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不採用作品

今回は、いろいろと書きたい内容が多かったので・・・・
さて、いつもどおりの?不採用作の紹介です、、


星ナビ 不採用作 NGC5907 StarStreams オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 SXVR-H694冷却CCDカメラ

NGC5907周囲のStarStreamsを狙ってみましが、非常に淡く、思った以上の難物でした。
画像処理を何度もやり直して、やっとなんとか、仕上げましたが、、、、難しい・・!!

星ナビ誌の天上のCCD画像で紹介されていたNGC5907のぐるぐるです。
さすがに、なかなか描出するのは難しい・・・。背景レベルギリギリで、これをしっかりと捉える為には、まだまだスキル(撮影技術と画像処理技術)を上げないとムリな様です・・。
撮影場所もぼうらやさんなので、北は結構暗いのですが・・・1枚あたりの露出をもっと伸ばして、総露出時間ももっと伸ばして、完璧なフラット補正を行うしかないかな・・・

ちなみに、天上の・・・ですが、以前、知人から聞いた話しなのですが、マスクを書いて炙り出してるそうです。
この辺り、賛否両論、分かれそうですが・・・
教えてくれた知人曰く、確実にある!と解っていた上でやっているので、幻影ではなく実在している構造を見せているので、とのことで、なるほどなぁーと思いました。
あの画像は確かに評価も科学的な価値も高いのだろうと思いますしね。

フォトレタッチだと、例えば、Psの紹介画像でも、電柱が消せる!とかあったワケじゃないですか。
つまり、何を見せたいか、何を表現したいか。それが一番大事だと思うんですよね。
写真って、自分が見た、感動を、他人に伝える手段だと思います。そうすると例えば、感動した風景を見た時には気が付かなかった電柱が写っていて、写真でみるとダイナシ!!という場合には、自分の見た印象的な風景を伝える為に、電柱を消す、というのはアリかな、と思います。

天体写真的には、せっかく撮影してきたのに、フラットでゴミが動いてダイナシ!
というときに、ゴミ後をレタッチするのは、これは、銀塩時代の暗室作業でも行われてきた、逆にタッチアップしなければ評価が低かったワケですから、積極的に、マスクを投げ縄ツールつかってでも、筆ツールで書いてでも、直すべきだと思います。
ゴミ痕なんて、宇宙には実在していないワケですから・・!!
もちろん、フラット補正で消す(消える)のが一番なのですが・・。

天体写真は科学写真の一面があるのだから、マスクやタッチアップなんてとんでもない!という方もおられるかと思いますが、ん、まぁ、実際のところ、コンポジットは、写真的に見たら、合成写真にすぎないですが、科学的にはIntegrationという立派な画像処理です。でも、例えば、デジタル現像は、どうなのか?となると科学写真としてはここからグレーになってきます。LRGBなんて、ナンセンスです(色相が変わるので)。あくまで、科学写真としては、ですよ。

デジタル現像も、初期のステライメージだったら、双曲線変換ですから、Okなんですが、10年位前のVerから、γも入ってきてしまって、複雑になってしまいましたからね。
で、そうなると、科学写真としての側面を保ちたいならば、元データと、リニアな画像データが必要になってくる・・と考えています。
レタッチを行った先に出来上がった天体写真に写っている構造が、本当に、真か?と問われた時に、元データからその部分を画像処理的に・・・フォトレタッチソフトを使わずに、抽出できるなら、つまり、検証できれば、科学写真としての価値も高いデータになると思いますし、レタッチ後の作品の価値はさらに高まると思います。

なので、ボク個人の意見としては、表現の為のフォトレタッチは、自由でいいと思うんですよね。
無いものを作っちゃだめですけどね。
なんでも、スカイツリーと天の川だったかな、星景写真の知人に聞いたら、明らかに方角が違うので、絶対に見えない風景を作っている写真があったとか。
これって、何がしたいんでしょうかねぇ・・・。個人的に風景写真は、自分が見た感動・美しさを伝えたいという思いから夕暮れ時の雲の色彩の美しさ、冬の朝の凛とした張り詰めた空気感・・・。こういうのを星遠征のついでに(笑)撮ることはありますが、見えもしない、ありもしない風景を合成までして見せるというのは、ちょっと自分には理解できません・・・。

話しを戻して、じゃあ、マスク書けば、自分のNGC5907ぐるぐるはもっと綺麗に出せた?
と問われると、答えは確実にNoです・・。それは自分の腕前が足りないこともあり、嘘くさくなりそう・・・
そもそもマスクを描いてでも抽出してやろう!なんていうのは、よほど、確実にこの天体がここにある!という確証と、絶対に抽出してやる!という意思の強さが無ければ、とても無理ですものね・・。




星ナビ不採用作 白鳥星雲M17 MIZAR130SL改 反射望遠鏡 QHY5III178C カラーCMOSカメラにて。

カラーCMOSカメラで1枚15秒で狙ってみました。さすがにラッキーイメージング効果は見込めませんが、迫力ある星雲を手軽に撮ることができて楽しいです。

QHY5III178Cの性能を存分には発揮していないのですが、でも、期待していた一つの目的としては、このような、お手軽天体写真撮影です。
ディテールの甘さは、F5.33の光学系に、2.4μ□という高精細画素のカメラを組み合わせた為で、2kに縮小されたフォト蔵の写真でもちょっと気になるレベル・・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン
固定パターンノイズ除去の為、若干、画角は狭くなっていますが、それでも、1/2型クラスのセンサーと720mmの焦点距離では、M17であっても、ギリギリアウト!という画角の狭さも良く判るかと思います。

IMX174の1/1.2型センサーというのは、結構、天体写真撮影では美味しいところを突いていたりします。ただ、リードノイズが画素ピッチが大きいせいか?やや大きいのだけが残念です。



天文ガイド不採用作 球状星団NGC6440と惑星状星雲NGC6445 
オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 ALICE-II 半自作CMOSカメラ

やや南に低いせいで、星像が甘いですが、珍しい球状星団と惑星状星雲のコンビです。

半自作CMOSカメラのALICE-IIでの星雲巡りの一環で撮影した天体です。
シーイングが悪く、星像がぼてぼて、でした。
M17の前座として撮影させていたので、選別はほとんどしておらず、そのまま使ったのも原因だと思いますが、やはり、こういう星雲・星団巡りにCMOSを使っても、枚数が多いだけに処理が大変なだけ・・と改めて痛感。

被写体的には面白いと思うんですけどね。星像の悪さはいかんともし難く・・・
入選したM8 NarrowBandは、観測の部で応募でしたから、こちらの作品は不採用作というよりも、素直に、まんま落選と言っても良いと思います・・・(´;ω;`)ブワッ
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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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