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M51再処理

またまた、M51子持ち星雲の再処理をしていました。

M51子持ち星雲 VIASC 望遠鏡 NPR-1073使用 ST8XME 冷却CCDカメラ

今回は、再処理した結果がテーマですので、初っ端からマニアモード全開で!(笑)
デジタル一眼レフカメラに比べ、冷却CCDカメラで撮影する一つの大きなメリットとしては非常に色分離性が高い
干渉フィルターを用いることで、通常ではあり得ない程の色彩強調を行うことが出来、系外銀河の僅かな色の差を明瞭に美しく表現できる点があります。
しかし、カラーバランスを定量的にとる方法は案外難しく、従来はステライメージの自動レベル調整に頼っていたのですが、ST8XMEを使う様になってから、どうも、ここが上手くいかず、いい色が出せずにいました。
今回は、単純にPixInsightを使って、RGB画像のカラーバランスをとって、従来の画像をモノクロ化して、LRGB合成しただけですが、バッチリと色バランスがとれて、美しい色彩を再現できました。
ステライメージの自動レベル調整も考え方としては、いい筈なのですが・・
最大値、最小値を任意で選べることもあって優れてはいる筈なのですが・・・ (゚-゚;)ウーン
チョット、今後は、カラーバランスの取り方を変えざるを得ない様です。

もちろん、もっと正確にG2V等を使う方法もあるでしょうが、とりあえず自分の気に入った色合いが一発で(手順は2ステップですが)とれる方法が見つかれば、当面はそれでいいかなーなんて思っています。

それにしても、VISACのこの画像、以前にも何回もお見せしていますが、色バランスとりなおしただけでも、見違えましたね。
星雲描写も、一段、向上させる方法は考えてあるので、またそのうちお見せするかもしれません。
あと、PIを使いこなせれば更なる画質向上も見込めそう・・・
それにしても、もうこれ以上は無理だと思ってはいたのですが、こうしてみると、まだまだ改善点というか、画質の伸びしろがありそうです。
一度、いいデータを撮っておけば、画像処理を試行錯誤するのに役立ちますね。

それにしても、VISACもいい望遠鏡ですね。星像安定度はもちろん、オライオンよりいいですし・・・構造描写も焦点距離の差があるかもしれないなぁ・・・
ただ、レデューサ込みで、F7.3ですから・・・うーん、ちょっと一晩で作品作りは厳しい気もします。
あと、こないだケースにしまう時に、ちょっと主鏡付近をぶつけてしまったので、光軸が怪しいかも・・・ (^_^;)
でも、たぶん、また使う機会はありそうです。
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コメント

No title

いや~カラーバランスが絶妙ですね。
私もこんな色合いのM51を撮ってみたいのですが・・・バイザックで3回失敗しているかなぁ。
ところでバイザックは分解能は口径なりですが、星像がシャープで安定しているのがいいですね。

No title

UTOさん こんばんは

凄く綺麗ですね
奥までちゃんと構造が分かって
周りの淡い雲の広がりもあって
色がめちゃくちゃ綺麗です

いろんなパターンの画像処理ができるので
どれがいいかわかんなくなりそうですが・・
凄くバランスのとれた⋆美⋆を感じます(*"ー"*)

No title

ウオ〜!!なんじゃこの子持星雲はぁ〜!!
思わず唸ってしまいました。何が凄いって、星雲ないの解像度が半端じゃないのもそうなのですが、もっと唸ったのは大きい星雲の再外端の腕が子供の方まで回り込んでつながっていること、私初めて見ました。子供から出ている腕も半端じゃないし・・・大変素晴らしいものを拝見できてとても嬉しいです!!

No title

farm.Iさん、こんにちは~
親銀河は実際には子供のまえにいるので、腕が貫いて見えるんですよね。
眼視だと、32cmあると、渦巻らしく見えてはきますが・・・やっぱり、系外銀河は写真にとってこそ、かなぁという印象です。網状星雲みたいなインパクトはありませんでした。
でも、ステファンの五つ子を眼視で見た時は、驚きでしたが・・・

VISACも口径がありますから、球状星団とか、惑星状星雲は眼視でも面白いですよ。惑星には向かないですが・・・ぜひ使ってみて下さいませ。

ブログ、楽しんでいただけると僕も嬉しいです。

No title

sloさん、こんにちは~
はい、そうなんです。いろいろと考えて、実際に撮影してきた結果から、やはり最終目標、アインシュタインリング、重力レンズで歪んだ銀河を写すには自宅からは無理だな・・と思いまして、遠征用超焦点砲として、別の機体ですが、再び手にしました。
またいずれはブログネタで書きたいですが、重力レンズで歪んだ銀河って19等~21.5等なんですよ。明るいものでも。
磐田市内の自宅だと夜空の明るさ調査から18~18.4等くらいなんです。
そうすると、背景光が18等星の輝きを持っているのでそれより暗い天体は写せる訳がないんですね・・

こういう銀河のクローズアップ写真は、まさに超高感度の冷却CCDカメラならでは!と思っています。
再処理画像ということもあって、たしかに現時点で持てる技術の全てを投入した画像です。(でも、もうちょい伸び代はあるとは思います。そこまで再処理するとちと時間がかかるので部分的にしかやってませんが・・・ ^^;)

No title

やねさん、こんにちは~
なんと、RC鏡もお持ちですか!
セルフガイドのST2kなら、比較的簡便に使えますし、同じ様な画像も撮れると思いますので、ぜひ、春は系外銀河にチャレンジしてみてくださいませ~!!
むむ、調整ですか。RC鏡だとなかなか難しい面もあるかとは思いますが、頑張ってください。

No title

ふにゃ太郎さん、こんにちは~
そういえば、黒船ペリーさんは、30cmなんでしょうか?25cmかな?どっちだろ~
VISACは素晴らしい性能がありますよ。
6次非球面は伊達じゃない!
でも、仰る通り、20cmなのが残念ですね~
ご検討されたVMC260もいい性能がありそうですよ。ミラーシフトは苦労するかも・・ですから、AT250?300?RCで正解だと思いますが・・

あとは、比較してみたら、たしかにこっちの方がいいね、程度だとは思いますが、まだ画質向上の手段はありますから、いずれやってみます。
M51は、ホント、これで個人的には満足。一応、オライオンでも狙ってみる予定ではありますが、焦点距離が短いので、この解像は残念ながら超えられないかもですね・・・。
それでも、遠征長焦点機材の確認という観点から、撮って比較してみないと・・
焦点距離が短くとも口径が高分解能をもたらしてくれるかどうか、確認しておかないといけませんしね。

No title

メーテルさん、こんにちは~
いやー、ほんと、カラーバランスは大事ですねぇ・・。
色彩の重要性を改めて痛感しました。
ここまで印象が変わるとは・・!

いやー、メーテルさん、明るい筒は明るい筒でまた大変ですよ。
特にフルサイズでは・・調整が・・。
FSQをお使いになればF5で十分な明るさもありますし・・
メーテルさんがじっくりと取り組んだ作品、楽しみにしています。
AT10RCで撮影したM16、素晴らしい出来でしたね。
あ、もちろん、微速度撮影も期待しています。

No title

ゆたさん、こんにちは~
子供の頃に見た、パロマの天体写真の様な写真を目指しています。
それのカラー版かつ淡い部分では凌駕させたいな、と思っています。ST8XMEにはその力がありますから・・・
立体感はS/Nがあがるとぐっと出てきますから、ここは根性あるのみ?3晩撮影させてますので・・・(^^ゞ
ほぼちょうど1年前に撮影したもので、本業も忙しい時期だったハズなのですが、夜半前に獅子ヶ鼻公園に到着してセットして車で寝てました。最高のM51を撮るぞ~!!と超ヤル気だったみたいです。

No title

ど素人さん、こんにちは~
こちらも、昨晩・今晩ともダメそうです・・(´・ω・`)
都合がつくときに限って曇るんですよね、、、

No title

コーチさん、こんにちは~
色バランスはしっかり取れば、冷却CCDならいい色が出ますから、ぜひ頑張ってみてください。
VISAC、いい望遠鏡ですよね。
光軸も狂いにくいし、周辺像まで含めて考えると、昨今流行のRC鏡よりいいと思うだけどなぁ・・口径以外は (^^ゞ
主鏡も固定で接眼部もラックピニオンだし、副鏡も一体化している点もメリットありますし・・
コーチさんの再調整したVIACでの作品を楽しみにしています!

No title

ろざりおさん、こんにちは~
立体感があって、おまけに、もはやでんでん君ではなくなってますよね (^^ゞ

バランスは大事ですよねぇ・・。

No title

りょーじんさん、こんにちは~
そうなんですよ、子持ち銀河はやっぱり衝突銀河なんですよね。
親の腕が子供を貫いていたり、子供銀河から伸びている淡い部分も、アンテナ銀河みたいになってますよね。
物凄く複雑な構造をしています。遠征して撮影してきたかいがあったというものですよね。自宅からではこの淡い部分は出せないでしょうから・・。

No title

眼の醒めるような素晴らしい子持ち銀河ですね~♪
じっくり見れば見るほど画像の素晴らしさが良く分かります。
VISACのポテンシャルを見事に引き出した素晴らしいM51に文句なしにポチ☆彡です。

No title

たか坊さん、すみません、コメント抜けてました・・m(__)m
長焦点ガイドですが、SBIGのセルフガイドなら、結構、楽で助かっています。

一つ、質が良い画像をとっておくと、それを使っていろいろな処理を試行錯誤できるので、よさそうです。

No title

シュミットさん、こんにちは~
ようやく自分でもなっとくがいく画像になってきました~
カラーバランスはM81ももう一度撮り直したいかも・・。
VISACは素晴らしい性能がありますね。オライオンと重なってくるので、なかなか出番は少なくなりそうですが・・・安定して結果を求めるならVISACの方がいいのかも・・。

No title

うわ~スゲ~(私も叫びました)

骨だけじゃなくて淡いところが無理なく出てて、まるで星雲ですよ。
むむむ、こいつはいつか2000mmで撮らねば……

同系統の色が広がる事の多い散光星雲に比べ、カラフルな銀河はカラーバランスの重要性が段違いですよね。前もってのフラット処理さえ完全ならPIの自動カラーバランスは結構いいところ行きますから、大変助かってます。

No title

こんばんわ☆

わぁ~きれい゚・:*:・。

クールな透明感もあるのに、暖か味もありますね(o^-^o)

今日はちょっと心が凹み気味だったんですか・・・
癒されました( o^-゚)ノ

No title

かわうさん、こんばんわ~
淡いところの描出も(以前に)相当苦労したので、そう言って頂けると嬉しいです~
ぜひエドワード君でじっくりと狙ってみてください。

PIは凄いですね。でも、なかなか難しくて・・・
まだ今一歩使いこなせてませ~ん・・いろいろと教えて下さいね。

DBEはとても助かるんですが、やっぱりムラが激しい画像は前もってある程度処理しておいてあげないとダメみたいですね。
ColorBalanceと、あとHistgramStretch、イマイチしっくりとこず、上手くいったり躓いたり・・です。
やはり前段階が重要ですか φ(..)メモメモ
HDRもマスターしたいなぁ。凄いソフトですよね。大いなる可能性を感じます。

No title

ななこさん、こんばんわ~
あらら、元気出してくださいね。
画像を見て少しでも癒されたのでしたら、嬉しいなぁ。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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