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オライオン、光軸調整ちう・・

さて、4月にミラー清掃してから、どうにも光軸がイマイチなオライオン30cm。
重たい腰をあげて、ようやく、再検討してみることにしました。

オライオンは鏡筒が貧弱な為、撮影の度に、レーザコリメータで、光軸は取るのですが、レーザコリメータの最大の欠点は、Helixや、一時期の笠井取扱のホログラフィックタイプのものを除くと、LD光源から出射される1点でのみ、調整することになることです。


この場合、仮に、斜鏡と主鏡が斜めであっても、レーザ光は戻ってきます。
が、当然、像面は斜めになっているので、ラージフォーマットでは、方ボケが生じることになります。
で、だいたい、レーザで調整すると、たいていいつも、手慣れたというか偏った方向で合わせていこうとしてしまうので、本来の像面での光軸と、中心点1点での光軸の誤差が大きくなり・・・
ついには、1インチセンサーのフォーマットでも破綻してしまう、というワケです・・

で、いろいろと考えた末、斜鏡中心位置と主鏡センターが一致していない事に気が付き(と、いうか5年程前に陥った罠です・・。主鏡がオフセットされてしまうという・・爆。もうねぇ、安い筒だから文句言えないけど、、、これはハマります、、ニコンZマウントの5軸手ブレ補正なら、良いのですが、5軸光軸調整などと・・・!!無茶を言う・・・。)、粗調ですが、斜鏡を取り去り、レーザコリメータを斜鏡セルの中心の穴から、照射し、なるべく中央に近くなるようにスパイダー位置を調整。
・・・でも、今文章にしていて思ったのはオフセット斜鏡ならば・・・いや、関係ないか、斜鏡セル中心はあくまでも中心となる・・ハズだよねぇ・・・? (゚▽゚;) 

どちらにしても、斜鏡セルに対して完全に並行かつ中心にレーザコリメータを置けるジグはないので、目視による目安になると思うのですが、、、
それで、斜鏡セルと主鏡の中心を一致させました。
まぁ、完璧ではなかったと思いますが、レーザコリメータで調整した後、光軸調整アイピースで見ても誤差はわずかで、これならば・・・!という手応えありました。

実際にはスパイダーの調整の他、斜鏡の深さ位置、といいますか、接眼部と斜鏡中心の位置の合わせ込みの調整も行ってますが、これも、こうすればいい!という本当に確実な方法がこうだ!とは言えないんだよなぁ・・


この写真の状態で、光軸はほぼ完璧に取れたんですよ・・
でもね・・。気がついた人は凄い。

はい、スパイダー、曲がってマス・・・。
さすがにここまで曲がってると回折像がひどいものです。
ピンぼけ星像とか惑星像とかだとおっ、いいじゃん!と思っていたのに、ピント合わせていったら、なんじゃこりゃ、ですよ・・Σ(゚д゚|||)ガーン
でも、これ、同じことは、5年程前にもやってた気も・・
ほんと、進歩がないです、、、、、安西先生、、、(TдT)シクシク

スパイダーが、たわんでいる、ということはスパイダーの鏡筒固定に使っている穴位置を長穴にして逃げを作ってやれば良いのだと思うので・・・
また、来週末あたりに、加工してみるか、、、
とはいえ、過去にも、同様の結論に達したハズが実行していないとなると何か見落としているのかもしれませんが・・・
過去にどう、調整したのか、明確な記録がないのがやっかい。
しかし、まぁ、あまりもの各エレメントの弱さ、、精度不足を突きつけられてメゲているところ・・

本当は、タキさんから、オライオン30cm用の接眼部も譲っていただいたので、あわよくば換装して、コレクターPHなりを装着し、FSWS計画(フルサイズワーキングシステム計画)構想も考えていたのですが、、、
そこまでは到達し得ないかも、、(´・ω・`)ショボーン




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コメント

No title

おはようございます。

スパイダーは二重スパイダーにしてみれば
清水のH氏に相談してみればいいかも
私は最近接続りング頼みました。

No title

> ミュートンさん、こんばんわ。
このオライオンは、ミュートンさんにも手伝っていただいて光軸調整したこともありましたね~。懐かしいデス。
二重スパイダーですか。確かに薄すぎて変形もしているので、頼んだ方がいいのかも。。

No title

ダブルスパイダーがベストですが、手っ取り早いのはスパイダーマスクを作るのは如何でしょうか?

No title

斜鏡金具に接着剤3点止めしてますよね。
私のオライオンもそうだったんですが、ベタにしたら斜鏡のズレがなくなりました。ただし、金具全体の自重たわみがあります。
主鏡は放物面中心をターンテーブルに主鏡載せてレーザー戻り光から出せるはず。

No title

> のんたさん,こんばんわ。
おぉ、その手があったか・・!!
これだけ角度が違うと、ある程度は修正する方向でやりますが、最終手段として検討してみます(`・ω・´)ゞ

No title

> NGCさん、こんばんわ。
オライオンはヤワでなかなかに参ってしまいますね。
斜鏡、なるほどです。確かにちょっと乱暴な付け方してますよねぇ・・。

No title

UTOさんでも光軸でお悩みになるのですね。只今ニュートン反射勉強中の私には、めちゃタイムリーな話題でした。
自分の練習用鏡筒は手曲げした鉄板で補強してるため、真円ではありません。スパイダーの中心を鏡筒の中心っぽい位置に合わせようとすると、やっぱりスパイダーが曲がります。そこで鏡筒を無視してスパイダーの中心と主鏡の中心を結ぶ線を基準にして、なんとか合わせられないなと試行中です。うまくできるかな??

No title

> kaienさん、おはようございます。
光軸調整、難しいですよねぇ、、主鏡-斜鏡-接眼部の中心と面(スケアリング不良となる)を一致させれば良いのですが、これがなかなか難しい。
マクニュー等、蓋付きニュートンだと、斜鏡が補正板に付いているタイプでは、
斜鏡位置が調整できないので、製造が悪いと、点では合わせられても面では合わせられず写真鏡としては・・という話も伺ったことがあります。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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