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DMK/DFK21AF04


■DMK21AF04/DFK21AF04

ICX098BL/ICX098BQ搭載のデジタルCCDビデオカメラ。
1/4インチCCD、33万画素 10bit/ADC 出力8bit
画素サイズは5.6μ。

◎30Hzで高速動画撮影が可能。
◎30秒露出まで露出延長可能、天体ビデオ撮影ができる。
×33万画素しかない。
×やや感度は悪い。
◎動画撮影機能を活かし、ラッキーイメージングで高解像天体撮
影を可能とする。
◎対惑星用カメラとして画質、ホワイトバランスが良く使いやす
い。


2017年現在となってはさすがに性能的に見劣りする面は強いが、カラーとモノクロ双方を所持していた点では使い勝手が良く、応用性も高かった。(2016年、カラーカメラは故障・・・)
トラペジウム 星ナビ 2009年4月号 入選作品 ASC-11 DeepStriker クローズアップAC Pro1D使用

DMK21AF04 0.5秒×? DFK21AF04 4秒×? 4コマモザイク合成

画素数が少ないハンデを、カラーカメラのみ、4コマモザイクで補っています。中心部のみ、モノクロカメラで、1/2秒露光で、撮影。
結果として、トラペジウムを6重星として捉えることができました。
・・・これって、ひょっとして、地味に、アマチュア天体写真では初なんじゃ・・・?
真冬の撮影でシーイングは決して良くなかったと思います。
余談ですが、撮影中に、GENTAさんが、来られてガイドアダプターを持ってきてくれたのを未だに覚えていたりします (^^ゞ
めっちゃ寒い中、撮影してたなぁ・・。まぁ、ニワトリですが。

ソンブレロ銀河 M104 オライオン30cmF4 反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 4秒×756枚 カラー DFK21AF04 8秒×223枚

小さいセンササイズの特徴を活かして、最もキレの良い直焦点で使用できることも利点の一つ。

リング状星雲 M57 オライオン30cmF4反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 4秒×1077コマ DFK21AF04 8秒×273コマ

シーイングが良い時期だと、さすがに1/4型CCDの小さなセンサでもコマ収差が気になりますね・・
とはいえ、構造は良く写ってるなァ・・


おとめ座A M87 オライオン30cmF4反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 2秒×1652コマ DFK21AF04 8秒×241コマ

中心から吹き出すジェットを捉えたかった事もあり、ラッキーイメージングで臨んでみました。付近の小さな暗い銀河も写っていることは注目に値しますが、反対にM87の淡い広がりは全然描写できていないことから、限界も見えますね。

かに星雲 M1 オライオン30cmF4反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 4秒×? DFK21AF04 8秒×?

データがありませんが・・・。シーイングが良いうちに、ということで、9月中に撮影しています。
そのかいもあって、中心部の切れ味は絶大。これくらい写っていると、パルサーからの波紋の変化も捉えることができるかも?
DFKカメラのカラーバランスの良さも伝わってきます。いいカメラを亡くしてしまった・・。まぁ、今後はQHY5III178Cに期待しておきます。

大赤斑とガリレオ衛星の移動  MT160反射望遠鏡 パワーメイト5倍 DFK21AF04

こういう被写体を気軽に撮影できるのがカラーカメラの良いところですね~

金星の雲の様子 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 UV/G/IRによる三色分解合成

UVで撮ると金星の雲の様子が美しい。
CCDはCMOSと違って、固定パターンノイズに悩まされずに済む点で、光量が低下するUV撮影やIR撮影では、ASI120MMよりも良い結果となった。と、いうか手持ちのUVフィルタは半値幅が狭いこともあり、ASI120MMでは固定パターンノイズで、Registaxでの位置合わせすら上手くいかない始末・・・
恐らく、今後も、金星撮影では、DMK21AF04が活躍してくれると思います。
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コメント

No title

こんばんは。
UTO師匠!そろそろ惑星撮影開始しようかと思っています。
そこで新しいカメラを購入しようと思いますが
候補は二つ
ASI290MM
ASI290MC
どちらがいいと思いますか?


PS. AutoStakkert!3.0 BETA版が出たようです。

No title

UTOさんのこのシリーズ良いですね~。機材選びに本当に参考になります。でも注意しないといけないのはUTOさんだからこれだけの作品に仕上げることが出来るってことですね!OLYMPUS Eー300の時につくづくそう思いました(笑)

No title

> ミュートンさん、こんばんわ。
木星はずいぶんと早く昇ってくる様になりましたね。
さて、カメラは、ASI290MMのモノクロで良いかと思います。カラーは同じくCマウント仕様のものをお持ちだと思いますので、画素サイズの比率をとって拡大してからLRGB合成すれば問題ありません。

でも、個人的には、ZWOよりQHYの方が良いかな?と思いますが・・

No title

> ☆シュミット☆さん、こんばんわ。
ホームページより、ブログの方が手軽というのもあって、纏めてみました。
そのうち、そのE-300作例も公開しますよ (^^ゞ

んー、、DMKカメラに比べると、QHY178C作品はまだまだ・・って感じですね。
このカメラには、恐らく、田中光化学工業製のFSC203がベストマッチとなると思うので、回収して改修後(少なくともファインダーとフード)に、実戦テストをしてみたいと考えています。

No title

おっはようございます。

>でも、個人的には、ZWOよりQHYの方が良いかな?と思いますが・・

というとどれですか?

No title

> ミュートンさん、こんばんわ。

QHYなら、トミタ取扱いのQHY5III290M
http://www.y-tomita.co.jp/ccd/qhyccd/qhy5iii-290m.html
で良いと思います。
ZWOよりちょっぴり安価だけど、Cマウントレンズがついてこないので、その点ではコスパ悪。
形状的に、オフアキシスや、今お使いのQHY5L-Ⅱの後継として、いずれはガイドカメラにも使えるところが◎。
あとは、ASI120MMを使った印象から、回路系は、QHYの方が高品位と、いう印象がありますが・・(S◯ny製CMOSだとどうでしょうかね・・・)

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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