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天体撮影最前線

今日は朝から焼津へ。
焼津の御大のところに、天文ガイドに、今月のメシエ天体の記事を書かれているN西さん(隠してる意味なし? ^^;)、太陽系天体撮影最前線の記事を書かれてるS田さん(隠してる意味・・以下同文)、そして、C社のプリンタ開発室にいらっしゃった蒔Tさんが来られるとのことでしたので、これは是非、ご一緒せねば・・(^^ゞ
もともとは、もっと早い段階で行われる会談だったのですが、いろいろと都合があって今日になってしまったのでした。
で、真澄会はちょっとパスりました・・(^^ゞ
まっくんさん、かわうそさん、きたさん、他のみなさん、ごめんなさい m(_ _)m
 

今回のテーマは・・太陽です!
やや曇がちな空でしたが、雑談して時間を潰しているうちに、日が射してきました!
冬場の厳しい寒さも一段落し、あたかな中での太陽観測となりました。
これは、焼津の御大のコロナドダブルスタック!6cmで観測を行った後、9cmダブルスタックで観察を行います。

こちらは、N西さんのお持ちになった、FC60+コロナドを眺めてるところです。
悪くはないのですが・・最初に拝見した時は、アイピースの相性が悪く、ブラックアウトがしやすかったのですが、LV-ZOOMを使うととても綺麗に観測できました。
焼津の御大も愛用しているアイピースですが、太陽観測では必須アイテムかもしれません。
ゴースト等も無く、見やすく、倍率を可変できてとても使いやすいアイピースです。
暗い星雲では効果の程は?ですが、太陽では素晴らしい。
 

こちらは、S田さんの太陽望遠鏡。
可視光でも見られる様に、2台同時体制です!
コロナドは9cm!
こちらも良く見えました!
6cmシングル、6cmダブルスタック、9cmシングル、9cmダブルスタックと、それぞれ見たわけですが・・・
感想は・・・・・!
いやー、さすがに書いちゃまずいですよね~ (^^ゞ
S田さんの記事でたぶん、ちょこっと書かれると思いますので楽しみにしていてくださいませ。
 
こうして、いろいろと並べて見比べられることって、なかなかないですよね!
と、みんなで、わいわい楽しみながらの観測会でした。
 
で、S田さんの素晴らしい生写真を見て、ため息をついていました。
今月号の記事の月面も、生写真だと、とんでもなく素晴らしい切れ味。
AVIStackも、ざっと処理方法をお見せしていただきました。
CCDStack同様、多点アライメントを行うソフトウエアで、月面での有効性はRegisitaxの比ではありません。
RegistaxもAVIStackも欧州で開発されたフリーソフトウエアなので、「欧州は元気!」とS田さんも仰っていました。AVIStackは複数の開発者がいるのでホントにフリーでいいのかしら・・と少し心配もされてました。
今回の天文ガイドの記事を書くのにあたり、予め許可をとってみたところ、「どうぞ!どうぞ!」という感じだったそうです。
 
S田さんは元F社の方。2000年のCANPでも、FinePixS1Proで早くも撮影した写真をお持ちして、デジタル一眼レフの可能性をいち早く広げた方です。電子暗室のベテランでもあります。
今では定年退職されていますので、カメラはF社のではなく、EOS5DMk2をお使いですが、これが、素晴らしい写真でした。
あまりにも、見入っていたら、あげますよ~とのことで、今後の目標とすべく、貰ってきちゃいました (^^ゞ

詳しくは天文ガイド1月号の表紙を見てね・・と、いいたいところですが、やっぱりねえ、表紙と、生プリントでは、正直違いますね・・・
ま、これはGlaxy Sのカメラでパチリと撮っただけですので、ちょっとアレですが・・(^^ゞ
 
雑談の中での話題をいくつか拾いますと・・ (以下、敬称略)
UTO:そういえば、最近、A4プリンタだとインク本数が減ってますが・・?
蒔T:ホントを言えば、多色インクが良いが性能が上がってきたことと、ユーザ要求としてコンパクト化がある。ハイエンドは画質勝負ゆえに、多色インク採用している。
 
蒔T:S田さんはプリンタはEPS◯Nなんですかー
S田:モノクロ印刷なら、EPS◯Nの方がいいかと思って。
蒔T:あー・・C社も、A2用のはモノクロもいいんですけどね~。そっかー、そういう需要ありますかね~。次の機種では・・!
S田:PX-5600を紹介したら、新製品がでちゃった。今度のはマット紙用のインクと写真紙用のインクが同時に実装できるので便利。5600だと入れ替えないといけない。
蒔T:プリント用紙は画彩なんですね。モノクロはいいみたいですけど、カラーだとこの組み合わせはチョットイマイチかもしれませんね。ハイライトが少しムラが出るというか・・。
 
天文ガイドのN西さんの記事を見ながら
蒔T:いやー、こういう散開星団って結構難しいんですよね。
UTO:流石、処理が安定していますよね。星の色がすごく綺麗でいいなあ。
N西:統一感を持たせる為に、限界ギリギリまで出すということはしてなく余裕を持たせているからですよ。
UTO:AX-103ってどうですか?凄く良さそうですけど。
N西:光学性能は素晴らしいですね!
 
AXDについて
UTO:あれっ、AXDカタログに4秒って唱ってるんですね!T社ですら止めたというのに凄いですね!!
御大:AXDねー、凄くいいよ。実は何回か見てるんだけど、これはいい。ただ、コントローラが星本だけなんだよね、単純なモータも出してくれるといいんだが・・
 
MaxImDLのコンポジットについて・・
蒔T:えっ、今まで2点Manualでやってたけれど・・
UTO:よほどズレてない限り、Auto-Starmatchingで一発ですよ!しかも星3点で合成するから・・
と、焼津の御大のHDDのデータを使って実演
こちらの方が楽に精度良く合成できますよ。
蒔T:そういえば、MaxIMってSumとMeanで結果が違うんですよね。
UTO:えっ、そんなことは無いと思いますけど・・・
蒔T:それが違うんですよ。訳が分からない。
UTO:う~ん、ボクも基本、Sumで合成しかしないしなぁ・・・
S田:AVIstackみたいにフルオートでいっちゃうんですね。
UTO:そうなんです。海外のはDSSもフリーですがフルオートでコンポジットしますよ。
ステライメージはちょっと、海外ソフトに遅れをとった感じ・・
 
EOS60Dについて
S田:EOSがどんどん良くなって、ISO6400とかで構図をざっと決めて撮影もできてしまう。
N西:EOS60Dもいいですよ。バリアングル液晶がいい!ライブビューで簡単に撮影できるようになった。
S田:これまでのカメラだとライブビューでピント合わせと思っても寝っ転がらないと出来ない。観測室ならフローリングだからいいけど、屋外じゃあね。
UTO:そっか、条件が良くなる高空ほど、窮屈な姿勢になっちゃいますね・・
N西:月は、ライブビュー撮影が出来るので、断然、いい画象が手軽に撮れる様になった!
UTO:EOS40D買った時に、チョーシん載って、秒間6.5コマ連写!とか連射させたら、全部、ブレまくってましたよ~(^^ゞ
S田:連射しちゃダメだよ~
UTO:EOS60D,未改造でも赤が結構写るみたい。GENTAさんがくらげ写してたのが撮りっぱで液晶でも確認できました。・・やっぱり、画素が細かくなってフォトダイオードに光を少しでも当てる為に、少し長波長側にもローパス広げたんでしょうかねー?
蒔T:うーん、どうでしょうねー。考えられる選択ではあるとは思うけれど。
 
暗い空
蒔T:GENTAさんは相変わらずパワーありますね!
UTO:昨年なんか吉野まで行ってましたヨ。
S田:吉野!紀伊半島って空暗そうですよねぇ
御大:あのあたり、ほとんど何もないからね。知り合いのところに行った時、病院の屋上のドームだったんだけど、真っ暗で何にも見えなかった!
蒔T:国内ではないけれど、ケアンズに行った時も相当暗かったですよ。
S田:火星が昇ってくると、火星からの明かりで赤く周囲が照らされるのが分かりました。
UTO:えー、星明かりというか、火星明かりですか!金星は天竜の森で体験したことがありますが・・すげー・・・
 
なーんてな感じのことを、雑談していてあっというまに時間が経ってしまいました (^^ゞ
 
で、最後に、
ASC-11、DeepStrikerで少し心配ごとがあったので、焼津の御大に診てもらったのでした。
 

診療中のASC-11デス。
 
副鏡の金枠が光軸調整中に回ってしまったので、ちょっと心配になって診てもらったのですが、
ああ、支えの引きネジが無いので、気にすることないよ、とのことでした ε-(´▽`) ホッ
で、Helixで光軸を取ってくれました。
そして、自分のHelixも実は持ってきてたので、これの光軸が狂っているのではないかと疑っていると、お話をしてチェックしてみると・・・
案の定、狂っていたのでした。やっぱりね。いくらやってもずれるわけです。
カサイ治具でチェックしていたので、ヘリックスを疑っていたのですが、案の定、でした。
まあ、中古品ですから、仕方ないですね。
 
時間はかかるけれど、調整しておいてくれるとのこと。
ぜひお願いします、ということでお願いし、焼津の町を後にしたのでした。
 
 
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コメント

No title

かわうそさん達との飲み会にも出席できれば良かったですね♥

No title

これだけの太陽望遠鏡の集合は滅多に見られませんね。
それぞれ価格も性能も違うのでどれが一番良いのかは一概には
言えないと思いますが、どれか一つで良いから欲しいです(^^ヾ

そのあとのやり取りはまさに星好き同士のやり取りって感じで
臨場感たっぷりです。こういう会話は時間が経つのを忘れて
しまいますね。

No title

豪華メンバーが大勢で6cm望遠鏡に集まっている。不思議な光景ですね(笑)

AXD,ほんと凄くいいですよ。適当なセッティングでもバリバリ追尾するので、もう笑いが止まりません。
星本も凄くいいのですが、撮影ならどうせPCがいるのでASCOMが使えるだけで十分ですね。ていうか早くASCOMお願いします……

No title

UTOさん お邪魔します☆

太陽望遠鏡なんてあるんですね。
今太陽の活動が一段と盛んなのですか?太陽嵐とか???

☆天文ガイド1月号の表紙を見てね・・・
はい♪見ました(=´∇`=)
向きが反対なのはどうしてですか?

☆間6.5コマ連写!
あの・・・撃沈お写真、、、この時の記事も面白かったです♪

できれば、動画での記事もよろしくお願いしますo(*^▽^*)o~♪

No title

おお!オレキレキが勢ぞろいって感じですね。
生で写真をみたりお話聞いたりはとても勉強になりますよね。

僕のレーザーコリメーターも光軸が狂っていて、
コリメーターの光軸調整器具を作りました。(爆)
ある程度まではコリメーター、あとは高倍率アイピースで
ドンピシャに、というのがここ数年の経験則です。

先週から持病が出て、寝込んでいました。
やっと持ち直しです。やっぱ無理はいかんですねー。

No title

大御所がお集まりになっての観望&談義ですか...良いなーというよりしり込みしちゃいますね。9センチのコルナド、見たいな...さぞ凄い見え味なんでしょうね。談義の方は生っぽく書いて頂いているので、雰囲気が出てます。流石話している内容がマニアックですな。

No title

9cmのダブルスタックの太陽望遠鏡を一度覗いてみたいです(^o^)

No title

太陽のHα観望では、LV Zoom 8-24mm はいいですね。
私も、ほとんどこればかり使っています。
昨年の星空研究会に持って行った LUNT 35mm 用のアイピースは LV Zoom 8-24mm でした。見かけ視野は広くありませんが、アイレリーフが長く、覗きやすいですね。

No title

メンツも機材もスゴイ方々大集合ですね~
こういう昼間の真面目な集まりも行ってみたいなぁ~
昨日の真澄会は星よりお酒と車の話がメインだったような。。。(笑)勿論、星の濃い話はたくさんありましたが。
GENTAさんは相変わらずメチャメチャ元気でした。

No title

それぞれの分野のプロフェッショナルな集まりましたね。熱くディープな様子が伝わって来ました。
また話を聞かせてください。ぞれと生プリも見たいで~す。

No title

ろざりおさん、こんばんわ。
いやー、ホント、もっと近いところでしたら、かわうそさん達の利き酒会に行きたかったんですけどね~ ^^;
さすがに東京は遠いッス・・。

No title

シュミットさん、こんばんわ。
いやー、太陽望遠鏡は覗いていて凄く楽しいなぁ♪という感じです。
昼間の温かい時にやれるのが楽でいいですね。
日向ぼっこ状態で観測できます。

撮影2割、残り雑談みたいな感じで、ほんとすぐに時間が経ってしまいました。

No title

かわうさん、こんばんわ。
いやー、ホント、メンツが豪華ですよね~
たしかに6cmの小さな屈折にベテランが集まってるのもなかなか珍しい光景ですね(笑)

AXDは焼津の御大も大絶賛でしたよ~

No title

ろざりおさん、こんばんわ。
太陽望遠鏡って、ちょっと特殊な技術で、太陽のプロミネンス(紅炎)を見られる様にした特殊な望遠鏡なんですよ。太陽面も活発になってきていて、昨日はプロミネンスが良く見えました。

えっと、写真が反対なのは・・・何も考えずに適当に撮ったからです~(=^‥^A アセアセ・・・

No title

ふにゃ太郎さん、こんばんわ。
そうなんですよー、凄いメンツでしょ~。
まさに天体撮影最前線みたいな(笑)

Helix、一応、某販売店さんが調整したみたいなんですけどねー。でも明らかに・・って感じでした。割とこれを使うと調整が楽なのは確かなので、これで治って戻ってくるともう少しイプ200の光軸調整精度がUpしそうです。でも、狂った治具のおかげで、ニュートン系よりやはりカセ系の方が光軸にシビアなのは体験できました。
この狂ったHelixで調整するとシュミカセは全然ダメダメになってしまいましたが、イプ200は未だST8XMEなら実用範囲内ですからね。

あらら、持病再発ですか~。そろそろ冬の厳しさも和らいできますが、ムリしちゃダメですよ~

No title

sora-canさん、こんばんわ。
いえいえ、みなさん、凄く気さくな方達ばかりですので、気後れしちゃうような事はなかったですよ~
CANPでもお会いできると思いますので、sora-canさんもぜひ!
話の内容は・・・やっぱマニアックですか~ (^^ゞ

No title

ひろしさん、こんばんわ。
いやー、ホント、太陽面すごく迫力があって面白かったです。
カメラ持っていけば良かったなぁと心底公開しました。
お天気がイマイチだったということもあって、DMKカメラセットは持って行かなかったんです、、せめて一眼デジ持っていけば・・。あ~あ。

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K&Rさん、こんばんわ。
やっぱり、LV Zoomいいですか!
凄く見やすいし、倍率変えて楽しめて良かったです。時には太陽全面をみて、その後でZoomして拡大して見て・・いいアイピースですね。
ただ、倍率変えるとピント位置が若干ずれますかね?高倍側で合わせれば問題ないのかなぁ・・。
ピンがずれさえしなければ観望会で月を見るのにも面白いなと思いました。

No title

adonoanさん、こんばんわ。

いやー、利き酒会も行きたかったんですけどねー。
GENTAさん、メチャメチャ元気でしたかー。
いつも元気なパワフルな方ですが、今回は、まいさんもいらっしゃったし? (^^ゞ

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GENTAさん、こんばんわ。
利き酒会楽しんできたみたいですね!

S田さんのプリント、凄くいいですよ~。
また例会時にでも持って行きますね!

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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