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ExViewHAD CCDⅡ!!

ICX618ALAを採用した高感度タイプのDMKカメラを少し紹介したことがありますが、
ICX285ALの後継センサも出ないのかなあ?と思って少し調べてみたら、ありました、ありました!
超高感度特性から、ExViewHAD CCDⅡと名称も改め、新型CCD素子を投入してきていたのですね!!

※EXview HAD CCDⅡはソニー(株)の登録商標です。EXview HAD CCD”の構造を基本とし、感度(標準値)において1μ m2 あたり1000mV 以上(カラー品F5.6 /白黒品F8、1s 蓄積換算)を実現し、かつ近赤外領域まで含め、光の利用効率を向上したCCD イメージセンサです。

とのことで、従来のExViewHAD CCDよりもさらに高感度化したイメージセンサであろうことは想像に難くありません。

ICX674ALG 
http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/cx_pal/vol86/pdf/icx674alg_aqg.pdf

2/3インチ 有効画素数1932×1452 281万画素 4.54μ×4.54μ

ちょっと、画素サイズが細かいところが心配ですが・・・・

ググってめっけてきた、QEグラフからは、何この超高感度・・!!!
いやあ、これだけワクワクするイメージセンサは、KAF1603ME以来ですよ~

ところで、ググっていたらですね、さらに面白いセンサが出てきました。
ICX694ALG 



http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/cx_pal/vol89/pdf/icx694alg_aqg.pdf
1インチ!(対角15.99mm) 2758×2208 631万画素 画素サイズ4.54μ×4.54μ

ついにSonyも1インチサイズのイメージセンサを出してきましたね~
セルサイズが、4.54μということは、2/3インチサイズのICX674と同じですから、QEも同じでしょう!
画素サイズはやや小さめですが、なにしろローノイズのSony製センサです。
ビニングも効果的に機能してくれるでしょう。超々高感度の150万画素CCDとしての運用も可能かもしれません。
明るい光学系にはもちろん、そのまま600万画素で使えば良いわけで、これは面白そうなCCDが出てきました。

ビットランではすでに、製品化しているらしく、ICX674ALG搭載のBU-57が66万円弱、ICX694ALG搭載のBU-58が82万円弱・・・・産業用シリーズなので、ちょっとお値段が高めですが、いずれ、Astroシリーズが出てくるでしょうし、なにより、AtikやQHYなど、Sony製センサを採用している天文用カメラベンダーさんからもいずれ製品が出てくるでしょう。
ICX694ALG採用機が、30万円弱のお値段なら、ちょっと気になってしまいそうです。
この高感度っぷりには興味津津・・。

とはいえ、1インチサイズは、ST8XMEと同じサイズ(一回り大きいカナ・・?)程度で、フォーサーズの撮像素子に比べても2周り以上小さい、12mm×10mm程度の大きさです。
面積も欲しくなる散光星雲向けとはちょっと言い難いですが、反面、周辺まで良好に補正された光学系でなくても良い、光害地ではこのセンサの小ささと高感度は大きな利点となる、フィルター等のユーティリティ類も安価で済む、小型・軽量のカメラでも高性能な機体が期待できるなど、メリットもあります。
中心像がすこぶるシャープな明るい光学系でないと、素子の性能を引き出せないでしょうが、ただし、先にも書きました様に、Sony製素子はビニングの効果も大きく、2×2ビニングすることで、長焦点撮影にも十分耐えうる超高感度性能を得ることもできる可能性が高いです。

これはなかなか気になるCCDですね。
天文用な安価のカメラも早く出てきて欲しいですね~。
お値段によっては・・・(;゚д゚)ゴクリ…

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コメント

No title

ソニーのチップはとにかくノイズが少ないので、比較的低感度なものでも、
露出時間を延ばすことで、良い画像が撮れたりするので、この感度だったらどんな画像が取れるのだろうと、わくわくしてしまいますね。

No title

UTOさん おはようございます

きょとん(★´・ω・`)ノ???

自分カスタマイズに沿った、
欲しい物たくさんなんですね☆

それにしても、天文屋さんグッズは
なかなか手が届かないような価格が多くて
届きそぉで届かないお星さまみたいヾ(☆‘∀‘☆)。゚ぽち

No title

コレは面白そうなセンサですね。
明るい大口径ニュートンで、銀河の淡い腕を写してみたいですね。
ブルーミングがないというのもいいですね~。
ST-10は盛大にブルーミングがでるので、あかるい鏡筒では長時間露出出来ないのが悩ましいです。

No title

くっしーさん、こんにちは。
このグラフみてたまげました。
うーん、そうですね、8300Mと比べると体感で3倍以上違うイメージですよ(ST8XMEとST8300Mとのボクの感覚比で言えば、ですが)。

No title

hanaさん、こんにちは。48万画素のCCDセンサなんですね!65ユーロですか・・!
ガイドカメラはもとより、惑星撮影用にも使えそうな感じがします!!
それにしても、ICX618といい、最近のSony製CCDは凄いですね。
CMOSとは違ったところで勝負してきてるのでしょうね。

No title

ふにゃ太郎さん、こんにちは。
そうなんですよー、KodakCCDに比べると素性がいいというか、凄く綺麗なんですよね。映像品位が・・
ICX285ALでの画像のキメの細かさから考えると相当、期待できるような。ちょっと画素サイズが細かすぎるきらいはありますが、ふにゃ太郎さんのTOA150に取り付けたらとんでもないことになりそうな予感・・。

No title

ろざりおさん、こんにちは。

>自分カスタマイズに沿った、欲しい物たくさんなんですね☆
>天文屋さんグッズ

えっと、いや全然違います (^^ゞ
非常に革新的なイメージセンサの登場で、今後、医療・バイオ・FA・セキュリティ分野に大きく貢献するであろうと思われます。
このセンサで天文向きカメラも作ってくれたら、面白いな~っというお話しでした ^_^;
星グッズでは断じてないですよ・・。

実際には星用と考えると、ちょっと向いてない面もあって、画素サイズが細か過ぎる点と、昨今の流れから、どうしても、センササイズが重要になってきているので、スモールフォーマットの要求自体は星屋さんでは少ないでしょうねぇ・・
それでも、個人的には興味津津で、価格次第では欲しくなっちゃいそうです (^_^;)

No title

コーチさん、こんにちは。
そうなんです、ボクも泣かされたばっかり・・・ブルーミングするとどうしても綺麗に補正処理できませんしね・・
仰る通り、明るい大口径ニュートン等では絶大な威力を発揮しそうな気がします。
あと、Sony製センサは画質のキメが細かくてとても星像が美しく仕上がるんですよ~そういう面も期待したいですね。

No title

ABG付きでQEが80%弱っていうのはスゴイです。流行ればNABGは駆逐されそうですね。KODAKのCCDにもこういうABGで高QEのラインナップのがあると面白いそうですが・・・。最近は小さいピクセルサイズのほうが主流(売れ筋)なんでしょうかね。

No title

こういうCCDって小ロットで買えないですかね?
それにしても「1μm2 あたり1000mV 以上を」という但し書きが詐欺臭いね。
これなら極小画素で飽和電荷容量の小さいCCDを、A/DのプリアンプのGainを
目一杯上げてしまえば、その「感度」とやらは向上したことに成るけど、それでええんか?
というか意外だったのはMT9V(ってSSAGに使われてるMT9Mのカラー版だよね?)
の感度が予想外に高いこと。しかも波長760μm以上では一番高感度じゃん。
道理でSSAGを太陽望遠鏡に付けると感度高過ぎてNDフィルタが必要に成るワケだ。
しかし感度が高過ぎるだけで、階調は狭いので画質的にはDMK21Fなんかの動画の1コマ
と大差無い感じ。メリットはMicronなら1コから売ってくれること。しかも安い。
車載のドライブレコーダなんかに人気らしい。

フォトダイオード部分の1μm^2当たりではなく、1画素当たりの量子(光子)効率
と階調を知りたいな。

No title

ひろしさん、こんばんわ。
いやー、ABG付きでこれだけのQEが実現できたのはSonyならではなのでしょうね~
Kodakも今の第3世代Eチップといってもいい、KAF8300E,KAF16803Eなどでは頑張ってる方だと思いますが・・・
このセンサ、明らかに顕微鏡用途に絞ってますね。sCMOSなど化学計測用CMOSが出てきている中でまだまだCCDの方が有利だ!という技術者の主張が聞こえてきそうです。

No title

kobeさん、こんばんは。CCDはオンダイでADCやDSPは載せられませんから、純粋に、規定光量でのCCDからの光出力電圧そのものではないでしょうか?
QEはカメラベンダさんから引っ張ってきたデータを信じるならかなり良いですよね(実は以前にバスラーから引っ張ってきたAtik320Eと同じ素子ICX274ALのQEはかなり高めに現されていたのですが他所のところのでは、もっとQEグラフ悪かったです・・)

SSAGの素子は表記のものと違うと思いますが、Micronの素子はデータシートにQEも記載されていますが、かなり高いですよ。ピーク60%近いと思います。それで僕もガイドカメラ用に金亀買いましたが、CMOSはノイズも多いのか最下位ビットを切捨てる様で、イメージャとしては使い物になりませんでした、、、

Sonyのイメージセンサも10年くらい前は単品販売してくれたみたいなんですが・・・・

No title

だからその基準だと、階調が狭くて画質が悪い=感度が高い、ってことに成ってしまうでしょ。
露光中(ゲート閉じてる)のフォトダイオードは、普通のダイオードも逆バイアスなら、
「コンデンサと等価」なので、階調が狭くコンデンサの容量が小さい方が V=Q/C から
速く電圧が上がります。ドライブレコーダとかの動画屋さんならともかく、我々
天文屋にとってそれは嬉しいことなの? と疑問。

SSAGのセンサはMT9M001というモノクロCMOSですが、これのデータシートを見ると
カラー版はMT9V022を見ろ、って成ってます。SONYで言うところのALとAQの違い。
10bit-A/D積んでるのに、確かに8bitで切り捨てられてるみたいやね。

No title

Sonyも最近デジカメの分野で色々出してきて絶好調なんでしょうかね。UTOさんが気になるようなものまで、あれこれ出てきましたね。CCD分野も、長い目で見れば明らかに一歩一歩前進しているのでしょうが、何せこういう技術って高度な上、比較する基準や表記方法などが会社によって異なったりするので、実感レベルでモノ言わないとメーカーのうたい文句にだまされそうでコワいんでしょうねー。

天文屋向けのCCD、技術革新的なものが一発欲しいもんですよね。

No title

kobeさん、こんにちは。あーそうか、CCDって素子内にAMPも持ってますから、どうにでもできちゃうのかもしれませんね。
>カラー版はMT9V022を見ろ
えっ、そうなんですか?上のグラフだと明らかにカラーセンサではないですよね・・・不思議。
やはり、下位bitは切り捨てですか・・アートレイの1/3インチ?サイズのCMOSカメラ(素子はやはりMicron)もダーク状態にすると切り捨ててるようでノイズが全く写りません・・。
ImagingSourceのはちゃんと?縦筋が出るらしいですが、あちらは素子は別メーカさんのかもですね・・。
BIAS減算すれば、綺麗になるとは思います >ImagingSourceのCMOSカメラ

No title

よっちゃん、こんにちは。
Sonyは頑張ってますねえ。α77のAPS24MPについては超高ISO感度では従来品に劣る結果の様ですが・・
噂のNikonミラーレスが1inchフォーマットなので、このフォーマットが市場に定着してくれば、やがてExmor Rの裏面照射の1インチ版も出てくる予感が・・。で、産業用にモノクロ化もされて、天文用にも裏面照射冷却CMOSカメラが安価に出てくれば、面白いなぁ・・と夢想してみたりしています。
APSサイズの裏面化は技術が困難な割にメリットは少ないですが、1インチサイズなら、まだ現実的ですし・・・

天文屋向きにも、大きな技術革新的なものが欲しいですね。
市場が狭いから仕方ないのでしょうが・・・
CMOSセンサなら、いろいろと出来るハズなんですけどね・・。
例えば、オンチップセルフガイドで、ガイド星回りだけは高速で読み出す(ついでに指定フレームごとにガイド星を自動で任意に切り替えて、コンポジット後の映像ではS/Nは極力損なわれない様にするとか)けれど、その他は露光を継続させておくとかできそうな気がするんだけど、無理なのかな・・

No title

>天文屋向きにも、大きな技術革新的なものが欲しいですね。
市場が狭いから仕方ないのでしょうが・・・
CMOSセンサなら、いろいろと出来るハズなんですけどね・・。
例えば、オンチップセルフガイドで、ガイド星回りだけは高速で読み出す(ついでに指定フレームごとにガイド星を自動で任意に切り替えて、コンポジット後の映像ではS/Nは極力損なわれない様にするとか)けれど、その他は露光を継続させておくとかできそうな気がするんだけど、無理なのかな・・

それ、いいね!
出たら僕も買おう。

No title

>ちゃんと?縦筋が出るらしいですが
それがですね、実は露光時間で処理を変えてるみたいなんですよね、各社。
SSAGもDMKも、2秒までなら綺麗なダーク画像なんですが、3秒以上だと急にノイズ
や縞が出て来たりします。そう言えば、天下のSBIGもST-8 +AO-7でガイドの露光
を延ばすとかえって失敗して、ほとんどカスカスだけど1秒露光だとAOガイドする
時なんかが有りました。

裏面照射CMOSは男のロマンですね。CMOSの欠点は、CMOSつまり2個組のトランジスタ
がフォトダイオードを遮ってることですが、裏面照射にすれば「そんなの関係無ぇ!」
ですからね。ガイドカメラもガイドチップも無く、1枚のCMOSセンサの隅っこだけ
高速読出ししてガイドも可能なはずです。光が当たる以外はメモリと同じだし。
天文市場だけのために対応してくれるとは思えないし、それどころか逆にCMOSの
集積性を生かしてSDメモリとかUSBのコントローラまで1chipに載せそうだけど。

No title

よっちゃん、こんにちは。下のKobeさんのお話しからしても不可能ではなさそうですよね。
センサはデジカメ用のものでも良いので、まずは天体専用機ならはでの自動星認識(簡単なハズ)でその周囲画素だけ高速転送のオンチップガイド機能を設けてくれませんかねー。
んで、できたら、センサシフト方式で、センサを動かしてオートガイド、センサ稼働範囲超えそうになったら、架台を動かして(これはAO-7でもやってるコト)安定した高精度追尾なんてのも実現して欲しいですね。
エポックメイキングなSBIGあたりで真剣にCMOSの天体撮影専用カメラに取り組んでくれないかなぁ~

No title

kobeさん、こんにちは。
うーん、そうなんですか。CMOSセンサはまだまだ難しそうですねぇ・・

BSI-CMOSはほんと凄いですよね。できれば画素サイズをもう少し大きめにして、センササイズも大きいのを出してくれた方が、産業用・天文用としてはいいですけど・・
最近のCMOSは高精細のものが多くなってきましたね・・。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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