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遠天例会 写真展準備と絵心

昨日は、遠天例会でした。
今回は、来る10/13からの写真展に備えて、作品持ち寄りによる準備でした。

昨年までと開催場所も違うので、いろいろととまどいながらも、作品を壁際に並べて、出展作品の順番を決めていきます。

途中、開催されている絵画展示をみながら、配置などをみていきます。
絵画展の方は、油絵などもあり、ハルカイさんと話をして思わず見入ってしまった部分もありました。
絵画には余分なものがない、写真だと、ついつい表現として、前ボケ、後ろボケなんかを考えてしまいますが、絵にはボケなんてないでしょ?つまり、主題がはっきりとしている・・・
これは写真でも同じで、前ボケを入れるなら、それにきちんと意味と意図、あるいは意思か・・を入れていかないと、却って、作品として損ねてしまう・・。そんなことを考えるくらいなら、主題をきちんと見せなさい、という感じに個人的には受け止めました (^^ゞ 
あとは、油絵のタッチ、というか表現が、面白くて、やっぱり、写真とはちょっと違うんですよね。
近くで見ると荒々しいのですが、距離を離れてみると、緻密で写実的な絵が顕れる・・・

これ、10年くらい前に、HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-のかわうそ監督とCCDママさん達と美術館にご一緒したことがあったのですが、モネの睡蓮を見た時に、かわうそ監督も同じ様なことを仰ってました。
近くで見るとモネの情熱が伝わってくる・・と感嘆されていたのを思い出しました。

最近、絵画見てないなぁ・・・。前は数年に1回は美術館等に足を運んでいたものですが・・
ミュシャとかも、デフォルメした絵なんだろうなぁと見に行ったら、圧倒されたのが2004年頃だったかなぁ、、、
たぶん、自分の銀河表現は、割と絵画からの影響は強いと思います。
具体的には、解像感の不均一性ですが・・・
輪郭は太く、内部は繊細に・・・となると、ミュシャの影響を受けてるかな、、、ソールベリだったかな・・昔は、そちらも好きだったので、その辺りの影響もあるかもです。
まぁ、もともと、絵が好きでしたからね。社会人になってからはスケッチやクロッキーも前世紀に少しやった程度しかないですけど・・・(^^ゞ
天体写真のスケッチもありますよ。眼視大事ですし・・。その延長に写真があるイメージは大事かな、、
なんというか、透明感というか、いや、まぁ、モクモクしてるけれど透き通っているというか(M57等)。
まぁ、自分の写真には全く、その表現、出てないですけど、、、(; ̄ー ̄A アセアセ・



カラーカメラでのこの作品は、割とそのイメージに近い様に作画してるかもですね。
ん、でも、やっぱりちょっと違う感じですけどね。
でも、目で見える天体は、その印象は大事にしたいかなぁ・・
高校生の天文部で、テントはって、麻溝公園でATMフィルターを通してみたM57の脳内記憶はこれに近いイメージだったりします。
やや寒かった記憶もあるので、秋口だったのか、春先だったのかは定かではありませんが・・・(もう、約30年前だもんなぁ・・)、

この辺りは、酔拳が炸裂していて、シラフの時はつまらない映像だったのが、お酒が進むと、あら不思議♪ (^^ゞ
もちろん、過去の印象があってこそ、なのかもですが・・・。実際、仕上げた時のイメージの狙いは、部活で見たM57の延長だったのは間違いないですね・・。ただ、保存してあるこの元データから、なんでこれが仕上がるのかは・・・謎でしかなという、、(; ̄ー ̄A アセアセ・
うん、まぁ、理屈じゃないんでしょうね。何を見せたいかという、情熱というか・・魂がこの結果に突き動かしているのでしょう・・・。酔拳恐るべし、、、、:(;゙゚'ω゚'):
νガンダムは伊達じゃない・・!的な感じで、上手ーくまとめてる時があります、、、( ̄ω ̄;) 

もともとが自分、エンジニアですから、基本的には、型に嵌まった処理しかしてないんですよ、、
つまらない画像にしか仕上がらない。
味付けにお酒が入って、始めて完成するといいますか、、、スパイスが効いてくる・・・。
そこで、基本に忠実(=素材としては最良)なデータが昇華するのかなぁ・・
良い化学反応が起きてるのでしょうね(by バクマン 的な感じで・・ ^^;)

PSDデータ見ても、エゴだよそれは・・・!シャア・アズナブルが粛清しようと言うのだ!アムロ!!的な、噛み合わないデータしか無いんだもん、、、
その上でバランスが、少なくとも崩れてない(と、素面でも思える・・・、というかいぢると、破綻する・・)ので、、摩訶不思議・・・。サイコフレームの導きか・・
思っていた以上の映像が出来ていたりして、、、(; ̄ー ̄A アセアセ・
いや、まぁ、ストロングゼロ川柳に近い巧みさ(実際、飲んでるのですが・・・・ ^^;)で、仕上がる、と・・( ̄▽ ̄;) 
ストロングゼロ、こえー・・・

ま、今も飲みながら書いてマス・・・
ストロングゼロ・・・(;゚Д゚)

油絵の概念は、純画像処理的には、ディザに通じるものがあるのですが、この話が通用するのは、PC9821までの時代ですかねぇ・・・
16階調しか表現できない環境で、64階調表現する手段が、ディザで、25年程前に、大学天文連盟のセンパイ方がST-4の画像をどう魅せるか、取り組んでいました。
今からするととんでもなく素晴らしいソフトに仕上がっていたと思います >ST4EDIT 

現在の様にフルカラー、1677万色が扱える環境になると、単純なディザは意味がなく、画素毎の重み付けをどうやっていくかが大事になってくると思います。
まぁ・・やる意味はあるのかと言われると、扱える階調は充分なのだから、そうなると何を表現したいか、になるのでしょうかねぇ・・・? (?_?)

あぁ、あと、SXV-H9やST8XME時代までは、ディザを応用した画素数拡大は行ってからプリントしてました。
今のSXVR-H694の600万画素であれば、充分な画素数があるので、そこまでやってませんが・・・
ST10XME等、600万画素以下のカメラでは、割と近い手法を用いて、プリントしてるのですが、意味があるかどうかは・・?ですが・・

まるっきり昔の方法でもないですしねぇ・・・ST8XMEをメイン機としていた時に比べると、かなり雑・・・(^^ゞ
基本原理に立ち返った方が良いのかも・・
あと、当時は、そういう手法に好適な顔料系プリンタ(具体的にはPro9500)を使ってましたし、、、
復活させたいところですが、やはりインクヘッドが目詰まりしてどうにもならなさそうです、、、(TдT)
うー・・ん、家建て替えの間、実家に持ち帰って保管するしかなかった1年半がちと恨めしいところです・・仕方ないですけどね、、、
モノクロ表現では、iP8730よりずっと上です、Pro9500・・・。

話を元に戻して・・・
ハルカイさんとの絵画議論、写真談義は大変勉強になることも多く、I先生も加わったりして、いい刺激・勉強になりましたが、気がついたら、みんないなくなってるし・・Σ(゚д゚|||)ガーン

展示の順番も決めなければなりません。
今回、90点の作品が集まりましたので、順番を決めていっていました。

やはり?カテゴリ順に分けていくのが遠天流ですので、カテゴリ毎に順番を決めていきました(銀河は一番最後 (´;ω;`)ブワッ)。
星雲・星団の中に銀河も混ぜた方が、個人的には、赤一辺倒のテイストを埋めてくれるとは思うのですが、でも、まぁ、星雲・星団もバラエティに富んでいるのが遠天なので、、、(^^ゞ
いやいや、かなり面白い天体が並んでいると思います。
このあたりは、ぜひ、ご来場して頂き、確認してみて頂きたいところです。

展示順も無事、決まって、作品は図書館で預かってもらえることが決定して一段落。

今晩は、夜明け前に、21P ジャコビニ彗星とクリスマスツリー星団の邂逅がありますが・・・

月が大きいのはさておいて、このお天気です・・・


火星 9/23 MT160反射望遠鏡 with PowerMate5× ToupCam Lフィルタ/RGB QHY5III178C

夕方、雲間から火星だけ撮影しておきました。
もっとも、メインPCの調子が悪く、外付けHDDから、データを移動させる際に、B画像のAVIファイル、ロスト・・(ってか壊れて読みだせず・・・)
うーん、デジカメのUSBのSDカードリーダーでも同じことがおこって、貴重な?大和くんのハイハイ写真がパァにしてしまったし、、、地味に参ります。
ま、今回の火星では、カラーのQHY5III178Cカメラ画像が残っていたのが幸いです・・・

それにしても、火星、小さく暗くなってきました。
ToupCamでも、IR84フィルターをかませると、輝度が暗く、 30FPSでのフレームレートでは撮れません・・
Lフィルターではまだまだいけましたので、今回は、ToupCamのL画像と、QHY5III178Cのカラー画像とを別々に撮影し、合成してあります(単純なLRGBではありませんが・・・)

最終画像からすると、リムなどの処理もすべきでしょうし、なにより、解像が悪い。この画像からすると上下方向でスタックズレと思われる解像感の不一致は感じるので、この辺りも矯正(一次微分)して再処理するともう少しは見られるものができるかもしれませんね。
大気の微分分散もL画像では顕著に出るだろうしねぇ・・・。それが縦方向の解像感の悪さにつながってるかも、です。

まぁ、一番の不満は自分のミスで、外付けHDDから、移動でデータを写した際にエラーになって、せっかくのAVIファイルを潰してしまった(読めなくなった)のが腹立たしいので、この画像はこれ以上は手は加えないと思います、、、(;´д`)トホホ…
でも、改善の余地はありそう。
あと、IR画像も撮ったのですが、過去の経験とタイミングから同じピント位置で撮影してみましたが、やっぱり?最近感じていた様に動厚ではないようで、ピントの再調整が必要なようでした(どう頑張って処理しても線が太い・・!)

線の太さ、などというと抽象的ですが、でも、それこそミュシャは意図的に表現に取り入れてるわけですし。
やはり、絵画を見るのも大事なんだよなぁ・・と、改めて痛感した遠天例会だったのでした(まぁ、その結果がこの火星では救われませんが・・・だめなのを認識した上でならば・・? ^^;)

あ、一応、早めに寝て、21Pの撮影も考えましたが、雲間はありましたが、とうてい撮影は不可能そうと、3:45頃に撤退しましたです、、、
今晩もだめでしょうね、きっと・・・
一応、目覚まし時計はかけてみます・・・。

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コメント

No title

天体のスケッチは挑戦したことがありますが・・・黒歴史ですね~ 封印どころか高レベル汚染物としてしっかり焼却処分しました。(^^;
絵も写真も好きですがどちらも自分で描く・撮るのセンスは無いみたいです。しかしまだ天体写真は諦めてません。美術館で色彩や空間感覚を磨いてレベルアップ!になれば良いなぁ。

ぜんぜん関係ないですが、ミュシャの素描の線は品と色気があって良いですよね。

No title

> kaienさん、こんばんわ。
天体スケッチ、自分も20年程やってませんが、昔は良く書いてました。
擦筆を使うと結構きれいにごまかせますよー(汗)
普通の絵の方は、それこそ、もう25年は書いてない気がします・・
ミッシャの線の流れやあと瞳の透明感とか、色を本当に上手に使ってるんですよね。ラッセンの絵の波や光の様子も見事ですが・・・あれを天体画像処理で再現できるといいんですが、、、、自分には無理そうです、、
うーん、また美術展行きたくなってきました。

No title

ハンマースホイ展、懐かしいです。もう10年ですか!

UTOさんは絵画からもヒントを得ていらっしゃるのですね。確かに鑑賞者との距離を想定した強調と省略など、通じる所がありそうです。web用だと小さいスマホ画面から、ダウンロードして強拡大で見られる事も考えてしまうと迷いも多いのですが、、、

やっぱり酔拳最強ですよね^^

No title

> kさん、こんにちは。
はっきり何年だったかはちと覚えてないのですが、約10年ですよね~
いやー・・時間がすぎるのが早い早い・・(;゜Д゜)

絵画は面白いですよね。必要な部分を強調して見せたり、色使いとか、画像処理にも参考になる要素が多々あると思います。
まぁ・・とても再現できないんですけどね(汗)

酔拳、シラフだとついつい頭でっかちで理屈で考えてしまう部分をズバッとやってくれるので、バシッと決まった時は、すごいですよね(゚▽゚;)

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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