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Under the moon light・・・月夜のぼうらや遠征

金曜日の夜。
仕事も少し落ち着いたのもあり、若干速めに帰宅。
月はほぼ満月ですが、いいお天気です。
嫁さんに前日に、晴れるなら撮影に行ってきたら?と言われていたのもあり。。。
家でのんびりとするつもりでしたが、土曜日晩は風が強い予報(実際、昨晩は風が強かったです)。
まぁ、行くなら、今晩だよなー・・
QHY5Ⅲ-178Cのテストはまだ不十分。
オライオン30cmとの組み合わせで撮影してみるのも悪くはないか。
と、やることを頭にまとめたところで、出撃することにします。

出発したのは、20時半過ぎ。
磐田市内での気温は3℃。ぼうらやさん着時には、-2℃を車の温度計は示していました。
実際、霜は降りているし、くつした二重重ねでも、足はじんじんするほど。
早くも来たことを後悔しますが、まぁ、どちらかといえば、お手軽装備になるので、さっさと準備して温まることにしよう・・。

仇敵! さそり座とオリオン  オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D 14-42EDにて。

電気毛布の他、10年くらい前?忘年会のビンゴ大会で貰った電気ストーブも持ってきているので、防寒対策はぬかりありません。
電気ストーブなんて、自宅では一切使わないのですが、遠征では案外、助かっています。
外が、-5℃程でも、車内は9℃程まで温まるので、これに電気毛布があれば、ぐっすり眠れます。

前回、バランスウエイトを降ろす時に、間違って?7kgのウエイトを物置に置いてきたことが判明・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
とはいえ、今回、カメラ側が軽量装備なのもあって、なんとかなるだろう・・と、5kg×2個+5.1Kg1個でなんとかバランスは取れました ε-(´∀`*)ホッ
その他、忘れてきたーと思った、長め(3m?)のUSB3.0ケーブルも工具箱に入っていてコトなきを得たり、忘れてきたーと思った延長筒も、手持ちのモノでなんとかなったり・・と、バタバタはしましたが、割りと問題なく準備できました。

まずは、西に傾いたオリオン座大星雲に向けてみます。
直焦点で、撮影。
M42 オライオン30cm反射望遠鏡 直焦点 QHY5III-178C 4秒×26コマ フラット無し

7mm×5mmの小指の爪ほどの小さなセンサ〰ですが、さすがにF4の直焦点ではコマ収差が若干気になりますね。
それにしても、さすが、STARVISセンサー。1枚あたり4秒のお手軽撮影ですが、思った以上に良く写っていて驚きました。
月夜ですが、センササイズが小さいこともあり、フラット補正不要で済みます。

さて、それから、以前、ASI120MM CMOSビデオカメラで使った時に良かったビクセンのレデューサRを使ってみます。
M42 オライオン30cm反射望遠鏡 with Vixen レデューサR QHY5III-178C 4秒×43コマ

もともとが、F5前後用に作られているのもあるのでしょうが、さすがに、1/1.8型センサーで使うにはキビシイかな?ただ、下側が星像崩れが大きいので、若干、光軸か、取付時のスケアリング不良もあるかもしれません。
画像の比率から、0.88倍にレデュースされていました。1056mmF3.52です。

使用したリングの組み合わせです。
国際光器のレーザコリメータに付属していた2インチスリーブ→36.4mm変換に、レデューサRを組み込んで、あとは、10mmの延長筒と、いつ買ったのか・・?TelekopServiceのM42→Φ31.7変換アダプター。
最初は、AstroのフィルタBOXを介して撮影する予定でしたが、ピントが出ず・・でした。

それにしても、最近はあまり、ニュートン反射用のレデューサって無いですねー。
F2.8とか極端のでなくて良いので、×0.85くらいのものがあると良いのですが。

さて、これで、撮影に入ったのですが、CCDSoftのASCOMプラグインから制御させていると、カメラの読み出し時に、カメラとのリンクが切れたりして、イマイチ、信頼性に欠けます。
仕方ないので、途中から、MaxImDLからの制御に変更。こちらの方が、フレームレートが早いかな?

安定性は良い気がしますが、それでも、何回か、リンクが切れて想定枚数が撮れてなかったです・・(;´д`)トホホ…
まぁ、寒さに負けて、車内で寝ていたせいもありますが・・・

まゆ銀河 オライオン30cm反射望遠鏡 with Vixen レデューサR QHY5III-178C 15秒1枚 ダーク・フラット無し

明るい満月下ですが、それでも、透明度が良いのもあって、カブり等は見られません。
小さいイメージセンサの特徴として、フラット補正が不要もしくは寛容であることが挙げられると思います。
また、感度も十二分に高いSTARVISセンサーなら、ノータッチガイドと相まって、手軽に高画質の天体写真が撮れる可能性が高いです。
コンポジットしたら、どこまで描出できるのか、またのちほど処理してみます。


オメガ星団 オライオン30cm反射望遠鏡 with Vixen レデューサR QHY5III-178C 4秒1枚 ダーク・フラット無し

さすがに低空でぼけぼけになるのですが、それでも、この高速撮影性能があれば、シーイングの悪さも多少なりとも緩和できるかもしれません???
南低空の天体撮影への応用も考えていたのもあって、そのテストでしたが、こちらも、またコンポジットした結果から判断したいと思います。

ただ、またもや極軸が途中からズレたのか、45P ホンダムルコスパジュサコバ彗星を導入しようとしたのですが、全く入ってきてくれませんでした・・・(;´д`)トホホ…
まぁ、本田さんは地球に近づいているので、大きさ的に入り切らなかった可能性もあるし、まぁ、いいか・・。

沈む月 オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D14-42mmED 42mmF5.6にて

なんだかんだで、一晩、撮影させて、フラットも念のため薄明で撮影。

休日前なので、時間的に余裕があったこともあり、例の三脚位置決めの石突き。ここを一端、外して、中のワッシャ(やはり、凹んでました)を上下逆さにして取り付け直しました。
こうすることで、ガッチリ固定できます。
これで、暫くは大丈夫でしょう・・。

7時15分、ぼうらやを後にしました。日は昇ってますが、車の温度計は、-3℃。
めっちゃ寒かったですが、いろいろと試し撮りできたので、来て良かったかな?

小さいセンサーだと、案外月夜でも撮れちゃったりしますね。
悪条件に強いというのは、デジカメに対しての大きなメリットかもしれません。



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コメント

No title

おはようございます!
まーちゃるです。

テストお疲れ様でした。
M42のクローズアップ、滑らかでよく写ってますね!(^-^)
さすが小サイズセンサーの使いこなし術は見事です(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
僕も筒が短焦点なので小サイズセンサーにはとても興味があります(^-^)
いつも記事を興味深く読まさせてもらっています(^-^)

No title

> まーちゃるさん、こんばんわ。
ボクの場合、黎明期からやってますから小さいイメージセンサの方が合ってます。

小さいセンサ、ご子息には良い経験になると思います。中華製ですが工業製品ですからね。デジカメとは違う。そこを掘り下げていくとエンジニアの入り口に立てると思います。

無難に行くなら、ASI1600MM-Coolで良いのですが、感度で考えたら、QHY174M Aniti-AMPグロー有り)
前の記事に書いた様に、野心を持っているなら、QHY178MないしminiCAM6F(サブ機で使える要素アリ)あたりでしょうか。

冷却はあった方がいいです(自由度が増す)。センサは絶対モノクロが良い。デジカメ画像とのLRGB合成もアリです。
差を感じることで、次の方針が決まると思います。
民生品と工業製品の違いを感じる、いい機会になると思います。
民生品は、いろんな面で、助けてくれるんですが・・。それを感じるにはそうでない製品使ってみるしかないですからね・・・。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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