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ミューさん来訪

久々に、ミューさんから連絡があって、午後から遊びにこられました。
 
相変わらず仕事の方はお忙しい様でしたが、いつぞや紹介した20cmF6.7反射で撮影できる体制も整った様で、土星の画像を持ってきてくれました。
 
ミューロン250と比べてどおよ?と聞くと、やっぱりニュートンはいいね。
ピントがビシっと来る。3倍だと拡大率が足りないので、PowerMate×5も買っちゃったよ。
あれから晴れてないので、実験できていないけれど・・
ということでした。
やっぱ、ニュートンは切れ味がいいよねえ。大佐のもそうだけど、悪条件に強い気がする。
などと話して、

こんな感じで、惑星撮影と画像処理についていろいろと討論していました。
左上の土星をデコると、右下の土星になるとか、処理した画像や実際に処理してみて見比べたり・・
カラー合成法の検討や、デジタル覆い焼きなどもいろいろとやったっけ、、
ミューさんは3CCDカラーカメラをお持ちなので、やっぱりこれを活かさないのは勿体ないと思うので、例のレデューサの縮小率の測定方法を説明して、画素サイズの違いによる拡大率を一旦求めてあげれば後は楽にLRGB合成に持っていけるから、ぜひやってみて!と説明。
 
ミューさんは土星のスタックはAviStackで行ったそうで、AviStackのデコはすごい強力と絶賛していました。
んー・・・個人的にはAviStackって、惑星にはあんまり向いていない様な気がするんだけどなぁ・・
CANPの塩田さんの資料も見ながら、月面処理についても、やってみたり、なんだかんだであっという間に4時間が経ってしまいました。
 
で、ネットにつながっていないミューさんにICX618を搭載したカメラがイメージングソースからも出たよ!
と教えてあげると、感度がどのくらい上がる?と聞いてきたので、ちょっとネットを検索。

QEのグラフを拾ってきました。
新型CCD ICX618の感度はずば抜けていますね!!
現行のDMK21AF04のセンサはICX098BLですが、ピークQEだけで見比べても1.5倍はありそうです。
実際には面積比で効いてくるはずですから、2倍の感度差は得られると思っても良いでしょう。
2倍も感度が違うとなると、ゲインを半分に落としても良い画像が得られます。
デコを行うのが前提であれば、とにかく、ゲインを落として撮影しなければ、ノイズで復元効果が落ちるのは確認していますから、これだけの感度Upは相当効いてくる気がします。
また、感度が2倍あるということは、露出時間を1/2にできます。土星は15Fps、1/15秒で撮像していましたが、1/30秒でも同じだけの映像を得ることが出来、シーイングにもより強くなります。
星雲撮影では、実のところダークノイズ等の影響もあるので、QEだけでは感度差は案外、あまり感じないのですが、惑星の様な比較的早いシャッター速度の場合、QE差やビニングなどは理論通り効いてきますので、感度差はストレートに感じることが出来ます。
僕のMT160では木星はともかく、土星はかなりキツイですが、ひょっとしたら、実用範囲に収まるかもしれません。ミューさんの新機材も、口径20cmと決して大口径とはいえませんから、俄然興味津々のようでした。
 
う~ん、そうめっちゃ高いカメラでもないしな~
ポチリ菌が増殖しつつあります・・・(爆!)
 
あとはミューさんにイプ160用の補正レンズを貸してほしいと依頼して、お開きでした。
 
 
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コメント

No title

ICX618のデータシートを見てみましたが、かなり感度高そうですね!
もちろん撮影にも活躍すると思いますが、ガイドにも使えそうですね~。モノクロのセンサーの新型も期待したいところです、私はあまり詳しくないのですがモノクロはしばらく新センサーが出ていない気がします。

No title

あ~ぁ買ったとたんに新型はきついですね^^;それにしても感度高そうですね。ミューさんもお元気そうで何よりです。
土星画像もいい感じですね。

No title

素晴らしい土星の処理の過程が少し見えているのにひきつけられてしまいました。ミューさんお元気そうですね。それでも相変わらずお忙しいんですね。一度お会いしてみたいなぁ。
いつも質問ばかりですいません。上の記事で「例のレデューサの縮小率の測定方法を説明して、画素サイズの違いによる拡大率を一旦求めてあげれば後は楽にLRGB合成」のところなんですが、測定方法は先日詳しく解説していただいので分かりますが、LRGB合成との関係の意味が良くわかりません。LRGB合成するときには大きさを補正する必要があるということですか?

No title

休みの日の同好の志との語らいっていいですね。
20cmのニュートン反射で、拡大率を上げた方がイイっていうところが
面白いですね。
ミューロンはカセグレンだから、筒内気流の影響を受けるのでしょうか。
狭い観測室や持ち運びを考えるとカセグレンだけど、F7~8くらいのニュートンの切れ味の鋭さは気持ちいいですよね。
新型カメラ、僕も興味深深です。15cm屈折でもいけそうですね。

No title

UTOさん おはようございます

お話が通じる方とのお勉強会はどんどん進化できて良さそうですね☆
土星はちっちゃくしか見えないのに
大きく綺麗な写真にデコってしまう(๑◕ㅂ▰)ノ゙ なんて

奥のほうの月面が気になりました
ポチリヌス菌感染予防に、今週は晴れるといいですね・・・ぽち・・・
感染してすごい写真も見せていただきたいような
気もします(✿→艸←)㋒㋛㋛

No title

hanaさん、こんにちは~
おぉ!ガイドカメラ!!
そういえば、イメージングソースのカメラって、PHDで使えましたよね。
こ、これはイカン、一気にポチリ菌が増殖し始めてきた・・! (^^ゞ

モノクロセンサの新型、ExveiwHADで、フォーサーズ600万画素くらいのを出してくれると最高なんだけどなぁ・・・
や、できたら、APS-C 1200万画素(画素サイズから考えると天文用モノクロならこれくらいがBestかと)とかも期待したいですけど、、無理でしょうね~

No title

utoさん、じっと我慢の子で赤道儀が良くないですか?
筒もカメラも足回りが大切ですよ~ん、って分かった様な事を言いますが。

No title

UTO さん、こんにちは。
ポチリ菌が増殖ですか・・・これを抑えるには、少し辛抱して一気に満足できる環境にしてしまうことでしょうか。惑星用のカメラは五台ありますから、ポチリ菌が出てこない状況です。(苦笑)冷却CCD も KAF-09000 で、ポチリ菌の感染がぴたっと止まってしまいました。 ガイドカメラは、ICX285AL を使っています。

No title

keilibraさん、こんにちは。
あちゃ~タイミングがちょっと悪かったですね。
でも、現行機でも、土星こそちょっと苦しいものの、それ以外には十分な感度がありますから、大丈夫ですよ!
MT200で素晴らしい惑星像をぜひ捉えてください。
太陽望遠鏡もいいですねー。昼間に晴れて夜曇るパターンなので羨ましいデス。

No title

Eagleさん、こんにちは。
CCDチップが全く違いますから、画素サイズも違うんです。そうすると焦点距離が同じでも、画素サイズの比率分、像の大きさが違います。
画素サイズが分かっていれば、簡単に比率が出せますが、そうでない場合は1度、実際に二重星やあるいは星団を撮影して、例のLRGB合成の方法で比率を求めてあげれば、あとは回転と位置合わせだけになりますから、割と簡単にLRGB合成できます。

確かミューさんのベルテックスの3CCDは画素サイズが8ミクロン台だったと思うんですよねぇ・・
デジタルカメラではなく、アナログCCDなのが惜しいところですが、色彩の美しさは秀逸そうです。

No title

ふにゃ太郎さん、こんにちは。
そうなんです、カセ系よりニュートンの方が明らかに像が良いとのことでした。ミューロン180とサイドオンでも比べたと言っていたかな。
仰る様に、筒内気流の影響が大きいのではないかと思いますが、その他にも光軸の合わせやすさの面など、種々の面でNewtonが秀でているのではないかと思います。

新型カメラ、この感度なら、TOA150で凄いのが撮れますよ!!
ぜひ、チャレンジしてみてください!!!

No title

ろざりおさん、こんにちは。
ふふふ、デコの意味が違いますが、でも、まあ、確かに画像処理はデコレーションみたいなものかもしれません (^^)v

奥の月面は、天文ガイドの記事の上をいく処理を検証している(たぶん)ので、ナ・イ・ショ
もっとも、CANPでボクがS田さんにツッコンだ内容なので、参加された方は分かるかな・・。

No title

メーテルさん、こんにちは。
う、確かにそうかも!
でも、遠征システムの充実を考えたら、アリかな~・・と (^^ゞ

No title

K&Rさん、こんにちは。
K&Rさんのシステムですと口径もありますから、現行機の感度でも全く問題もありませんですしねぇ~
確かにあまり必要性が薄い気がします。

それにしても、惑星用カメラ5台ですか!
凄いですね~。

No title

UTOさん、本当にかっこいいです。。
土星をこんな風に画面に広げて、デスクトップが壮大です。

ポチリ菌(笑。良いネーミングですね!!
ぽち!!

No title

こぐまちゃん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

土星をはじめ、いくつも画像開いていたので、メモリをめいっぱいまで使ってしまってました (^^ゞ

ポチリ菌は、他の菌類同様に梅雨時期やジメジメした季節に増殖するみたい
梅雨時⇒晴れない⇒ストレス解消にポチる
という感じです(笑)

No title

UTOさん撮影のMT160-ICX618 惑星画像見てみたいですか?
もちろん見てみたいです!
PHD GuidingでICX618をカメラに選択できますか?
は~い、選べます!
この天候、空模様はポチリヌス菌増殖の環境が揃っています。

No title

ミューさんとの天文談義は楽しそうですね!
出来れば私も惑星の画像処理談義には聞き耳を立てたいです(*^^)v
それにしてもICX618魅力的ですね。どこかに安く転がっていないかしら!(笑)

No title

しけるさん、こんばんわ~
うーん、ICX618カメラ。悩みますねー。
やっぱりPHDでも使えますか!うーん、悩ましいですねぇ・・
K&Rさんがおっしゃる様に少し変えても、そんなに結果が変わりませんよ、というのもわかるだけにますます悩ましい・・

No title

シュミットさん、こんばんわ。
いやー、こちらの写真展に来られたときにでも、ぜひ!
ICX618カメラは魅力的ですよねー。感度の高さにくらくらしちゃう!

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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