると、16秒露出となるそうですが、M*モードでは、実時間制御させる、露出プレビューモードでは、M*モードでは、ゲインアップすることで、見やすくしている、電子先幕シャッターで、ブレ防止を使いやすくしてある、等、かなりの機能追加が行われているそうです。

また、輝星のゴーストも考慮したフィルター設計を行っており、馬頭星雲付近を撮影しても、ゴーストが出ていない写真を紹介していました。
ダークノイズも少ない為、ダークも、フラットも補正しなくても、見られる写真が撮れる(ミラーボックスによるけられはありますが、それでも、DX機より広い視野は確保できる)
Captuer-NXには、アストロノイズリダクションがあり、輝点ノイズ除去もできるとの事でした。

天文用デジタル一眼レフカメラですが、通常の一般撮影でも、ほぼ問題なく、撮れるが、品質保証の方から、これはNikonとしては、注釈を加えないと出せない、ということで、当初は、一般写真は撮れないといった表記だったとか。
開発話もとても、面白かったです。


S田さんからは、太陽観測機材についての話がありました。

光球と彩層の違いの説明から、実際の減光方法、口径15cmまでなら、ハーシェルプリズムを使う、それ以上だと、バーダーのAstroSolorSaftyFilmを使う、等の具体的な話や、カメラは、イメージングソースのDMK CCDビデオカメラや、Celestronのスカイリス、ピントが出ない時に、QHY5L-Ⅱ CMOSビデオカメラを使っているということでした。CMOSの方が、若干ノイズが多いが、ピントが出ないことには仕方ない・・という様なニュアンスの話をぽつりと話されていたのが、個人的にはちょっと印象的 ^^;
太陽望遠鏡は、ばらつきが大きいという話があったので、飛騨天文台で実測してみた話もなかなかに興味深かったです。
デジカメでのHα太陽面の撮影方法で、もし、カラーフィルタ特性で、G,Bに若干のリーク感度があれば、露出を思い切って伸ばすと、周囲のプロミネンスと、太陽面を撮るのに、都合が良いというのはとても参考になりました(ボクが撮る時は、やっぱり、どうしても液晶が見やすいフジのデジタルカメラ X-E1になってしまうので)

ベランダGPDさんの発表では、ベランダから、一生懸命撮影して、天の川を美しく捉えた話と作例がとても興味深かったです。
その後、転勤で、高知の美しい星空の下で撮影して、再び、東京に戻ってきたのですが、やはり美しい星空で撮るのが一番!遠征にでかけましょう!!というお話でした。
また、現在は、工場夜景写真も撮られているのですが、これまで培ってきた天体画像処理のノウハウが、ここでも、大いに役立っているとのこと。

来年の委員長は、たかはし@へろへろさんに決まり、来年は京都付近での開催になりそうです。

実行委員のみなさん、お疲れ様でした。
とても、充実していて、あっという間に時間が過ぎた2日間でした。
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コメント

No title

お疲れ様でした。光害地で撮影している身としてはUtoさんの発表はすごく共感がもて、このように説明すると良いのだなぁと凄く参考になりました。
今回のCANPは本当に面白かったでし、いろんな話もできて、私もすごく楽しむことができました。

No title

お疲れさまでした。
講演も好評だったようで良かったですね。

No title

UTOさんお疲れ様でした。
光害地での撮影は私も同じ状況なので凄く参考になりました。同じくベランダGPDさんも凄いですね。
UTOさん家と同じくらいの光害地かと思っていましたが、私の方が暗そうです。

No title

UTOさん、CANPでの講演お疲れ様でした。
ブログでは中々見れない住宅の立地環境など光害地で撮っている私も大変共感出来る内容で参考に成りました。
夜間の部は楽しかったですねぇ~星屋最大のオフ会万歳\(^-^)/
ふにぁ太郎さんにご挨拶出来なかったのが心残りでした。。。

No title

CANPお疲れ様でした~。
一枚目のスライドでがっちりを聴衆の心をつかんでいましたね、ああいった公園の入り方はとても良かったです。私はちと詰め込みすぎましたね。。。

中々ご機嫌でセンサーについて滔々と語っておられましたが、記憶があいまいでしたか。私も人のことは言えませんが、飲みすぎ注意ですね!

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UTOさん、講演わかりやすくて光害地ならではの技は参考になりました。
我が家より悪い環境で実はびっくりしています。
初日で疲れましたが、翌朝あ参加できなくなり、2日目の内容がなんとなくわかりました。

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いやー、今年のCANPも濃ゆ~い感じですね。可能なら行きたかった所ですが、さすがに関東だとちょっと…来年は京都近辺ですが、これはぜひ行きたいところです。せめてフラットぐらいは覚えねば~(^^;

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> いーぐるさん、こんばんわ。
講演の方、少しでも役立てたら幸いです。
今年はDVDは作らないのかなぁー・・作成した資料はHPの方で公開しようとは思ってますが、すでにブログネタで書いた内容でもありますね。実演というところは大きいと思ってますが・・・。

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> GENTAヽ(^o^)丿さん、こんばんわ。
いろいろな人達とお話できてとても楽しかったです。
特に九州の方々とは2年前もお話して楽しんだ記憶がありますが、今年も焼酎いただいて、楽しかったデス。
講演の方は、hanaさんを始め、みなさん、素晴らしくて、正直、緊張しておりましたが・・まぁ、なんとかなったかなぁー・・(; ̄ー ̄川 アセアセ

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> のんたさん、こんばんわ。
いやー、ウチはかなり明るいですよー。
それでも、なんとかなるのはやっぱり冷却CCDカメラのおかげ!?
ベランダGPDさんの方もいろいろと都会地で頑張られてまして、あの作品には脱帽です。
ボクが避けているフルサイズでの撮影であそこまで見事に描き出すとは・・!!
ベランダGPDさんとは夜の部で話をしたのですが、彼には彼の経験があり、ボクの感触とは違ってましたが、それだけ、町中撮影の奥も深いということだと思います。
ぜひ、のんたさんの新兵器で新たな地平を切り拓いてください!

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> おっちゃんさん、こんばんわ。
声をかけて頂いて嬉しかったです!
光害地でも、楽しめる余地があるよ、というのが伝わってくれれば、嬉しいです。
夜の部は、ほんっとに楽しかったですね。
ボクも、ふにゃ太郎さんやhanaさん、T-Fixさん、g-logさん達とあまりお話できなかったのはちょっと残念でしたが、でも、楽しかったナ~。

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> hanaさん、こんばんわ~
いやいや、hanaさんの講演はストーリーもしっかりしていて(オチ有り)、かつ役立つ内容でとても良かったです!
ボクの方は、数年前に詰め込み過ぎて失敗した経験がありましたので、結局、初期プロットの半分で、CMOSビデオカメラについては、バッサリ切り捨てました。

夜の部・・うーん、近江商人さんと、会話したのは覚えているのですが、その後はすーっかり、記憶が抜け落ちてマス・・。
確かに滔々と話した記憶はあるんですけど、肝心の話た内容について、記憶が曖昧。まぁ、あんまり変な事は言ってないと思うんですけどねー(CMOSについて話した記憶はあるんですが・・)
最近、こういう事が多くって。注意せねば・・ですね~(; ̄ー ̄川 アセアセ

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> NGCさん、こんばんわ。
声をかけていただき、とても嬉しかったです。ウチのNFD328が使い物になるようになったのも、全てはNGCさんのおかげです。
ホテルの鍵を貰う前だったのもあって、お礼を言えず失礼しましたが、本当に感謝しております。
お忙しい中のご参加、お疲れ様でした。
2日目もステラショット、D810A、ベランダGPDさんの奮戦記など、面白い内容が目白押しでした。

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> 玄さん、こんばんわ。
相変わらず?濃い~雰囲気は相変わらずです。
アルコール度数も濃い~?
来年は京都、奈良、大阪あたりで、検討するとのことですので、ぜひ、いらしてください。
と、言っても、ボクの方はちっと(かなり)参加できなさそうですがー・・・
関東方面なら、両親に孫の顔を見せる!という言い分がたちますが・・京都方面はちっと無理っぽいなぁ・・(TдT)

No title

遅ればせながら、CANPお疲れ様でした。
今回は娘と娘の友人(男性!)との会食がセッティングされていて
夜の部に参加出来なかったのが残念でした。
しかし、毎年の事ながら皆さんの生のお話を聞いたり
新しい機材を実物で見たりすると元気が出ます。
福永さんのフルアーマータイプ(爆)の移動用機材は圧巻でしたね!!

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> ふにゃ太郎さん、こんにちは~
久しぶりにお会いできて嬉しかったです。夜の部も盛り上がりましたが、ご息女の会合があったからこそのCANP参加だったと思いますから、感謝しないといけないかもしれませんね~!

あの重装型は凄かったですね!物凄い破壊力がありそうです。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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