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小宇宙 M77

寒くなってきましたねぇ・・
我が家でも、電気毛布とこたつの準備をしました。
まぁ、まだ電気は入れないんですけど、こたつは電気を入れないくらいでちょうど良いです。

さて・・。
くじら座にある小さな銀河(小宇宙)M77を撮ってみました。
長らく撮りたいと思っていた天体ですが、なかなかチャンスがなく、前回撮影時は2010年かな(まぁ、昨年、やっぱりテストで狙ってはいましたが・・ ^^;)
天体写真も自然相手の趣味ですから、どうしても、過去撮った天体となると、5年、10年のスパンが空いてしまいますね・・(;゚Д゚)
セイファート銀河M77 ASC-11 アドバンストシュミットカセグレン望遠鏡 ST10XME 冷却CCDカメラ SXV-AO 1.4Hz(0.5秒設定)にて、追尾撮影。

天文学的には、活動銀河核を持つ、セイファート銀河として有名な天体です。
その為、中心部は非常に明るく、さすがに、双眼鏡では無理ですが、首都圏の光害の中でも、13cm反射望遠鏡で眼視的に確認できた貴重な小宇宙です。
もっとも、眼視では、小さな丸い光斑に過ぎません(大口径ドブソニアン望遠鏡なら・・?)
渦巻構造などはやはり写真で撮って、初めてわかるかと思います。
もっとも、デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼デジタルカメラではちょっと難しい被写体かもしれません。
と、いうのも周辺の淡い部分と、ハイライトの中心核の輝度差が大きいからです。
ゲイン(利得=電子的な増幅)が高めに設定されているデジタルカメラはちょっと難物な気がします。

ちょっと地味な天体だった気もしますが、SXV-AOの威力もあり、構造描写はできたと思っています。
淡い部分は、実効F値が暗めなシュミカセ(2000年以降のものは補正板にもUHTCコーティングで透過率がUpしているとは思いますが・・)ですので、こんなものかなぁーとも思ったりはしますが・・・
でも、やっぱ、AOはいいですね。

ガイドカメラにSXV-H9Cカラーカメラを使っている関係で、カラーカメラの感度などの問題もあると思いますので、LodeStarX2あたりを使うともっと気楽に撮影できるのかも・・(;゚Д゚)
UltraStarも気になりますが、まぁ、あれも、2/3インチなので、ちょっとTOAGの小さなプリズムではカバーできませんから・・
素直にLodeStarX2がほしいなぁーとおもったり、思わなかったり・・
とはいえ。
我に余剰金力無し!現有戦力を持って部署を死守し、武人としての職責を全うせよ!
という感じかなぁー・・
いやね、オライオン30cmやSXVR-H694みたいに手応えがあれば、そこに出費は惜しむべきではないと思うんですよ。
ただ、ASC-11と相性が良いのは、やっぱり、どちらかといえば、ラージフォーマット、高感度系・・・理想で言えば、STX-6303Eとか、かなぁー・・という気がしてならないんですよね。
1インチ系で追求する機材ではないという気がしています。
もう少し広いフォーマットがほしい・・・。
じゃあ、ST8300は?
感度が足りないですよね。センササイズはいいのですけど。
むしろ、9ミクロンピッチフルサイズのSTL-11kあたりとはベストマッチなのですが・・
レデュースして、F6.5と、同等程度まで落としても、実効F値がMT160(F6.3)より1段は暗いので、悩ましいところだったりします。
ベストな組み合わせって・・・デジタルカメラならα7Sか、α7あたりが落とし所?
α7RⅡだと画素ピッチ的に苦しいとはおもいますが、でも、C11+デジカメは、なすはちさんが凄いM51撮っていて感心したんだよね・・・ってのが、もう5年ないし6年か?前のCANPだったり・・。
ようやく、そこに辿り着いてきたとゆー・・・(^^ゞ
もちろん、過去にも良い作品を得てきた機材ではあるのですが・・・・
EggNebula 星ナビ 2007年11月号 入選作 ASC-11 ST7Custom冷却CCDカメラ

FWHM=1.8とイプシロン並にシャープな星像を得られたのが印象的でした。やはり夏場のシーイングは一味違う・・!
と、同時にカメラの画素ピッチと光学系のF値、さらにはセンサ側の感度・・などなど、全てがベストな画像を得られる条件に合致した結果だと思っています。

やはり、望遠鏡(F値、焦点距離)とカメラ(画素ピッチ・感度)をないがしろにしてはダメだなぁーと感じています。
そうするとASC-11に組み合わせるカメラは何が理想か。当然理解はしてます。おまけに今はいいカメラがありますが・・・
まぁ、なかなか、そこまで手が出せないなぁー (;゚Д゚)

まずは、手持ち機材で、実力値を推し図りつつ、軍拡を検討、というところかなぁ・・
今のままだと使い勝手が、イマイチよろしくないので、まずはガイドカメラ周りから構築していきたいところですが、数年越しのプランになるかな、と思ってマス (^^ゞ
まぁ、いつものことですが、ぼちぼちと・・と、いったところです (; ̄ー ̄A アセアセ・
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コメント

No title

くっそぉ~、なんなんだ、この解像度は!!
UTOさん、実はマウスで描いてません

セイファート凄いです。驚きました。

No title

> タキさん、こんばんわ。
M77は、今一歩、ピンとこなかった面がありましたが、そう仰って頂けて嬉しいです。
ちょっと被写体が地味でしたね。
でも、もう少し使い込んでからになりますが、いい作品を撮れる様に頑張りたいなぁーと思ってます。

25cm級の使いやすさで30cm級の性能を!? (^^ゞ
なんというか、28cm。ちょっとおもしろい口径ですよねー。

No title

M77いい感じですね。解像度も高くて光学系の優秀さがわかりますね。f6.7で2000mm弱ならST10XMEが一番幸せになれるかもしれません。6.8μのピクセルサイズも超高感度を考えればカバーできるかと。欲を言えばこの倍のフォーマットがあれば銀河を撮るにはベストなんですがね。

No title

> s43**001さん、こんばんわ~
GSO等の安価なRC鏡が出る前に入手したのですが、当時としては、性能はかなりのものだったと思います。
残念ながら、シュミカセの悪癖を完全には払拭できてないので、ミラーシフトによる主鏡の傾きによるフラットのミスマッチとか、ピンぼけとか光軸不良とか・・もう一歩な点はありますが、、、
焦点距離は、過去の画像と比率計算してみたら、1883mmといったところでした。仰る通りのF6.7!ビンゴです!(◎-◎;)!!
組み合わせとしては、ほんと、ベストマッチ!!といった感じです。お貸し頂きましてありがとうございます!!
この感度を維持して倍サイズ(あ、できればブルーミングは無しで ^^;)だと複数の銀河も収められて最高ですね!!

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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