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昨晩の顛末

久々に晴れそう!!
ということで、定時日ということもあり、そそくさと退社。
ただ、射し込む夕日の日差しは鈍い・・。透明度はあまり良くないみたい。
おまけにかなり寒い・・

それでも望遠鏡1式は、出してある
オライオン30cm反射望遠鏡はとりあえず自転車カバーだけ被せて、日曜日晩からずっとスタンバっている状態です(晴れねェ・・orz)。
フォーカスもほぼ合わせてあり、また前回、フラットを取得していないことから、まずは夕暮れ空でフラット撮影。
その間に2式目のカメラと望遠鏡を準備することにします。

使うカメラは、デジタル一眼レフカメラでは、自宅庭からの撮影では光害でやや厳しい・・・おまけに、この時期に狙うのは小宇宙ですから、デジタル一眼レフよりも高感度の冷却CCDカメラの方が良い・・
そこで、昨年、改修してそのままになっていたパラレルポート転送のST7CustomⅡを久しぶりに使ってみることにしました。
まずはTrueTechフィルタホィールと組み合わせて、PCは屋外運用も考慮して、旧いVAIOのノートパソコンを使います(K6-2+ 550MHz RAM192MB OS:Windows2000)
まあ、これも失敗の一つでした。動作のろいし。呪いし・・と変換したくなりますぜ・・orz
さすがに寒い中、屋外でいきなり設定をするのはキツイので、室内で、一応動作確認をしてから、持ち出しました(しかし・・・後から考えると確認不足でした・・・)

さて、オライオン側にはST8XMEがそのまま付いているので、とりあえずダークフレームでも撮影させておいて、その間に、望遠鏡をもう一式展開!
EM-200赤道儀を出して、望遠鏡を乗っけて、レーザコリメーターで光軸調整
うーん、相模原から持ち帰ってそのままだったせいか、大幅にズレてました
う、これだけずれているとなるとレーザだけでは心配なレベルですが・・・・まあ、仕方ないと割り切り、ここまでは割りとスムースに(?)事が進んだのですが・・・

MT160反射望遠鏡にST7Customを取り付けたのですが・・・
うーん、パラレルポート機だと転送が遅い・・
150万画素を転送するのに1分近く待たされてしまいますが、4×4ビニングすれば、それなりに実用になった記憶もあるのですが・・・PCとの相性もあるのかすごく転送が遅く待たされる感じです。
もっとも、ここのところ、USB転送のカメラでずっと使ってきたので、それに慣れてしまっただけかもしれませんね。
やっぱり、一度、便利さを味わってしまうと、ダメですね (^^ゞ

CCDSoft側には、9×9ビニング機能もあるので、こちらだとさほどストレスなく構図確認には使えるのですが、やはりピント合わせはMaxImDLの方が判断しやすいですからね。
まあ、撮影が始まれば楽になるからこれくらい待つさ・・・

なんとかピントを出したのですが、時間的には結構かかりました。
やはり、テンポが悪い機種だとトータルの時間が嵩んできますから、時間にゆとりが無いと使用は厳しいなァ・・・
まあ、次はキャリブレーション・・とやろうとしたら、なんとCCDSoftからガイドCCDが認識していない!!
なんで~
これは初めてのトラブルでした。メインCCDは認識しているのですが・・・
一応、室内チェック時も、動作が怪しかったので、ドライバは入れなおして、CCDSoftもRepairインストールはして、動作チェックしていたのですが・・・ガイドCCDは動かしてなかったヨ・・・orz

MaxImDLからは使えているので、CCDSoft側が何かオカシイんでしょうね・・
マキシ側で使うことにして、さぁ、キャリブレーション・・・これがなかなか成功しない
旧いSTシリーズのガイドCCDはTC211なのですが、マキシだと割りとこういう正方画素でないカメラ(DSI Proとか、今回の様なST4のCCDとか)だと、どうも星を星として認識してくれないことが多い気がします。
明るい星を使って強引にキャリブレート成功。
やっと撮影です・・・。
この頃には時間はもう22時前くらいになっていたかなぁ・・ずーっと外に出ていたので、すっかりと体も冷えてしまいました。
もう少し順調に進むことを想定していたので、まいってしまいました。

アトラクス側もガイドがイマイチ上手くいってないし・・。
うーん、明るいガイド星が無かったので、露光時間を伸ばしてみたのですが、どうもダメみたいです。短すぎてもダメなので、3秒がベストみたい。
でも、系外銀河だと丁度良い明るさのガイド星ってなかなか無い場合も多いんですよねぇ・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ. 
ノーフィルタなら、問題が生じるケースはほぼ無いのですが(13等星でもokなので・・・)。

アトラクス側はそのまま撮らせるだけ撮らせておいて後処理でなんとかするしかありません(RGB側なので、なんとかなるっ!? (^^ゞ)
MT160側の方なのですが、さぁ、撮影開始!と思ったらガイド星が見つからない!
なんで~・・とあーでもない、こーでもないとやっていたら、どうもフィルターホィールのフィルタがガイドカメラ側からでは切り替わってくれないみたいでした・・。
うーん、、確かに、ST8とTrueTechフィルタホィールは初組み合わせ・・こういうこともあるか・・・

で、ガイド星も見つかったし、さぁ、ガイド。セルフガイドは楽だなぁ・・・とおもいきや、ガイド星はあらぬ方向へ・・・
なんでェ~ (´Д⊂ヽウェェェン

仕方ないので、キャリブレーション・・・これが先に書いた様にマキシではなかなか上手くいかない。星を認識してくれないんです。
仕方ないので、明るい星をまずは導入して(普段ならさほど苦でもないですが・・パラレルポート機なので、メインCCDで星の位置を確認して、次にガイドCCDに入れて・・これだけでもすっごく時間が取られます・・
キャリブレーション実行。
キャリブレーションも上手くいったし、と被写体を入れなおして、また構図を決めて(しつこいですが、これもすっごく時間かかかりマス・・CCDSoft9×9ビニングであれば実用範囲内になりそうですが・・)、ガイド星がいない・・おっと、フィルタ設定をメインCCD側で切り替えてやらないと・・と、切り替えて、やっと撮影だよ・・
と、思ったら、またまたガイド星があらぬ方向へ・・
翌朝わかったのですが、どうも、ガイドケーブルの接触がもう一歩弱かったので、そのせいかもしれません・・?(そうかなー・・・)
もう、この際、ノータッチガイドでもいいやっ!
これで放置!!と思って撮影開始・・!!
したのはいいのですが・・・なんと、星の回折像が2本になっているではないですか!!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
寒くなってきたし、ピントがずれたかなぁ・・と思って、一度明るい星を入れなおして(しつこいようですが・・以下略)、ピントを出して、また天体を入れて、今度こそ・・!!
って片ボケしてます。
やっぱり、光軸か!?望遠鏡の光軸がレーザコリメータでデタラメなところで合った様に見ていたのか!?と思ったのですが、よーくカメラを見てみると、フィルタホィールがなんだか斜めに取りつているみたい・・。
STシリーズだとDブロックなるもので3点でネジ留めするのですが、その時にアダプタが斜めに傾いだみたい・・?どうやら望遠鏡ではなさそうと思ったところで、もうとりあえずこれで取らせるだけ撮らせるか・・・とそのまま一応撮影。
KAF1603MEを載せただけあって、感度は悪くはなさそうです(ただし、度重なる使用で宇宙線が飛び込んで、パーシャルカラム欠陥が生じるようになってしまいました)
まあ、それを確認できたのと、案外実用には厳しいかなぁというのがわかっただけでも成果といえば、成果かしら?(と、いうことにしといてください・・・orz)

で、撮影させていたら、いつの間にか子午線超えて、望遠鏡が赤道儀にぶつかっていたし・・orz
ほんと、踏んだりけったりでした・・EM-200赤道儀痛めてなければよいのですが・・・

オライオン側は系外銀河を撮影させて、寒さにも耐えられなくなってきたので、室内に戻ります。時刻はもう23時過ぎ・・・ちかれた・・
バランスの問題で、ガイド星を見失ったエラーがあったものの、とりあえず再度撮影させて今度はガイド星もそこそこ明るい(と、いっても、12.03等でした)ので、Bフィルタでも3秒でなんとか追尾可能でした。まずまず上手くいったみたい・・?
作品になるかどうかは判りませんが・・・(何しろ自宅からですからね、、、期待は禁物)

目覚まし時計を3時20分にセットしてこたつで1時半にやっと仮眠。
思った以上にぐっすりと寝てしまい、目覚ましで起こされました。
う、うーん、眠い・・でも、こたつでぽかぽか。上着を着込んで外に出ます。
被写体はもう少し追加撮影できそうでしたので、この時間から別の天体を狙うよりも、と、追加で撮影。
MT160側はこの時みたら、ぶつかっていたので、これでClose。

一応、5時に目覚まし時計をセットして、また起きます。
一応、ギャラッド彗星を・・と導入。
うーん、さすがに1200mmでは視野が狭すぎる上に構図が悪杉・・まあ、記念に撮らせておけばいいや・・と撮影開始。ガイド星が暗かったので、フィルタが変わった時に追尾エラーになりそうでしたが・・・(案の定、途中からガイド星をロストしてました)まあ、この構図だとどのみちどうでもいいなぁ・・と、放置。
この高度だと朝まで放置しても問題ありませんからね・・・7時に目覚まし時計をセットして、今度はお布団で寝ます。

やっぱり、暖かな環境でぐっすりと寝られるので、疲れ自体は遠征時の比ではなく楽です。
踏んだり蹴ったりの撮影になってしまいましたが、まあ、なんとか1つは撮れたので、ちょっとは満足・・?
ST7Customは今度はPCを変えてみて、また運用を検討してみたいと思いますが、
やはり、こういうくそ寒い中で慣れないテスト撮影なんてやるもんじゃないですねぇ
安定した機材で、さっと組み立てて、撮影に入れる様にしておかないと、体力だけを消耗して疲れ果ててしまうと、痛感させられた撮影でした。
やれやれ・・。
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コメント

No title

これを読んだら雪かきの疲れがどっと出てしまいました。"顛末"に写真がない、ということで悪い予感がしてました。

欲張り過ぎましたかね。1本でも持て余し気味の私には、想像できない世界のお話でした。

無事だった方の画像に期待しています。お疲れ様でした。

No title

思うようにいかないのがこの商売・・・もといこの趣味、ですよね。テストであろうが本番であろうが私の場合は毎回です。予定の半分できれば万々歳ですよ。この寒空の中、このスピーディーなこなし、感服いたします。さすがUTOさん!

No title

いやいや、手に汗握るドラマで楽しく(すいません)一気に読みきってしまいました。しかし、やっぱりパワー、知識と経験でなんとか乗り切ってしまうところが流石です。
きっと画像も思いのほか良いのが撮影できているような予感がします。

No title

なんだかいつになくカラフルなので間違って他の方のブログを見てしまったような錯覚が起きましたが、いつもどおり、いや、いつもよりも波乱万丈な撮影ぶりがやっぱりUTOさんの撮影記だと安心して楽しく読みきらせていただきました(^^ゞ。
きっとUTOさんは我々を楽しませてくれるために昨日はテスト撮影したのでは・・・というのは間違い?(笑)

No title

いやもう、お疲れ様でございました。トラブルが続く時ってこんな感じですよね。
MaxImDLでは非正方画素のガイドは苦手ですか。覚えておこうっと……

No title

またやっちゃいましたか

赤道儀とごっつんこo(*^▽^*)o~♪
呪いの子午線超えなんですね

ロストスターしても
素敵な小宇宙を狙って次回はホールインわん!!
してください(∩╹∀╹∩)ふぁいとっ❤

No title

CCDerの憂鬱に書くネタが増えましたねw
そもそも望遠鏡も、冷却CCDも、カメラマウントじゃなくスリーブやTネジ(≠Tマウント)
でないのが不幸。天文雑誌の言う光軸って芯出しの話で、スケアリング無視だし。
変な変換リングを噛ませば噛ます程、スケアリングの問題箇所が増える。
補正レンズとCCDまでのバックフォーカス合わすのに毎度毎度、特注リング必要
に成るし。
ガイドもいつまで経っても、手動修正の代わりをリレーでカチカチやってるん
でしょう? ITの時代に成って、LANが登場して40年も経つんだから、赤道儀の
自動導入と「直接」通信すれば良いのに。…と自分の高橋トンマのオートガイダ
コネクタがハンドコントローラと並列接続なのを憂鬱に思う日々。速度SWが
slewモードだと、キャリブでも高速でブンブン振り回してくれちゃうw

No title

たか坊さん、こんにちは~
いやー、まさに二兎を追う者は一兎をも得ず、ですね。
1匹、なんとか仕留められていれば良いのですが・・・
こうお天気が悪いと少しは無茶もしたくなりますが、やはり2台にするにしても、もう少し安定した結果が得られる様にすべきでした~ orz

No title

りょーじんさん、こんにちは。
いやー、ほんと、この商売(笑)思う様に上手くいかないですねぇ・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ.
お天気に悩まされて、機材に悩まされて、、、
いやあ、ボクも毎度毎度、トラブってます~ orz
なんというか、忍耐力が試されている感じです (^^ゞ

No title

Eagleさん、こんにちは~
いやー、ブログネタとして、楽しく読んでいただけるのが、せめてものなぐさめです (^^ゞ
MT160側は、結局、投げちゃったんですけどね~
でも、オライオン側でなんとか一つは撮れたので処理するのが楽しみです・・?
見たらがっかりだったりして・・・(; ̄ー ̄川 アセアセ

No title

くっしーさん、こんにちは~
いやー、文字ばっかりになってしまうので、せめて文字装飾くらいは・・と思いまして (^_^;)
いやー、ホント、慣れない機材だったこともあって、トラブルっぷりが半端なかったです (^^ゞ
自宅庭なので、ゆっくりやれますが、遠征して寒い中こんな感じだと相当メゲそぅ・・( ̄ω ̄;)
まあ、基本性能は悪くないとは思うので、もう少し暖かくなってきてから活用を考えてみます・・

No title

かわうさん、こんにちは。
ほんと、トラブル時は、次から次へと!!という感じですよね~
まいった、まいった (^^ゞ

マキシなのですが、ガイドCCDの星像が▲とか長方形とかだと、これ星ぢゃないね、という感じで星と認識してくれない感じなんですよ。ボクが使っているのはV4なのでひょっとしたらV5では改善しているかもしれませんが・・・。

No title

ろざりおさん、こんにちは~
またやっちゃいました。
今回はトラブルで疲れていたので被写体の見積もりを誤ったんですよねぇ・・。
やれやれ・・

No title

Kobe1995さん、こんにちは~
いやー、でもカメラマウントも弱いので、これはこれで悩まされるんですよ・・。
特に冷却KissNなんか片側が重たいので、たわんでNFD328だと片ボケしちゃうし・・
重たい冷却CCDだとなおさらですよね。マンデルプレートもあるのですが、いくらフランジバックが取れていると言っても、とても使う気になれない・・。

赤道儀はほんとおっしゃるとおりですね。でもグレーテルさんがお使いのダイレクトドライブはプログラマブルに動作させられるみたいですし、だんだんと赤道儀も進化してきているのでしょうね。
PENTAXのアストロトレーサーの応用で素子内ガイド補正なんてあれば最高ですが・・・

No title

テスト撮影とはいえ、自宅でコタツでぬくぬくとしていられるのは良いですね。それなりに良い絵にはしたいですからね。私の自宅も広いルーフバルコニーがあるので店を広げることは造作も無いのですが、なにぶん明るくて撮影出来ません(不可能に近い)。

No title

sora-canさん、こんにちは~
そうなんですよね、作品を狙おうと思って自宅でやると、ちょっととなりの明かりが気になったり、やっぱり空が悪くてフラットが上手くいかなかったりと、いろいろとありますが、狙わないで良い画像が得られた時は素直に嬉しくなっちゃいます。
でも、たいてい、こんな感じですが~ (^_^;)

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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