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借りぐらしの・・

さて、昨日から家の解体が始まりました。
やっぱり、ちょっと寂しいですね。
これからは当面、借りぐらし。
アパート暮らし、考えてみたら、初めての経験です。もっとも、会社の独身寮にいたので、それとさほど変わりはない、といえば、無いですが・・・

望遠鏡は、絞って、オライオン30cm反射望遠鏡とEM-200赤道儀を車の中に常時入れてあります。これから暫くは遠征主体での撮影になります。
その他にも、デジタルカメラでの撮影用として、GENESIS SDF屈折望遠鏡は、アパートにおいておくことにしました。
嫁さんが見つけてきてくれたアパートが思ったよりも広く4LDKだったことあり、置いておける余地が出来ました。良い物件を見つけてきてくれたものです。
最後の方は、嫁さんがいろいろと動いてくれてとても助かりました。感謝!



さて、家を片付けていたら、こんなものが出てきました。

フジ FinePixS2Pro デジタル一眼レフカメラ 元箱

星が良く写るデジタルカメラ!として、一世を風靡したFinePixS2Proデジタル一眼レフカメラです。個人的には、ハーモス浜北の駐車場のところにあったカメラのキタムラで3時間くらい悩んでから、結局、諦めたのですが(当時、26万円ほどだったと記憶していますが・・)、遠天ではミュートンさんが真っ先に買われて、背中をおされる格好で、僕やS男さんも買ってしまいました (; ̄ー ̄川 アセアセ
確か、2002年10月頃に購入した覚えがあります。まだ、その時は、赤外カット改造デジタル一眼レフカメラは、先進的な一部の方々は自作されていたと思いますが、望遠鏡販売店からは出ていませんでした。
当時、使用していたST7E冷却CCDカメラと差別化が図れることもあり、おおいに活躍して貰ったものです。
星ナビ 2003年7月号? 入選作 白鳥星雲 MT160反射望遠鏡 with レデューサ
フジ FinePixS2Pro デジタル一眼レフカメラ 獅子ヶ鼻公園にて(2003年5月1日撮像)

この当時は、まだ新東名高速道路の影も形もなく、獅子ヶ鼻公園も、かなり暗い空でした。
フィルムで200mmF4望遠レンズでも撮影していたことがあったくらいですから・・・
さて、FinePixS2Proは、Hα感度が低いこともあり、こういう明るめな散光星雲では、OⅢ線が綺麗に出てきて、一風変わった作品になりました。
マックホルツ彗星とすばるの接近 フジ FinePixS2Proデジタル一眼レフカメラ 
タムロン300SP 300mmF2.8望遠レンズにて

こちらは、すばるに接近したマックホルツ彗星を撮りに、秋葉神社の上社まで撮りにでかけた時のものです。2005年1月8日の撮影。
FinePixS3Proは、壊れてしまいましたが、このS2Proはフラッシュ部分以外はまだ壊れてませんので、使おうと思えば、まだ使えます。
独特の色が出るので、どこかで、また1,2回は使ってみようかな・・と思ったり、思わなかったり・・・(;゚Д゚)

CCDイメージセンサ 

こんなものも出てきました。昔から、あやしー事が好きなので、ST7EのCCDチップをより感度が高いKAF402MEや、150万画素のKAF1603MEに換装したりしてましたなぁ・・
この頃も、ネットで、仲間たちと、掲示板で情報をやりとりして、いろいろと考えて実施していたのが懐かしいです。
ST7Customによる 近赤外光によるM42  Vixen FL-80S フローライト屈折望遠鏡 専用レデューサ使用(F5.6) IDAS tyoe4 LRGBフィルタ+フジ SC70使用 天文ガイド2005年5月号?入選作

FL-80Sは、近赤外領域でも、星像がシャープで良い望遠鏡でした。
レデューサで、F8→F5.6とかなりの短縮率なのもGoodでしたが、譲っていただいたN中さんによると35mmフィルムで相当ケラレてしまうのだとか。
CCDイメージセンサを換装したとはいえ、ST8ME相当ですので、11mm×9mm程度ですから、問題なく実用になっていました。セルフガイド機能もあり、大活躍してくれましたね。


さらに昔のモノも出てきました。PC-9821Xa7は、弟が買ったものだったのですが・・・
それでも、当時25万円ほどで買った記憶が・・・(ちなみに、自分が買った、初代PC9821Xaは、48万円ほどした。。。メモリも、16MBを8万円で買ったりとか・・・いやはや・・)
MOディスクも、懐かしいですね。一応、ドライブも所持しています(GIGAMOもどこかで持っていた筈なのですが・・・。)
MOはメディア耐久性がCD-Rに較べて格段に高かったので(ドライブ自体は弱いですが)、CCDデータを保存するのに良く使ってました。
PC98の超高速天文シミュレータも懐かしいですね。それこそPC9801DXを使っていた高校時代に買った(書籍だったか?)もののバックアップですね。さすがに、フロッピーは耐久性が弱いので、中身は見られないかもしれません(どのみち、PC-98は実家に持ち帰ってしまったので、確認できず・・。そのまま廃棄)

右上の武藤工業の冷却CCDカメラの制御ソフトも懐かしいものです。

CV-16カスタム (CV-04L 重装改:イメージセンサ KAF1603MEに換装、CCD転送時のリセット電圧を最適化、背面水冷ユニット部を取り去り、ペルチェ素子とヒートシンク、外装及び内部にファンを増設した最終版)
 
1997年初めに購入したのですが、一番最初のCV-04L、KAF400Lはとにかく、感度が無かった・・・。映像品位は、後日購入したST7Eに比べると確かなモノがありましたが・・
そうそう、そういえば、このカメラは、A/Dコンバータ18bit使ってましたね~
まぁ、ビット数だけあっても全く意味が無いねぇ・・という事を教えてくれたカメラでもあります。
その後、KAF1600(NABG) CCDイメージセンサを入手した事で、やっとCVシリーズでも入選の日の目を見ました。
球状星団M13 星ナビ 2004年8月号入選作

撮影光学系: MT-160+レデューサー f.l=768mm
  冷却CCDカメラ:CV-16   冷却温度: -10℃
  フィルタ: 光映社フィルタアダプタ TypeⅡ
    撮影地    :静岡県浜北市天竜川運動公園
    撮影日時 :2004年4月16日 23:55~25:28        

☆データ☆
   L:5分×8(TTL社製クリア) R:5分×2 G:5分×2 B:10分×2
  露光時間(輝度) 40分、Total 80分

冷却CCDカメラによるM13です。
モノクロCCDの持つ切れ味の良さと干渉フィルタの色分離性の高さの利点を活かし、星を美しく表現することに重点を置いて処理しました。
CV-16は今となっては旧機種ですがまだまだ充分に使えます。

当時のメモより。

これもいろいろとイメージセンサを取っ替え引っ替えしてみましたが、結局は、このKAF1600(NABG)を自己換装したCV-16相当品が一番良かった気もしてきます。

鷲星雲M16 月刊天文 2004年10月号 入選作

    撮影光学系: 
MT-160+レデューサー f.l=768mm
   冷却CCDカメラ:CV-16カスタム
  冷却温度: -5℃
  フィルタ: 光映社フィルタアダプタ TypeⅡ
    撮影地    :静岡県磐田市緑が丘
    撮影日時 :2004年6月22日         
☆データ☆
L:5分×6 R:5分×7 G:5分×3 B:5分×3
それこそ、自宅に引っ越して初めて庭先から撮影したものじゃないかなー・・
初のニワトリで、1Fの畳の部屋に寝っ転がって撮影していた記憶があります。

月刊天文は、星ナビ・天文ガイドに比べると、若干、ハードルが低く、誌面掲載は小さいものの、多くの写真を掲載してくれていた様に思います。
内容も、天文三誌の中で、最もマニアックだった様な・・。


X-E1,X-A1 デジタルカメラの元箱も、もちろん置いてありました。
まぁ、これも、とっておいても仕方ないので(どのみち、売るつもりはないし)、そのまま廃棄。
亜鈴状星雲M27 MT160反射望遠鏡 MPCC使用 UHC-Eフィルタ X-E1にて。
星ナビ2015年10月号 入選作

X-E1は、現在進行形で活躍中です。
この作品も、ニワトリで撮影したものでした。

改めて、良い家だったなぁ・・と感じます。
長い間、お世話になりました。

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コメント

No title

独身のときに思い切って買った住みかだと思いますが、いろんな思い出があって取り壊しには寂しいものがあったでしょうね。
長く住んでいると本当にいろいろな物が溜まってしまいます。我が家も整理しなければと思いながらも進みません。
それぞれの機材変遷も楽しく読みました。
来年の20周年記念写真展が楽しみです。

No title

長い間、新しいことにチャレンジし続けていることが、UTOさんの引き出しの多さに繋がっているだと、機材の変遷をみてあらためて思いました。
仮住まいは広いようでよかったですね。
狭いと何かとストレスがたまりますからね(実感してますToT)
長年住んでいた家の取り壊しは複雑な気持ちになりますよね。
私も長年住んでいた家を壊したばかりですので良く解ります。でも、すぐに新しい家の完成を待つ楽しみに変わりますよ。
機材は車に積みっぱなしなんですね。新月期は遠征一緒に行きましょう!

No title

> GENTAヽ(^o^)丿さん,こんばんわ。
そうなんですよ、遠天のS男さんがいい不動産屋さんを紹介してくださって、とても助かりました。
いやー、ほんと、押入れの奥からいろんなモノが出てくること、出てくるコト・・(^^ゞ
機材の変遷は、いろいろとありました。遠征か自宅撮影か絞り切れなかったのもあって、無駄遣いの面があったことは否めませんが、でも、いろいろな機材を使った経験は強みでもあるかもしれません。
遠天20週年記念写真展には、20004年のブラッドフィールド彗星と2007年のホームズ彗星を出せたらいいなぁ。
もちろん、ガチで再処理してみようとは思います。

No title

> yam*to*o011*さん、こんばんわ。
いろいろなカメラを使ってみたい!というのもあって、初期のコンパクトデジカメやDSI Proの様なベテランからしたら笑うしかないような、機材も使ってきてます (; ̄ー ̄川 アセアセ
趣味なので、楽しければ、それで充足感がありますし、経験は活きてきますし。
DSIのDrizzleは、今のラッキーイメージングで必須の技術として、開花しています。
あれはDSIを使わなければ、知らなかったと思います。
あれこれ、試しながら、ベスト・・ではないですね、ベターな方法がないか、いろいろと探っていくのも趣味としては楽しいな、と思っているところです。
やれる範囲内で、あれこれと、いろいろと楽しんでマス (^^ゞ

出かける時はぜひ、誘ってくださいね~。

やー、まぁ、広いといっても、アパートなので、一軒家に比べると風の抜けは悪く暑いし、いろいろと慣れないでいます・・。
そこは一軒家でも同じでしょうね。やっぱり慣れている家が一番なのでしょうねぇ・・。

No title

家の解体は私も高校の頃経験ありますが、何とも言えず寂しいですね
デシタル一眼でこんなすばらしい写真がとれるんですね!
(もちろんピンキリでしょうけど)
たくさんお持ちなんですね
MO懐かしいです
ナイス★

No title

> *:☆.。.C .。.☆:*さん、こんばんわ。
デジタル一眼レフカメラの性能は素晴らしく、天体写真では主流となっています。
天体写真では、キリ?(安い方)でも十分なので、昔から、EOS KissDigitalとかが良く使われてたりします (; ̄ー ̄川 アセアセ

MOは懐かしいですよね。大学の時にN|-|Kの技研で外研していた友人が研究していて、70年の耐久性があると発表していたのもあるだけあって、25年前のディスクでも未だにちゃんと読めたりします。すげー(◎-◎;)!!
本当に貴重なデータは、MOで保っておいても良いかもです。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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