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これからの天文現象

さて、巷でも言われている様に、今年は、天文現象イヤーです。
感動的だった金環日食の余韻もまだ冷めやらないですが、そろそろ、次の準備もしなければいけませんね。

6月4日 部分月食

さて、巷では次に出てくる話題としては、金星の日面通過が挙げられていますが、実はその前に、部分月食があります。
時刻は夕方、月が昇ってくるとほぼ同時(ないしは昇ってきた時にはすでに)月がかけ始めます。

欠け始め    18時59.3分
食の最大    20時03.2分
部分食の終わり21時07.0分
半影食の終わり22時19.9分

今回の部分月食は残念ながら、かなり軽微なもので、あまり深くかけることはありません。

20時頃の様子(ステラナビゲータ Ver2にて作成)

それでも、最大食分の頃には、月食独特の色合いが多少は楽しめるのではないかと思われます。双眼鏡や望遠鏡をお持ちの方はじっくりと見て、月の色合いの変化を楽しんでみてください。

今回は、ボクも、日食でみなさんが撮られていた様に、固定撮影で、デジタル一眼レフカメラに広角レンズを取り付けて撮影してみたいなと思っています。
動画も作成したいので広角レンズで撮影する間隔は15秒くらいで撮影して、2時間で240コマ。これをフレームレート、15FPSくらいで動画を作成するとちょうど良いかな?とか思っています。
撮影地はぼうらやさんがいいかなー。ちょうど、上の図の様な雰囲気で山から昇ってくる欠けた月が写せる筈です。日の入りも遅い頃ですので、仕事が終わってからも十分、かけつけられそうです。
望遠鏡の直焦点でも、撮影はしてみようと思っています。今回は低空ですので、シンチレーションの影響も考えれば、お手軽なGENESISで撮影しようかな・・540mmだとすこ~し、焦点距離が物足りませんが・・・

6月6日 金星日面通過

今回逃すと、次のチャンスは、なんと、105年後になってしまう金星の日面通過です。
金環日食のすっごくちっさい版と考えれば差し支えないと思います。
目が良い人ならば、肉眼でも、黒い点が太陽を横切っていく様子を日食メガネで見られると思いますが、基本的には、金環日食に比べると面白味にかける点は否めないと思います。

ただ、天文マニアにとってはその限りではなく、巨大な金星が太陽面を横切っていく様子はとても珍しく、興味深いものです。
時期的に梅雨入りが心配になりますが、最悪でも、雲間から太陽にできた巨大なホクロを撮影できれば良いな、と思っています。
もちろん、お天気に恵まれれば、全行程撮影を行なって、太陽面を横切っていく金星の動画作成が出来ればいいな、と思っています。

金星が太陽の内側に入り切る第二接触、太陽から出ていく瞬間の第三接触時は、ブラックドロップといわれる現象が写ることもあり(基本的には気流のいたずらとされています)この辺り、ぜひ狙ってみたいですね。
やっぱり、晴れて欲しいなあ・・

機材は金環食と同じシステムで、FC-50+Canonのデジタルカメラ EOS40Dで可視光撮影を、コロナドSolorMaxでHα撮影を、と思っています。
特に、SolorMaxでは今回は長丁場になりますから、金星の移動と共に、プロミネンスの変化していく様子も動画として残せれば面白いと思うんですよね。・・やっぱり1日晴天だと嬉しいですねー。
第二接触を捉えようとすると、自宅からはちょっと心配・・?場合によっては、出張っての撮影ということになりそうです。
大事なのは、第二・第三接触ですから、やはり出かけるのがいいかなぁ・・状況を鑑みて検討してみます。

7月15日 木星食・・ただし昼間

7月15日には木星食があります。木星食とは、木星の前を月が横切り、月が木星を隠してしまう現象です。
望遠鏡で見ると反対に、月に飲み込まれていく様に見えるワケですが・・
木星食、割りと5,6年に1回くらいのスパンで起こって入るのですが、たいてい昼間の現象です。
肉眼では見ることができませんが、双眼鏡や望遠鏡を使うとその様子を見ることが出来ます
(と、いいつつ、自分、一回も見たこと無いんですが・・・ ^^;)


時刻は、昼間、13時頃。高度は西空で30度程のやや低いところでの現象になります。
望遠鏡に、DFKカラーCCDビデオカメラを使って撮影すれば、月のクレーターの様子や木星の縞模様も楽しむことが出来ると思うのですが、問題は、梅雨のまっただ中なので、晴れる可能性が薄いのと、平日だしね、、といったところでしょうか (^_^;)
まあ、多分、また今回も、パスですね。
現実問題として、これだけ細い月となると、青空の中でまず肉眼で見つけることはできません。
目印が全くない中で望遠鏡に捉えるのは相当に大変です。

8月14日未明 金星食!

8月14日の夜明け前には、金星が月に隠される金星食があります!
こちらは、夜明け前の現象で、朝焼けの空の中に煌く金星と細い月は素晴らしく美しい風景を映しだしてくれることでしょう!


問題なのは、高度が低いこと。
東の空が良く開けたところでないと見られません。
見ての通り、オリオン座とふたご座の間で、月と金星が並んで見られます。非常に幻想的な風景になるでしょう!

以前に金星食がおきたのは、確か1988年の12月頃じゃなかったかな。夕方の空に、金星と月が並んだ様子は美しいものでした。
当時、中学生でしたが、友人とファミスタに夢中になっていて、友人が、なにげなく、そういやさー、今日、金星食ってのがあるって・・と言われたので、あっ、思い出したッ!と友人放置で、慌てて望遠鏡を出したのですが、潜入は間に合わず・・・
出現はじっくりと望遠鏡を見て満喫してました(友人放置で ^^;)

今回は、またまた天文部の合宿のお手伝いがあるのですが、金星食は、山の村からはちょっと厳しい気がしますので、13日はちょっと辞退させていただいて、撮影にいこうかな・・とか思っています。

撮影は、恐らくMT160にDMKカラーCCDビデオカメラをつけて(・・・あるいはUVフィルタ入れての撮影も面白いかもですが・・)動画で潜入の様子を撮影したいですね。出現はちょっと難しいと思っています。場所が掴めないでしょうから・・。場合によってはオートガイドさせておけば、、という気もしますが・・・
あとは、固定撮影で美しい様子も捉えたいですね。

こんな感じで、天文現象が目白押し!
楽しみですね!!

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コメント

No title

日食撮影で精根尽き果てた感があったのですが、ここに来たらUTOさんに煽られてしまいました(笑)
金星の太陽面通過は見たいですね。できれば写真にも撮りたい。次のチャンスは105年後、これは最高の殺し文句ですね(笑)

No title

わ~い、楽しみだあ!

No title

金星日面通過を楽しみにしていたんですが…今度はSE250Nの拡大撮影でとか。
なんと6月6日には人間ドックの予約を入れていました。日面通過をすっかり忘れて満月だしどうせお天気悪いだろうしって決めたみたい。
検査が終わったら速攻帰宅しせめて後半だけでも撮影したいです。
金星食は絶対狙いたいですね!きれいだろうなぁ。

No title

あれ、7月15日は日曜日だよ。
しかも海の日がらみの連休だもん、木星食もチャレンジチャレンジw。デジ一眼ならたぶん写せますよ。
でも個人的にはやっぱり金星日面通過かなぁ。前回悪天候で見れなかったのでこれは是非見たいです。

No title

おぉ!まだまだ天体イベント盛りだくさんですね。

また、6月2日~6月17日開催の天体写真展 2012星空浪漫も
とっても重要なイベントです!

No title

UTOさん

いろんな天文イベントがありますが

金星本体もまた撮っておかないとd( ’u’★

No title

たか坊さん、こんにちは~
そうなんですよ、僕も前回は、お天気悪いからいいや・・と仕事に出かけたら、遠天の仲間がバッチリと雲間から捉えていてがっくり。
今回は、ラストチャンスですから、粘ってみたいです。金環日食も良かったですが、こちらはこちらで、また面白そうです。自宅からでもなんとか第二接触は捉えられそう・・

No title

H野LS15さん、こんにちは~
ホント、いい時に始められましたよね。今年はいろいろな天文現象がありますから楽しみですね。年明けて春先には大彗星?パンスターズ彗星もやってくるよ。
ホント、天文現象が目白押しです。

No title

T-Fixさん、こんにちは~
あらら、人間ドックとかさなっちゃいましたか~
満月期ですし、梅雨入りかもしれませんしね~。この時期ならいいか・・って凄く良くわかってしまいます (^^ゞ
後半の方が太陽高度もあがって丁度良いかもしれません。

金星食はホント、綺麗そうです。
部分拡大でとってもヨシ、直焦点で月面全体を撮ってもヨシ、星景写真がBest!って感じじゃないでしょうか~
近くなったら調べてみますが、露出が難しいです。金星明るすぎ!

No title

フルーツ&スカイさん、こんにちは~
あらら?ホントですね。あれー何か勘違いしたみたい・・(; ̄ー ̄A アセアセ・
むむ、晴れてくれれば、木星食、チャレンジしてみたいですね!
んー、夜のうちからアライメントとっておいて、だましだまし(途中で)1等星を自動導入で入れてロックしつづけていければ・・そこまで晴れないかなぁ・・

普段、梅雨時は、さすがにアトラクスも片付けるのですが、今回は、この現象お目当てで出しっぱなしにしようかな・・・。

No title

しけるさん、こんにちは~
そうですね!遠天写真展も大事です~。Canpもね。
6/1 遠天写真展準備
6/2 CANP
6/3 CANP(講演アリ)
6/4 部分月食
6/6 金星日面通過
6/9 遠天写真展当番・・・

・・・体力持つかなー・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
CANPの資料をまず作らないと・・

No title

ろざりおさん、こんにちは~
いやー、それがですね、晴れてくれないウチに、多分、金星はウチからは撮れない低空に・・・(´・ω・`)
でも、確かに、もう一度とっておきたいですね。
今日の夕方あたり、狙える様であれば・・とも思いますが・・さて・・?

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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