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アンドロメダ大銀河 

遠天の天体観望会の時に撮影してきたアンドロメダ大星雲を画像処理してみました。
アンドロメダ大青雲 M31 Canon NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ フジ X-E1 デジタルカメラ

アンドロメダ大青雲は、銀河系のお隣にある小宇宙です。
おとなりといっても、その距離は、230万光年、つまり、光の速度でも、230万年かからないとたどり着けません。
どんだけ早いんだ、銀河鉄道999 (^^ゞ
あれ、ワープとかありましたっけ・・(・・?
肉眼でも、空が暗い処では、ぼんやりと、ほのかな光のシミを認識することができます。
条件が良ければ、こちらの近場の獅子ヶ鼻公園でも、その存在が判るくらいです。

視直径は、満月3個分程、と良く言われていますので、この写真では淡い部分を中心に出してみましたが(そうでないと、せっかくのF2.8の意味がないですしね)、実際には、双眼鏡などで見えるのは、せいぜいが満月1個半分くらいではないかなと思います。

フジフィルムのX-E1は非常に高画質という面もありますが、オリンパスのデジタル一眼レフカメラ、E-620では、30秒露光でもダークノイズが盛大に出ていたのに比べ、圧倒的にノイズは少ないですね。
やはり、Canon EOS60DやPENTAX K-5、Nikon D7000など、デジタル一眼レフカメラ/ミラーレスデジタルカメラでは、2010年以降の機種を堺に大幅にノイズが低減されるようになった印象が強いです。
コンパクトデジカメでの縮小コリメート撮影の例を見ても、やはり最新鋭の機種(こちらは、2012年以降が無難かも?)だと見事な作例があるように思えます。
縮小コリメートもやってはみたいとは思うんですけどね、、金銭的に無理かなぁーガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
RX100Mk-2がホスィ~ (^^ゞ
うーん、でも、あんまり使い道が無いといえばないので、それで、コンパクトデジカメは、未だにPowerShot G9のままなんですよね・・・
それはそれとして、天体写真も手軽に楽しむ時代になってきたと思います。

さて、話を戻して・・・双眼鏡では小さいながらも、淡く広がった姿を見ることができるのですが、光害に大きく左右される天体でもありますね。
相模原市ではほとんど中心部しか見えず、双眼鏡ではいま一歩面白味に欠ける印象でした。

しかし、こちらの空なら、獅子ヶ鼻公園でも天の川は見えますから・・中学生の頃に買った11×80双眼鏡があれば、と若干、後悔することもしばしば、です(親戚にあげちゃったんです)

望遠鏡なら、口径33cmもあれば、相模原市の町中でも、ワイドスキャン10mmで、144倍で視野をはみ出す程の光芒と、M32,M110のお供の銀河も見ることが出来、高校の天文部の仲間ともども感動して眺めました。
今はみんな、どうしてるのかなぁ~

暗い空では、H明さんのFS128とパンオプティック35mmでまるでメシエのスケッチの様な、紡錘状銀河っぽく見えたのが非常に強い印象に残っています。
口径40cmで暗い空になると中心部は、橙色に見えるらしいので、ぜひとも、ヨヲイチさんと一緒になったときには見てみたいものです。(山の村へは毎月行かれているのでしょうか・・?でも、あそこ、シーイングが悪いしなぁ・・・)

いずれにしても、写真に撮ってヨシ、見てヨシの見事な小宇宙ですね。

<<一般説明オワリ>>===================================================

天竜の森で撮影してきたアンドロメダ大青雲です。
X-E1の素晴らしい性能と、NewFD300mmF2.8Lの明るさのおかげで、1回辺り5分露出でも十分に満足のいく結果を得ることができました。
もう少し、処理は詰めたいと思いますが、来年の遠天写真展には、A3サイズで出展しようかなと思っています。

星像は中間星像がやや周方向に歪んでいます。これは、バックフォーカスがやや長めの様で、もう少し短くすると改善可能だと思われます(オリンパスの一眼レフデジタルカメラ、E-300を2インチスリーブで接続して撮影した感触から)
前回、パンスターズ彗星と、NGC7822の接近の際にこのセットで撮影したのですが、星像に関しては、この時の方が良さそうでしたし、まだ改善の余地はありそうです。

それにしても、M31って案外広がっているんですねぇ・・。と改めて認識。
また、X-TarnceCMOSセンサのおかげか、はたまたローパスレスの効果か!?
中心部の暗黒帯の構造描写を見てしまうと、なかなかの切れ味(分解能)で驚かされます。

この特徴を上手く活かしてシステムを使っていくのがいいのかな?と思っているところです。


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コメント

No title

いい切れ味ですね!
てっきり直焦点の画像かと思ったのですが、X-E1+300mmだったのですね。
UTOさんの記事を読んでX-E1を買ったので、この画像は嬉しくなります。このカメラは天体も良いですが、軽くて街中のスナップにも楽しい存在です。

No title

見事なアンドロメダ銀河ですね!迫力ありますし、色合いもいいです。超暗い空でこの銀河を眼視観望したいです~。

No title

んん~、端っこはこんなに広がっているんですね。F2.8で5分12枚だけあって、しっかり写ってますね-。スゴイ。
元画像を見てみると、中心部の暗黒帯はくっきりなんですが、その前後?が少しボケた感じで、「ジオラマ」モードで撮影したような感じを受けます。この辺は処理の関係でしょうか?それともM31はこういう風に見える?
こちらもR200SSだとモザイクモードですが、この秋はぜひチャレンジしてみたい対象です。

No title

adoonoanさん、こんにちは~
X-E1、素晴らしい切れ味でとても良いカメラだと思います。
ちょっとクセが強いのですが、それでも、E-620と比べるとダークノイズの少なさ、淡い部分の描写は特筆物だと感じました。
MT160か、ε200になってしまうと思うのですが、直焦点撮影で作品狙いもやってみたいと思います!!

No title

ろざりおさん、こんにちは~
ををぅ!全然気がついてませんでした (; ̄ー ̄川 アセアセ
ありがとうございます~
せっかくなので、そのままにしておきますね (^^ゞ
niceまでありがとうございます~ m(_ _)m

No title

RUKUさん、こんにちは~
X-E1は実は、付属のSilkyPixで現像すると若干、色彩は浅いのですが、発色自体は素直なので、そのまま色彩強調しています。
サンニッパの明るさの威力は素晴らしいです。星像がもう一歩良ければ言う事なしなのですが・・

No title

けいけいさん、こんにちは~
透明感はやっぱり暗いお山のおかげかなぁーと思いますが、やっぱり暗い空はいいですね(なかなかあそこまで行けないのですが・・)
一応、工夫?としては、ISO400設定で、ダイナミックレンジを広くとれる様にして、ハイライトを飽和させず(かつ淡い部分も十分に・・この辺りのさじ加減は、慣れていればできると思いますが、今回はテキトーですからたまたま上手くいった結果論ですが・・)、ステライメージでデジタル現像を行っています。
最新鋭のデジカメ程、この辺りのさじ加減が大事だと思います。ノイズと映像エンジンと光量との兼ね合いがありますから・・

300mmクラスって、欲しくなりますよね!
BORG45EDや、FSQ+RD、FS-60C+RDが良く使われていて実績もあるとは思いますが、サンニッパなら1段上の明るさが得られるので、中古レンズも捨てがたいかしら。
星雲か彗星かで選択も分かれそうですね!星像はやっぱりもう1歩だと思います。サンニッパ。

No title

ヨネヤンさん、こんにちは~
M31、ここまで広がっているとは!と、改めて驚きました。
改めてサンニッパの威力に感心したところです。
星像がもーちょっと良ければ良いのですが・・・

満月9個分ですか!(@_@;)
ひょっとしたら、さらに淡い部分が広がっているのかもしれませんね!?

No title

ヨヲイチさん、こんにちは~
最近、なかなかご一緒できていませんが、またお会いしたときはぜひいろいろと見せてくださいね!
確かに一度良い空を経験してしまうと、眼視だとなおさら、でしょうが、なかなか観望する気になれなくなるんでしょうね。

撮影だと、被写体を選べば良いのでまだ選択肢があるのですが・・・

No title

モカのパパさん、こんにちは~
X-E1は、ほんと、軽量ですし(ミラーレスの中では大柄ですが・・)、スナップにもいいですよね。パンケーキのXF27mmがちょっと欲しいなぁ・・・と思ったり、思わなかったりしているところです。
あと、写真の切れ味が良くって、撮影していて気持ちいいカメラですよね。

天体写真も、ご覧の通り、ちょっとクセはありますが、ダーク無しで切れ味良く撮影できます。
MT160でも撮影テストしてみたくなってきましたよ。
晴れたら早速にでも使ってみたいところですが・・・・晴れませんね、、┐(´д`)┌ヤレヤレ

No title

ひろしさん、こんにちは~
F2.8と最近の高性能なデジカメの組み合わせはなかなかに素晴らしいです。

暗い空でのアンドロメダ星雲も、見ていて楽しいですよね。暗黒帯の部分は眼視でも良く見えますし、みていて、ワクワクしてきます。

No title

玄さん、こんにちは~
最初、8枚くらいしかないかな?と思ったら、ちゃんと12コマ、撮影してあり、おかげで淡い部分も良く出すことが出来ました。
このセットのポテンシャルは凄く高そう。分子雲とかも狙ってみたいところです。が、SE赤道儀に使い慣れてないので見えない天体は苦戦しそうでもありますね、、(゚-゚;)ウーン

中心部、そうですねぇ、マスクも使ってはあるので、ちょっと微妙ですが(ただ、そこで切れる様なマスクは使ってないんですよね・・でも、強弱の問題はあるから・・)、どちらかというと、階調の振り分けで、淡い部分の描出と、ハイライト抑制を行っているせいで、中間調が不足してしまい、ディテールの一部が埋もれているのかもしれません?

また、プリントするときにちょっと見なおしてみまーす。
アドバイス、ありがとうございます!! (^O^)

No title

アンドロメダ銀河、すごい切れ味でビックリしております。
UTOさんの記事を拝見し、X-E1を購入して天体写真を始めた者ですが、ノイズは本当に少ないカメラですね。ダーク減算が出来ない事を憂慮していましたが、その心配もご無用といった感じです。
それにしても素晴らしいM31です。

No title

空の散歩人さん、こんにちは~。
X-E1、いやー、そう言って頂けると嬉しいですね~。ブログ書いたかいがありました!!(^O^)
でも、ホント、ノイズが少なくていいカメラですよね。
あとローパスレスのおかげで切れ味も抜群で、使っていて楽しくなるカメラです。(星にもスナップにも)
ダーク減算出来ないのをボクも懸念はしていましたが、実際にこの気温(27℃)でこれだけの画像が撮れれば、ダーク減算できなくてもあまり支障はなさそうです。

ボクももっと、X-E1を活用してあげなくっちゃ・・!

No title

UTOさん はじめまして
あまりに見事な アンドロメダ大星雲に
凄くビックリしています。
昨日、私も挑戦したのですがボヤボヤ
しか写っていませんでした。
良い写真を見せてくれて ありがとうございます。

No title

ぶっこさん、はじめまして、こんばんわ。
どうもありがとうございます~
アストロトレーサー、いいですね!
ボクも欲しかったのですが、手持ちレンズが古いニッコールが多いので、これを使えるフジXマウントにしてしまいました。

200mm望遠で、多数枚撮影してコンポジット合成すると、かなり見違えてくると思います。
ぜひ、いろいろと楽しんでください。

No title

UTOさん こんにちは
レンズは資産ですもんね(^_^)
素晴らしいレンズですね 羨ましい‼

比較明合成コンポジットは まだ やってみたことがありませんので、挑戦して見ますね。
アドバイスありがとう(^_^)ございます。

No title

ぶっこさん、こんにちは~
そうなんですよ、レンズは資産ですものね・・と、いうか新しいものも欲しいんですけどね (; ̄ー ̄A アセアセ・
NFDはいいですよー。最近はミラーレスが出てしまったので、マウントアダプタが使える様になったからか、余りみかけなくなりましたが、ミラーレスが出る前まではFDレンズは底値で、価格性能比が非常に高かったです。

でも、新しいレンズもホスィ~ (; ̄ー ̄A アセアセ・

No title

亀スレですみません(^_^;)
上で、当時「空の散歩人」を名乗っていたんですね、、、
しかし、このM31は素晴らしいですねぇ‥
僕も昨年、この作品が頭からはなれず、撮影をしてみました。でも全然足元にも及びませんでした^^;
ことしはこんなM31撮りたいなぁ

No title

> たかぼんさん、こんばんわ。
いえいえ、コメントありがとうございます!
昔のHNはそのままなんですねぇ・・。
いろいろな点で、履歴が残っていくのもブログの良いところでしょうか。
M31,お褒め頂いてありがとうございます。
暗い空とX-E1、サンニッパのおかげで、淡い部分まで出せました。
一発撮りするなら、GENESIS SDFにX-E1かなぁ・・HⅡ領域の表現はどうしよう・・
ボクも、いつかはしっかりきちんと仕上げたい天体です。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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