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遠天例会!

今日は遠州天体写真愛好会の例会でした。
最近、遠天は、新たに入会した方も増え、またMLの方もN中さんがいろいろと活発に投稿してくれて、いい感じです。
やはり、周りが頑張っていると、モチベーションも上がってきますしね!


遠天例会の様子 フジ X-A1 デジタルカメラ XC16-50mmにてパチリ

今回は、I先生がプロジェクターを持ってきてくださり、画像処理勉強会でした。
それまでは、GENTAさんが持ってきた天文ガイドを見ながら雑談。
Y田さんのフィルム作品の見事さについて、話したりしてました。

とりあえず、僕の方は、要望があった、MaxImDLによるダーク・フラット補正と、その他、カブリ補正、コンポジットまでを実施しました。
その後で、LRGB合成の方法を、ということで、ステライメージ7を使っての方法を行いました。
その他、デジタル現像について、プロジェクタを使って話をした他、ニンジャS浦さんやI先生と個別で、PCを前にいろいろとコツというか・・・・、このスライダを動かすと軟調になるとか硬調になる・・と言った話をしました。
意外と、デジタル現像って、天体画像処理の中では、かなり中核になる処理だと思いますし、フォトショップで仕上げる昨今であっても、ここで作風も決まってくると思う(天体観測専用の冷却CCDカメラを使う場合は特に)のですが、案外、コツというか、勘所は知られてないかもしれませんね。
ステライメージのデジタル現像を活用する場合には、コンポジット合成は、Sum(加算)よりも、AVRまたは、Mean(平均)の方が、扱いやすいと思うのも再認識しましたが・・
そうか、PIで、DBEを使ってる自分では、SumでもMeanでも、どちらでもいいのだった・・(どちらでも、PIで輝度レベルが0-1に変更されてしまう)

その後は、タシロ大佐の要望もあって、yamatomoさんが、R-Stackerでのダーク・フラット補正処理を披露。
yamatomoさんも、僕と同じく、スーパーの袋で、薄明光フラットでした。

さらにその後は、タシロ大佐が、DeepSkyStackerのCometStacking(彗星も星も止める処理)を披露されてました。

天体画像処理ソフトって、いろいろとあるので、覚えるだけでも大変ですが、それぞれに特徴があって、やはり無視できないんですよね。
特に、R-Stackerは、フジのX-Trance配列のデジタルカメラのダーク減算ができる貴重なソフトなので、僕も覚えなければ・・と思っています(と、言いつつなかなか・・ ^^;)
DSSのCometStackingも、僕も、2010年のマックノート彗星とM34の接近で使ってました。
マックノート彗星と散開星団M34 C/2009R1 Canon NewFD300mmF2.8 望遠レンズ
EOS40D デジタル一眼レフカメラ (未改造)にて。

天体観測的には、彗星も、星も留めるというのは、何時撮った写真なのよ!?ということで、基本的にはダメっぽいのですが、やはり鑑賞用写真としては、彗星と星雲・星団とのランデブーは綺麗に捉えたいものです。
その一助として、DeepSkyStackerのCometStackingは検討する価値があると思います。
今回の、カタリナ彗星では、テイルが薄いということもあるのでしょうか・・タシロさんの作品は見事に仕上がっていました。
上の写真の時は、ちょこちょこっと、仕上げ処理に苦労していたと思います。

ちょっと時間が足りない感じではありましたが、お互いにいろいろと刺激になる画像処理情報を交換できて、とても有意義な例会になりました。
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コメント

No title

> huqdogさん、さっそくテストして頂き、ありがとうございますm(_ _)m
むむ、確かに、コンポジットが現像前にできると一番いいですよね!
四国のOkadaさんによるとその方が、S/Nが良いとのことです。
でも、画素が1画素でもズレてしまうと、カラー化に問題が出ますから・・・って、冷却CCDカメラ同様にLRGB合成前提だと、凄い良いアイディアな予感・・+(0゚・∀・) + ワクテカ +
Lはカラー化関係なく、Bayer状態でコンポジット、現像はモノクロで。
RGBは(高精度の赤道儀が無い限り)、1枚づつ、DeBayer(って、フジのカメラだとこの言葉自体当てはまりませんな・・)カラー化、それらをLRGB合成!!(◎-◎;)!!
X-Trance配列だと、これ、マジでモノクロ冷却並のキレ味を生み出すんじゃ・・((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

No title

utoさん
それってX-Transに限らず、ですよね。
面白そう。早速試し中…

ちょと、PC持ち寄って合宿します?(笑)

No title

> huqdogさん、こんばんわ。
実は、初代EOS KissDNや、Astro350D(冷却 KissDN)では、試してみたんですが・・
Bayer配列だと、ちょっと無理がありそう?
画素ピッチが細かくなった昨今だと有意かもしれません。
何分、自分自身の実践からして足りてないので、はっきりとは言えないんですよね・・
6×6マトリクスのX-Tranceなら、もしかしたら・・という印象があるというか、現状でも、キレ味だけは抜群だもんなぁ・・
一般写真の評価では眠いと言われる事もある、X-Tranceですが、実際の画像って、かなり良いというか、抑えてるというか。
テイストはモノクロCCDに近い粒状で、S/Nが高くJPGでもレタッチ耐性が高い。実際に使ってる人には判るでしょうが・・・一口で言えば、モノが違う。引き出せるかどうかは、表現者次第ではないかなー・・(と、偉そうに言うだけの力量ではありませんが)

合宿、いいですよねー。
ここ5年程はやってないんですが、やはり、テーマを絞っての集中合宿って、みんなのレベルが向上しますよね。
関東勢が羨ましいです。

No title

試してみました。
残念ながら、LRでdng化したファイルをステライメージでベイヤー画像として読み込むことはできませんでした。(デモザイクはLRで終わってるんだから当たり前ですね…)

D810A の高画素画像で同様のことをやってみましたが、画像上に高圧縮JPEGを思わせるようなブロックノイズが出てしまいます。等倍で確認すると、ベイヤー状態でコンポジットしたとき生じた微妙な画素ズレを一括してデモザイクすることで、モノクロ画像上でも「微妙な網目のパターンの違い」として視認できるため、これが遠目に見たときブロックノイズのように目に映るようです。

いずれにせよ、コンポジットは最低限デモザイク後に行うべきなようです。

No title

「何の成果も得られませんでしたぁ~!」じゃ面白くないので、昨年8月にFS-60CB+無改造X-E2で撮ったM33をデモザイク後コンポジットしたものを、片やモノクロ化して暗部をあぶり出したL画像、片やデジタル現像で彩度を上げたRGB画像として、LRGB合成してみまいた。

1.出来上がり
http://simhuq.sytes.net/astro/X/M33Sigma3_11piclrgb.jpg

2.L画像(スターシャープ掛けて構造炙り出し&炙り出し前と比較明合成してバックグラウンド輝度ノイズ緩和&フラットエイド)
http://simhuq.sytes.net/astro/X/M33Sigma3_11pic-MonoSS_CmpSharp-FL.jpg

3.RGB画像(デジタル現像2回掛けで彩度アップ)
http://simhuq.sytes.net/astro/X/M33Sigma3_11picColor.jpg

No title

X-Transの画像って、カラーのままトーン強調すると恒星の周りにマゼンタのノイズが目立つじゃないですか。彩度上げると更に目立って。あれを、スターシャープ掛けたL画像とLRGB合成することで緩和できないかと。


ちなみに自家LRGB合成やるときは、Lの輝度が高すぎると色飽和を起こします。Lは対数スケールヒストグラムでMax/Minが全て含まれるようにレベル調整した状態でRGBと掛け合わせねばなりません。
明部のトーン強調調整はLRGB合成後に行いました。

No title

> huqdogさん、こんにちは。

>D810A の高画素画像で同様のこと~ロックノイズが出てしまいます

そういえば、ボクも、SXV-H9Cで同様のことをやって同じ結果を出していたのを思い出しました。
ただ、ST2000XCMカラーCCDで昔試した時はすごく良い結果が得られたのですが、あれはもしかしたら、モノクロで現像したものを使ったのかもしれません。
CCDOPSでDeBayer処理していたのもあって、そういう味付けされていたのかもしれません。
デジカメだとモノクロ現像するとキレ味が上がる・・って無いか、、無いですね、きっと・・

No title

> huqdogさん、いろいろと試していただいてありがとうございます。
>、片やモノクロ化して暗部をあぶり出したL画像、

個人的には若干、手間をかけただけの効果はある気もします。
LRGB合成時のガウスぼかしは0になってるでしょうか?
ステラ側だとデフォルトだと(使いやすい様に?)ガウスぼかしが3に設定されていたと思いますので、デジカメ画像だと、0ないし1程度まで落とした方が宜しいかと(自分の処理画像は確実に0にしてますが)

No title

> huqdogさん
>カラーのままトーン強調すると恒星の周りにマゼンタのノイズ

うーん、ボクの望遠鏡が反射系だからか?色が出にくい付属SilkyPixを使ってるからか?
あんまり、そういう印象って無いんですよ。

ただ、今回のMT160での画像だと、赤がつえー・・
光害地だから仕方ない面はあるのですが、青と緑が出てこず、地味に参りました・・
ちょっとX-Tranceクセが強いですね・・。
そういや、暗い空で撮影したアンドロメダも赤が強かったしなぁ・・。過去画像を見ていたら、E-300の方がノイズは多いけれど、色バランスでは調整がしやすかった様です・・。

No title

> huqdogさん

あと、X-E1だと、ダークも左側が明るくなるムラがあって、ガックリ・・
色バランス、崩れるとは思ってたんですが、フラットが悪いからとばかり思ってました。
この程度のムラ、光害地画像で勝負している自分としては、どうとでもない!ということもあって気にしてなかったのですが・・
まさか、ダークに起因していたとは・・・orz
たぶん、IR改造すると、これがもっと強烈なムラとなると想像・・
そういえば、X-A1は改造に出そうかなぁ・・と思ったら、スターショップでも、フジお断りの様子で、ちょっと参りました・・(;´д`)トホホ…
X-A1でも、ダークのカブリは見ておいた方が良いのかもですが・・。もっと早めに改造依頼しておけば良かったかなぁ・・

No title

>LRGB合成時のガウスぼかしは0になってるでしょうか?
逆に、RGBのガウスぼかしは4に増やしています。
RGB側の彩度アップにより目立つようになった色ノイズを消すためです。
これによりRGBの色分解能は下がりますが、構造がL側で詳細化されているため、視覚的にはあまり分解能の低下を感じません。
まぁ、元々X-Transは色分解能が低いですし…

>色が出にくい付属SilkyPixを使ってるからか?
これ大きいかもしれませんね。
私はLRでデモザイクやってるせいか、マゼンタが「余る」ような感じでまとわりついてきます。

No title

>あと、X-E1だと、ダークも左側が明るくなるムラがあって、ガックリ・・
あらー無改造でもその傾向出てますか。気付かなかったなぁ…
改造すると顕著にその傾向が出ます。

対策ですが、「長時間露出ノイズ除去ON」です。
これをやることで、rawレベルでマゼンタノイズが全面均一化されて、まだしも処理し易くなります。

もう一つ、効果覿面なのは「F値の明るい光学系を使って、露出時間をギュッと縮める」です。
最近 BORG 55FL + x0.8 レデューサーを買い、これに更に中一光学 LensTurbo2 を繋いで、f=142mm F2.55 というハイスピードレンズにしたことで、トリミング前提ながら眠らせていた改造 X-E2 が復活しました。
ApoSonnar T* 2/135 でもよいのですが、BORG はフィルタボックスを間に挟んで Hα別撮りしやすいのが利点です。

No title

> huqdogさん、こんばんわ。

>ガウスぼかしは4
なるほど・・デジカメの場合は、こちらの方があえてLRGB合成する意味が出てきそう(色ムラ軽減)ですね。

現像処理は大きいですよねぇ・・。アイちゃんにも確か、同じことを言われた気がします。

No title

> huqdogさん

X-E1のダークのマゼンタカブリ。
僕も、ダーク減算できないと思っていたので、今まで気にしてなかったのですが、、
フジのカメラは、S2Proの頃からダークは均一で(KissDN時代まであったいわゆるアンプノイズがなかった)あったので、気にしてませんでした。
もう、てっきり、フラットが悪いのだとばかり思ってましたが・・
でも、最初の頃はそんな事もなかった気がするので、経年変化もあったりして・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン
いや、まぁ、気がついてなかっただけでしょうね、きっと・・

スピードブースター系も面白そうなんですよねぇ・・
ちょっと僕も検討したことはあったのですが、やはりどうしても、トリミング前提になっちゃいますよね、、
実際に使った情報はなかなか得られなかったので、助かります!

No title

> huqdogさん、こんばんわ。

それにしても、huqdogさんもチャレンジャーですよねぇ・・!
いろいろと、実践されていて、参考になります!!

そういえば、スターショップも、フジの改造やってくれなくなっちゃいましたね・・
個人的には、X-A1をそろそろ改造しようかなぁ・・と思っていたのですが・・(;´д`)トホホ…

No title

>ちょっと僕も検討したことはあったのですが、やはりどうしても、トリミング前提になっちゃいますよね、、

実際のところ、周辺星像は「元の光学系をフルサイズで使った場合なり」になります。
今までAPS-Cで使ってた光学系に LensTurboIIや SpeedBoosterUltra を使うと周辺像が悪化したように感じますが、単に元々の光学系をフルサイズで使ったときなりの星像が出ているだけです。

No title

ただ、これらレンズメーカー製レデューサー(だけでなく、素通しのマウントアダプタも同じですが)は。無限遠を確実に出すため、フランジバックが僅かに短めになるように作ってあることが多いです。

最近の、光学系の一部を動かして合焦させるタイプのAF用カメラレンズでは、ピントリング∞の箇所で無限遠が出るようにフランジバックが調整されていないと、像面湾曲が極端に大きくなるものがあります。

α7S+光映舎マウントアダプタ+AF-S 24mm F1.4開放
(アダプター長調整シムリングあり)
http://simhuq.sytes.net/astro/Koeisha/4.2mm_CenterF.jpg

α7S+光映舎マウントアダプタ+AF-S 24mm F1.4開放
(アダプター長調整シムリングなし)
http://simhuq.sytes.net/astro/Koeisha/3.7mm_edgeF.jpg

こういったレンズではフランジバック調整ができないため、使いにくい面もあります。

No title

FUJIのIRカットフィルタ除去モデルは、純正品が出るようです。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150806_715324.html

発表10月でしたが、ようやく B&H にページが表れました。
http://www.bhphotovideo.com/c/product/1174988-REG/fujifilm_x_t1_ir_mirrorless_digital.html

でも日本からポチると「連絡くれ」って言われるんですよねー…

No title

> huqdogさん、こんばんわ。

>フランジバックが僅かに短め
これ、昔の冷却CCDカメラ用のスライド式アダプタも同様な傾向があります。
カメラレンズをつけた際に、∞マークよりもっと近い距離計でピント出ましたから・・・
もっとも、僕の場合、かなり昔からやってることもあって、当初のスライド式ADのフィルタなら、正確だったのかも・・・???

フランジバックは重要ですよね。
ハイアマは、0.1mm単位で調整されてるので、驚きます・・。
ウチのNFDもそのレベルまで追い詰めると良いのでしょうが・・

No title

> huqdogさん、フジは、S3Proの頃から、こういうのやってますね。最近だとペンタもですが・・・
天文適正もそれなりにあろうかとは思うのですが、実例みないですねぇ・・
特に645なんて凄いと思うのですが・・

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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