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火星のダストストーム

11月はこちら遠州地方も良く晴れてくれました。
自宅撮影だと準備・撮影も楽なので、仕事にも大きな支障はありません。
CT12とST10XMEのテスト撮影が出来たのは良かったです。前述のようにイプシロン200側は光軸が完璧ではなく、銀河巡りと割り切って撮影してました。大量のデータの処理はこれから・・です。

さて、火星の方は、11/6撮影を最後に、さしあたり一区切り・・と思っていたのですが、タキさんがコメントで連絡をくれたようにダストストームが発生!
まあ、一番おもしろい発生直後は撮ってないので、まあいいかなー・・と思いつつ、月曜日11/16にCT12のST10XMEを一旦外して、まず火星を撮ってみました。
Mars(201116)ASI385Color.jpg
火星 11/16撮像 CT12 反射望遠鏡 with PowerMate×5 ASI385MC カラーカメラ
ほほう・・色の差として、ダストストームはやや緑がかっている感じで広がっていっているのが判りますね!
この日はシーイングも悪く、風もあって、ブレブレーのぼけぼけーって感じでしたが、20msで撮像(50fps)し、AS!3で33%選別させることで思ったよりも綺麗に撮れたな、って感じです。
Mars(201116)ASI385wIR.jpg
火星 11/16撮像 CT12 反射望遠鏡 with PowerMate×5 ASI385MC Astronomik PlanetPro805
ASI385にIRフィルタを介して撮像した火星のIR画像も上乗せしてみました。

僕は常々、望遠鏡とカメラの組み合わせは大事で、それがあってこそカメラの性能を活かせると思っているのですが、オライオンとの組み合わせで得られる、ASI385MCの性能の素晴らしさは感動的ですらあります。

ここまで、ベストマッチな機材!と感じたのは、DeepSky用に、SXV-H9を使った時以来でしょうか!今のSXVR-H694も、オライオン30cmF4とはベストマッチなんですが、当時のSXV-H9ほどの感動はなかったかな・・。

今回は、写真部観望会用に、部の機材として購入して貰ったのですが、まさかここまでの性能があるとは・・・。ASI120MM以来、長年使っていて慣れていた3.75μ□というのもあり、経験上、性能を引き出しやすいのかもしれません。個人的には、めっちゃ気に入ってしまいました。

また、この火星のダストストームの色分離からしても、カラーカメラが大きく進化しているであろうことは明白で、冷却カラーCMOSカメラについても、考えを改めなければ・・と思った次第です。
実際、遠天のハルカイさんのASI294MC Proの作品見ると色もメリハリも分解能も良好そう・・(゚A゚;)ゴクリ


Mars(201118).jpg火星 11/18 オライオン30cmF4反射望遠鏡 with PowerMate×5 ASI385MC、PlanetPro805の撮像結果もブレンド

これからお天気下り坂なんですけどね。今日は定時日。帰宅時に晴れ間が多い・・( ̄  ̄;) うーん
少し悩みましたが、まあ、撮れれば撮ろうとばかりに帰宅後、早々におライオン30cmF4を組み立てます。赤道儀は2Fのアトラクス。
ASAPで準備して、なんとか曇る前に、ワンショット撮ることができました。
ちょうとアリンの爪が見えています。19時前の撮像で、シーイングは良くはなかったのですが、そこは流石のASI385!なんとか見られるものになりました。
ダストストームは黄雲と昔言われていたように、緑味がやや強いです。色の差として、この画像だと右上川に広がってるなーというのが判りますね。
本当なら、三色分解撮像をしたいと思っていたのですが・・・
Mars(201118)AR0130-IR.jpg
火星 11/18 オライオン30cmF4反射望遠鏡 with PowerMate×5 PlanetPro805 ToupCam
AR0130センサーのToupCamを取り付けて先ず、IR画像から撮像したのですが・・・
R画像に切替た時にアトラクスのガタでピント合わせ時にガタで動いたりして、そうこうしているうちに曇ってしまって、結局三色分解画像が得られませんでした・・
しかしながら、USB2.0なので、フレームレートが遅い(枚数が稼げない)、ややネムイ(ゲイン不足?)というかコントラスト不足のデータなのですが、スタックしてみると、そこはやっぱり、超高感度・高QEセンサですかねー・・。思いの外写ってるって感じでした。
三色分解できなかったのは少し残念ですが、ASI385MCがあれだけの性能と色分離性を発揮してくれていますからねー・・・。ほんっとに良いカメラです。ASI385MC。

惑星もやっぱり楽しいですね。手持ち機材では本当に向いている望遠鏡はないのですが、できる範囲内で撮影を楽しみたいなとは思いました。

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コメント

やはり撮影されましたね

こんにちは。
おっと、やはり撮影されましたか。
11/12くらいにダストストームが始まったとALPOメンバーから情報を得ました。
僕も毎日のように撮影しましたが、シーイング悪いので鮮明な画像は得ることが出来ずじまいです。
火星はかなり小さくなったので更に厳しく。

昨夜は分光器で恒星のスペクトル観測していました。

Re: やはり撮影されましたね

>Takiさん、こんばんわ。
ダストストームの始まりを捉えられなかったのは残念ですが、熱心な観測家というわけではないので、仕方ありませんね、、
火星は小さいですが、輝度は高いので、なんとか見られるものにはなってくれました。
と、いうか、ASI385MCの威力に助けられた感じです。
感度が高く色分離性も申し分なく、、カラーカメラの進化に改めて驚かされました。

スペクトルも面白いですよね。プリズムは難しそうなので、安価なグレーティグでやってみたいと思ったことはあります。
でも、それこそ、いいカラーカメラが欲しくなりますね。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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