FC2ブログ

記事一覧

QHY5III178C

天体写真を機材毎にまとめてみようかな、と思って、新たにギャラリーの書庫を作ってみました (^^ゞ

■QHY5III178C
裏面照射型CMOSカメラ STARVISセンサー
センササイズ 7.32×4.91mm(1/1.8型)
600万画素 裏面照射型カラーCMOSカメラ
画素ピッチ 2.4μ×2.4μ
ローリングシャッタ 14bitA/D
冷却無し。

感度も高く、面白いカラーカメラだと思います。選択肢が多いこともあり、なかなかチョイスする人は少ないかもしれません。また性能を活かすには明るい光学系(F4以下、モノクロなら、F3以下・・・)が必要で、その点でも使い手を選ぶとも言えます。
600万画素の画素数がありますが、実際にこれを活かし切るのは至難の業でしょう。
ただ、カラーカメラとして考えれば、いざとなればBayer配列であることを理由として、ソフトウエアビニングで、150万画素相当のカメラと見なすことも出来、その場合は、4.8μ□のカメラと扱うことができますから、F5クラスの光学系との組み合わせでも相性は悪くはない・・・
そこでDrizzleをかけて画素数補間するのは本末転倒でしょうか?ちょっと悩んでいるところです・・。

星雲の写りから、期待していた、SXV-H9Cの後継としての役割は十分に果たしてくれそうです。

何回か、記事に書いていますが、このSTARVISセンサーのカメラは、IMX290と共に、従来の天体写真の概念を覆すだけの性能を秘めています。
とりわけ、IMX178には十分な画素数も備わっているのもあって、いつかは入選!と考えている野心家にはオススメかな・・・(特にモノクロ版)
まぁ、そういうことはこのカメラで入選してから言えと言われそうですが (^^ゞ
活用性が高いカメラなので、いずれは・・と思っていますので、もうしばし、お待ちくださいませ ;≡ワ≡

8の字星雲 オライオン30cmF4反射望遠鏡 レデューサR使用 1056mmF3.52 QHY5III178C
4秒×201コマ

惑星状星雲の色彩は、緑系が強くでるようです。

まゆ銀河 NGC4485,4490 オライオン30cmF4反射望遠鏡 レデューサR使用 1056mmF3.52 QHY5III178C
露光時間は、15秒×225コマ=56分15秒

NGC系のマイナーな銀河も、1枚あたり、15秒かければ十分。
と、いうか、非冷却カメラなので、これ以上露光時間を伸ばすのは得策ではないと考えています。

M42中心部 オライオン30cmF4 直焦点 4秒×26コマ

テストには最適な天体ですよね~!
6重星、トラペジウムがしっかりと分離しています。さすがに1/1.8型CCDのサイズではF4ニュートン反射はコマコレクター等の補正レンズが無いとちょっとキビシイです。コマが目立ちます。
色彩も実に見事。中心部のOIII線は青緑色に、翼の部分はHβ?主体でしょうか。青色にきちんと再現しています。
良いセンサーです、STARVIS!

馬頭星雲 GENESIS SDF屈折望遠鏡 540mmF5.4 15秒×366コマ

さすがに、F値が大きすぎる為、このカメラの性能を発揮できていると思いません(F4以下で使うべきカメラだと思っています)が、1枚あたり15秒でも、十分に淡い部分まで写っていると思います。
とはいえ、ダークをサボったので、左下のAMPノイズがちょっと目立ちますね(軽減するように画像処理はしてますが・・)

子持ち銀河M51 GENESIS SDF屈折望遠鏡 15秒×340コマ

親銀河と子銀河の色彩の違いも表現できています。ディテールも口径10cmとしては十分。淡い、でんでんむしの目の部分も写っています。



関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

月別アーカイブ