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天文ガイド9月号入選

すっかりと遅くなってしまいましたが・・・
天文ガイド9月号にも、末席になんとか入選させて貰えました (^o^)
発売日に谷島屋さんになかったのもあって、先日、I先生にNJPを預かってもらった際に、ようやく見ることができました。
RUKUさんの最優秀作品は、すごかったですねぇ~。もくもく分子雲を実に上手な構図で捉えらていてお見事な作品でした。

さて。自分のほうは、今回はネタ系で攻めてみました。
天文ガイド9月号入選作 近赤外光によるM57,M27 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ使用
ST10XME 冷却CCDカメラ セルフガイドにてオートガイド

興味のあった近赤外三色分解で、撮影してみました。
惑星状星雲は、近赤外領域でも、ArIII 713nm、775nm、パッシェン系列の水素(820nm)、SIII(953nm)など、様々な輝線がありますが、近赤外領域で三色分解撮影してみたところ、思ったよりも構造の差が出ませんでした・・・
それでも、M57内部のリング構造は、黄色くなっていることが判ります。

IDAS Type4は赤外領域もバンドパスとなっており、
B 390~490nm 710~760nm   G 495~590nm 760~840nm   R 600~685nm 840nm~
の範囲を透過します。
SC70で可視光をカットしてしまえば、近赤外領域での三色分解撮像が可能な稀有なフィルターです。
M57を近赤外光で色分解した作例です。
最初、これで応募しようかと思ったのですが、先に書いたように、あまりにも構造描写に差がなかったことから、M27との組み写真として応募しました。
テーマ性という点では共通項がありますから、急遽、M27も仕上げて、組み写真として投函したのでした。

組み写真、確か掲載時には横に並べれてましたね・・・
星ナビさんもですが、組み写真は縦に2枚並べるよりも、横に2枚並べた方が、良さそう?です。
誌面のレイアウトの都合上なのでしょうか。
これまでにも、何度か、縦2つで応募したものが横に変えての掲載になっていました。
当然、予め横に並べて応募しておいた方が編集の手間が減るので、採って貰いやすくなるでしょうね、きっと。
組み写真で投稿を考えている方、ご参考までに・・

冷却CCDカメラは、普段のSXVR-H694ではなく、SBIGのST10XMEを使っています。
これは、近赤外領域の感度については、ST10XMEの方が、1段ないし2段ほど感度が高いからです。
ST10XMEの良いところはデュアルCCDでガイドCCDも内包しているコトですが、さすがにこのようなフィルターワークを行う場合は少々苦しくなります。
それでも、ガイドCCDのTC237も、近赤外線感度は高いのでまだ助かりますが・・
追尾精度の安定性では、さすがにオフアキシスの方が安定度が高いですね・・

選者のコメントにあったように、分子雲を近赤外三色分解撮影してみると、思わぬ作品が得られるかもしれません。が、ちょっとST10XMEだとキッツいなぁー。使える光学系まで考えると、屈折系は色収差と星像のシャープネスの点で、基本NGでしょうし・・(ビクセンのFL-80S フローライト屈折望遠鏡は、800nmまではシャープ、840~でも実用レベルのシャープネスは維持していましたが・・・)

近赤外線だとNGC253がどう写るのかは興味があるので、こちらはどこかで、テストしてみようと考えてはいます。
でも、今年は無理だな~ (^_^;)
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コメント

No title

こんばんは!
まーちゃるです。

天文ガイド入選おめでとうございます!(^-^)
ちょっと遅めの報告でしたね!
内容が高度で僕にはちょっと難しいところがありますが、めでたいということで(^-^)

今年も新月期なかなか晴れないですね~…
もっと晴れてくれないと色々厳しいですね(^^;;

No title

> まーちゃるさん、こんにちは~
どうもありがとうございます。

やー、今月は、いろいろと忙しくて、気がついたら、Vixenカレンダー応募するのを忘れてました・・(;゚Д゚)

それにしても、ほんと晴れてくれませんね・・
昨晩も、清水~掛川は前が見えなくなるくらいの大雨でしたが、磐田市は全く降っておらず?路面が乾いてました。
変な天気・・・。

No title

天文ガイド入選おめでとうございます。
UTOさんらしい作品ですね。フィルターワークはUTOさんの真骨頂ですね。
また色々フィルターのこと教えて下さい。

No title

> のんたさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
フィルターワークは、面白いですよ~
こういう特徴的なものは、ネタとしても、個人的な興味としても、面白いです。
このフィルターで、代表的な星雲は狙って行きたいと思っています。

No title

おはようございます☺

天文ガイド入選おめでとうございます\(^o^)/
今回もステキですね✨
それにしてもUTOさん数多く入選されてスゴいです❗
ナイス★

No title

> *:☆.。.C .。.☆:*さん、こんばんわ。
どうもありがとうございますm(_ _)m
今回は綺麗系ではないのですが、また綺麗な天体写真もお見せできるといいなぁーと思っています。

いやー、マイナー趣味の中でも、特に、ニッチな方向に走っているのもあって、採用率は高い・・?
でも、入選打率(入選数/投稿数)は3割切ってマス。。。(。・ω・。)

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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