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ひさしぶりの天文ガイド入選!

今日は天文雑誌の発売日でした。
天文ガイドには、ひさびさに入選!!
いやぁ、正直嬉しかったなぁ~

天文ガイド 10月号入選作 M8 NarrowBand MIZAR130SL改 MPCC使用 ALICE-II 半自作CMOSカメラにて

NarrowBandでもカラーが全盛ですが、単色で見ると同じ星雲でも形状が異なり面白いものです。

M8干潟星雲のNarrowBand・・・
この種の撮影方法に着手したのは、2001年頃。厳密には、CV-04Lを使って前世紀の1999年には基礎実験は行っていますが・・・・感度が足りず、ST7E(NABG)の購入を待たねば、まともな撮影できませんでした。
当時、50万円もした・・・ST7E・・・(`;ω;´) というのは、とりあえず、(/_・)/コッチニオイトイテ

2002年のCANP発表資料用に田中光化学工業のTaNaKaさんからM8のSAO画像をお借りして発表した事があります。当時の自分の機材、ST7Eでは、M8全体像を捉えられるだけの力(画角と画素数)がなかったからです。
それから15年の歳月を経て、ようやく、自分自身の手で捉えられたと思うと感慨深いものがあります。

撮影時の風景 オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラにて。

その機材が、自分の子供の頃、ハレー彗星が来るということで、初めて買ってもらった、望遠鏡、MIZAR130SLというのだから、喜びもひとしお、感慨にもふけりたくなるというものです!


M8 SAO合成 MIZAR130SL改 MPCC使用 ALICE-II 半自作CMOSカメラにて

・・・などと、感傷にひたってばかりいても仕方ないので、もう少し、説明をすると・・・
当初、SAO合成した画像で応募しようと思っていました。出来上がったのが上の写真。
もちろん、入選作の右下にいる画像そのものですが、フォト蔵の制限での2k画像では分かり辛いかと思って、SAOカラー単体もあげました。

口径13cmの反射望遠鏡による作品と思うと、出来栄えとしては、こんなものか・・とも思いますが、撮影時は、生憎とシーイングも悪かったこともあり・・・
これで、入選する、か・・・?まぁ、本当はプリントまでやった上で、判断したのですが、答えはNoでしょう。
恐らく、SAO作品はぴんたんさんも出品してくるでしょうし、正直なところ、表現力では完敗です。その上、口径の差もあるとなれば勝ち目はないよー・・・
というコンテスト的な目線から見た判断、
そして、
15年前のTaNaKaさんのデータを頂いて魅力を感じたのは、SAO合成ではなく、その前段階。各種フィルターで、見知っているハズの天体が、全く、違う天体の様に写る、という、NarrowBand撮影の観測面、つまり、各元素分布を可視化するという要素でした。
これはぜひ、知って欲しい!見せたい!!という想いもありました。
幸い、SIIはやや感度不足だったものの、各フィルターで、良いデータは今回、得られてますから・・・・
手間はかかりますが、各フィルター毎の画像も仕上げて、組み写真として観測の部で、応募したのでした。

ALICE-II、半自作CMOSカメラについては、選者のコメントが物語っている通りで、、、(^^ゞ
そうなんだよねぇー・・苦労の割には、効果的な差異は出せず、、と、いったところで苦労しています。
比べると、やはり効果はあるんですけどね。
見事に見抜かれてるなぁ・・・と、脱帽です。同時に、期待感も感じましたので、もう少し、頑張ってみようと思いました。

・・・長くなりましたし、星ナビ作品の方も、いろいろと語りたいことがありますので、記事を分けます (; ̄ー ̄川 アセアセ

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コメント

No title

UTOさん、天文ガイド入選おめでとうございます。
入選した望遠鏡がMIZARの130SLとは憎いですね。今でこそ目立たないメーカーになってしまいましたが、当時はビクセンにも負けないメジャーなメーカーでしたものね。僕もAR赤道儀で半自動ガイドで撮影していました。
こうして写真を見ると今でも十分いけますね。

No title

入選おめでとうございます。
M8ってSAOバラバラだと、こんなに違って見えるのですね。びっくりです。MIZAR130SLが現役っていうのも・・日野きん族にはうれしいところです。

No title

こんにちは!
まーちゃるです。

天ガ10月号入選おめでとうございます!(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
輝線毎に異なる星雲の姿がよく分かる様にしっかり写し取られていて、見事な作品でした(^-^)

僕も最近ナロー始めましたが、新月期じゃなくても撮影できるしとても楽しいです(^-^)

まあ、UTOさんのような素晴らしい作品はなかなか出てきませんが(^^;;
精進しなければ…

No title

> のんたさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます。僕らの世代だとMIZARが最初の望遠鏡って人も多いですよね。
CX150やアルテア15を始め、RS20バージョンとか、バリエーションも多く頑張っていたと思います。
8cmフローライトもVixenFL80Sに喰われた感がありますが、隠れた名機だったとか・・・?
AR赤道儀!懐かしいですね!!ボクもやりましたよ~。
ARは、大きさの割に重量があったので、友人のスーポラが羨ましかったです。

結構改造してますが、やはり、この頃の小口径反射は初心者用といっても頑丈で、今でも十分、実用になると思います。

No title

> kaienさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます。SAOだと見知った星雲が、まるで違う天体の様に写るので、楽しいですよ。
ひのきん族御用達のRS20ではないんですが、鏡筒は非常にしっかりとしているので、ベース機として、結構、改造してあったりします、、(; ̄ー ̄川 アセアセ

No title

> まーちゃるさん、こんばんわ。
どうもありがとうございます。
ナローは、月があっても撮れるので楽しいですよね~ (^◇^)

いやいや、まーちゃるさんの洞窟星雲、とても見事で、ナローで入選されるのも時間の問題じゃないかなぁー・・
カラーシフト、方法が検討がつかないのもあって、ぴんたんさんの記事をたのしみにしていたりします (; ̄ー ̄A アセアセ・

No title

天文ガイド入選おめでとうございます!
MIZAR130ですか~機材を拝見してビックリしました。
古い機材でも良く撮れるものですね。

約半世紀前、私が中学生の頃は天体観測に夢中になっていましたが、お小遣いもあまり貰えず、自作の反射望遠鏡で星を見てました。
そんな時、同級生がMIZAR H-100と言う反射望遠鏡を買ってもらったのが羨ましくて仕方なかったのを思い出しました(^_^;)

No title

> ダイナさん、ありがとうございます。
MIZAR AR130SLは、ボクにとって、最初の望遠鏡で思い出ある望遠鏡です。
1980年台の望遠鏡は案外?造りが90'以降の海外生産品に比べて遥かにしっかりしているので、現在でも、いや逆にフィルムによる長時間露光から開放されている現在だからこそ、実用になると思いました。

ダイナさんは自作反射ですか!ボクも作りたいと思いましたが、とうとう作らず仕舞い。中学生の頃は、ドブソニアンの記事や情報を集めて、夢見たものです

H-100は名機ですよねぇ。類似品が出回ったくらいですものね。Vixenのスーパーハレー100(同じく10cmF10のオレンジ筒)は良く見えた記憶があります。

実は、MIZARさんには、最後の最後まで?相談に乗っていただき、写真用として、130SLを4本スパイダーにしたい!と言ったら、アルテア15用のものがありますので、特注で造りますよ、と、6300円で、4本スパイダーを作っていただきました。
本当にいいメーカさんでしたので、結果を残せて良かったです。
でも、ミラーはAD-Vix (^^ゞ

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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