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はと座の銀河 NGC1792とNGC1808

フォトコン、なんとか今朝、ポストに投函してきました・・・
マイナー銀河ばかりで、なんとか一つでも入選してくれるといいのですが・・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン

その中の一つ

はと座の銀河NGC1792とNGC1808 イプシロン200 ST10XME 冷却CCDカメラにて

やや低空の天体ですが、なかなかに面白い天体です。
特にNGC1808(左上)は、スターバースト銀河?複雑な構造を有している様です。
右下のNGC1792も、渦巻銀河らしいカラフルさが伺えます。


イプシロン200+ST10XMEでの撮影ですが、安定度はオライオンよりも遥かに高いのが特徴です。
感度も極めて高く、画像のS/Nの高さは、SXVR-H694より明らかに上で、6.8μ□という現在では大きな画素ピッチが効果的に働いていると思います。
もちろん、MEチップの超高感度特性もあってこそ、ですが・・

ST10XMEは、ブルーミングはするし、宇宙線も拾う、お借りしている機体はカラム欠陥アリ、で、いろいろとノイズも大きい筈なんですが、やっぱり、撮ってみると、そのS/Nの高さ、それによる画像処理耐性の強い画像は、ほれぼれとしてしまいます。

さて、カラーフィルターは、IDAS type2 RGBと、Lフィルターに、同厚である筈の?TTL社製 Clearフィルターを使っています。
ST10XMEを始めとするMEチップ(KAF3200MEやKAF1603ME等、末尾にMEがつくCCDの俗称)では、近赤外線への感度も極めて高い為、Lフィルターを赤外カット(可視光のみ)にしてしまうのは、感度を半分棄ててるのと同義です。
まぁ、正確には感度、ではなく、近赤外線の光量、ですが・・・
そのため、ノンコートでも、透過率は92%程度あるので、赤外カットコーティングがかかっているIDAS type2Lではなく、TTL社Clerarフィルタ(ノンコート)を使っています。実際、こちらの方が感度は高そう(輝度カウントが上)なのは確認しています。
ただ、F4のイプシロンで使うと厳密に言えば、Clerarでピントを合わせるとRGB(IDAS製)では若干ピンぼけでした・・orz
うーん、、、ってことは、TTL社、Clerarは、1mm厚なのかも・・。それならそれで、AstronomikのClearを買ってみるというテも・・・アリ、か・・? (^^ゞ
のんたさんからも同厚の筈なのに、他社製フィルターだと・・というお話は聞いたことがありましたが・・。
こういうの、地味に参りますね・・
あと、ZWOの初代LRGBフィルターも1.1mm厚とのことで、買おうかな、と思ったこともありましたが、やっぱり、Lは赤外カット。なんで、赤外素通しにしないんでしょうかねぇ・・・(・3・)ブー

ST10XMEと、IDAS type2LRGBは、ちょっと相性が悪く、なかなかいい色が出せません。
ST8300Mならいい色が出るのですが・・・・
赤感度が高いMEチップは、なかなか扱いが難しいのかもしれません。
っと、いうわけで。一応、元のSBIG LRGBフィルターに入れ替えました。
40cmGotoDob用に、ZWO EWFに、収めていたのですが、重量の問題と追尾精度の問題で、たぶん、40cmドブそでRGBは撮影しないだろう、、と (^^ゞ
ま、まぁ、そうなるとEWFは無駄使いに終わるのですが・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
うーん、、まぁ、活用方法は考えてみるか・・・。薄型なので、厚みのあるAstrodonだと文字通り干渉フィルターしちゃうのが問題なんだよな・・。
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コメント

No title

厚みが同じでも同じ屈折率のガラスを使ってるとは限らないから…。
更に言うと、波長によって屈折率が違うから同じ厚み・同じ屈折率のガラス使ってても
UBGRIZで光路長が違ってピント位置も厳密には違うはず。銀塩時代は気にせずに済んだけど、
画素ピッチがこれだけ微細になると無視できなく成ってきた。9μmのKAF1603の頃は良かった。
3μmぐらいになってくると色々神経を使うことが増えて困る。斜め入射角の問題とか。

No title

> kob**995さん、こんばんわ。
確かに、基盤ガラスの素材が何であるかも重要ですよね。
あと、光路長の話も全くもって、仰る通りなのですが、個人的には、ガラス厚の公差の影響が大きいのではないかと思ってます。JIS規格でも、±0.1mmじゃないかなー(すみません、相当以前に調べたのですが忘れました・・)
仰る通りで、9μ時代は問題なかったですが、SXVR-H694の4.54μだとかなりシビアーに効いてきます。ST10XMEの6.8μでも、1.0と1.1mmは混在不可かも、ですが・・
うーん、でも、SXV-H9時代は、Lは、1.0厚、RGBは1.1mm厚でやっていた気も・・
TTL-Clearがちと変(厚さが違う、基盤ガラスが違う)かも???

なんだかんだで、6μのKAF16200Eって、Kodak血脈の集大成的な感じがありますよねー。
天体写真、望遠鏡で使うには、ベストな画素ピッチだと思いました。
できれば、6μ画素ピッチのKAF16803タイプが出たら最強なのですが・・
オンセミ、やってくれませんかね???

No title

ところでToupCamとPHD2の組合せで、12bit A/Dでガイド可能でしょうか?

春の系外銀河の季節はガイド星が無くて困るのですが、QHY5もZWOも惑星モードは12bit
なのにガイドモードだと8bitで手抜きするので、バックグラウンドとガイド星を見失って
しまいます。見失ったら大人しく何もしなければ良いのにMaxImDLもPHD2も全力で
アサッテの方向(センサのホットピクセル?)に向かって暴走する仕様なのが頭悪い。
8bitじゃダーク引いても無意味。せめて12bitでガイドしてくれれば良いのにと、
ToupCamを思い出した。SXV Loadstarを使えば16bitなのだが高橋ミニDinと謎の2mmピッチ
コネクタのケーブルを作らないと繋がらないし。

No title

> kob**995さん、こんばんわ~
ガイドモード8bit、知りませんでした。多分、ToupCamのドライバの出来からすると、Z社Q社より劣ると思うので、無理かもですねぇ・・。
MaxImDLからだと12ビットでガイドしてくれないですかね?

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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