FC2ブログ

記事一覧

SXV-Guider

小ネタは山ほどあるので・・・とりあえず今日は簡単にSXVガイダーについて。
SXVガイダーはスターライトエクスプレス社の冷却CCDカメラ専用のガイドカメラです。

こんな感じの超小型軽量カメラです。

こういう感じで、SXV-H9と接続して撮影します。
これはテストで行った、カサイのガイドファインダーでの接続例。
実にコンパクトなのが判るかと思います。
まあ、実際のガイドは、ファインダー脚だとやっぱりムリがあって、なかなか星が止まりませんでしたので、これ廃案。
なお、型名は失念してしまいましたが、CCDはSONY製の1/3インチのインターラインCCDです。
シャッターもない上、実にノイズレスです。
 

このカメラの実力は、といいますと、MT160直焦点で試しに撮影した画像が上の写真です。
被写体はM3.
SXV-AOでの可能性を探るため、AOの効果を得られる程度の0.2秒から撮影させています。
1秒も露光すれば、かなり暗い星が写っていることが判るかと思います。(興味がある方は調べてみてください)
個人的には感度面ではDSIProを大きく上回り、ST402MEに次ぐ性能を有していると感じます。
まあ、SXVGuiderにしても、ST402MEにしても、なんといっても専用機ですから、これくらいのことはやってのけてくれなければ大枚叩いて買う意味が無いというものですね。
ただ、シャッターが無いこともあり、長焦点オフアキで使う際にはコンパクトで便利な反面、ダーク減算がやりにくく、せっかくガイド星が捕まえているのに、ノイズの影響で追尾不良がおきたり、キャリブレーションできなかったり、いろいろと不便です。
あとはMaxImDLからだと画像からクリックしてガイド星を指定すると、指定位置よりも約30Pixelくらい+Y方向側にずれていたり・・(これって自分のだけ・・?)
おかげで、ガイド星指定をマウスクリックでしか行えないSXV-AOでは星が捕まえられず、テストにすら至ってません・・。
3×3ビニングまで行うとほぼ指定点で星を拾ってくれるんですが、今度は星が鋭すぎて、Errになったり(星を見失う)・・・
なかなかやっかいでした。
ST402MEだとそのようなことも無く、快適なオフアキ環境を提供してくれます(約1800mmくらいで2,3秒も露光すれば、まずガイド星が見つかります)
まあ、高いだけはあるな、と感じた次第です。
ガイド鏡でのガイドだとDSIProで十分なんですけどね~。
自分の評価としては、
Toucam<ST4<<DSI=DSIPro<SXVGuider<<ST402
といったところでしょうか。
ToucamとST4はガイドマウントが必須ですが、DSIとDSIPro(カラーでもガイドカメラとして使用する場合は遜色がほとんどありません)は、ガイド鏡固定でもまずok、SXVGuiderはさらに暗い星が使えるけれど、オフアキでは力不足。
ST402MEなら、長焦点オフアキでも快適なガイドが約束されるという感じでしょうか。
 
ガイド鏡ガイドなら、DSIで十分です。
長焦点オフアキにして、ガイド星が見つからない等、苦労されているなら、高価ですが専用ガイドCCDカメラを検討する価値が高いかもしれません。
 
関連記事
スポンサーサイト



コメント

No title

たしかにガイド鏡だとDSI Proでガイド星に困ったことはないですが、C8のオフアキで銀河狙いだと、ガイド星が見つからないことが結構な頻度であります。この説明で納得です。ということはST402にするとこの問題は解決するのでしょうか?でもKKで値段みたら23諭吉、これを買うならもうちょい出して、8300チップのカメラが個人輸入なら買えてしまいそうですね。

No title

確かにオフアキでガイド星が無いとどうにもなりませんから、高感度は超強い武器ですね。私はニュートンなので、WATECカメラでも何とか頑張れますが、C8など、2000mmクラス、それ以上の焦点距離では高感度は必須ですね。RC鏡が欲しいがどうしようかな。

No title

たしかにオフアキではDSI-Proは役不足ですね。
オフアキを回転させたり微動させたり・・・この操作が面倒で撮影する気が失せてしまいます。
なので感度の良いガイド用カメラを買うなら、いっそのことST8300を買ってガイドと撮像どちらにも使えるようなシステムにしたいなぁなんて考えています。ずっと先のことですが。。。

No title

ST402はそんなにすごいのですか、DSI-PRO2でオフアキしているので気になります。通常の透明度ならガイド星が探さずとも入っていますので良いのですが、眠い透明度の時は少し前後左右に探す必要があり中心を外します。まあこんな時は系外には不適ですが、折角なのでテスト撮影くらいしたい時が有りますよね、そんな時楽かなー。

No title

Eagleさん、こんにちは。
ST402MEは感度もですが、たぶん、面積の方が効いてきます。1/2インチサイズのCCDなので、ガイド星を拾いやすいです。
フルフレーム型CCDなので当然シャッタ内蔵。
オフアキにしてしまうと、ダークを取得するのに、DSIやSXVGuiderでは一苦労(主望遠鏡の蓋をしなければならないが、フードを取る必要が出たり、以外と大変)
ただ、仰る通り、高価ですよね~
僕の場合、3年程前に、DSIProがどうしても動かなかった(実はGENTAさんのアドバイスによりGPUSBの接触不良と後日発覚・・)ので、やむなく導入した経緯がありますが、長焦点撮影に限ればその価値はあったなと認識しているところです。

このお値段なら今ならST8300を買う方が良いですよね。

No title

sora-canさん、こんにちは。
ニュートンでオフアキですか。
入る余地があるんですね。いいなあ。
オライオンだとOAG9はコマコレの後ろに入れると丁度いい塩梅になりそうです。
ピントも出そうだし、僕も今度、検討してみようかなあ。

No title

コーチさん、こんにちは。
たぶん、ST8300だと面積が大きいので(周辺は蹴られるにしても)、かなりガイド星補足率がアップすると思います。
感度より、面積ってガイド星補足するときに重要だと思います。
ST402MEなら、回転までさせる必要はないので便利ですねー。

No title

エムティさん、ST402はいいですよ。
さすがはSBIGという感じです。お値段が高いので、それくらいの性能が無くては困るというのはユーザとしてはありますが・・・
静岡の某氏いわく、ガイド星探しなんかに時間がかけるのなんか勿体無い!
めったに晴れないんだから!と仰ってました。
彼は、ST237Aから、ST402MEに買えてます。やはり面積が大きく感度が高いので、ガイド星捕捉率が格段にアップしたとのことで、時間のロスが少なくなったと仰っていました。
オフアキシスだとどうしても、ガイド星探しに苦労するので面積と感度があるカメラが欲しいですね。
DSI-ProはCCDサイズは1/2インチでしたでしょうか?
と、すると、ST402MEとさほど変わらないかもしれません。ダーク減算の問題があるだけでしょうね。

No title

あ、すみません、DSI-ProⅡですね。
やはりサイズは1/2インチですよね。
と、するとST402MEにするメリットはほとんど無いっすよ。
感度が高いExViewHADCCD使ってますからね。

No title

メリット無いですか。DSI-PRO2はコネクター部の接触不良になかされますケーブルにコッント触っただけでも接続が切れる時もあったり、電流の少ないUSB端子だとケーブルが短くないとだめだし、ケーブルを長くするために電流供給型のハブを必要としたりUSB電源だけで駆動するのはきついようです。ガイド星さがしに時間を取られるのはほんとに勿体ないです対象を入れたら即撮影がいいです。そういえば口径を大きくすればそれだけオフアキでのガイド星も暗いのが使えることになりますよね、ですから短焦点大口径がいいのではと思います。
20年前はどんどんこの方向へ望遠鏡も進化すると思ったのですが、時代は停滞してしまいました。順調な進化なら40cm以上が普通だと思います。やはり日本のうさぎ小屋がいけなかったのでしょうか。

No title

エムティさん、こんばんわ。
そうですねー、ちょっと、あの価格を出すだけの価値は見いだせないと思いますよ。
DSIProⅡでも十分かと。
そうですね、極限等級は口径が大きいほど暗い星まで写せますので、エムティさんの35cmなら、かなり暗い星まで使えそうです。
口径40cm以上ですか~
なかなか難しいのでしょうね。
でも、20cmが普通になった20年前から、仰る様に進歩は少ないですよね。優秀な機材は出てきたけれど、
安価な中国製は、天体写真用には若干、役不足。
かといって、国内製の高性能鏡は価格高騰!というところでしょうか・・

No title

utoさん、ピントが甘いなぁ~デジカメ写真、、、笑

オフアキのリングが明日到着します。
さて402MEでテストと思ったら日曜日大雨です。

レデューサー用オフアキリングは梅雨時にでも作成して貰います。
多分こちらが本命かもですね、9μで2000mmは少し長過ぎだと。
島国では無理かも。

No title

メーテルさん、こんばんわ。
あはは、思いっきりピンぼけですよね~

9ミクロン、2000mmF8はいいところだと思いますよ。
撮影するのが楽しみですね~
レデューサ入れてもピン来ます?オフアキ・・。

No title

ピントですが未だレデューサーではやっていません。
眼視で確認しただけですからリングが来てからが大変です。
レデューサーで1500辺りが美味しいのかなとも。
問題はピントです。
眼視でも結構厳しいものがありましたので。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

月別アーカイブ