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オライオン第6次改修計画

今、手元にある機材は、なんだかんだで、どれも愛着のある望遠鏡です。
NFD300mmF2.8Lは彗星撮影には無くてはならない高性能望遠レンズですし、DeepStriler ASC-11は、口径こそオライオンに譲るものの、焦点距離の面と安定度では、上で、フラグシップと呼ぶに相応しい性能があります。

気に入っている機材だからこそ、そのパフォーマンスを極限まで引き出せる様に、みなさん、工夫されていることと思います。
最近だと、エムティさんのFSQ106EDのバックフォーカス調整に、とても感銘を受けました。
GENTAさんが以前に苦労されていた結果から、バックフォーカスだとピンときたので、ブログにコメントを入れたのですが、まさか、実際に調整されるとは・・思ってませんでした(失礼 m(_ _)m )
でも、それだけFSQに惚れ込んでいるんだなぁ・・というのが伝わってきましたヨ。
お見事です!!

それに刺激を受けて、ボクも、オライオンの6次改修計画に着手することにしました。
第5次改修計画、ミラー換装後、やはり、重量増となったせいか、これまで、良好だったバランスが、崩れてしまいました。
具体的にはファインダー側が重い・・・。
そこで、ファインダーを5cm⇒3cmファインダーに換装することにしました。
とはいえ、オライオン30cmの台座、Vixen互換かと思いきや、そうではないんですよ。
そのままでは、ファインダーが入りません・・・
そこで、台座を交換、となるわけですが、これまたネジ径が若干ですが、違っている為、筐体の穴を広げるしかありませんでした。

オライオン第6次改修計画 ファインダー換装 オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラにてぱちり。

オライオンの筐体は1mm厚のジェラルミン、とのことですが、ヤスリで削るとあっさり穴が広がりました。
おかげで、さほど苦労することもなく、ファインダーは取り付け完了(`・ω・´)ゞ

次に、光軸調整したら、斜鏡スパイダーの角度が違ってしまった方もなんとかしたいと思います。
もともと空いていたスパイダーの穴位置だと、若干、角度があってないのが原因か・・・?
うーん、全体的に斜鏡セルごとねじってやれば、改善するかもしれないのですが・・。ここまで光軸を合わせたものを全くご破産にしてしまうのはちとキビシイ・・
強度は弱くなってしまいますが、スパイダーの取り付け分の穴を少し広げてあげれば対処できそう・・?

スパイダーの加工。 オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラにてぱちり。

スパイダーの取り付け分のネジを長穴にし、さらに筐体側にも手を加えました。
とりあえず、反対側のスパイダーも少し加工が必要そうですが、結果を見てから判断することにします。
⇒本日、雲は多いですが、晴れ間があるので、少し撮らせたところ、どうやら、考え方に問題はなかったようで、回折割れの問題は軽減していました。
反対側も、多少、長穴にすることで、ちゃんとなりそう。
とはいえ、やっぱり、本当は、斜鏡セル自体を少しひねって、斜鏡の回転で合わせた方が強度的には正解だったかなー・・。←よくよく考えてみたら、前回、そうしようとしてダメだったのでした・・。
何はともあれ、改善したのは純粋に嬉しいです。

余談。
下町ロケット見ながら書いてますけど、面白いッスね。

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コメント

No title

なんだか国の補正予算案みたいなタイトルになっちゃいましたね。
UTOさんがオライオンを入手された時には、いいなあと羨む反面、筒の薄さや接眼部の弱さ等できっと苦労されるだろうなとは思いました。その苦労を乗り越えた上でのここのところの成果ですから、流石だなあと感心しておりましたが、更に改造6ステップ目なんですね。鋭像期待しております。

そうそう、ST8300カメラの乾燥剤ですが、物は試しとお菓子用の薄いカード型乾燥剤を入れたところ、非常に良好です。ハサミで切れますので大きさは変えられますし、北海道のNamさんにも送ったのですがい感じで使ってらっしゃいます。ST8300もST10も使えると思います。良ければ送りますよ~(o^^o)

No title

> ふにゃ太郎さん、こんばんわ。
親分から譲って貰ったのが2007年の今頃だったと思いましたので、もう、8年も昔になってしまいましたね。
未だに使いこなせてるとは言えない筒ですが、しかし、口径の暴力もあって(^^ゞ、宇宙を感じる映像を見せてくれてます。

おぉ、それは良さそうですね!!
できれば送って頂けると嬉しいなぁ。
すみません、お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

No title

着実に進歩させてますね。見習って私も月の有る内にC14の光軸調整を追い込んでおかなければいけないですね。FSQではアドバイスありがとうございます。こういった中焦点くらいだったら数キロ先の地上の明かりと干渉縞で追い込めることが判りましたが超焦点は実星を使わないと追い込め無いのがやっかいですね。山へ遠征できない季節がもうすぐきますのでその前になんとかしておきたいと思います(撮れないのに調整だけのために行くのが億劫で先延ばしにしてました)。utoさんを見習ってがんばります。

No title

斜鏡の結露防止ってどうしてます? 自宅撮影(ニワ撮り)なら問題無いのかな。
遠征だと斜鏡が結露して困ってます。フード/ヒータ/乾燥空気…どんな対策が効果的かな?

No title

> gqm*****さん、こんばんわ。
C14もぜひ、調整を試みてください。FSQの調整はお見事でした。
ボクの方は、7割方性能が出せればヨシとしてしまうので、なかなか追い詰めるということをやってないのですが、でも、オライオンは7割に満たない性能で使ってるのでちょっくらなんとかしよう・・というところです (^^ゞ
フルサイズで完璧な性能を出したエムティさんなら、C14+1インチはすぐに調整されると思いますよー!

お互い、楽しみながら、がんばりましょう!

No title

> kob**995さん、こんばんわ。
仰る通り、ニワトリならほとんどの場合、問題なし、です。
フードはアクリルで巻いたこともありましたが、光害地だからかもしれませんが、内面反射の違いが生じて、NGでした。
ヒーターは自ら気流を乱すことになるので、やはり乾燥空気でしょうか。
ボクも天竜の森に遠征した時は参りましたが、ドライヤーを定期的に吹かせるのも一手かもしれません。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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