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軍備拡張 夏の陣!

さて、九州南部はすでに昨日、梅雨入りだそうです。
東海地方はまだ梅雨入りしていませんが、AstroGPVの週間予報を見ると、雨こそないものの、絶望的なお天気予報・・_| ̄|○ il||li
このまま梅雨入りですかねー・・。
軍拡の季節ですな ^^;

さて、すでにネビュラブースターNB2-PMは紹介していますが、GENTAさんのお誘いで、独逸と、Tezさんにお願いして中国から、いろいろなブツを輸入して頂きました。

一つはフィルタホィールです。31.7mm用のものは以前に星見屋さんから購入してあるのですが、今回は、Φ36mm用の7穴のものを購入しました。

今回の軍拡、いろいろと悩みました。カラーのQHY294Cを導入するのもいいかな?と思ったりもしたのですが、高感度といえどもカラー・・。デジカメの代わりにするにしては、4/3フォーマットでは、ちょっと画角が狭い。かといって、APS-CサイズのQHY247Cはお値段が高いのと、やっぱり、感度は裏面のQHY294Cの方が高いでしょうし・・( ̄  ̄;) うーん
QHY294Cなら、ラッキーイメージング用途にも使えそうですが、しかし、でも、自宅でカラーカメラは、ワクワクしない・・(遠征できるようになるとまた別かも。。?)
と、悩んだ結果、半ば有休機材と化しているST8300Mを活かす方向で考えてみることにしました。
EWF.jpg
ZWO EFW 

ST8300Mは、2010年初め頃?に購入したのですが、QEのグラフからも感度が低いことが解っていたことと、当時のフィルターホィール/フィルターは高価だったこともあって、手持ちのCVシリーズ用のスライド式フィルター(写真に写ってるもの)を流用して使うことにしました。
スライド式フィルターも便利は便利なのですが、やはり電動フィルタホィールでないと放置プレーができませんから・・どうしても、使用頻度が落ちてしまっていました。
そこで、フィルタホィールを購入することで、その問題を解決し、使用頻度を増やすことを目的としました。

フィルターはスライド式のフィルターがΦ34mmだったと記憶していました。
ちょっと小さい為、当初、サークルカッターで厚紙を切ってフィルタを保持することを考えたのですが・・・
あれま、何もしなくても、収まっちゃったよ・・ Σ (゚Д゚;)
光映舎クリアフィルタのケース
どうもフィルタ抑えのせいで、Φ34mmになるのですが、フィルター自体はΦ35.5mmだったようです・・・。後で装着しようと思って探してきたクリアフィルターに思いっきり明記されてました・・(;´д`)トホホ…
最初から気がついていたら、ムダな時間を使わずに済んだのに・・。

EWF2.jpg
さて、7枚すべて装着しました。
1.IDAS type2 L(IRC)
2.IDAS type2-R
3.IDAS type2-G
4.トーカイ type1-B
5.IDAS type3-R
6.IDAS type2-B
7.光映舎Clear (t=1.0)

IDASのフィルター厚は1.1mmなのですが、目的によっては、やはりClearフィルターで全波長活かしたいので、Clearフィルターも装着します。KAF8300Eは赤外感度は対してありませんが、それでも棄てるのはちょっと勿体ないかなー・・と ^^;
トーカイは、IDASさんが独立する前の会社で、試作品のtype1-Bを購入していました。Type1は、500nmのOⅢラインをよく通す設計(特性曲線も持っていたのですが・・スキャンしたと思ったんだけどなぁ・・見当たらず)で裾切れも鋭く落ち込むタイプ。製品版のType2、Type3では、なだらかな特性で中間調の色彩を豊かに表現します。しかし、OⅢラインは透過率50%になってしまう・・。
今回、ネビュラブースター併用でのHα、OⅢ撮影も視野に入れるため、このType1がどうしても必要でした。いやあ、しばらく使ってなかったこともあって、めっけるのが大変でした・・( ̄▽ ̄;) 
IDAS type3LRGB
で、IDAS type3-Rも装着しました。このフィルターの面白いところは、450nm以下の波長も通す設計であることです。Hγの410nmやOⅡの389nmの輝線を拾うことで、星雲の紫色を再現させようという面白い試みです。
今回、Type2,Type3の両方を装着しているので、比較テストしてみたいところ。
ST8300M.jpg
ST8300Mに装着してみました。

ノギスで測ると、EFWとM42変換リングで、約21.5mm。ST8300Mのフランジバックは17.5mmだと思うので、約39mm。
5mm厚のスペーサをかませば、ちょうどEOSと同じ44mmになりそうです。
イプシロンはそれで対応できそう。
TOAGを装着することもできそうなので、いずれはオライオン30cmF4反射での撮影も視野に入れるとして・・。まずはイプシロン200での運用検討でしょうか。

ネビュラブースター併用も含めて、今回はST8300Mがメインの軍拡になっています。
もっとも、イプシロン200で、ST10XMEの300万画素では、ちょっとインパクトが弱い・・という面もあるので、その点を改善できれば嬉しいな、と思っています。

ZWO-LRGB.jpg
ZWO 旧LRGBフィルター

こちらはどちらかというとST10XME用の検討事項です。ZWOのフィルターはIDASと同じ、1.1mmですから、ピントの移動が生じない筈です。(・・実際に使ってみなければ、というのはありますが・・)
IDASのtype2フィルターはΦ31.7mmも持っているのですが、前述の様にOⅢラインを拾い難い。
そこで、Greenのみ、ZWO社のものに変えて、OⅢ線の適正を改善しようという試みです。
惑星状星雲の緑がちょっと強くなりすぎるかもしれませんが・・
Lフィルターは赤外カットコーティングはかかってますが、反射がちょっと大きい。

Clearも、昔に買ったTTL社製のものが1.1mm厚(ただ、実際イプシロンで使った時に若干ピント位置が違った記憶が・・)、ただし、ノンコート・・。
うー・・ん、今のSBIGのLRGBフィルターだと思うような色彩が出せていないという問題はあるのですが、ClearフィルターはARコートされているんですよねぇ・・。
なんとも、悩ましいところです。

最後はこちら。
TeleskopComaCorrector.jpg

2インチ、4エレメントコマコレなので、SkyWatcher等と同じか近い設計ではないかと思います。
コマコレクターは、MPCCも持っていますが、やはり星像が若干、肥大するのが問題です。
現在、オライオン30cmではパラコアⅡを愛用していますが、もし、40cmドブを出した場合、パラコアⅡは、ドブに取られてしまう・・
その為、高品質のコマコレクターが欲しくなりました。
また、SXVR-H694の画素ピッチからすると、等倍コレクターでもエアリーディスクは5.73μ(@587nm)と、画素ピッチより十分に大きいことから、分解能に影響を与えません。
ひょっとしたら、撮影安定性の点からも、パラコアⅡの置き換えができるかも・・?
と、期待しているところです。

おっと、忘れてました。
直接、望遠鏡関連ではないのですが・・・

昔のノートPCは、バッテリーさえ取り外せば、12V直結でも動いたものです。
Win9xの時代、PentiumⅢくらいまでは、ほぼ100%動いたんだけどなー。

で、手持ちのノートPCだと、Endeavor NT-5000が12V直結で動く為、彗星の撮影時などに、EM-200の制御をさせているのですが、このPCのUSBは恐らく1.1・・(どんだけ旧いんだ・・ ^^;)
で、だいぶ前に、Endeavor NT-2500も手に入れているのですが、Pentium4-Mだけあって、CPUの消費電力が大きいので、一応は12Vで動くんだけど、オチることも多い・・
と、いうわけで、遠征用として、低消費電流化を図ろうと、SSDとIDE変換のアダプタを購入してみました。
IDE-SSD.jpg
SSDも、128GBだと安いんですねぇ・・。
OSは、旧HDDの方は、Windows7を入れていましたが、どのみち来年にはサポート終了ですもんね。残念ながら、Windows10には、Pentium4ではアップグレードできなかった筈・・
どうせ遠征用なので、動けば良いのだから、と、懐かしのWindowsXPを入れたのでした。
いやー、SSDのおかげかOS軽いからか、サクサク動きますねー。RAMもかき集めて、1.5GB入れてあるので、XPには十分です。(さすがにHDDでWin7 32bitではかなりキツかった・・)
まだ、MaxImDLとCCDSoftくらいしか入れてませんが、これで12V直結で安定して動いてくれれば、遠征時のメインPCとして働いて貰う予定です。

さしあたり、今回の軍拡は、手持ち機材を最大限に活かせる方向で考えて行いました。
が、でも、やっぱり、QHY294Cは、ちょっと気になるなァ・・
CMOS掲示板のYAMASITAさんのコレとか見てたら、ちょっと方針、変わってたかも・・( ̄  ̄;) 
素晴らしい写りに脱帽です。

まぁ、なにはともあれ、好みのフィルターはセットしたことだし。
暫くはST8300Mで頑張りますか!

あ、またまた忘れてました。あと、ZWOのCH4フィルターもポチリました。
木星を撮ってみるのが楽しみです。








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コメント

こんばんは。
フィルターはメーカー種類によって、ちょっとずつ特性が変わるのですね。
私はバーダーのナローとZWOのLRGBを使用していますが、ゴーストとピント移動に悩んでいます。
コマコレもコーティングによってゴーストの出方が変わるみたいですね。

いやぁ、勉強になります^ ^

Re: タイトルなし

> タカsiさん、こんばんは。

バーダーは確か2mmで、ZWOも新フィルタは2mm(ただしナローは1.9mm・・・)で同厚だと思いましたが、それでもずれますか?
公差が大きいのかもしれませんね・・
ZWOのナローだと基盤厚が違うので、ずれても仕方ないですが・・

コマコレ、冷却CCDの干渉フィルターとだと、再反射してゴーストが出ることもありますね、、



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UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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