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遥かなるアンドロメダ

この間、ぼうら屋でミューさん、GENTAさんとご一緒した時に撮影したアンドロメダ大星雲です。

FL-80S with Reducer L=10分×4 RGB=各10分×1 ST8300M 

アンドロメダ大星雲は、見かけ上、満月5個分の大きさがありますが、実際に肉眼では本当に小さな光の斑点にしか見えません(もちろん、ぼうら屋からでも裸眼で見えます)。恐らく裸眼で見えるのは中心部のごく明るい部分だけなのだろうと思います。
双眼鏡やファインダーで見ると、明るい中心部からぼんやりとした光芒が広がり、また、ちょこんと小さな2つの伴銀河もかすかに小さく見て取れます。
メシエのスケッチでは、まるで横から見たエッジオン銀河の様な姿で描かれていますが、昔、遠天の仲間にFS128にパンオプティックを付けて見せていただいたところ、そのニュアンスは解らないではないなあと感じたものです。
M31は写真の被写体としてもですが、暗い空の下で望遠鏡で覗くのも最高ですね!

さて、それはさておき・・
FL-80S+レデューサで主要部分はなんとかギリギリ収まってくれました。若干はみ出してますけど・・ね(汗)
星像が上の方が若干伸びています。これは恐らくスケアリング不良ではなく多分、光軸の問題です。
このFL80Sは焼津に持ち込んで診て貰った時に分かったことなのですが、セルが薄い為に、あと一歩光軸を追い込もうと思ってもあるところでカクンと動いてしまって光軸がずれてしまいます。
したがって完璧に光軸を取ることは、残念ながら、ほとんど不可能です。
とはいえ、この程度なら個人的には許容範囲内かな・・・もう少し追い詰めたい欲求にかられますが・・・う~ん・・。かなり苦労して合わせたので、また光軸がずれてしまった時に頑張ろう、、うん。

画像の方ですが、晴れ間をついてやっと撮れたので枚数が不足気味ですが、なんとかゴリゴリやって仕上げています。低ノイズCCDですから、RGBは1枚でもさほど気になりませんねー。この辺りもST8XMEとは少し違う感じがします。

肝心の描写ですが、とりあえず、飽和が早いと言われるST8300Mであっても中心部が飛ぶこともなく、段階露光の必要性は感じませんでした。(もっとも、これはフローライトがノンコートの上、レデューサレンズのコーティングも劣悪ですから・・・実効F値は一段は暗いF6.4相当くらいになってる感じだからかもしれません)
デジタルカメラに比べ、AMPゲインが抑えこんであるのが冷却CCD最大の特徴かもしれません(これはカラー冷却CCDも同じ)。直ぐに飽和しないのは撮影運用上大きなメリットだと思います。

その他の点としてはやっぱり構図が窮屈なのが頂けませんが・・・
イマイチ、迫力にかけるというか、メリハリが無いというか、なんかしっくりきません・・。
やはり広角気味の写真はニガテ・・・
入選レベルの作品に追いつくにはどうすればいいのかな・・
この組み合わせでの入選は、アンドロメダ大星雲と同じく、遥か彼方の目標みたいです。

ぜひみなさんの意見・感想・アドバイスをお聞かせ願えればと思います。





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コメント

No title

おおー!来ましたね。
腕の青さ、中心部の黄色、腕に点在するHaの赤。すべてがバランスよく透明感あふれる色でとても美しいです!
諧調変化も滑らかで暗黒帯の形もくっきり分かり枚数不足は私には感じられないです。
ぎりぎり構図で大迫力ですね。傑作ポチです!
入選はどうなんでしょうね。M31みたいな超メジャーな対象は文句無く美しく撮れているというだけではだめなのでしょうか?
私も落選続きでどうしたらいいか分からなくなっています。

No title

ん...ん、滑らかー。色も自然で全体的に非常に上品でありががら、迫力のある作品です。傑作いちゃいます。

No title

構図以外は完璧と思うのですが、この対象皆さんうまく撮られて応募されると思いますのできついかな。私も年はじめ応募したのですが落選が続きましたので当分の間修行予定です(落選の原因がよく判りません)。
2枚モザイクで構図をなんとかすればと思いますが、冷却CCDとイプシロンの組み合わせと同じで新鮮味に欠けているので最新デジカメの作品が優先されそうですね。

No title

T-Fixさん、こんばんわ。傑作ありがとうございます。
そうですねー、淡い部分は、グレーテルさんやGENTAさんから教わった方法でゴリゴリやってなんとか・・って感じです。
もう少し枚数があればもうちょっとなんとかなるのかなぁ・・
次回は斜めで一こまで抑えるか、この露出時間でも結構いいですから、やはり2コマモザイクかしら・・
いずれにしても安定して晴れて欲しいものです。

そうですねー、なんというかインパクトが足りないなぁと思ったんですよね。
あと短い焦点やってなかったので、今一歩、出来がいいのか悪いのか、よく判らないや・・っていうのも本音でして・・(^^;
もっと星を小さくするような処理をした方がいいのかな?(ちなみに星を小さくする処理は一切やってません・・デジタル現像だけで調整してます)とかいろいろと判ってないんですよ σ(^^;

No title

sora-canさん、こんばんわ。傑作ありがとうございます。
KAF8300チップはローノイズなのが良いですね~
迫力はもう少し出したいなとは思うのですが、どうやったら良いものやら・・・。
ロバートジェンダーとかどういう処理してるんでしょうね。
ちょっとどぎつさを感じますが、しかし、迫力という点では見習いたいところもあるなぁ・・と。

No title

エムティさん、こんばんわ。
そうなんですよね、仰る通り、みなさん撮られる被写体ですから、なかなか難しいと思います。
あと冷却CCDカメラを使う以上は、その理由というかデジカメとの差別化も大事ですよね。

フォトコンはレベルが高くなってなかなか厳しいですね。
僕もなんとか隙間をついて入れて貰ってましたが、なんとかメジャーな天体でも戦えるだけのスキルを身につけられるようにというのもあって、ちょっとこの組み合わせで頑張ってみようかしら・・と思っているところです。
まあ、本音を言えば、単純に北アメリカ星雲とかを撮りたくなったというのが本当のところですが(^-^;)

No title

999が飛び出してきそうな、見事なアンドロメダ銀河です!(^-^) 暗黒帯もしっかり出ているし、色もすごくいいです。伴星雲がいい感じで立体感を出してますね。RGB一枚ずつですが、短時間で8cmでこんなに綺麗にとれるんですね~。ギリギリおさまっているところみると、アンドロメダのでかさを感じます。

No title

ひろしさん、こんにちは。
アンドロメダ大星雲は本当に大きいですねー。
フォーサーズフォーマットだとちょっと苦しいです。
惑星メーテルはどの辺りにあるんでしょうね~(笑)
空の暗いところで撮るとまた一味違ってきますので、ひろしさんも機会がありましたら、銭星持って出かけてみてください。

No title

これは素晴らしいM31ですね!
中心部から周辺の腕の部分まで綺麗に仕上がってますね。
もうチョット斜めにすれば、完全に入り切るような気がしますが...
傑作1票!

No title

ダイナさん、どうもありがとうございます。
せっかくデータが残っているので、となるべく中心部を飛ばさずに淡い部分をだしてみました。
でも思い切ってトバしてしまった方がメリハリが出てきそうな気もします。

次回は斜め構図で狙うか、頑張って2コマモザイクで頑張るか・・・なかなか悩ましいです。
でも、スキルアップと考えてモザイクで頑張ってみようかな?
ただ、お天気がね~
安定して晴れて~!!って感じです。
あと、SE赤道儀にもなれなくちゃ。。

No title

こんばんは。少しばかりご心配おかけしてしまいましたm(_ _)m
st8300よく写りますね。
眠い感じの画像に見えますが、安物ノートのディスプレイのせいかもしれませんm(_ _)m
それにしても口径80㎜でこれだけ撮ってしまうんですからさすが(@_@;)

No title

Mikaさん、ブログ復活おめでとうございます。
暗い空の下でちゃんとF5.4近辺のF値の光学系を使えばなかなか良い写りをすると思います。
ただ、フォーサーズフォーマットを活かせるのがMTとこのFL80しかないのが悩みの種です・・。
Mikaさんの125SDPにつけたら凄いのが撮れそうです、ST8300。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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