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挑戦!すばる画像 活動銀河NGC4388

天体写真を撮る理由は人それぞれ、楽しみ方もいろいろだとは思いますが、自分の場合、チャレンジ系の撮影とでもいいますか・・
自分の持っている機材でどこまで深宇宙に迫ることができるのか、というのは一つの大きなテーマです。

さて、今回は、こちら。

活動銀河核NGC4388に挑戦してみました。

すばる望遠鏡
Suprime-Cam
[OIII]輝線狭帯域(500ナノメートル)、V(550ナノメートル)、Hα(660ナノメートル)(それぞれを青、緑、赤にカラー合成)
60分([OIII]輝線狭帯域)、15分(V)、160分(Hα)
だ、そうです。M82のように、Hαの露出時間が2分とかじゃないので、相当淡いのだろうなーと覚悟はしていましたが・・


活動銀河NGC4388 イプシロン200 ST10XME冷却CCDカメラ 5分×82コマ 

う、うーん、、、かすりもせず・・?

カラー画像にしてみると、ほんのりと赤いぽっちが出ているのがなんとか判りますが・・・
銀河間にある部分は、Fovが足りないからか、暗くて、この程度の露光では捉えることができないのか、全くカスリもしませんでした (。・ω・。)
まぁまったく写らないというわけではないというのは判りましたが、やはりなかなかに難物です・・


それにしてもすばる望遠鏡の圧倒的な集光力の差には驚くばかりです。
有名なM82のHαの画像


天 体 名: M 82 (NGC 3034)使用望遠鏡: すばる望遠鏡 (有効口径8.2m)、カセグレン焦点 使用観測装置: FOCAS フィルター: B (0.45ミクロン)、V (0.55ミクロン)、Hα (0.65ミクロン)カラー合成: 青(B),緑(V)、赤(Hα)観測 日時: 世界時2000年2月2日露出 時間: 30秒 (B)、25秒 (V)、120秒 (Hα),各色2フレームをディザリング
すばる望遠鏡のカセ焦点って、F12.2ですよ。
それでたったの2分でこの写り・・。実際M82をHαで撮ったことがある人なら、判ってくれると思いますが、、
F12.2でたったの2分でこの写りなんて、驚き意外なにものでもないですよ。
F値ってなに!?って真剣に悩んじゃいますよねぇ、、、
ちなみに、SuperSuprimeCAMのCCDセンサの画素ピッチは15μ□なので、エアリーディスクで考えても、大幅にオーバーサンプリングではなく、ちょうど良いくらいのところ。

やっぱり、圧倒的な集光力が直接描写の差、、、分解能はもちろんですが、それだけではなく淡い部分の写りにも影響があるのでしょうか・・・?
謎は深まるばかり。

それはさておき。
次回チャレンジするとしたら、オライオン30cmで、非常に淡い星雲のナローバンドに関しては、ノイズが少ないALICEⅡの方が描写が良い実績があるので、CMOSカメラで狙ってみるかなぁ・・。
それでだめなら、現行、打つ手ナシ、です・・・

ちなみにNGC4388ですが、単純にHαフィルターを使ってもだめですよ。
上のすばる画像では、Hαフィルター660nmを使っています。
656nmでないのはなぜか?
それはレッドシフト、赤方偏移で波長が長波長側にシフトしているから、です。
(もっとも、M82の画像も波長0.65μ=650nmとなっているので、単に半値幅が広いフィルターを使ってるだけかもですが・・)
いつも使っているAstrodonが6nmだったかな?これだと、アウトでどれだけ露出してもまったく写ってくれません(ちなみに米Orionの7nmで昔狙ったことがありますが、全く写りませんでした

本当は、miniCAM6Fを購入して、EDMUND Opticsから660nm 半値幅10nmのハードコートの狭帯域フィルタを買って狙ってみようかと考えていたのですが、miniCAM6Fが想定していたよりもお値段が高かったのもあって、諦めました・・・

で、手持ちのフィルターだと光映舎のHαフィルターが660nmでも高い透過率を有しており、都合が良さそう。

まぁ、こちらを使って、今のカメラと技術でなんとかならないかな?と思ったのですが、まぁ、同じフィルター、同じ望遠鏡での撮影なので、結局、結果は、12年前に撮ったのと、なんら変わらないとゆー、当たり前っちゃ当たり前の結論でしたとさ・・(TдT)


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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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