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CANP'10

CANP'10に参加してきました。
ここのところ、毎年参加しているなぁ・・
静岡だと西にも東にも参加できちゃうというのが、いいような、悪いような・・(汗)
 
Mikaさんに車を出して頂いて出かけました。
途中運転交代して、ボクが運転してたんですが、高速乗り継ぎ間違ったり
なんか、CANPへの道中は何かしらあるみたいです
 
朝、6時待ち合わせで、13時着。やっぱり西播磨は遠いですね~・・
 
AstroArtsさんの講演はStellaImageについて。
Ver6について紹介するのはもう3回目と中野さん。
新Verについても構想はあるみたい?ですが、具体的には未だ動いていないみたいです。
要望がある方はどんどん、メール送るといいかも・・。
全部が全部実現してくれるとは限りませんが、対応可能なものは実装されてくるでしょう。
せっかく、デジカメのRAWファイルが読み込めるのに、DNGで出力させてくれとか、要望がある人はどんどん送るといい気がします。(複数の人で送ると対応優先順位もあがるでしょうね、きっと)
Auto-Optimize機能等ものっけてくれると便利になりそうですし、、、
でも、夜に中野さんにいろいろと話をするつもりでいたんですが、すっかりと飲んでしまって忘れてた・・
 
あとは、MEI/NEKOさんのST8300Mの使用感、OrcaさんのCCDカメラ、フィルター、モータドライブのお話がありました。
あれは非常に分類されていて判りやすいです。
当日の講演で判らなくても資料がDVDに同梱されてくるでしょうから、カメラを選ぶ際には相当参考になる資料となると思います。

文字ばっかりになるので、スナップ写真を。60cmドームの旧館(?)です。
 
はやぶさの回収資料についてのお話もとても興味深く楽しめました。
通常ではまず知り得ない内容も多々話してくださりました。なぜ、カプセルに砂が入っているか否か判るのにそんなにも時間がかかるのか?普通に考えたら、単に入ってるか入ってないかだけだからすぐ判るじゃん?と思うかもしれませんが、組成分析をするということはそう単純ではないということがこの講演を聴いている人にはしっかりと伝わったと思います。
なお、粒径サイズは100ミクロンくらいを想定しているので、X線で判らなかったのは当然で、おそらく9割は何かが入っているだろうと考えているそうです。
 
βSGRについても開発されたダイイチ株式会社様から講演がありました。
すごく高精度なフォーカサーですね。可動範囲が2mm→5mmに変更になって、
さらにスケアリング調整もできるようになるみたい?です。スゴイ!
ただ、話を聞く限りでは、スケアリング調整はいろいろと難しそうだなぁと感じました。
いっそのこと、実画像解析ができているので、どこのモータを動かすかだけ指示をくれるようにして、あとはユーザ側で適当にモータを動かして、再度試写、トライ&エラーを繰り返したところで、使う人が自分で納得したところで撮影する程度のスケアリング支援程度の止めた方が現実的では・・?と感じました。
まあ、ボクには縁のなさそうな機材ですし、よく判ってない機材ですので的はずれな感想かもですね。
完全自動調整させるのはちょっとムリがありそうな気もします。(でも、概ね完成しているみたい・・?)
 
きたさんの講演は、素晴らしいM63の画像を使って処理方法の説明でした。
CCDstackを使って1次処理を実施している等、具体的な処理の流れ、注意しているところ、等
具体的な画像処理のお話で、実際に自分で撮影/画像処理を行っている人にとってはかなり有益なお話でした。
 
夜の部。
M天体当てクイズがありました。

こんな感じで、これはMいくつでしょう?
というクイズです。撮影者がどなたかは判りませんが、MT160+デジカメでしっかりと撮影された画像で、見事なできばえに感心しました。

たとえば、これ、Mいくつかって判る人います?

これとかね。こんな天体判る人はおかしい凄いですよね!
岡野大明神も、銀河は判るんだけど、散開星団は撮ってないので判らない!と仰ってました。
んで、ボクもM49をM59と間違えたんですが、まあ、どっちも未だ撮ってないからね~仕方ないナ。
あとはM84とM86、どっちか判らず間違えました。これはお酒入ってなければ判った鴨・・・。
 
あとはよっちゃんがイプシロン180EDを持ち込んで、光軸調整の方法を披露していました。
かなり参考になりましたが、実わ、あの後、ボクらが就寝する2時半まで完璧な光軸を求めて、ああでもない、こうでもないと、バラバラに分解しつつ、様々な取り組みが行われていました。
 
Sもとさんはローテータに国産ロボを取り付けたFSQを持ち込んできていました。
もはや、FSQという感じではなくなって別の機材になっていたような・・・
非常に先進的な機材という感じに仕上がっており、実際、撮影時にはとても便利だと思いました。
 
H嘉さん、例年自分の作品を書籍(自作)にして持ってきてくれるので、
今年も楽しみの一つでした。
相変わらず美しくとりまとめていました。今年はVdB等の非常に淡い星雲が多かったです。
それにしても綺麗にまとめてあるものです。
ただ、使用されているコニカのペーパーが販売中止になってしまったとのことでした。
 
宴会部長が撮影した日食の時の動画も披露されていました。
BSI-CMOSによるハイビジョンで記録された日食は素晴らしいの一言・・・と言いたいところですが、
ホンネでいえば、悔しい~の一言ですね(^^;
もー。次の日食はやっぱり順当に行くなら、2017年の北米かなぁ・・・
ST8300Cの画像も公開していました。
町中でやるのは、不向きですが、遠征先ではいける!とのことで、実際、テストで10分でBORGで写したM57の画像はとても良く写っていたと思います。
 
なんだかんだで25時就寝時間も過ぎ、布団をしいたのは26時くらい?寝たのは26時半過ぎです。
西CANPにしては割と早い就寝でした(3年前は3時過ぎてたような・・中には一晩語り明かしていた人も過去にはいましたからねえ・・)
 

2mドーム
 
翌日は、大明神のステライメージの実戦テクニック。
これは画像データをWeb上にアップしておいて、ダウンロードすることで、
大明神の黄色い本ともリンクしている素材を使っての実戦講演です。
デジタル現像の丁寧なやり方、マルチバンドシャープの使い方、スターシャープやスターエンハンスの使い方の詳細が丁寧に説明され、自分も知らなかった事柄が丁寧に説明されていて、これまで使いませんでしたが、スターシャープとスターエンハンスを使ってみようかなという気にもなってきました。
特にデジタル現像は肝の部分なので、丁寧な説明が行われました。
 
H嘉さんのPhotoShopの説明。
これもデジカメを使われている方も多かったでしょうから、かなり参考になったのではないかと思います。
PS5を使う羽目になり、H嘉さん、相当とまどっていました。CS4から多分、操作性が大きく変わっているんですよね。結構、大変そうでした。
でも、反対に他の人も、どうやるのか逆に判って、これはこれで良かったのかも?!
具体的には、レイヤー、レイヤーマスクの作り方、グラデーションマスクによる背景傾斜補正、レイヤーマスクによる2つの異なる処理結果画像の合成(これ、ボクもよくやります。マスクの作り方は違ってましたが・・今後、参考にしたいです)、PhotoShop上でのLRGB合成のやり方等、
短い時間で、とまどいながらの操作を行っている中、非常に濃い内容が詰め込まれていました。
PhotoShopがもう一歩どう使えばいいのか判らないよ~という人には必見の講演でしたね~。
実践的に処理していましたので、残念ながら、これはCANPのDVDには収録されません。
2日目の講演は実践編で実際に処理しながら行われていますから、どれも収録はされないですね。
こういう処理法を実地で学べることが、CANPの最大級のメリットでしょう。
(ボクは最大のメリットは星の話題を肴にしての飲みと思ってるで・・とりあえず、最大級にしておこう・・汗)
 

日曜日の朝に撮影した朝霧の風景です。
一眼デジ持って行っていたら、CANPそっちのけになってたかも・・笑
PowerShotG9にて。
  
よっちゃんの講演。
今回は時間の関係もあることと、冷却CCDカメラでの必須の処理であることから、ステライメージのデジタル現像処理について時間を多く割き、詳説されてました。あそこの値をあんなにしちゃうなんてやったことが無かったですが、これは凄く参考になりそうです。
ただ、ひょっとすると彼の画像は非常に高精度で作られていますのでひょっとしたら、あのテクニックは自分の画像には適用できないかもしれませんが・・・・少なくともL画像にはイケると思っています。自分も常に多少はいじっていた部分ですが、あれをあそこまでダイナミックにやられるとは・・・よっちゃんのセンスには脱帽ですね。
たぶん、誰も気づいていなかった。
岡野大明神も、あそこは意味ないんじゃないかと言われていた部分だったので積極的に使ってくれて嬉しいとコメントされていましたね~。
続くPhotoShopの処理でも、またまた新技を披露。
いやー・・・一般の写真雑誌等では決して語られない部分だと思うので、
思わず、こういうのってどうやって見付けてくるの?と質問してしまいましたよ。
自分でいろいろとやって見つけているとのこと。流石ですね。
しかも単にみつけただけではなく、しっかりと、これはこういう効果があるとしっかりと調べてきて、作品に反映させているところが凄いですね。
 
最後に西播磨天文台から、
どうやって系外惑星は撮像されたのか、ということで、系外惑星の直接撮像についての講演がありました。
非常に興味深い内容ですが、いくつかはアマチュアでも応用できるテクニックがありました。
上手く応用すると、アマチュアが天王星のリングを撮像することができるでしょう。
いつか、そういう日がきそうだと感じました。
理想状態にどうやって近づけるかが難しい問題ではありますが・・・。
天王星のリング程度なら等級的にも不可能ではないハズです。
 
以上でCANP終了です。
実行委員長のなすはちさんと、それを支える地元同好会の方達には本当にお世話になりました。
おかげさまで充実した2日間を過ごすことができました。感謝です。
 
ホルモン焼きうどんにも誘われたのですが、人がとにかく多くて。
距離も距離なので、佐用にあまり長居するわけにもいかず、諦めて帰宅の途につきました。
それでも、13時半頃に出て、途中休憩や食事もはさみましたが、自宅についたのは21時くらいだったかな?
途中運転かわって、2時間くらい?は運転しましたが、さすがに疲れました。
とりあえず、今日は有休だしておいて良かったかも・・(^^;
 
 
 
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コメント

No title

お疲れさんでしたね
内容がとても充実していてレベルが
高かったのではないでしょうか

あれれ 私にはこれ↓良くないと言ってたような

>>スターエンハンスを使ってみようかなという気にもなってきました。

No title

んにゃ、そのまま使うと全く全然ダメダメっすよ。
やり方があるんだなーと感じました。
・・
・・・
でも、正直にホンネで言えば、今回の方法でも、多分、使わないと思います。
自分の作品にはそぐわないからです。

No title

あ、内容的には、多分、ミューさんがいらしていたら、相当レベルアップしただろうな、という感じです。
自分で処理していて、ステラやPhotoShopを実際につかっている方が聞くともの凄くレベルアップする内容でした。
特に大明神やH嘉さんの講義なんかはミューさんが聞いていたら、もうフォトコン常連まっしぐらだった鴨。
逆に使ってないとそこで、ハイ、サヨナラという面があるのは否めないんですけど、そこは仕方がないですよね、、、

No title

お疲れ様でした。本当に濃い内容のようですね。行きたかったなぁ。
でも、播磨はやっぱり遠いので、断しました。だから、こうやって参加された方のブログを俳諧して、なんとか少しでもその場の雰囲気に触れればと思ってます。

No title

CANP'10のレポート楽しませていただきました。参加者の皆様の撮影にかける熱意が伝わってきますね(^-^)天王星のリングがアマチュアで撮影できたらホントすごいことになりそうですね。結構、こういうネタのほうが興味あります(^^;; クイズ難しいですね。散開星団は四角形の星列はM29かな?(^^;

No title

西播磨は流石に遠かったようですね。
お疲れさまでした。
内容を聞くと、ますます行けなかった事が悔やまれます。
特に2日目の講義は聞きたかったですねぇ。今度、こっそりと教えてくださいませ。

あと、コーチさんのところで拝見したのですが、生のプリントも数多く展示されていたみたい。見たかったなぁ。

No title

2日間お疲れ様でした。
濃厚な内容、大勢の参加者で大いに盛り上がって楽しいCANPでしたね♪
星雲当てクイズは系外なんてほとんど撮らないので全然判りませんでした。さすがUTOさんです!
今度は星研ですね、ぜひまたお会いしましょう♪

No title

utoさん、こんばんは。CANP楽しそう~^^

>あそこの値をあんなにしちゃうなんて

よっちゃんさんのコレ、すごく気になります!DDPの一番下の所ですか?

スターシャープ、エンハンスは、私の画像だと星像のどこかに影響が出てしまう事があって(例えばプリントした時に微光星が妙に目だってしまうとか)あまり使わなかったんですが、良さそうなワザがあるのでしょうか?

No title

UTOさんお疲れ様でした!
半日の参加でしたが、とっても内容の濃い半日でした。
土曜の講演を見ると・・ん~聴きたかったぁ。
夜の部もさらに楽しかったようで。。。
ところでクイズは優勝されたとか。さすがUTOさん、守備範囲が広いですね~おめでとうございました。

No title

Eagleさん、こんにちは。
静岡からでも遠いですから、関東からはなかなか厳しいかもしれませんね。
真澄会メンバーで集まって途中運転交代しながら行くといいかもしれません。
西日本勢は機材や技術に長けた人が多く、かなり勉強になります。
ぜひ機会がありましたら、西CANPも参加してみてください。

No title

ひろしさん、こんにちは。
M29は当たり~。ちなみに上の銀河は下からM58,M51(これは判りますね)です。
天王星のリングは恐らくフィルムで撮影されていますから、アマチュアでも今のデジタル機器ならいけると思います。
天文年鑑での等級は19~22等。単純な星だけでいえば、CCDママさんのCCD画像でも21等級は確実に写っている様です。あとはいかに5等級の天王星の影響を取り除くかにかかってきますが、
今回発表があったプロで行われている系外惑星検出法のうち、CMOSカメラで飽和レベルまでガンガンに露出して、あとは似た様な別の星の画像を減算することで抽出する、という方法はシンプルでアマチュアでも簡単に(特別な装備無しで・・・という意味で)できそうです。
オッカルディングディスクを用いる方法でも今のアマチュアの機材では撮影可能だとは思いますが、リレーレンズ系を組むだけの知識が必要になりますね。

No title

GENTAさん、今回は残念でした。
東のCANPもいいけれど、西は西でまた一味違って楽しいですよ。
展示機材だって、GS200にGS250,カーボン鏡筒20cmニュートン、EdgeHDの新型シュミカセ、どれも実機に触れられて写真から性能も確認できて、とても有意義でした。GS250はやっぱりちとEM-200には苦しそうですが・・・。
内容についてはmemoはちゃーんととってあります!
さすがに書くわけにはいかないですが・・・メモは次回例会時にでも!

No title

ふうまさん、こんにちは!
大盛況で楽しかったですね!

そうそう、撮らない天体は解らないですよね~
いろいろと撮っていたので、なんとか判りましたが・・
星研、都合がつくか未だわかりませんがぜひお会いしたいですね!

No title

kさん、こんにちは。
またいつの日か是非CANPでご一緒しましょう!(・・それまで続くかな?)
ずばりビンゴです。僕もkさんも使っているとは思います。ただ、多分明るい部分~淡い部分まである銀河だと多分、またちょっと違ってきそうです。
スターシャープとスターエンハンスは仰る通りでして、僕もそれを嫌うので使いません。それは多分、今後も同じだと思います。
ただ、御大のやり方としては、影響が受けるか受けないか、判断しやすい方法で適用していたので、上手く使えば良いのかな?とは思いました。しかし、薬も過ぎれば毒となるという点は同じですから、まあ、自分の画像であえて使うこともないかなあ・・と思ってます。

No title

コーチさん、こんにちは!
お声をかけていただいて嬉しかったです。
半日でも実践編の2日目。多いに参考になることが多かったですよね~
夜の部はめっちゃ楽しいですよ。
ぜひ、次回はフル出場で!

No title

GENTAさん、βSGRのスケアリング調整機構は、片側が重たい韓国産冷却デジカメを使っていく分では大いに役立ちそうな気がしました。
きっと、講演を聞いていたら、物欲が湧いてきたに違いない・・(^^;

No title

宇都さん、同乗でご一緒させていただきありがとうございました。
車中ではいろいろ教えていただき参考になりました。
mikaさんにもお世話になりました。
うわっ、しまった!傘をmikaさんの車の中に忘れてしまった。

No title

naokiさん、こんばんわ。CANPお疲れ様でした。
車を出して頂いたMikaさんには本当感謝ですね!
また次回もみんなで一緒に行けるといいですね。

あらら、傘、お忘れでしたか~。

No title

UTOさん、先日は、お疲れ様でした。
ホルモン焼きうどんは、あのお店が美味しいので、機会があれば
是非食べてみてください。

No title

Orcaさん、こんばんわ~
佐用には何回か行っているのに未だに食べてないんですよね~
次回はぜひ行ってみたいと思います!
CANPで発表された資料、すでにブログにアップされていらしたんですね!
判りやすくてとても良い資料だと思います!

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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