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土星 IRGB合成

先日の土星の記事で紹介しそこねたのですが、
実は、DMK21AF04 CCDビデオカメラで、Irでも撮影しておりました。


赤外光による土星 オライオン30cm反射望遠鏡 DMK21AF04 CCDビデオカメラ Ir84 3.75 fps B=7.5 fps G=15 fps

IR84では、感度が低いICX098BLでは、ちょっと厳しい・・
3.75 fpsまでフレームレートを落として、なんとか撮影しました。
シンチレーションも、そこそこ悪かったので、結果は期待できないのかと思っていたのですが、意外とカッシーニの隙間も綺麗に写ってますね、、、(; ̄ー ̄A アセアセ・

長波長の光なので、シンチレーションの影響が緩和されることと、大気のプリズム効果、微分分散による色ズレは、(多分)長波長側では、分散角が少なくなるため、ズレ量が少なくなると思われるため、よりシャープに写ったのではないかと思われます。
ただ、赤外光では、理論分解能は相当落ちてしまいますから、高分解能で写すのが狙いであれば、やはり可視光で、ウエッジプリズムを使って撮影すべきでしょうね。
とはいえ、ヨネヤンさんのブログを拝見しても、赤外でシンチレーション緩和効果は見込めそうなので、シーイングが悪い時にIRを使うのは良さそうです。
SC70あたりで、感度があまり落ないところを使って撮影してみようかなぁーと思ったりしています。
SC70なら、多分、フレームレート、15fpsないし、30 fpsで撮影できそうな気がするんですよね・・・。
この梅雨あたりに、ちょっと作製してみようかと思います。
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コメント

No title

赤外光での撮影でシンチレーションの緩和が見込めるというのは全く知りませんでした。これは凄く興味のある検討ですね。続報が楽しみです。

No title

この原理はkasaiさんのHPにも出ていますね。
Pro-planet742とか807とかの品番で惑星では定説になってますね。
土星の場合は表面輝度が高くないのでどうしてもフレームレートが落ちてしまいますね。
でもシンチレーションに影響されにくいのはこの時期確かに魅力的です。
でもその前に晴れてくれないと手も足も出ません(^^;

No title

Astronomikとかに惑星撮影用のIRフィルタ有りますね。
それはともかく光害cutの効果も期待できるので、ニワトリ向きかも。

No title

気流の変化を受け難い赤外光での画像は、シーイングが悪い日本ではシャープに写すには有効ですね。
撮影された画像、良い雰囲気です。
ただし、赤外ではメタンバンドなど惑星大気の輝度が可視光とは違うので、観測目的とした画像では、IRをLとしたLRGB合成はご法度です。
観賞用であれば構わないでしょう。

No title

おっと勘違いしていました。
IrRGB合成ではなくRの代わりにIRを使ったIrGB合成でしたね。
それなら、意味ある画像と思います。
Ir84だと環と比べると土星本体はメタンの吸収で暗くなるので環が明るさを増しますね。
DMK21AF618なら赤外域の感度が高いので赤外撮影が楽になりますよ。

No title

いーぐるさん、こんにちは~
波長が長いので、細かな周波数の揺らぎに対しては影響を受けずに突き抜けられる(ハズ)んですね。それで多少の緩和が見込めます。
フィルタ厚が異なるとピン出しし直さないといけないので、SC70を1mm厚のKenkoのL41SuperProWideに貼り付けてほぼ同厚にしようかと目論んでいるところです。
・・ってその前にSC70、まだ余ってたかなぁー・・(^^;

No title

シュミットさん、こんにちは~
カサイさんからも出てますよね。807はちょっと欲しいと思ったこともありますが、IR84でスライド式フィルタにはめられる様に自作したものがあるので、今は、それを使っています。

おっしゃるとおり、まずは晴れてくれないと・・ですねー・・( ̄  ̄;) うーん

No title

Kobe1995さん、こんにちは~
Astronomikにもありますよね(・・ってカサイさんのもAstronomikだっけ?)
光害カットももちろん、期待できますよね。
g-logさんがそこを上手く利用して系外銀河を撮影されています。
IRでNGC253を撮ってみたくってたまりませんが、今年、撮影できるかな・・・
やれたらやってみようと思っているところです。

No title

ヨネヤンさん、こんにちは。
今回の土星の結果だけを見てみても、相当に効果がありそうな印象でした。
今期の木星は、SC70で撮影してみたいなーと思います。
IRをLとしたLRGB合成は観測画像としては×ですか!とても勉強になります。

今回は、IR84のS/Nが悪いので、IR-IRGB合成を行っても逆にS/Nが×な結果になりそうでしたので、純粋にIR,G,Bでの三色合成画像としました。
本体に、赤い縞模様が写ってくるのが興味深いですね。
Ir84だとメタン吸収帯も考えるとちょうど良い落としどころな気がしています。
もっとも、これ、ST7MEだった時に感度をみて、これくらいがギリギリだなぁーって線で購入したのですが、割とナイスなチョイスだった気がします。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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