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銀河巡り

自宅庭からMT160反射望遠鏡と、冷却CCDカメラ、なんちってST8MEで撮影した小宇宙たちです。
デジタル一眼レフカメラと比べて、冷却CCDのメリットは、光害に強いことと、圧倒的な感度です。
おかげで非常に暗い銀河も捉えることができます。

NGC5403 
りょうけん座にあるエッジオン銀河です。視直径3'、光度15等。暗黒帯が歪んだ形をしています。
右上にあるMCG6-31-42からの重力の影響があるのだろうと思います。
暗すぎて、ちょっとRGB画像が露出不足気味で、カラーバランスがイマイチでした・・・ノ(-______-;)ウゥーム・・・. 
銀河巡りだと、カラー化まですると時間がかかる割にあまり報われないかも・・。
もう少し、高解像で撮影できると、腕の様子が面白くなりそうな気がします。


NGC4424付近

おとめ座にある視直径は2~4’程度、光度12等くらいの銀河がいくつか集まっている領域です。
真ん中にうっすらぼんやりとあるのも系外銀河で、VCC1073のIDがあります。
その下にあるMCG2-32-63は、写っている様な、無いような・・・?

The Sky5 星図ソフトより

付近にある銀河の名称を入れてみました。NGC4424は、若干、歪んでいる感じがします。周囲の銀河たちからの影響を受けているのでしょうか・・?
こういう銀河たくさんの領域は撮影していて楽しいですね。


UGC9858

光度13.6等、視直径4.3' x 0.8'の渦巻銀河です。小さく暗い天体ですが、UGCナンバーのみしか持たない銀河としては割りと大型で見栄えがするものです。


NGC4605

おおぐま座にある系外銀河です。光度11.0等、視直径5.3' x 2.0'と、今回写した中では比較的大型です(笑)
思った以上にカラフルな銀河で、こういう天体はカラーにして良かったな~と思います。
色彩は、なだらかな特性のIDASのカラーフィルターのおかげで色彩の変化が美しく表現されています。
ST8XMEの方に入れてあるSBIGのフィルタホィールだと、こういう色合いは出せないんですよねぇ・・
ただ、HⅡ領域はもっと目立ち、銀河のコア部分の黄色と腕の青色はもっとメリハリが出たと思います。
SBIGとIDASのフィルターは表現意図に応じて使い分ける価値がありそうです。

まだまだオライオン側で撮影したものも含めて、未処理のデータがありますので、またそのうち処理したらお見せしますね。





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コメント

No title

数年前、個人の天文台に遊びに行ったとき「M31は肉眼では見えない」と言ったら「見えるんです。見えたと思うと見えるんです」と強調されていました。なんか妙に納得したのを覚えています。
MCG2-32-63も写っているんです!?

No title

こんなマイナー対象も面白いですね。ですが現在の家のカメラでは難物です。高感度カメラが欲しいこの頃です。UTOさんに教えていただいたSXVR-H694が頭の中でリフレインしています。

No title

今夜も曇ってます。小雨もときどき降ってます。今月はダミだこりゃあ。また1ヶ月待ちですかねえ?

No title

こんなに小さくて淡い銀河をきちんと狙って撮れるんだから流石ですね!
私もおとめ座の銀河を狙いましたが、カメラのファインダーで手動導入したので後で銀河を特定するのが大変でした(^^ヾ
残りの画像も楽しみにしています。

No title

マニアックですねぇ~。雑誌とか図鑑には出ていない見たことのない領域の画像って、なんか知らない世界を覗いているようで、ワクワクしますよね…。趣味の天文雑誌ですら、メジャーな天体しか掲載されないから、結局飽きちゃうんですよね…だから最近買わないし。画像が美しくなるだけで…つまんないと思っちゃうんですよね。

No title

あ、それから The Sky 5 でも、自動でWebから最新版の彗星・小惑星のデーターが取得できるって知ってますか?MPCのURLが変更になって、昔のThe Sky 5 ままだと、取得できないのですが、パッチをあてると、また、自動取得できるようになります。

No title

春・・・小宇宙の季節ですね。私なぞは、対象の周辺はあまり確認しないで撮るので、偶然入ってはしないかと見つけるの楽しいです。
それにしてもUTOさんの作品は解像度抜群ですね。最後の作品なんかはこんなに対象小さいのにこんなに楽しいのはなんでだろう?ですよ。

No title

銀河巡り待ってました~o(*^▽^*)o

NGC2-32-63の見え方がオモシロイです
ぱっと見ると見えるんですが、じっと見ると消えて行く~
目の錯覚を利用した加工写真みたいで、楽しかったです
と、そればかり見ていましたが・・
他の銀河も説明と一緒に見るととてもいいですね
見ごたえ&解像度抜群の銀河巡りを見せていただきました

No title

石井さん、こんばんわ~
MCG・・は、元データで見ると、なーんかうっすらいるような、いないような、という感じなのですが、ブログの画像だとブロックノイズが酷くてちょっと解りませんね・・
M31は獅子ヶ鼻からでも眼視で見えるなぁ・・もっとも、M33は、おろくぼでも、心眼使わないとダメかも・・ (^^ゞ

No title

エムティさん、こんばんわ~
メジャーな天体だとみなさん撮影されているので、どちらかといえば、こういうマイナー系の方が面白いですねー。
NGC4605は思った以上にカラフルで綺麗でびっくりしました。

確かに感度があるとこういう撮影にはいいですよね。SXVR-H694、あれはよさそうですよねー。C14ならビニングして撮るとばっちりじゃないかなぁ・・。

No title

ど素人さん、こんばんわ~
いやー、ほんと、こりゃダメだ状態でした・・(;´д`)トホホ…
仰る通り、来月に期待!ですね!!

No title

シュミットさん、こんばんわ~
いやー、自動導入装置のおかげですよー。
一応、観望もそこそこ楽しんでいるので著名なM天体を低倍率で導入するくらいなら、できるのですが、さすがにこういうマニアック系は無理ー・・(^^ゞ

No title

階段男さん、こんばんわ~
最近だとたいていググると画像は出てくるので、面白そうなのをリストアップしておいて、自分でも写してみるというスタンスで楽しんでいます。
リスト化したのもずいぶん前なので、どういう天体かはすっかり忘れていることもあって、写してみたら、案外面白かったり、ハズレだったり・・
仰る通り、マイナーな天体ならではの楽しさがあります。

TheSky5でもまだDLできるんですか!情報ありがとうございます~!!

No title

りょーじんさん、こんばんわ~
銀河の季節なんですよね~。
いろいろと写して楽しんでいます!!
解像力はやっぱりモノクロ冷却CCDカメラのおかげかなぁ・・と思っています。
最後の天体は、とてもカラフルなのも魅力的ですが、活発な星形成が行われているのが想像できて、この銀河で一体何が起きているのだろう!?と考えるとまた楽しいですよね。

No title

ろざりおさん、こんばんわ~
MCG・・はJPEGのブロックノイズっぽくなってるあたりがそうかなぁ・・という感じがしますが、どうなんでしょうね~ (^^ゞ

No title

こんばんわ☆

銀河巡り・・・ロマンチックなタイトルですね☆

きれい゚・:*:・。

銀河鉄道999に乗ったら観れるのでしょうか???

No title

ななこさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
銀河クルージングという方がカッコイイかもですが、ちょっとクルージングという程、優雅でもないので~ (^^ゞ

999いいですねー。
アンドロメダ銀河に今の半分の距離にでも近づけたら大迫力ですね。
ただ、近づきすぎると、今度は普通に星々が見えるだけになっちゃいます。
太陽に一番近い星は光の速さでも4.3年かかることからも想像できますように、宇宙空間って超だだっ広いので、実はスカスカで、遠くから見ると集まっているように見える星々も、実際には、かなりお互いの距離が離れているんです。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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