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機材紹介 VC200L

晴れませんねぇ・・
いや、実を言えば、浜松方面、昨晩、晴れました。
おまけにGPV予報を裏切って、4時半に起きて見た時もバッチリ晴れてました・・
もし、遠征に出ていれば、間違いなく1作品仕上がったと思います・・。
さすがの遠天でもそこまでの強者はいなかったようですが・・・

個人的には帰宅時には出かける気、満々だったのですが、思ったよりもGPV予報が悪化して晴れが遅くなったことと、別件で、今、コミュファから、モバイルWi-Fiを1日180円で貸与してもらっているのですが、その肝心のコミュファメールアドレスからが、受信はできるようなのですが(それでも、かなりディレイがある?)、送信ができない、という状況でして・・・
それで、大事な連絡の返事が届いてなかったようで、地味にメゲてマス・・・。
うー・・ん、予め、引越し前に連絡を入れておくべきではあったと思いますが・・・
でも、スマホで見ているHotmailも、けっこー無法状態だしなぁー・・・(や、まあ、ちゃんとルール決めて整理しろ・・という話ですが・・・)
と、いう感じで、ちょっと凹んでマス・・・。自分にとっていいチャンスを逃したことになるので・・・。

ま、それはともかくとして・・
ネタもないので、機材紹介でもぼちぼちしておこうかなー・・と (; ̄ー ̄A アセアセ・


VISAC VC200L カタディオプトリック望遠鏡

自分にとって、一番思い出深い望遠鏡は、ビクセン製VC200Lになるでしょうか。
1994年の原村星祭りで、試作機が展示されていたと記憶しています(なお、当時のスカイウォッチャー誌に同じ同好会だった、インディさんと、M君と自分が写っている写真アリ・・)
その時に、準リッチークレティアンと唱われていて、これはいつか欲しい!と思ったものです。

実際に入手したのは、2001年頃でしょうか。メーテルさんが、かけあってくれて、ヨシカワ光器のヘリコイドを装着し、かつ、当時、センセーショナルであったアダプティブオプティクス、AO-7でピントが出るように設計された機体を発注したのでした。
ヨシカワの接眼部は、精密なヘリコイドになっており、当時、中点のnaokiさんから、さんざん、ヘリコイドの利点をお聞きしていたのもあって、ピント再現性という点から、改造を決めたのでした。
当時のお値段だと、VC200Lが、10.5万円程度、ヘリコイド改造を含めても、トータル諭吉18人に収まったと記憶しています。


月刊天文 2003年8月号 入選作 ST7E冷却CCDカメラにて

当時も、ST7EやST7ME,150万画素の改造した、ST7Customで、それなりに天文雑誌入選を勝ち取ってくれました。
M42中心部  2003年12月号 天文ガイド表紙採用作

レデューサ代わりとして、ケンコーのクローズアップAC No2を使っています。
当時としては、超どマイナーなSAO作品で、非常に珍しかったこともあって、当時の天文ガイドの編集長とGONさんが、HPK独身寮にインタビューに来られたのが懐かしいです。
HubblePalette用のフィルターはたしか、独逸から、豚馬Jrさん=階段男さんが手配してくれたものでした。
この当時は誰もやっていない・・・と、思っていたら、実は自分よりも半年早く、ST6で同様に撮影されている方がいらっしゃた事に、後日気が付きましたが・・
やはり、着目点というか、目指すべき方向性は同じだったんだろうなぁー・・。

VISAC、いい望遠鏡だったんですけどね。
ふにゃ太郎さんから、C11を譲り受けたのをきっかけに、一端、手放します。
より大口径による高解像天体写真・・・自分にとって真に取り組むべきことが見つかったので、アストログラフとしてほぼ完璧だったVISACヨシカワ改は、同じ同好会で、新進気鋭だったエリーさんに、割と破格で譲ってしまいました。
だって。自分の性格上、安定した機材があれば、そっちを優先してしまいますもの・・。
より高みを目指すならば、不安定でも大口径化というのは必要だったのです。

その機体は、ヨシカワにエリーさんが再メンテに出したら、なんでこの機体を譲るのか、理解に苦しむ・・!!という程、VISACとしては非常に良い機体だったそうな・・(;゚Д゚)

それでも、紆余曲折があり、2008年に、GENTAさんやyamatomoさんと知り合ったのをきっかけに、再び、遠征に比重が増してきます。
当時、自宅庭からはアトラクス赤道儀にASC-11(C11アプラナート改造機)で成果を挙げていましたが、遠征用の長焦点が欲しくなってきました。
そこで、再び、軽量で、EM-200に搭載でき、安定した性能を発揮するVC200Lに白羽の矢が立つことになりました。

もともと自分が使っていた機材ではないのですが、同様のヨシカワヘリコイド付きをロンキーさんと、物々交換で入手したのでした。
NA140SSfと、NSC-22 22cmシュミカセの2本とですから・・・・・性能的には妥当?価格的には・・・(;´д`)トホホ…?

天文ガイド2011年6月号 入選作 子持ち銀河M51 VC200L with NPR-1073レデューサ
ST8XME 冷却CCDカメラ

遠征用長焦点砲として、暫くの間、活躍してくれました。この後は、オライオン30cmF4ニュートン反射が活躍してくれた為、必然的にVISACの活躍の場はなくなったのはご存知の通り?ですが・・・・

そうなってくると、VC200Lの利点としては、直焦点なら、フルサイズ、レデューサ入りならAPS-Cサイズを満たすラージフォーマット対応です。
ししのトリオ VC200L with レデューサ使用 フジ X-E1 デジタルカメラにて

TOAGオフアキシスを用いて、そのテストも行ってはいます。

今現在では、一次預かって頂いており、手元にはありませんが、次に活かすとしたら、やはりデジカメ対応の方向性だろうなーとは思っています。

良い機材なのですが、結果的に口径がやや不足していたり、F値で負けてしまったり・・、
と、なかなか立ち位置が難しい機材になってしまっています・・・。
でも、どこかで、また良い組み合わせを見つけて、一花咲かせたいな・・とは思っている処です。

うん、良い機材なんですけどねぇ・・・。もう一歩、インパクトに欠けるのかな・・・という印象はあります。
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コメント

No title

VISAC。このビクセンの意欲作は、設計性能は真面目にすごいんですよね。カセグレン系では最良だと思いますが、いかんせん....玉の当たり外れが大きいらしいです。品質管理基準がかなり甘いらしく、外れを引いた方がビクセンに調整等をお願いしたら、「ミラーはメーカー基準内ですが下の下です。7万円で良質の鏡と交換します。」と言われて、もう使わなくなったそうです。
このお話しをお聞きしてから、怖くてこの製品に手が出ません。
ビクセン。いったいどういう基準で出荷してるのか。はなはだ疑問です。
幸いUTOさんの個体は、星像を拝見すると「当たり」のようですね。

No title

UTOさんこんにちは。
僕は今でも長焦点鏡はVISACを使っています。それも2本あり、F値が大きいので、ツインシステムを妄想したこともありました(笑)
フルサイズ周辺まで良い星像はビクセンの中でもピカイチだと思っています。
僕の個体は2本を比べても差があるようには見えません。それなりに写るので、あたりではないかも知れませんが、ハズレではなさそうです。
最大の欠点は暗いことですね。作品まで仕上げるには最低10時間は必要です。
まあ、観測所で数日かけて撮れば良いかも知れませんが、天気が…

この性能のままF7程度まで明るくなるコレクターPH並みの高性能レデューサーか、以前CP+で参考出品されたVC260Lが実現すると良いなあとおもいます。

No title

> こもロハスさん、こんばんわ。
当たりハズレ、ですが、実は、一度手放した1号機の方がより性能は良かったです。
嫁入り先で、ヨシカワにメンテナンスに出したら、ヨシカワから、非常に高精度だったそうで、なぜこの機体を手放したのか理解に苦しむ・・とまで言われたそうな・・
ただ、そうはいっても太いスパイダー、大きめ副鏡で惑星は良く見えた記憶がないんですけどね。

今の2号機は、そこまでではないですが、それでもアタリの部類なのかもしれません???

個人的には、ミラーは、コンピュータ制御の膜圧管理なので、あまり誤差は出ない気がしますが・・・なにぶん、もう20年も前の設計になることもあって、球面鏡をセットした時の位置のズレとかそのあたりで何かあるかもしれませんね・・
それよりは、バッフル内の補正レンズの方がレンズ間隔だったり、傾きだったりで、誤差が大きくなりそうな気もしないではないですが・・・
いずれにしても、ビクセンさん、もう少し品質管理をしっかりしてくれるといいですね。
ボクのNA140SSfも光軸がずれていたので手放すことになったワケですから・・。

No title

> のんたさん、こんばんわ。
撮影効率を考えたら、ツインシステムは魅力的ですよね!
しかも、VC200Lには、それを可能とする小型軽量というメリットもありますし・・。
専用レデューサでF6.4になりますが、そうすると誠文堂新光社の天体望遠鏡ハンドブックを見る限り、APS-Cでもちょっと星像が苦しいのかな・・という気がしました。
そうすると直焦点で運用になりますから、苦しい面がありますよね。
VC200Lは平面像を提供してくれるので、ペッツファール用のレデューサが実用になるかもしれません。実際、この記事のM51は、テレビューのMP-101用のレデューサを用いて撮像しています。
FSQ用のレデューサが使える可能性はありますが・・・
中天のツテで、お借りしてテストしてみるといいかもしれません。

VC260Lも、ぜひ出して欲しいところですが、価格が心配ですよねぇ。VMC260も性能はかなり良いので(おまけに軽い!)、ビクセンとしては慎重にならざるを得ないのかもしれませんが・・
R250SSも、出して欲しいですよね。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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