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EOS40Dによるオリオン座大星雲

昨年12月に山の村に出かけたときに、FL-80SとEOS40Dで撮影してきたオリオン座大星雲です。
その時の顛末は、こちら

なんとなく、昨晩、急にふと処理してみよう・・と思い立って処理してみました。

Vixen FL-80S with Reducer  EOS40D Exp.Time 6×180sec,7×300sec @ISO400

山の村の暗い空の下で撮影したので、写りはなかなか良好かなと思います。
さすがに未改造機ですので、周囲に広がる紅いHαのほのかな広がりは写ってこず、純粋に分子雲のみが映しだされていると思います(相当荒れていた背景でしたので均してしまった可能性も否定はできませんが・・)

画像処理は、今回は冷却CCDカメラと同じ様に、ダーク減算・フラット補正、コンポジットをMaxImDLで行いました。Debayer・・カラー化はステライメージ6を使用。
32bitOSの悲しさで、さすがに10MPixel画像を一括で処理は厳しいので、仕方なく、2回に分割して合成して、その結果を再度、MaxImDLで合成しています。合成手法はいずれも、Sumで行っています。
今回、3分露光と5分露光を交互に撮影するように指定して撮影していたので、安易にシグマクリップを選べなかったということもありますが・・・・
その後、デジタル現像処理等を施して、冷却CCDカメラ画像と同じような処理を加えていきました。
ただ、階調の割り振りのツメが甘く、一部階調が行方不明になってしまいました・・・。
うーん、こういう微妙で繊細な処理はやっぱりニガテです・・・ 
フォトコンテストに応募する訳ではないし、これでとりあえずヨシとしましょう・・ (^_^;)

実を言えば、少し前に、デジカメらしく、フォトショに直にRAWで読み込んで処理させたのですが・・・
とりあえず、結構寒かったからダーク減算なしでも、CAMERA-RAWでなんとかなるだろうと、いうことで。
ダークノイズについては案の定、問題はなかったのですが、ノイズリダクションを効かせ過ぎた?
ちょっと上がってきた画像はイマイチでした・・

Photo ShopにてRAW読み込み、コンポジットは、確か、ステラで行ったと思いました。
処理も違うので、表現も大きく違ってます。縮小してしまったこの画像からは違和感はあまり感じないかもしれませんが、星雲の構造がやや均されてしまい、潰れてしまった面があり、気に入りませんでした。
後からシャープ系処理も施してみたのですが・・・・イマイチで。
それで、今回、冷却CCDデータの様に処理してみたのでした。
やはり、慣れている処理の方が、結果が良いかな・・?

Camera RAWだと、ついつい、1枚づつロードでは均しすぎてしまい、結果として解像感を損ねてしまったと思います。上にリンクした撮影時の顛末の時に、1コマ画像をCamera RAWで処理していますが、案外、1コマでも綺麗な写真にはなってますが、やはりコンポジット前処理でぼかし過ぎるのは良くない気がします。

それにしても、FL-80Sは改めて見てもいい望遠鏡ですね。
色収差は、4スミこそ、倍率の色収差でしょうか。色ずれが見られましたが(Camera RAWで補正)、色収差も僅少でジェネシスよりもシャープです。
手放して、ちょっと後悔かも? (^^ゞ
でも、きっと、ぽるこ・びあんこさんが活用してくれることでしょう。
ジェネシスでもいい作品が撮れる様に頑張らなくっちゃ。

それにしても、今シーズン、何回M42撮ったんだろ~ ^^;
GENESISやSE赤道儀の動作テストもありましたので、今シーズンだけでも相当、M42撮ってマス・・・。



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コメント

No title

これはすなおな感じでいいですね。M42の仕上げの方向の1つとして赤味があまり写らないノーマルカメラで、星像を綺麗にしあげて素肌美人のM42といのも好きです。

No title

ビクセンさんは優れた望遠鏡をつくりますね。
この上の画像を拝見すると、星の感じとかいたるところに良さが垣間見れます。

No title

確かにM42はノーマルの方が自然なカラーバランスに感じますね。
赤と青とグレーの混ざり合いが美しい!

No title

ノーマル40Dでも分子雲が良く表現できていますね。
こういうものを拝見するとHαだけじゃないんだなって感じます。
やはり暗い空の下で充分に露出をかけると見えてくるということですね。
FL80-S、実はこの鏡筒欲しかったんですよね~。また思い出してしまいました(^^ヾ

No title

直径1mくらいの望遠鏡で覗くと、肉眼でもこんな風に見えるのでしょうか。
なんだか、赤いM42よりこちらの方が自然に見えたりします。
ノーマルでここまで写せるのは40Dの性能もですが、やはりUTOさんの腕前ですね。

フォトショのカメラRAW現像のすごいところは、モニタではそれほどではなくても
プリントすると綺麗なんですよね。画素数の有効活用をしているのかなあ。
こないだ、自分で撮影したモンキー星雲をプリントしたんですが、
モニタではあまりぱっとしなかったのに、プリントするとそこそこ良いんですよ。
プリントすることを前提にしたシステムなんでしょうね。

No title

Eagleさん、こんにちは。
ノーマルなカメラでの画像も案外新鮮?で面白いでしょー ^^;
素肌・・といわれてしまうと、、、かなーり厚化粧を施してしまってるので、どうかなーって感じですが、ナチュラルメイク?

No title

よっちゃん、こんにちは。
ビクセンさんの望遠鏡は現行のフラグシップモデルのAX103もそうですが、F8とムリの無い設計で作られているので光学性能は素晴らしいものがあると思います。
FL80SもF8設計で、F5.6になる×0.7レデューサというやや強引なものを使ってますが写真性能もなかなか・・。
ただ、星ナビさんのレビューで見る限り、AX103レデューサはどうも旧い設計のままな気がして、せっかくのAX103の性能を出し切れてないのが残念です・・・
あとは、各部の造りがもう少し良ければビクセンさんの評価も高まるのでしょうが・・・。

No title

かわうさん、こんにちは。
M42は明るい天体なので、未改造機でも赤色も良く出ますし、色バランスも取りやすくて結構いいかも!
ノーマルカメラによるM42、結構新鮮でいいですよね!!

No title

シュミットさん、こんにちは。
分子雲は、反射星雲の一種ですので、ノーマル機でも良く写ってくれますね!この領域はHα光の淡い発光もあるので、紛らわしい面もありますが・・・
FL80Sは素晴らしい望遠鏡ですね!
改めてそう感じます。

No title

ふにゃ太郎さん、こんにちは。
M42,大口径で一度見てみたい天体ですよね~
山の村で、Hさんの50cmドブで見たことがありますが・・・空の条件か、忍者S浦さんの32cmで見た方が綺麗だったイメージが・・ (^_^;)
32cmで見ると、ほのかに色を感じます。
もっとも、僕は13cm反射でもオリオン星雲中心部の青緑色は感じるので、色は見分けやすい方なのかも???

No title

UTOさんの写真の様になるまでは相当掛かりそうです!orz
頑張っていじり倒す所存です(^^)

M42、M45が早々におやすみする時期に…
昨夜は居眠りして失敗したのでM81(M82)・土星で扱いを勉強しました!

今夜、月が出ないうちに木星・M42・M45チャレンジしてみます。
ぽち

No title

オリオン星雲もすばるも、無くなったりはしませんから、じっくりと楽しんでFL-80Sを使いこなしてください!
土星も楽しみですね。FL-80Sは小口径ですが、眼視で木星も良く楽しんでました。色彩もナチュラルに近く、良く見えます。

No title

○○えもんのようなGENTAさんと一緒に遠征された時のM42ですよね。
スッキリしててやはり好きですね~
先日の真澄会でもMaxImDLの話題が(毎度ですが)出て、コンポジットの精度はかなりいいとお聞きしました。
今現在はコンポジットをステライメージ6でやってるのですが、今一精度よく合ってないような気がします。
欲しいけどMaxImDL高いんですよね~

No title

UTOさん こんばんわ♥

出席がおそくなってしまったので、♥を。。。いらないですね(^ー^)


赤い雲が多いので、UTOさんのお写真のこのお色のトーンはいつも新鮮だな♪って思って拝見しています☆

すっきりしてて、綺麗です♪2枚目です☆
漆黒の宇宙に透ける雲の裾がほのかに翠色なのがめちゃくちゃ綺麗だと、、、思います♪
・・・・・☆!!!

No title

adonoanさん、こんばんわ。
そうです、そうです、ドラ・・GENTAさんからTリングを借りて撮影した時のです。思った以上によく写っていました~。
マキシはいいですよー。画象処理機能も豊富で、EOSカメラ制御もできますし。リモコン電池切れた場合でも対応できてバックアップにもなりますよ。

No title

ろざりおさん、こんばんわ。
いえいえ、♥アリガト (^^ゞ

赤一辺倒の写真はあまり好きではないのですが、でも、ちょっと、赤色が物足りないかなぁ~とも思ったり …( ̄ヘ ̄;)ウーン

No title

おはようございます!
なんとかM42撮れたのでUPしたんですが!
ここリンクさせて頂きました<m(__)m>
家の近くで撮ったんでは、やはり明るくなりますね^^;

No title

ぽるこ・びあんこさん、こんにちは。

そうですねー、背景レベルが上がるのですが、そこは画像処理でもリカバリーできる面はありますから、徐々にダーク減算、コンポジットと取り組んでいくといいと思いますよ~。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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