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フィルターの準備

またまた機材ネタです。
いやー、こう晴れないと、ネタが・・ッ
晴れてくれ~

さて、昨日は、定時日でしたし、一応、咳止め薬飲んでるしなー・・ということで、定時で帰宅。
とりあえず、フィルターの清掃と換装を行いました。
写真は例によって、コンパクトデジカメのPowerShotG9で撮影しています。
うーん、このカメラの代替えとして、EOS Mというのも悪くはないのかも・・ですが・・・・うーん・・
あれ、なんか少し迷いが・・(笑)
いやー、でも、やっぱり、レンズが少ないしー、EFレンズ付けた時のカッコ悪さときたら!
あと、EFレンズもそんなに沢山持っている訳ではないですしねぇ・・
あ、そか、マウントコンバータ2段構えで、Nikonレンズも使えちゃうのか・・(;゚д゚)ゴクリ…
いやいや、、買いませんよ(笑)


フィルタホィールとフィルター

さて、今、使っている冷却CCDカメラ、ST8XMEは専用のフィルタホィールであるCFW-8に、やはり純正のSBIGのフィルターを付けて使っています。こちらは、Clear,Red,Green,Blueのセットです。
対して、TrueTechのフィルタホィールには、Tokai(現 IDAS)製のLRGB Type2フィルターを使っています。
このフィルターのLは、赤外カットコーティングされた赤外カットフィルターです。


ところが、ST8XMEのKAF1603MEもそうなのですが、ICX694ALGのセンサは、赤外線まで感度が高く、赤外カットフィルターを使った場合には、感度をだいぶ捨てていることになります・・・

そこで、実は、1.0mm厚のClearフィルターをフィルタホィールに両面テープで貼り付けて使っていた(同じくHαフィルターは貼り付けて使ってます)のですが・・

Type2 LRGBフィルターの厚みは1.1mm。0.1mm厚みが違います。
ST8XMEの9μ画素では、0.1mmの厚さはほとんど影響が無視でき、SXV-H9の時でも、明るいイプシロン200を使った時に、まれにピント位置によっては回折像が割れることがありましたが、基本、1mm厚のClearフィルターでジャスピンを出せば、1.1mm厚のRGBフィルターでも問題なく撮影できました。
しかし、さすがに、ICX694ALGの4.54μ画素ともなると・・0.1mmの厚みによるピント移動量30μは、無視できませんでした。明るい星があると明らかに回折像が割れてしまいます・・・

いろいろと悩んだところですが、センササイズから考えて、基本的に撮影するのは遠征での系外銀河がメインだろうということで、SBIGのフィルターを使うことにしました。
反対に、ST8XME用のCFW-8には、IDASさんのType2 LRGBフィルターを入れます。
もし、ST8XMEで作品撮りをする時には、使うとすると、望遠鏡は、ASC-11を使うことになる筈です。
その場合、シュミットカセグレンの色収差と内面反射から、赤外線はカットせざるを得ないので、、、SXV-H694よりもさらに赤外感度が高いST8XMEでは光量を相当に捨ててしまうことにはなりますが・・(勿体無い・・・!)
こちらの組み合わせの方が、Betterと判断しました。
いちおう、昔のフィルターを引っ張りだしてきて、TTL社製のClearフィルターもねじ込みました。

こちらのフィルターは赤外線も透過はするのですが、コーティングがされておらずノンコート。
まあ、本当に赤外線まで透過させたいときは、可視光用にARコーティングすると、たいてい赤外透過率が下がるのですが・・・でも、アマチュア用の光学系だと主鏡も赤外光の反射率は落ちてるのだから、やっぱり、可視域でARコートが欲しいかナー・・(SBIGのClearはARコートかかってます)
コーティング無しだと、可視域での透過率も落ちるので。赤外光を捨てるのは勿体ないけれど、マルチコートは可視光重視でして欲しいって感じです。
うーん、活用性はこちらのフィルタセットの方が増すので、ひょっとしたら、こちらのセットをTrueTechのフィルタホィールに入れてSXVR-H694で使用するかもしれませんが・・・
ノンコートのClearフィルターでも光量損失はそんなに無いでしょうし・・・(゚-゚;)ウーン
目下、悩み中。とりあえずは、SBIGのフィルターで運用していこうかなと思っているところです。


余談ですが・・・
昔から知っている人は知っているかもしれませんが、実はCCD黎明期からあれこれいろいろと試してたこともあって、実はフィルターは、いろいろと持っていたりします。
クローズアップACとかも含めて、ホントいろいろと集めたなあ・・・(∀ ̄;)
だいたいタンスの肥やしになっちゃってますが・・・
金色に見えるのは、CustomScientificのHαフィルタ半値幅3nmモノです。
国内でHαフィルターで撮影したのは多分、自分が一番最初じゃないかなー・・
月夜でも撮れるのでは!と思って買ったんですよね。98年頃だったかな・・実際にはCV-04Lでは感度がなくって、使えるようになったのは、ST7Eを購入してから、でしたけど。
一応、このHαフィルタを使って、挑戦!すばる画像というタイトルで、天文ガイドに初めて入選しました。
まあ・・昔話ですね (^^ゞ
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コメント

No title

UTOさんこんにちわ、すごいフィルター財産ですね。こちらは細々と検討中ですがアクロマートの青ハロー軽減にUVの効果が見えましたのでΦ49mmのUVを購入しました。Φ52mmと距離を離して取り付けられるのでダブルで効果確認です。同一フィルターを重ねると裾野がシャープになり残留ノイズレベルが下がり更に効果的かと期待しています。(あくまで旧式のアクロマート対象ですのでEDレベルでは話題の外ですが)

No title

いーぐるさん、こんにちは~
HαフィルターをCCDで使って、入選までさせた例としては初めてだと思うんですよねー
もっとも、Hαフィルタがメジャーになったのは、ST10Eをお使いだった、香川のmotoさんの迫力ある画像のおかげだと思います。
その後は、TaNaKaさんの星ナビでの記事とか。
自分としては、M57の花びらや、M82のヒゲを写したかっただけだったので、散光星雲の階調性が増す事には全然気がついてなかったんですよね。(まあ、機材的にも、ST7Eじゃあ、散光星雲は厳しいですしね)
このCSの3nmモノは思い出深いフィルターです。
フィルターは、ほんといろいろ持ってますよ。UVから、エドモンドで買った狭帯域フィルターとか・・・クローズアップACも、No2やNo3は良く実験で使ったので、径が違うものがあったり・・ (^_^;)

No title

ミュートンさん、こんにちは~
いやー、ボクが帰宅した頃にはすでにくもくも君が襲来してダメでした。
せめて、ピントと星像チェックだけでもしたいものですが・・・(´Д`)ハァ…

TGMも良いかもですが、画素が細かい、DMKカメラをそのまんま使って、RGBカラーはDFKカメラで、というのが正解な気がしますが・・・
TGV-Mはセンサが大きめ(1/2インチでしょ?確か)なのでメリットは無いわけではないですが・・・
結構、こういうお気楽星雲・星団めぐりもいけますから、ぜひ、撮影はしてみてください。
・・・ってか、ミュートンさん、BJ-40Cも持っているので、TGB-M使うなら、RGBはBJ-40Cに差し替えればいいのか・・
ボク以上に機材持ちですから、あれこれ組み合わせが楽しめますね!

No title

ミュートンさん、そうそう、BJ-40Cは根本がCマウントなので、TGV-Mでピント出してしまえば、後は差し替えだけでBJ-40Cが使えると思います。
・・・多分。

No title

くっしーさん、こんにちは~
HαフィルターをCCDで使って入選させた例としては多分、初めてだと思います。
普及は、その後のCANのメンバーの活躍によるところが大きくて、いまや、ホント当たり前の機材になりつつありますね~
いろいろとチャレンジングな事もやりたいのですが、最近だとちょっとネタ切れかなぁ・・
ここ数年は、これまで培った(?)いろいろな方法で、星雲・星団を撮影していくのに力を入れていこうと思っています。

くっしーさんも夏風邪でしたか。
今年の夏風邪はどうも治るのが遅い様ですね。
ゆっくりと休んで養生しま~す。
ご心配、ありがとうございます!
くっしーさんも新天地で頑張ってください!

No title

utoさん、こんにちは
未だ立ち直りが出来て居りません。
土日で引き上げて来た各種機材の整理(ススは拭きませんが)、写真撮影、目録作成。
火曜日は保険会社から依頼を受けた鑑定事務所が機材の損害鑑定、、、って出来るのか??
金曜日は今度はドームの鑑定、、、どこまでシビアな建物かって分るのかが凄く不安です。
金額は大凡この鑑定で決まるので。
壁材だけ交換したら使えるじゃん!って言われそうです。

No title

ぽるこ・びあんこさん、こんばんわ~
ご心配、ありがとうございます。
気管支というか、奥からむせる感じなので、ちょっとイヤーな感じです。
咳止め飲んで、暫くは養生ですねぇ・・(´Д`)ハァ…

おおっ、久々に星空を楽しまれたみたいですね!
こちらは、相変わらずのどんぐもり・・
明日は休みなので、もう少し条件が良ければテスト撮影くらいは、と思うのですが・・・昼間は晴れるんだけどなぁ・・

No title

8cmユーザーさん、こんにちは。
昔は、ST4の時に三色分解撮影用のSPセットでは写りが悪いので、Po0という黄緑色のフィルターを使ったり、工業用のB460という水色のフィルターを買ってみたり、といろいろな工夫をしていたこともあって、今となっては、コレ・・使えないよなぁ・・というフィルターも仕舞いこんであります (^^ゞ
プリンタが見発達の時代に購入したCRT画面を接写する為のCC-TVフィルターとか、もう絶対に不要・・(^_^;)
でも、ポジで接写したST4のスライドは凄く綺麗だった・・!透過光は、やっぱりいいなぁ・・
そうですね、UVフィルターだとL37相当なので、相乗効果、見込めると思います。
でも、L41SuperProWide1枚でもいいかも・・(試したことがありましたら、スミマセン)
8cmユーザーさんのアクロマートは並のEDレンズと同等くらいの性能がありますから・・逆にいえば、第一世代のEDレンズなら、やっぱり、色収差対策が必要ですよ。

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その種のフィルターも、実は入れてあって、フジトリアセテートのSC42とSC46がありました(開封しちゃってフィルター枠に貼り付けてありましたが・・)
SC46はデジカメなどのカラーセンサだとちょっと厳しい。
三色分解なら、バッチリ!という感じかな。
どうしても、光量が減るので、青だけ荒れちゃう・・。
カラーカメラなら、SC42が限界かなぁ・・SC44あたりのものがあるといいのですが・・・。

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メーテルさん、こんばんわ~
てっきり、本日、鑑定日かと思ったのですが、良く読むと、来週!?の、お話なんですね。
上手く鑑定がいって、全額保険適用されるといいですね。
FSQとかは見た目無事だったでしょうか?でも、保険鑑定が済むまで、ちょっと見てみるというわけにもいかないかな・・
早く落ち着いて星空を楽しめる様になるといいですね。

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UTOさん、風邪の具合は如何ですか?
こうすっきり晴れないと、治るものもなかなか治りませんよね。
それにしても凄いフィルターですね。
組合せを考えていくとどんどん増殖して行くのが良く分かります。
私もアタッシュケースにいっぱいになってしまい、今は何をどう組合せたら良いのかも忘れてしまいました(^_^;)

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シュミットさん、こんばんわ~
咳止め、効果は大きそうなんですが、でも、なーんか長引きそうな感じです。
まあ、ゆっくり栄養とって養生するしかないのかなー・・と思っているところです。
栄養は摂ると別のところがスクスクと成長していくのが・・・( ̄▽ ̄;)

お互い、このシュミ、長そうですものねー。
いろいろとアイテムが増えていくんですよね~ (^^ゞ
リング類もたいていなんとかなっちゃう。あ、でも、ウチは2インチ接続弱いッス・・・。

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utoさん、こんばんは
FSQとガイド筒はレンズの歪を見る測定機で見て貰いました。
完全にアウト宣告されました。
かなり高熱にされされたんで覚悟はしていましたが。
明日お数珠を持って見に行って来ます、、、涙

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メーテルさん、こんばんわ。
なんと、NGでしたかー・・・
相当な高温にさらされたのですね。こうなってくると、中に人がいないときで本当に良かったですね。
落雷はそちらは多いのでしょうか。雷が鳴ってくると怖いですね。
避雷針をどこかに立てた方が良いのでしょうか・・・
全焼と、人的被害が無かったのが本当に不幸中の幸いでしたね・・
って、何の慰めにもなりませんが・・・
しっかし、雷怖いなー・・おヘソを取られた方がまだマシだった・・!?

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メーテルさん 大変でしたね
望遠鏡もおしゃかとは何といっていいか
お手伝いすることがありましたら UTOさんのところに
送ってくれれば私も綺麗にして送りますよ
UTOさん、ブログで失礼します。

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ミュートンさん、こんにちは。
メーテルさん、ほんと、大変な事になってました。

星見は、確かに、自然を感じる趣味ですが、自然の脅威まで感じさせてくれなくても・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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反射光学系で赤外線を捨ててしまうのは勿体無いですよね。特にOrion30cmとか、
最近の中国製純ニュートンなんか、かなり売れてるのに。

自宅撮影用にIR-cut「しない」LPS-P2の後継フィルタをIDASさんに要望してるのですが、
数売れないと商売に成らないらしいので、utoちんからも要望出してみてよ。
単純なシリコン半導体なら380-1100nmが相互作用波長なので、この範囲で光害cutして
くれればなー。

No title

kobe1995さん、こんにちは~
IR感度が高いST8XMEやST10XME、ICX674,ICX694、などはホント勿体ないですね。

中国製・・ですが、ディ・エレクトリックコーティングされた鏡などは、もともと赤外は反射しないそうですよ。どれだけのミラーに使われているか不明ですが・・・
通常のアルミメッキでも、赤外領域は反射が落ちる上に、コーティングまで(可視光用でしょう)施してあるので、実のところ、どれだけ赤外線が有効かはギモンもあるのですが・・・一応、IR撮影もできますから、全く無駄ではないですしね、、、
やっぱり、個人的にはClearフィルター使いたいです。

LPS-P1は、赤外スルーでしたよね。
IDASさんだと、過去に、On-Axisガイドが出てくると踏んで?赤外スルーのHαフィルターを作成してみたり、赤外でも三色分解できるType4 LRGBでハズしちゃったりしたので、赤外スルー製品はちょっとスルーなんじゃないでしょうかねー。

No title

私はAstronomikのClearで撮ってます。Lと較べると明らかに効率良く写ります。
LPS-P1はどっちかと言うとDon't careだったので30~50%透過なので、ゴーストの元。
IDASの過去の奴は目的が無かったり、逆にニッチ過ぎたのが失敗のもとかと。
中国製大口径反射なら数出てるので、かなり市場性が広くて商売としても旨味が
有ると思うんですがね。

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kobe1995さん、こんにちは~
Astronomik製品も良さそうですよね。ボクの場合、昔から手持ちのものがあるので、それを活用しているのですが、、、でも、1.0mm厚と1.1mm厚の違いも困るんですが、そういえば、IDASさんはType4からは2.5mm厚・・うーん、、
確かに、いろいろと・・(´=ω=)

中国製反射は台頭してきているとは思うのですが、実際に、CCDでどれだけの人が撮影しているか、なのかなぁ・・
8300系だとあんまり、赤外スルーにこだわる必要もないので(逆に迷光防止でカットしたい)ちょっとムツカシイところかもしれませんね。
LPS-P1はIR透過率も悪く、ゴーストの元なんですね。情報助かります。
ちょっと欲しいかなー・・と思ったりしたこともあったので・・(^^ゞ

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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