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木星 10/23,10/24

さて、昨晩は、木星面上に、また、衛星が2つ通過していく絶好の観測日和だった訳ですが、
やっぱり、というかまたまた、絶賛くもくも君デーでした・・。
ところが20時過ぎには雲がどいてお天気に・・・!
をや・・?これなら撮れるかも・・? 
せっかくなら、また衛星の動きをアニメーションにしたいかも!!
幸い?というか、なんというか、今朝、望遠鏡は夜露でびしょ濡れでしたので、そのまま日干しさせておこうと、出しっ放しで出社していたのでした。
あとはカメラさえ組み立てれば即、撮影に入れます。
うーん、DFKカメラだとまたPC前にずっといないといけないので、ちとツライ・・・
そこで、カラー冷却CCDカメラのSXV-H9Cを使ってみることにします。
これだったら、MaxImDLで、撮りっぱなしに設定しておけば、無事、衛星と木星の自転の様子を観測できます。
画角も拾いから多少放置していても、画角からはみ出すことはないでしょうから、楽できます。
ガイドカメラも搭載して、ガイドもさせるという方法もありますが・・・まあ、そこまではいいかなー(実は一応準備までしたんですけどね・・)
・・・と、思って撮影開始までこぎつけて、さぁ撮影開始!!
と、いうところで、西からくもくも君襲来でした・・・orz

木星とガリレオ衛星 MT160 反射望遠鏡 PowerMate×5 SXV-H9C カラー冷却CCDカメラ 17コマスタック

うーん、SXV-H9CはUSB2.0で高速でデータを送ってくれるとはいっても、4,5秒待たされる感じです。
5秒だと、0.2FPSですよー・・・さすがに、1分あたりで枚数は稼げません。
よく冷却CCDカメラは16bitだから画質が良いとは良く言われれますが、その分、枚数は少なくても良いハズ!

良く使われるWebカメラは、1枚あたりのデータは8bitしかありません。16bit画像に追いつくには、65535(16bit)/256(8bit)=256枚のスタック枚数で16bit画像1枚分に相当します。そう考えると、この17コマスタックは超大雑把に換算すれば、DFKカメラでの4352枚分スタックに換算できるハズです・・!!
ところが、画像を見て頂ければお分かりになりますように、実際には、そんなことは無いワケで。

よく冷却CCDカメラとデジタル一眼レフカメラで16bitと12bitの違いで写りが良いとか言われてますが、実際にはBit数云々のお話しではないというのは、いろいろとやってるとよーく分かってきます。
そもそも、画面で表現できるのは8bitですしね。
端的に言ってしまえば、冷却CCDだろうとデジタル一眼レフだろうとWebカメラだろうと、使いこなしてこそ、初めて良い映像が得られるというところでしょうかね・・・
ある程度以上の性能のデバイスであれば、機材の性能云々より、いかに上手く特性を捉えて使いこなせるかの方がよほど大事だと思います。
ちょっと、SXV-H9Cで惑星狙いはボクには厳しいカナ-って感じでした (^^ゞ

さて、23日晩に撮影した木星です。

木星 MT160 反射望遠鏡 PowerMate×5 DFK21AF04 CCDカメラ 15FPSで撮影 

GENTAさんが、ブログへのコメントで、シーイングも良いとお書きになっていましたが、確かに夏場程ではありませんが、かなり落ち着いていて良いシーイングでした!!
GENTAさんの書き込みが無かったら、たぶん、ジェネシスをしまった段階でふて寝でしたから、本当に感謝!!
いやー、カラーカメラでWaveletでサクッと処理してこのクオリティ・・!!
こりゃ、MT160の性能を引き出しきってるんじゃないかなぁ・・
モノクロカメラでも撮ってあるけれど、これ以上にはならないかも~
なんて思ってたのですが、

木星 MT160 反射望遠鏡 PowerMate×5 DMK21AF04 CCDカメラ 30FPSで撮影 上の画像とLRGB合成

うわ~お。
・・・やっぱ、モノクロカメラはすげーや・・・!

ちょっと調子に乗って強調しすぎた感はありますが、改めてモノクロカメラの威力を痛感させられたのでした (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

それにしても、惑星撮影は、まずは、シーイングですねぇ・・
次に口径でしょうか。
いや、口径があれば、同じシーイングでもより良く写せますから、まず口径で次にシーイング?
でも、シーイングが悪ければやっぱり出来映えは悪くなっちゃいますが、大口径なら、拡大率落として高速シャッターで選別を厳しくする等、対策も取れますから、あらゆる局面で有利なのは確かですから、やはりまず口径カナ?

や、まあ、どちらにしても、惑星は個人的にはMT160で十分ですけどね~





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コメント

No title

モノクロがいいのか、カラーがいいのかで迷っている人には凄く参考になる例ですねぇ。あと31とか41の画があったら比較としては最高なんでしょうけれど(^^;;;
木星の動きはそこそこ速いですが、LRGB合成は色ずれしちゃったりしないものなのでしょうか?

No title

やっぱり早くシャッターの切れるモノクロはこの時期は強そうです。冬場でシーイング悪くてもモノクロなら惑星撮影も楽しめるのかもしれませんね。そういえば、この前の4時間分の木星動画の素朴な疑問ですが・・・ガイドカメラでガイドしながら撮影していたのでしょうか?5000mmですよね?(^^;

No title

やっぱりモノクロの威力は絶大ですね。モノクロカメラ活用できていないので、もう一度、チャレンジする良いきっかけを頂きました。
最後の画像は、合成焦点距離はそんなに長くないし、口径は16cmなのに、木星を拡大してみると本当に細部まで緻密だし、ノイズ感もないし、本当にすごい木星です。もちろん傑作ですね。
それと、SXV-H9での惑星撮影の結果は期待していたのですが、やっぱり難しそうなんですね。残念。

No title

LRGB画像は詳細がよく見えますね。
自然な感じで良い仕上がりで、衛星も小さく写ってますね。

自宅ベランダ撮影準備は万全なんですが、天気が・・・。
もう月末なのにまだ今月一度も木星撮影ができていません。

No title

L画像が加わると俄然S/N比が向上しますね。
本当に星ナビじゃありませんが16センチの性能を目一杯引き出した高精細画像に傑作行きましょう!ポチ☆彡

No title

とれじゃさん、こんにちは。
やっぱりモノクロカメラの方が切れ味があがりますね~
31,41はいまとなってはICX618CCD搭載機に比べると感度差が大きすぎるので、惑星に狙いを絞るなら考えなくてもいいでしょうね~
月面も、となるとまた話しは変わってきますが・・・
LRGB、はい、色はやはり若干ズレますね。木星本体ではバレるほどズレることはありませんが(基本、交換して1分程度で撮影を終えますから)、イオかな?衛星の動きは早いのでどうしてもズレますね。この写真でもイオの噴煙が写ってます(爆)

No title

ひろしさん、こんにちは。
やっぱり、感度がある、口径があるは強みだと思います。眼視ではシーイングが悪いから小口径の方が良く見える・・!ということはあっても、こと撮影に関しては、該当しない(と、いうかそういうケースが生じるのは撮り方に問題アリかと)思います。

素朴な疑問に対しての率直な回答ですが、いやあ、連続撮影できないので、PCの前にずーっとつきっきりで、ずれてきたら、都度修正って感じでした。
根性と気力が無いときにはちょっとムリ・・

No title

Eagleさん、こんにちは。
やはり、モノクロカメラは威力が絶大ですねぇ・・
フレームレートを早くして撮影しつつ、光量が確保できてますからね。ゲインをかなり落としています(だいたい600~700以下、対してカラーは800くらい)
こうするときめ細かな映像データが得られますので、強調処理しやすくなりますね(と、いうか、画像復元の効きが大きくなる感じ・・)

SXV-H9Cは、基本的には難しい・・・
好シーイング下で、露出を1秒くらいにして、16bitフルカウント近くまで被写体の情報をたっぷり蓄えつつ、10コマくらい加算してあげると、Webカメラを超える映像ができる気もします。ただ、シーイングの影響が大きくなってしまいますから、夏場でないと厳しいでしょうね。
Webカメラ方式の方がコンスタントな成果を上げることはできそうですが、究極的には岡野邦彦さんが示されている様に、好条件下では冷却CCDかなとも思います。

No title

しけるさん、こんにちは。
モノクロカメラはやっぱりいいなぁと改めて感じました。
こちらは、雲間からなんとか木星は撮れていますが、そちらは木星すら撮らせて貰えないのですね~ (^^ゞ
まだマシな方なんですね~
でも、そろそろ星雲を撮りにいきた~い!

No title

シュミットさん、こんにちは。
シーイングが良いと、びっくりするくらい写ってくれますね!
口径があるともっと楽しいことになりそうですが、でも、取り扱い易さを考えると、これくらいが手頃でいいのかな~って思ってます。
22cmくらいのマクカセが安価であったらまたちょっと悩みそうですが・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
18cmF15だとちょっと物足りないというか、今と変わらないですから、無駄遣いせずに済んでいます(笑)

No title

UTOさん こんばん茶

寒くなりましたね☆
木星は冷たそうに輝いてるけど
大きくしてみるとあったかそうな色ですね・・・

あ、「本物はヒドイぞ」・・・なんて言わないで(*´◡∩*)ポチッ

No title

なるほど~。31,41は感度の問題があるのですね。
しかし、イオの噴煙まで写してしまうとはさすがです(笑)

No title

ろざりおさん、こんにちは~
とりあえず、ホンモノは寒いぞ・・・なんてツッコミをば (^^ゞ

それにしても、本当に寒くなってきましたね。

No title

とれじゃさん、こんにちは。
そうですね、新型カメラの感度と比べてしまうと相当見劣りしてしまうのは間違いないかと思います。
それと、41かな?100万画素機に関してはフレームレートも遅いですよね、、、月面用としては最強なのでしょうが・・・惑星用に使う場合は割り切りが必要かもしれません。

モノクロカメラだと色ズレは結構悩ましい問題ですね。でも、カラーカメラとの使い分けなら、2回の撮影ですみますから、まだマシな方かもしれません・・・???
8bitに落として保存している関係上、ホワイトバランス取りの難しさはハンパないですよ、このカメラ。あ、RGB合成を行う場合のお話です。露光時間で制御するのがBestじゃないかな・・。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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