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川崎天文同好会 例会参加!

本日は、川崎天文同好会の例会に参加してきました。
タキさんより前々から誘われていまして(1年以上前から・・?)、今回、ラッキーイメージングについての話をして欲しいとのことで、快諾したのでした。
今回は、渋谷星の会との合同例会とのことで、場所は武蔵小杉駅近くの中原市民会館の会議室で行われました。
うーん、なんというか、こんな場所での例会というだけでも、遠天や中天との違いを感じてみたり・・
^^;
実際、かなり大勢の人が集まり、驚かされました。
kawasaki.jpg
例会もちゃんと進行役がいて、しっかりと運営されていて、例会と一言で言っても、いろいろな方法があるなあ・・と感じました。
CCD_CMOS.jpg
自分の方は、ラッキーイメージングについて、ということで、CCDカメラとCMOSカメラの違いと、ラッキーイメージングの実際のコンポジット方法のやり方など、実演も交えながら説明を行いました。
その際に、小田原のS田さんから、AS!は、シンチレーションによる位置のズレについてもきちんと補正を行ってくれるので、まずは月面で試してみて、コツを掴んでから、星雲画像にも適用してみてはどうか?とアドバイスを頂きました。
なるほど・・シンチレーションの塊による位相のズレは短時間露光ではかなりよく経験することです。実際にラッキーイメージングで、1/4秒や1/2秒で撮影したこともあるのですが、この場合、画像の部分部分でシンチレーションによる歪が発生し、何が良像なのか目視では判らなくなり、結果的に、1秒とか2秒である程度、平均化されているものから良像選別した方が良いのかな、と思っていました(S田さんはこの点もずばり見抜いてらっしゃいました)が、これらを補正することがAS!で可能となると、もう一歩上の映像ができるかもしれない・・・。
問題は、エッジや星など輪郭がはっきりとしたモノが無いとダメなので、星雲などでは効果的に使用できるケースは限られるかもしれないが、それでも、M42中心部など明るい天体ではやってみる価値があるかもしれないと休憩時間にいろいろとお話をして、感じました。
うー・・ん。インパクトロン、活かせないかな・・。
BlackHole.jpg
その次は、M87ブラックホール撮影成功!に貢献した川崎のエレックス工業株式会社様の電波望遠鏡のお話がありました。
ブラックホールの撮影には、視力300万!が必要。視力300万を得るには、電波望遠鏡といえども、波長は短い方が良い、長い基線長(口径にあたります)が必要で、各地の高精度(波長が短いから)の電波望遠鏡を複数台用いて、地球サイズの口径を実現。フーリエ変換を用いて、開口合成を行い、ブラックホールの検出に成功!と、非常に興味深いお話を聞けました。
そして、その電波望遠鏡の高周波を高い周波数でA/D変換他、高精度にデジタル化、データ転送など行える装置がエレックス工業さんの製品で、電波望遠鏡のデータ解析の分野で大きく貢献されていることがよく判りました。

ただ、電波望遠鏡のデータが250GHz?くらいだそうですが、これを8GHz帯まで落とす?らしいのですが、これが間引きなのか必要な波形部分だけを抜き出す(輝線ではそうすることもありそうな質疑応答でしたが)のか、圧縮なのか、、ちと判らなくて疑問に思ったのですが、、基礎を知らないのもあって、質問できませんでした(他の方の質問がたくさんあった、というのもありますが・・)
ただ、8GHzに落としても、ナイキスト周波数の関係で、倍の16GHzでサンプリングしなくちゃダメ(なので最高22GHzをサンプリングできるエレックス工業さんの装置が高精度にサンプリングできる)というお話はよく判りました。
また質疑応答で、天気は関係ないの?という質問に対し、曇っていても観測はできるが、水蒸気が高いとノイズが乗る、やはり大気のシンチレーションの影響は受けるなど、意外な?お話しも聞けて、大変おもしろかったです。

後半は、参加されている会員の方、それぞれに、来年楽しみたい事やこれまでの経験?など、一人ひとり、1分半ほどの時間で、スピーチする時間に充てられていて、これまた、遠天や中天とは違う切り口で面白いな、と思いました。
自分の方も1番手で振られてしまったので何も考えてなく、とりあえず、今年はいろいろポチったので、ST8300Mを使っていくようにしなくっちゃ。ラッキーイメージングは引き続き40cmドブでチャレンジ。と答えたものの、実際には、ラッキーイメージングなら、インパクトロンCCDもテストしたいし、ST8300Mの前に、お借りしたASI1600MM-Coolのテストもしなくちゃ。
改めて考えると、いろいろとやりたいことがありますね ^^;

他の方の近況や抱負を聞くのも面白かったです。ひとくちに星が好き、といっても、いろいろな取り組み方や楽しみ方があるのを改めて感じました。


その後の懇親会にもちゃっかり参加させていただきました (^o^)
Kibe.jpg
レトロな望遠鏡が置いてあるお店で、ここは川崎天文同好会の隠れ家的なお店?
ちなみに、デシケータには、ヒノデの双眼鏡(販売も可?値段ついてました)の他、Carl Zeissの双眼鏡も置かれてました。
ツァイスの双眼鏡かあ・・。もうかなり昔になりますが、遠天のH.Sさんに見せていただいた独特な色彩豊かな星像が忘れられません。
トイレに行く途中で、双眼鏡ならやっぱりライカだよ・・!的なお話しも聞こえました。
かなり目と機材に肥えた方たちが集まっているようです。
sabaviarta.jpg
アラビアータにサバ缶?を融合させた、サバビアータ?だそうです。
いや、これ、美味しくって、結構、食べてしまいました (; ̄ー ̄A アセアセ・

そのほか、リサイクルショップで、安く望遠鏡を手に入れたお話し(108円でEM-1S付きの望遠鏡とか、FL90Sが7000円!?とか・・)を聞いたり、S谷さんの切れ味のあるギャグを聞いたり(秀逸!!)、ひのきん族で、GT68屈折望遠鏡やH-100が、手軽でよく見えていいんだよねーとか。CX150も耳に入ったりしましたが・・。みなさん、いろいろな望遠鏡を沢山もっておられたり、観測所などをもっておられるお話しもお聞きできて、とても楽しかったです。

帰りはタキさんに実家近くまで送って頂きました。
もう一人、方向が同じでしたので(すみません、お名前、失念・・m(_ _)m)、3人で、道中も、フィルムのお話しや、現像液のお話し、望遠鏡も最近高くなって、FSQ130とか150万円かかるなら、望遠レンズの方が良いのでは?望遠レンズだと眼視は無理でしょう!でも写真用として考えたら!?
貴重なネジを売っているお店がとうとう潰れてしまった・・。じゃあ、作ったら?市販のネジから希望するネジ径になるように作りますよ、とタキさん。昔の望遠鏡はいろいろなネジ径使っていて大変!
などなど、帰りの道中もいろいろな話が出て楽しかったです。
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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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