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CentralDSモノクロデジカメの推察

Mik先生からブログコメントで教えてもらいましたが、CentralDSからモノクロEOSデジタル一眼デジタルカメラが出ているそうですね! (◎-◎;)!!

Central DS モノクロデジタル一眼レフデジタルカメラ

価格も思っていたよりもリーズナブル!(;゚Д゚)
EOS700D(EOS Kiss X7かしら・・)で、999$とは、驚きです。

前々から、デジタル一眼レフカメラのモノクロ化に取り組んでいるのは、時々みて知っていましたが、まさか、こんな量産化レベルで実現できるものとは・・・正直、驚かされました。
価格もリーズナブルと言える範囲でしょう。
同社お得意の冷却天文用Verもあるようで、これは、Mik先生の報告が待ち遠しい限りです。

国内では、えっちゃんが、CFA(カラーフィルタアレイ)剥がしに挑戦され、モノクロKissを作成されていました。その後、hanaさんが使われました。

CFAは、マイクロレンズの下にありますので、CFAを除去すると、マイクロレンズも除去することになってしまいます。
そうすると、もともと開口率が低い、インターライン型CCDや、配線が多いCMOSカメラにとっては、開口率・・つまり、1画素におけるフォトダイオードの面積ですね。これが著しく減少することになります。

KAI11002M インターラインCCDのデータシートから持ってきました。
KAI11002Mは9μ画素と大きめの画素ピッチを有するCCDですが、マイクロレンズ無しだと、量子効率がピーク50%→16%!まで低下するということです。
CMOSの場合、転送路である部分はありませんが、内部メタル配線があります。昨今のプロセス・ルールの微細化で、さすがにここまでの低下は無いだろうと思いますが、QEはほぼ半分~2/3程度になるのではないか・・・
しかし、最近のCMOSの量子効率が軒並み70%越えが珍しくはないことを忘れてはいけません。当然、CanonのCMOSセンサも、Sony製には劣るにしても、同程度の量子効率は有しているでしょう。
ちなみに、Nikonのレトロデジタル一眼レフカメラDfのセンサをモノクロ化したもののQEは、
80%越えです・・。プロセス・ルール等から、Canonは、ここまでいかないでしょうが・・
いずれにしても、旧Kodak KAI29050Mの量子効率は、そう高いものではありません。

ピークでも40%ちょっと。これは、冷却CCDカメラ黎明期のKAF400(NABG)でも実現していた感度です。

モノクロデジカメを使用したhanaさんも、作成したエツさんもCentral DSさんも同じ様な事を書かれてますが、結局、マイクロレンズを取り除いてしまうことにより、カラーフィルタ付きのままと、感度自体は変わらないとのことです。
恐らく、マイクロレンズアレイを取り除いたCMOSカメラの量子効率は、ほぼ半減すると思われます。

でも、ちょっと待ってください。CMOSビデオカメラを使ってディープスカイを撮影された方は、ノイズ面でかなり苦労されているハズです。
しかし、デジタルカメラではそれを感じません。なぜか。
それは、DigicやExpeedを始めとする、映像エンジンが、CMOSに起因する困ったちゃんノイズを見事に除去しているからなんですよね。
なので、映像エンジン、とりわけ、Canonは超強力なDigicの恩恵に預かれることが出来ます。
総合的に考えると、CentralDSが販売しているモノクロ冷却DSLRならば、Mik先生がコメントに書かれていた様に、フルサイズ冷却CCDカメラの勢力図を塗り替えるだけの性能を秘めているのではないか、と推察できます。

・・・想像される量子効率から考えて、オーバーフルサイズのKAF16083Eの画質には適わないとは思ってますが・・・
いずれにしても、選択肢が増えるのは良いことです。特に、Kodakセンサはこの10年ほどは売却に次ぐ売却で、あまり進化が見られなかったですしね。オンセミになって、やっと、KAF16200などが出てきましたが・・。

ASI1600MM-Cooledといい、CentralDSのモノクロデジイチ、QHY16200Aなどの冷却CCDカメラ、D810Aの天文用デジタル一眼レフカメラといい、さまざまな選択肢があるのは、悩ましくもあり、楽しくもありますね!









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コメント

No title

ブログにも書きましたが早速CENTRALDS社からベイヤーはがしは思ったほど感度が上がらなかったから生産は見合わせるとのことでした。やはりBAYERとっちゃうとDIGICの恩恵も受けられないのが真実のようです。あと輝星のスメアがかなりひどいみたいですね。
モノクロCMOSはとりあえずはASI16000MM冷却が第一候補でしょう。12ビットってのがちょっと引っかかりますが…でも長焦点にとっては2-3秒のラッキーイメージングには最適なセンサーサイズですね。この秋には20インチF8.0のRCにタカハシの35mmレデューサーでf6.0にして3200mmでラッキーイメージングに挑戦してみようかと思ってます

No title

>Mikさん、こんばんわ。
あらー。なんだか、ちょっと残念ですね。CMOSはメタル配線があるので、やっぱりかなり落ちるだろうなぁとは思ったのですが、プロセス微細化で、KAF1603ME→KAF1602E程度の感度オチに抑えられないかしらん、、とも思ったのですが、考えが甘かったみたいですね・・・。スミアは、KAF1602Eを使っていたので、だいたい想像つきますが、リング状に連なって見苦しいことになりますね・・・
2,3秒で攻めるなら、NikonのDS-Qi2というテもありますが・・
産業用カメラですが、
http://www.businesswire.com/news/home/20160426005839/en/Tucsen-Gpixel-Jointly-Launch-Dhyana-95-World%E2%80%99s

QE95%(◎-◎;)!!なんて強者も出てきてたりします。

No title

> Mikさん、続きです。
QE95%のカメラは、たぶん、カスタムセンサだと思いますが、GpixelのCMOSを使っていて、これ、QHY42が同社のセンサを使って開発中・・・。
もう2,3年はかかるかもしれませんが、製品化されてくると、ちょっと面白そうな予感。

いずれにしても、矢継ぎ早にCMOSセンサを出してきてるSony。
1.1型のIMX253も天文用には良さそうですし、CMOSイメージセンサがアツい!

ASI1600MM-Coolも、いろいろとWebの画像を見た限り、良さそうですよねー。価格も、値ごろ感があります。
僕も欲しいけれど、ST8300Mの置き換えと考えると、まぁ・・我慢、我慢・・です (^^ゞ

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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