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レガシーデバイス

さて、金曜・土曜と観望会をこなして、日曜日は眠たいんだけど、暑くてあまり眠れず。
嫁さんと子供は岡山に帰省しているのもあって、昼飯作ったり、皿洗いしたり、ブログを書いていたら、あっという間に夕方でした。
宵の口は雲が張り出してきていたので、これはダメかなあーと思って、寝不足気味だったので、さぁ、寝るか・・と思った22時。
あれ?なんだか晴れてる・・・

重たい腰をあげて撮影することに。
テーマとしては、イプシロン200+ST8300Mでの撮影環境の構築です。
さて、昨日の問題点として、GENTAさんに作成したいただいたガイドアダプタの電源が入らなくなってしまったので、その代替として、ST7をベース機にKAF1603ME(ST8XMEのCCDイメージセンサ)を載せ替えた、カスタム機を使ってみることにします。
イプシロン200+ST7カスタム
ボクの使ってる赤道儀は、初代アトラクス赤道儀。スカイセンサー3Dで32倍速!の速度で自動導入が可能です。今となってはものすごく低速駆動ですが、しかし、1990年前後の機材としては先進的な機能を満載しており、おかげで、今でも十分、実用に足る機能が備わっています。

ST7カスタムは、15年程前に、武藤工業CV-16も含めて、知人のものを含めた、複数台の冷却CCDカメラと、数種類のイメージセンサ(KAF400L,KAF401E,KAF402ME,KAF1600、KAF1600L、KAF1602E,KAF1603ME×2個)を換装したパンドラ計画で作成した機体です。
まぁ、途中いろいろあって、結局は、性能が出ていたST7Eベース機が故障してしまったりもして、
パンドラの箱を空けて、最後に残った部品で再構築して作った、最後の希望・・。ST7エルピスとして、10年ほど前に作成した機体だったりします。

またどこかで、一度使ってみようとは思っていましたが、まさか、ガイドカメラとして実働させる日がくるとは・・
パラレル転送なので、2×2ビニングしても、画像更新に20秒ほど待たされるので、結構、待たされますが、ガイドリレーアダプタ、RABも問題なく動作し、ガイドもまぁ、問題なく・・

ただ、カメラが重たい(SXV-H9Cは400g程度でST402は800g?それよりももう少し重い)のもあって、ガイド鏡まわりはガッチリ固めないとダメですね。
あとは、シャッター内蔵の冷却CCDカメラですので、ダーク減算も容易で、使い勝手は良好です。

実際、天体写真撮影だと一晩に2天体ないし3天体程度しか撮らないので、導入速度が遅いスカイセンサー3Dでも、画像転送が遅いST7エルピス、といったレガシーデバイスでも、大きな問題にはなりません。
が、彗星撮影などでは、かなり参っちゃうでしょうねー・・(実際、アトラクスで彗星はあまり狙ったことがありません)

さて、この日はガイドができることが判った3枚目で雲られてしまいました。
疲れもありましたので、0時過ぎにベッドへ。
ST8300MのダークとBIAS画像を撮像させて放置(Windows10の再起動にやられてましたが・・)

翌、8/11は、先月末に星ナビには応募を見送ったので、昼間は、画像処理。
うー・・ん、昼前くらいから初めたんですが、結局、夕方までかかってしまった。
出来が悪い画像をなんとか、という感じでやってるので、どうしても時間がかかります、、(あと、割とダーク・フラットまでの一次処理も仕事柄、センサーの性能は可能な限り引き出すべく、丁寧にやるので、そこも時間がかかる要因ですが・・)

夕方は雲が出てきたので、木星撮影は早々に諦めてしまったのですが、大赤斑もあり、シーイングもそれなりに良かったらしく、失敗。オライオンも出しっぱなしにはなっていたので、撮るだけ撮れば良かったか・・

イプシロン側の方は、昨晩はスペーサ無しで、EWFとST8300Mを直結するのみで撮影しましたが、やはり?バックフォーカスが短い印象でした。
そこで、M54-M42リングのところに、3mm厚のスペーサを入れてみました。
スペーサー
21時ころになると雲がとれてきたので、ST8300Mをイプシロン200に接続して撮影テスト。
結果は、というと、うーん、まぁ、あんまり思わしくはなかったのですが、と、いうか良く判らん・・
5mm延長AD
右上、周方向に星像崩れる、左上も周方向に崩れ若干ピンぼけ?
右下、放射状に若干伸びる、左下は良さそう?

スペーサ無しEWF_ST8300Mのみ

右上、ぴんぼけ+若干周方向の崩れ、左下ピンぼけ・・。右下と左上は、まぁ、これくらいなら良いかな。

3mmスペーサ入り
で、最後の3mm厚スペーサ入り
右上、ピンぼけ&周方向の崩れ、左上も周方向の崩れアリ、左下ぴんぼけ、右下は良好・・。

えーと、光軸調整はこの間、一切行っていないので、基本的にバックフォーカスによる差と見て良いとは思いますが・・・
なんとも、不思議な星像、右上と左下がピンぼけになるのがよく判らない・・。

5mmの延長筒ですが、実際にはちょっとノリシロがあって、消費光路長としてはもう少し長くなっている可能性がありそうで、もう少しだけ短くできると良いかも?

以前に屈折望遠鏡のGENESIS SDFで使った時も感じていたのですが、どうもセンサが傾いているのではないかという気がしていたのですが、5mm厚スペーサ時は、上下の星像が不良と判断できるので、どうも、画像上側(センサ下側?)が方ボケしてる気がするんですよね・・。
これはこれで、一回、どこかでちゃんと対策したいところ。
センサの固定もし直してみたいけれど、チャンバを空けたことは過去1度ありましたが、センサ固定はどうなってたかなぁ・・。DIPソケットに刺さってるだけだと思うんですけどね・・固定ネジがしっかりと均等に止まっているのかみてみたい。
どのみち湿度が高い今の時期にはできないなァ・・。





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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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