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Sonyのイメージセンサのロードマップ

たまに見に行くデジカメInfoさんに面白い記事が載ってました。
ソニーのイメージセンサのロードマップです。

Type3.6は、3.6型センサ、つまり、フルサイズだと思います(ちなみに、APS-Cは、1.8型。センサの対角線の寸法を表しています。・・・と、いっても、対角が1.8インチってワケではないんだけど・・。説明難しいですね・・・。まぁ、過去の経緯で真空管で作った時の径の寸法が、1.8インチになるのが、APS-Cって話です)
Nikonのデジタル一眼レフカメラ、D820は、42MP裏面照射ではなく、50MPになるという噂もありますが、IMX161の登場を考えれば、なるほど、納得してしまいますネ。
でも、FI(フロント・イルミネーション=表面照射型)なんですね。まぁ、CanonのEOS 5Dsも、FIでしょうから、問題はないといえばありませんが・・。高感度特性が心配。

Type4.2型は恐らく、44mm×33mmセンサーです。100MPのIMX211がエントリーされてますが・・・
その下に、なんと、IMX211 Monochromeの存在がッ!! (◎-◎;)!!
さらには、裏面照射型(BI)のIMX411 Mpnochromeがッ!!
とうとう、中版サイズモノクロセンサーを外板でしょうか!?
いやー、すごいですね。これを使って冷却CMOSを作った暁には、天体写真にとって、究極のカメラになるのではないでしょうか。
お値段もすごいことになりそうですが・・・・。可能性としてはあり得ないわけではなさそうです。

ところで、ちょっと調べてみたら、驚いたことに、冷却CCDカメラの主要メーカさん、StarlightXpress、ATIK、QSI、SBIG、FLIまでも・・・CMOSを扱ってないのですね。
確かに、天体写真向けの機材とは言い難い面(固定パターンノイズ)があるので、従来の冷却CCDカメラメーカからすると魅力を感じなかったのかもしれませんが・・・・
その隙間を見事に、ついて、ZWOやQHYが躍進している(と思うのですが・・?)ワケですし、今後、SonyはCCDは生産しない方針を打ち出しているので、今後、どうするんでしょうかね?
今からCMOSを出しても、中華メーカに対抗できるだけの価格でないと、難しいでしょうし・・・

その一方で、国内メーカに目を向ければ、HAMAMATSUはもちろんですが、ビットランもちゃんとCMOSカメラを早期にリリースしています。
ビットランは、低廉なEM-CCDカメラ、BU-66EMなどもラインナップしており、頑張ってるなーという気がします。


こちらは、比較的小型チップのロードマップです。
STARVISセンサーは、裏面照射型ですが、この中で気になるのは、IMX294のフォーサーズセンサーの裏面照射型でしょうか。
STARVISは、産業用センサーとして販売されていますから、カラーだけではなく、モノクロもラインナップされるのは間違いないところでしょう。
フォーサーズで800万画素というと、5.4μ□の裏面照射型となりますから、使い勝手も良く、感度も期待できる点で、やはり天体写真用のカメラとしては魅力的なものに仕上がりそうです。





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コメント

No title

なかなか興味あるお話しです。
モノクロの大きな画素でサイズがでかいCMOS裏面照射とか期待してしまいます。

No title

> NGCさん、こんにちは。
面白そうなセンサーが登場してきそうで、買えるか買えないかは置いておいて、面白い時代がやってきそうです。
裏面照射4/3センサーの冷却CMOSは欲しいなぁ。中華メーカで安めに作ってくれることを期待したいです。
逆に、こういうロードマップ知っていると、さしあたりASI1600MMと、36mmフィルターないし31mmフィルタを買っても、将来性がありそうですよね。
画素数的にはダウンしてしまいますが・・・長焦点撮影には良い筈です。

No title

フルサイズのモノクロはなしですか…とても残念です。
UTOさんがおっしゃる通り、中判は手が届かないでしょうからねぇ。
4/3でもいいですが、APS-Cのモノクロがあってもいいように思いますね。

No title

とっても楽しいお話です。食いつきました。
やはりこれからは裏面照射のCMOSだと思います。
裏面照射はそれ相当の裏面ラッピングしないといけないので
基板抵抗による電流の問題が心配です。(基板抵抗増加)
P基板にするかN基板でいくか、これも重要ですね。
そんな情報まで公開されませんのでどうなっているのか・・・
P基板だろうな。
センサーはリダンダンシー(ピクセルの冗長)が使えないのも辛いところです。
なので大きいセンサーは歩留まりの関係で高価になりがち。
面積に対し指数的にコストかかるし。

ピクセル不良ですが、ちょっとアイデアがあるんですよ。
センサー面に位相シフトフィルターを取り付け、
1~数ピクセル位置をずらす。合成すると死んでるピクセル補える気がしますが、どうでしょうか?
特許ネタかも

No title

補完技術も進歩しそう。位相シフト、

長時間露出時、およびフィルターを動かす仕組みが課題ですがね

No title

> hanaさん、こんばんわ。
NikonDfのモノクロ版素子を使ってるのがDs-Qi2 http://www.nikon-instruments.jp/jpn/bioscience-products/camera/ds-qi2
なので、カスタムセンサーなら対応してくれると思うのですが、数千個レベルでは対応してくれないと思うので、問題はそれだけの数をZWOなりQHYなりが発注できるかが問題でしょうねぇ。

No title

> タキさん、こんばんわ。
BSIは少し前までは大型のものは出来ない、画素ピッチから大判は意味が無いとまで言ってたのに、まさかの中版デジサイズまでBSIですものね。何か技術的なブレイクスルーがあったんでしょうね。
可視光だとボクもP型基板だと思います。N型CCDだと空乏層が大きくとれるので、赤外感度は高くなりますが・・用途が限られるのでしょうね。

位相シフトは、面白そうですね。
フィルターではないですが、PENTAXのリアルレゾリューションが近いことをやってるかな?

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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