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おおぐま座のエッジオン銀河NGC4013

明日から新年度。
新元号の発表も控えていて、何になるのかちょっと楽しみですね。

さて。フィルタホィールでNGだったNGC4013です。生き残っている画像で仕上げてみました。
が、風と思われるブレ画像も多く、参りました。

おおぐま座のエッジオン銀河 NGC4013 

ブレてなかった画像の方が少ないので、星像は崩れてます・・
また、カラー画像はフィルタホィールがひっかかってしまっていたので、過去の画像より拝借。
たぶん、12,3年くらい前になってしまうと思いますが、カラー画像は、Vixen取扱のシュミットニュートンR140SSにカラー冷却CCDカメラSXV-H9Cで撮像したものです。
つまり、g-logさんの少し前のシステムと同じような感じですね!

当時の撮像システム  MT160反射+ST7カスタム冷却CCD、VixenR140SS改(YFS-14S)

R140SS改は鏡筒自体が弱いこともあり、なかなか光軸が決まりませんでした。ST7カスタムの1インチサイズですら星像が決まらず、最終的には諦め、、となってしまったのですが、もう少し頑張ってミザールの130SLの鏡筒ベースで作成していたら、ある程度成功したかもしれません。
F3.6の明るさは絶大で、このようにRGB取得専用機として使うと効率的な撮影ができました。

ちなみに、ガイドは、ST7カスタム側のガイドチップで行ってますから、フィルタホィールを使うと、Bフィルターでガイド星が消える!という今となっては考えられない仕様・・・
それでも、当時は高価なオートガイドカメラがビルトインされていてガイド鏡が不要になる、というのは画期的なシステムだったわけです。今なら、オフアキですね。

それはさておき。
・ST7カスタム側では、カラー撮影するとガイド星が見つからない⇒Lモノクロ撮影のみで1000mmだとほぼ見つからないことは無い!
・R140SS改では星像が崩れるが、明るさは絶大⇒輝度信号ではなく色信号用として使う!
・カラー冷却CCDカメラでは感度が低い⇒明るいR140SS改と組み合わせる!

そのようなお互いの持つ欠点を補い合って構築されたある意味、完成されたシステムでした。
銀河巡り用としては高効率なシステムだったと思いますが、単板カラーの色分離性に不満があり、このシステムもそう長くは稼働しなかったと思います。

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コメント

No title

難しい天体ですが、生き残った画像でこれだけ表現できるUTOさんはやっぱすごいや。
しかも、昔の撮影データを使ってまで何とかしようとする意識の高さ。
脱帽です。

写真展の日程、しかとメモしました。

No title

広角だと桝井さんがFSQ106を2本使って白黒冷却CCDとニコンD810aのカラーを同時に撮る
とか、安いミルトル200mm/F4を5本使って白黒,一発カラー、ナローバンド3波長で撮影
してる人とか居るけど、春の系外銀河だとシステムが長焦点で大きく成るので大変。
冷却CCDがバヨネットで白黒と一発カラーを簡単に交換できれば良いのに、って思う。
ここ数年、関西は黄砂やPM2.5とそれに伴う雲の発生で、LRGB分解だと最後まで撮影できる
ことが稀。Lだけなら割と撮影してるけど作品に成るようなカラー撮影が出来てない。

No title

> タキさん,こんばんわ。
せっかく撮ったのだから、と、昔は必ず撮影した画像はなるべく仕上げるように心がけていたのですが、実は最近サボり気味です、、^^;
さすがにブレていて切れ味はありませんが、どこかでまたちゃんと狙ってみたいと思います。

No title

> kob**995さん、こんばんわ。
桝井さんのシステム、最強ですね~。FSQ2本は無敵な感じがします。
クワトロ☆ミルトルも最強ですよねー。究極のナローバンド迎撃システムだと思いました。
系外銀河だと軽くて、明るくて、というと、やはりVC200L+R200SSでLRGB合成でしょうか?EM-200やEQ6ではちょっとムリかなぁ・・。

おっしゃるように安定して晴れませんね。今晩もお天気不安定です、、

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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