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銀河巡り

さて、撮ったままなかなか処理する時間がなくて放置されていた(汗)、どマイナーな銀河です。


NGC2881付近の銀河たち イプシロン200 アストログラフ望遠鏡 ST10XME 冷却CCDカメラ

NGC2881は視直径1'程の小さな衝突銀河です。前々から撮ってみたい銀河でしたが、小さすぎ・・・(^_^;)
左上の渦巻銀河NGC2889も視直径2.2'の小さな天体ですが、イプシロン200の800mmでも渦巻銀河らしく解像しています。
ST10XMEの感度といい、画角の広さといい、銀河巡り用の機材としてはなかなかに良い組み合わせだと思っています。


NGC4261付近の銀河たち  イプシロン200 アストログラフ望遠鏡 ST10XME 冷却CCDカメラ

NGC4261は上真ん中にある楕円銀河ですが、撮りたかったのは真ん中からやや左下側に広がる小さな銀河の群れです。
とりわけ、やや変わった形をしているNGC4273は面白そうと思ったんですよね。
やはり視直径2.3'×1.5'の小さな銀河ですが、渦の様子もなんとか伺えます。

ST10XMEの感度はずば抜けてますが、画像処理は、ブルーミングの補正もあり、実は結構やっかいです。
お借りしている機体はカラム欠陥もあるので、これらも補正するとなると、

ダーク・BIASフレーム補正(MaxImDL)→ブルーミング補正(DeBloomer or CCDOPS)→フラット補正(MaxImDL)→カラム欠陥補正(MaxImDL or CCDOPS)→コンポジット(CCDStack2)

と、かなり煩雑な工程を経る必要があります。
ブルーミング補正前に、フラット補正で周辺減光を補正すると、ブルーミングの輝度値が65535から変化してしまうため、上手く補正できなくなることが多いです。
したがって、ダーク補正後に、ブルーミング補正を行う必要があります。
また、カラム欠陥補正は、フラット画像にも適用しておけば問題ありませんが、フラット補正後に処理すれば1回で済みます。
これだけ手間はかかっても、やっぱり、ST10XMEの超高感度特性は魅力的で、良く使っています。
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コメント

No title

あ~、私の大好物の小銀河群ですね。
キレイな大型銀河の写真も良いですが、ちいさな遠方銀河も想像を誘うものがあって良いですよね。

No title

> kaienさん、おはようございます。
僕もこういう小さい銀河の群れが好きで結構ソソられます。
でも、イプ200+ST10XMEの画角だと思ったよりも良い場所が少ないのが悩みの種ですかねー。
ディテール描写、個々の銀河の表現の点ではなんとか及第点なのですが・・

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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