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DeBayer カラーカメラのカラー化

本当は、今日は、毎年恒例の豊田東公民館での天体観測会があったのですが、残念ながら、インフルエンザの懸念もあってか、人数が集まらず、残念ながら、中止です。

そろそろ、今月に応募する作品も仕上げねばなりませんが・・
撮った画像の中でめぼしいものが無いか物色中・・・
そんな中で、カラーカメラのQHY5LIII178Cの画像をいぢってみているのですが、、、

普段は、DSSのAHD Interpolation、もしくは、Super-Pixel(non Interpolation)で仕上げてしまうのですが・・・
今回、星数が少ないせいか、短時間露光主体で攻めたせいか?イマイチ、DSSでは上手くいかないケースが多く困っているところです。

ならば、ステライメージでカラー化してからコンポジットしていこうか・・・と思ったのですが、ジョンソン彗星を処理してみたのですが、どうにも思いの外、S/N向上が見られない・・・
カラー化に問題があるのかも?と、試しにMaxImDLで現像してみました。
Debayer処理の違い 左:MaxImDL 右:ステライメージ8 カメラ:QHY5III-178C

なるほど・・・。一見した時にステライメージ8の方が、星雲のS/Nが高いのに目が惹かれますが、しかし、よくよく見ると、MaxImDLに比べて星像が若干肥大しているかな?
さらに背景などのノイズを見ると明らかにぼかしが入ったかの様になってしまっています。
それに対して、MaxImDLは星雲のS/Nは悪いですが、均されておらず、コンポジット前の画像としてはこちらの方が望ましいと思います。
とはいえ、星雲のS/Nの差も無視できませんね。デジカメ等、長秒露光して、コンポジット枚数が少ない場合(20枚以下とか)には、ステライメージの方が良い結果になるかも?
対して、CMOSカメラの低読み出しノイズに期待する場合には(ノイズに埋もれている信号を引き出す)、ステライメージ方式では不利ですね・・・。

デジカメだと、どのソフトで現像するか、どう現像するか、考えたりするのですが、天文用ソフトでの現像処理なんて、どれも一緒だろうとタカをくくっていましたが、案外差があるものですね・・・。

もちろん、DSSだと、前述の様に、AHDとかSuperPixelとか様々な設定ができるのですが、単画像だと・・・って、ここまで書いて気がついたのだけど、1枚だけ読み込んで現像させて比較してみたらいいのかも・・?
DSSに1枚だけ読み込んで処理。
AHD Interpolationで現像させています。

ふむふむ・・・こうしてみると、ステライメージに比べると、星像や星雲のディテールが若干向上している様に思います。
輝点ノイズが肥大している点は気になりますが・・・
DSSのAHD Interpolationもなかなかに良いのではないでしょうか。

今度はもう少しレベルを詰めて背景等を見てみたくなって比較してみました。

ステライメージの色まだら・・・
これじゃ、コンポジットしても綺麗になるかしらん・・と心配。
ただ、星雲の部分のS/Nはやはりいちばん良さそう。

MaxImDLはセンサの持つ情報をそのまま残していてくれそうで、CMOSカメラのポテンシャルを一番発揮してくれそうです。

DSSのAHD Interpolationも、背景等のノイズの粒状感も十分、小さいので、これならCMOSカメラの低読み出しノイズの利点が活かせると考えます(実際、これまで撮影した馬頭星雲やM51はDSS使っています)

ちなみに、CCDStackでも試してみたかった(と、いうか本命だったのですが・・))のですが、CameraManagerで、One Shot Colorのところにチェックを入れればできるワケですが、今回の場合、MaxImDLでダーク・フラット・HotPix除去までやってるのもあって、なんか上手くいかない・・・
CameraManagerから該当するのが見つけられてないだけなんですけどね、、、(;´д`)トホホ…

もっとも、MaxImDLの現像結果が自分にマッチしているのが判ったので、カラー化もここで行ってしまえばいいのかも。
DeepSkyStackerのBayerDrizzleを使ってみたい場合(ただ、SXV-H9Cの時は上手くいかなかったんだよね・・)は、また別途検討してみましょうかね・・

それにしても、カラー化ひとつとっても、いろいろな発見がありますね。
いい勉強になりました。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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