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星ナビ11月号入選!

星ナビ11月号に入選させて貰いました。
自信作だっただけに、ちょっと嬉しい♪
今年は、自信作でも落選した子持ち銀河という例もあるだけあって、ちょっと不安でしたが・・
無事、天文雑誌に入選してくれてちょっとほっとしました。
星ナビ入選作 惑星状星雲M27 オライオン30cmF4 反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

先月に、ミラーレス一眼 デジタルカメラのX-E1でも同じ対象で入選させていただいたので、ちょっと分が悪いかなぁ・・・と思ってましたが、なんとか採用させていただき、ラッキーでした。
先月採用のものも、フィルターワークを駆使して、赤外カット改造デジタル一眼レフほどではないものの、デジタルカメラとしては結構、限界まで追求したという自負はあります。
ですが、モノクロ冷却CCDカメラであれば、さらに特徴的な表現を望める、というのをご理解していただければ幸いです。

今回は、RGB画像の他、HeⅡ、OⅢ、Hαによる6色分解合成画像で仕上げました。
ただ、HeⅡは、星ナビ誌ではR画像に使われたと書かれてますが、実際にはB画像なんですけどね・・・(;゚Д゚)
うーん、そういや、フィルター毎の露出時間と枚数は書いた覚えがありますが、どのフィルターをどの色に割り当てたかは書いてないかも・・・(;゚Д゚)
まぁ、いっか(^^ゞ

モノクロからカラー写真を作るには、赤・青・緑の3枚のフィルター(デジタルカメラのベイヤーだと4画素でRGGBでフィルタかかってますよね)を通せば良いのですが、プリンタと同じで、多色の方が表現力があがったりします。
LRGB合成法がその最たるところだと思います。

星雲の中心の星から、ガスが放出されている様子が伺えると思います。
爆発まではいかないのですが、太陽のような質量の小さい星は死の間際にガスを放出して、こういった星雲を形づくってゆっくりとした死を迎えることになります。
もっとも、太陽がそうなるのは、50億年もの先のお話で、昔はその前に地球は太陽に飲み込まれてしまうと言われていましたが、最近の研究では、重力のバランスで弾き飛ばされてしまうのだとか・・。

本音でいえば、若干、消化不良です。
RGB画像の枚数も足りないですし、Hα画像も本当に良い画像データは半分の22枚程度でした。でも、それだとDeconvolutionには枚数が足らず、またこの夏の悪天候で、なかなか晴れず・・・
やむなく、撮影した画像を全て使ってます。
でも、普段はなかなか悪シーイングで気がつかないのですが、やはり好シーイングだと、オライオンのガイドエラーだとか、気温変化によるピント移動によるピンぼけが非常に気になりました。
そういった面では、さらなる高解像画像を同じシステムで得られる余地はある、ということでもありますが・・・
でも、まぁ、出来上がった写真には満足しております。
レタッチ色が強いので、天体観測的には価値はないでしょうが・・・

天文ガイドには2作品送ってました。
NGC6888 クレセント星雲 ε200 アストログラフ望遠鏡 ST10XME冷却CCDカメラ

こちらは、LRGBに加え、OⅢ、Hαのフィルターを加えた、やはり6色分解合成画像です。
皆さんの素晴らしい散光星雲群の前にゲキチンでした ٩(′д‵)۶
うーん、、ε200アストログラフ 望遠鏡+ST10XME冷却CCdカメラの組み合わせは、今年は5回ほど、応募はしているのですが・・・
画像処理の問題もあるのかもしれませんが、全てゲキチンでした・・・ヽ(`Д´#)ノ
いかな超高感度といえども、やはり300万画素・・。
画素数が足りない反面、今回はディテール描写に重点おいて頑張ってはみたんですけど・・・ダメでした (´;ω;`)

渦巻銀河NGC7217 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

天文ガイドにはもう1点送ってました。
ペガサス座にある小さな銀河ですが、シーイングにも恵まれ、ディテールを描出することが出来ました。
でも、sora-canさんの見事な作品の前にゲキチン・・・。
ディテール描写は画像からは十分なのですが、プリントではどうだった?
もう少しトリミングして送った方が正解だったかもです。
とはいえ、それでも、sora-canさんの作品には敵わなかっただろうなぁーとも思います。
柔らかい描写でいて、ディテール豊富。透明感のある、素晴らしい作品でした。完敗です。

今回は、中部天体写真同好会のメンバーの活躍が目立ちました。
階調のnaokiさんはプライベート天文台で、天文ガイドに記事が載ってます!
惑星写真の名手、I上さんも星ナビGalleryに入選されていました。
よっちゃんも中天ですしねー!
星ナビ広場には、たそがれ、で、Kawaiさんが採用されていました。

中天ではないですが、ミュートンさんも、星ナビに掲載されておりました。
どこかは・・・見てみてちょ (^^ゞ
プライベート天文台も、もう1人は、浜松スペースハンタークラブの方でした。
こちらは、直接、存じ上げているわけではありませんが・・(いや、まぁ、一度はお会いしたことはあったかもですが・・浜松天文台の手伝いも、あべしの時は良く行っていたし ^^;)

いずれにしても、周りの方々が頑張っているといい刺激を受けますね。
また頑張るぞー!
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コメント

No title

おはようございます!
まーちゃるです。

入選おめでとうございます!

普段よく見るM27ですが、周りに広がる淡いガス部の形や色まで詳細に表現されている今回の作品には感銘を受けました。

こんな風にガスが広がっているんだなぁと。
普段自分で撮った写真には全く写らないので(笑)

いつかは僕もこのような作品が仕上げられるように頑張ろう!と思いました!

No title

毎度ながら入選おめでとうございます。
フィルターワークを駆使してUTOさんの面目躍如の傑作とお見受けしました。
天ガ落選の銀河も素晴らしいです。なんで落選ですかね?

No title

改めて星ナビ掲載おめでとうございます。
このビラビラは密かに伊豆天城で狙ってみたいと思っていましたが、今年は無理でした。UTOさんが撮ったのを見て、やられたー と思いました。
しかし、こんなに上手く処理できるか自信がありませんが‥
残念ながら落選してしまった作品も解像度が良く出ていますね。
遠州も、そろそろ晴れが続く時期に入ります。皆さんの頑張りについて行けるようにしたいです。

No title

UTOさんこんにちは。星ナビご入選おめでとうございます^^
これは今まで見たこと無いようなM27で素晴らしいです。いかにもガスがゆっくりと拡がっていくような感じがしますね。
しかし天文ガイド..この二作品で落選とはレベル高すぎです^^;

No title

星ナビ入選おめでとうございます。
デジ一眼の画像も見事ですが、冷却CCDでのRGB+HeⅡ・OⅢ・Hαの6色分解合成画像はレベルの違いを感じる迫力満点です。
HeⅡ・OⅢ・Hα、それぞれ単独の画像は、どこかにアップされていますか?
UTOさんは多種のフィルターを駆使した星雲の撮影の第一人者でしょう。これからも素晴らし画像を楽しみにしています。

No title

星ナビ入選おめでとうございます。
素晴らしくインパクトのある画像で本屋で暫し動けませんでした^^;
色表現も特徴的でしたが、このガスの広がりは見たことが無かったので。これを写し出したところは実に見事だと思いました。
30cmF4の威力とUTOさんの撮影&処理技術の融合による傑作ですね!

No title

ナイショさん、こんばんわ~
アイデアがまとまったら・・と、いうか、多分、実際に使ってから、再考してみますね (^^ゞ
あったら一部では便利かもしれないけれど、でも、あっても、本当に使う?という程度の内容だったので・・(; ̄ー ̄A アセアセ・

遠征にいけるようになったら、GENTAさんにシャッター基盤をお願いしないといけないなぁ・・。

No title

> sora-canさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます&1P掲載おめでとうございます!
やさしい銀河表現で、すごく惹かれました。
遠征だと時間も限られてしまいますが、ニワトリだと視界も狭いのもあって、昨年・今年とじっくりと狙うことが増えてきました。
NGC7217は、淡い腕が広がっていると、過去作から思い込んでいたのですが、どうもフラット補正誤差による幻影だったようです、、、うーん、こんな写るならNGC891か7331を撮っておけばよかったかも・・。でも、結構、この天体も面白いですよね。

No title

> まーちゃるさん、こんばんわ~
どうもありがとうございます。
こうしてみると、ホント、中心星から、ガスが広がっている様子が判りますよね。

フィルターワーク(ネビュラフィルタ)を行うことで、改造デジカメなら、撮ることが出来ると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
お互い、頑張りましょー!(^◇^)

No title

> ぴんたんさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます&入選おめでとうございます。
選者もベタ褒めでしたねー。確かに配色が抜群で素晴らしいです。
特定色域の指定で処理されているのかと思ってましたが、とてもあそこまで表現しきれないッス・・。また機会があればぜひいろいろと教えて頂けると幸いです。
銀河は、やっぱり今回は、sora-canさんの作品が秀逸でしたからね。やむなしかなーと。

No title

> GENTAヽ(^o^)丿さん、こんばんわ。
伊豆天城の主砲なら、もっと凄いのが写せると思うので、ぜひ狙ってみてください。
そろそろ、遠州も晴れの季節ですね!この3連休はダメそうですが、期待しましょう。

No title

入選おめでとうございます。
見た瞬間に「おぉっ!」って声が出ちゃいました。この表現力に脱帽です。
渦巻き銀河も美しい色合いで写欲をそそりますねぇ、私も撮りたくなりました。もう少しで帰国できそうです。帰ったら思う存分望遠鏡に貼り付きたいと思います。

No title

> blueberryさん,こんばんわ。
どうもありがとうございます。
ガスが中心から出ている様子がなんとなく判りますよね!
もう少し強調処理を勉強すると、もっとその雰囲気が出せるかも・・。時間があるときに、もう少し詰めてみたいです。
天文ガイド、NGC6888はちょっと処理が雑だった面もありますが、でも、純粋にみなさんの素晴らしい力作の前にゲキチン。
ちょっと中途半端だったかもしれませんね(SAO合成でもなく、LRGB合成でもなく・・)構造描写の特徴は出したつもりですが、、、
NGC7217の方は、銀河の季節ではないので、枠が少ないのは仕方ないですね。

No title

> ヨネヤンさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます。
単色画像はまだUpしてないのですが、結構、単色で見ると構造が面白いです。
他にもSⅡでも撮影はしてあるので、またキャッツアイみたいに処理して紹介しますね。

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> RUKUさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます&入選おめでとうございます!
透明感が素晴らしい作品でしたねー!
そこまで仰って頂き、光栄です。
オライオン30cm、不安定な機材ですけど、宇宙を感じさせてくれる映像を見せてくれるので、気に入ってます!
RUKUさんを始め、みなさんの様な完成度が高い作品を得ようとすると、やっぱりイプシロンの方がいいのですが、こちらはこちらで、なかなかムツカシイ・・。

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> g-logさん、こんばんわ。
海外出張、お疲れ様です。
そろそろお天気の方も良くなってくると思うので、帰国されたら、撮影三昧ですね!!

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UTOさん11月号入選おめでとうございます。
周囲のガスもはっきり写った素晴らしいM27ですね。ナローバンドフィルターを使わせても天下一品ですね。
僕も自宅用にナローバンド欲しいのですが、半値幅などどう選んで良いのかこんど教えて下さい。

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> のんたさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます。
もともと、専門学部と仕事柄、フィルターワークは得意なんですよ。
Hαフィルタが月夜でも撮影できるキラーアプリになると踏んで国内で最初に実践したのは自分だと思います。成果は、CANのM木さんが出されたのですが・・。当時の実力では仕方ないですね。
ボク自身も初入選を果たしたのはHαフィルタを使った作品でしたので感慨深いです。もう14年も前ですが・・

さて、フィルターですが、CANPでも話ましたが、ご自宅・月夜でも撮影するなら、7nm前後が使いやすいです。
10nmだとHαはともかくとして、OⅢは月明かりの影響受けます。
Hαは手持ちでは15nmの光映舎のものでも月夜・自宅でも大丈夫です。

闇夜の遠征先でも戦果を上げたいなら、バーダーの30nmモノがBestで、これはRフィルタの変わりとしても使えます。
ただ、R64+IRCが半値幅50nm程度と考えると、大枚はたいて買うほどの利点があるかどうか・・ですね。

No title

またまた 星ナビ入選おめでとうございます
昨日ようやく購入してきました

お星さまの最後の姿ですね~
とても綺麗ですね
それよりもお風邪の具合はいかがですか?
季節の変わり目 急に冷え込んだりしたからでしょうか?
どうぞお大事になさってくださいね

No title

> いちゅぬぬさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
こうしてみると、本当に、ガスが中心星から放出されてるんだなぁ・・と感じますね。
風邪も治ってきつつはありますが、タチが悪い様で、まだちょっと娘も自分も調子が悪いです。
ご心配ありがとうございます!

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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