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フジ X-E1によるオリオン座大星雲 イプシロン版

先日のニワトリで撮影したオリオン座大星雲です。

オリオン座大星雲M42 イプシロン200 アストログラフ望遠鏡 800mmF4 
フジ X-E1 デジタルカメラ 露出5分×4コマ+30秒×10コマ

えーっと、前に書きました様に、Bにしたつもりが、Tになっていて、5分おきに、30秒露出で撮影なんて、アフォーなことをやっちまいました ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
まあ、それならそれで、せっかくなので、露光差によるHDR処理の勉強でもしようかなー・・・
と、いうわけで、ハイライトからローライトまでの表現を試みてみました。
さすがに、光害がある自宅庭からの撮影で、5分×4コマだけでは淡い部分を表現するのは苦しいです・・・

色調は、ボクはステライメージによる自動レベル調整を好むのですが、今回は、フジX-E1デジタルカメラの色合いを活かしたいナーと思って、RAW現像処理を、超軟調、背景をグレーにしただけで、色調そのものは、手を加えていません。
なんとなあく、コニカDD400フィルムを彷彿とさせる色調で、割りとこれはこれで好きだったりします。
ステライメージで、自動レベル調整を実施すると、今度は、フジ、SuperG400の色合いになるんですけど、ね (^^ゞ
それにしても、イプシロン200+デジタルカメラによる撮影では、素晴らしい安定した撮影と、美しい星像を提供してくれて、オライオン30cmで撮影した画像を処理するのがちょっと苦痛というか、悲しくなりましたよ・・えぇ・・(´°ω°`)
それでも、オライオンの破壊力はこれはこれで魅力はあるのですが・・・
たわみによる星像崩れとかガイド不良とかで、泣きそうになりますよ、、、(;´д`)トホホ…
丹念にエラーを1枚、1枚、矯正・修正していって、なんとかモノにしているのですが・・・イプシロン200の安定度をみてしまうと、本気で悲しくなってきます、、、(´;ω;`)
ま、イプシロンはイプシロンで完璧な性能を発揮させるには、しっかりとした光軸調整をマスターするなど、こちらもこちらで、悩みは深くなりそうですけどね・・σ(^^;

オリオン座大星雲 FL-80S 蛍石屈折望遠鏡 レデューサ使用 448mmF5.6 EOS40D デジタル一眼レフカメラ

春の山の楽校の暗い空の下でたっぷり露出して撮影してきた画像です。淡い部分は非常に写っていますが、赤いHα成分に関しては、フジ X-E1の方が良く写っていそうな事が色合いから判るのではないかと思います。
オリオン座大星雲M42 フジ FinePixS2Pro デジタル一眼レフカメラ MT160 反射望遠鏡

かれこれ、もう10年近く昔に撮影した写真で、画像処理もそのまんま当時のままですので、ちょっと見劣りするかもしれません。しかし、この10年でのデジタルカメラの進歩の様子も判るのではないでしょうか。
FinePixS2Proデジタル一眼レフカメラは、星が良く写るカメラとして、天文雑誌でも良く紹介されていたのが懐かしいです。その後の後継機、FinePixS3Proは、Hα線への写りを考慮してくれたものの、ノイズの面でやや他社製品に比べ不利であり、さらに、EOSKissデジタルの赤外カット改造サービスが望遠鏡販売店で行われたこともあって、天体写真デジカメとしては、一気にCanonの改造デジタル一眼レフカメラに傾いていった気がします・・

ただ、個人的には、赤外カット改造デジカメや冷却CCDカメラといった特殊なカメラばかりでは、天体写真への門戸が狭くなりすぎている気がします。
やはり未改造機、一般的なデジタル一眼レフカメラによる天体写真も大事なのではないかと思っています。
実際、最近のデジタル一眼レフ/デジカメの中では、Hα線への感度が若干良くなってきていると感じています。
GENTAさんのEOS60DやsakumaさんのK-5による作品は、未改造でも赤い星雲が写っています。
効率という面では、赤外カット改造機には及ばないと思うのですが、それでも、改造無しでも、赤い星雲が写る!というのは大きな利点だと思うんですよね。
ただでさえ、赤道儀(or アストロトレーサー)という特殊な道具が必要なだけに、カメラまで特殊では、ちょっと参入し難いと思いますからね。
デジカメの進化で、天体写真も身近になりつつありますから、ぜひとも、もっと多くの人が天体写真も楽しんでくれるといいなぁー・・なんて思ったりしています (^^ゞ

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コメント

No title

ニワトリでここまで描写されたら、熊との危険を省みず山奥で撮ってる身としては立場が無いですね。。。
見事な写りだと思います。
M42は飛ばすも良し、HDR掛けてウネウネさせるも良しと色々と処理の方向性があって楽しい対象ですよね。
私も来月はここ撮りたいな~っと思ってます。
参考させて貰いますね。

No title

このオリオンは素晴らしく良い写りですね~。
UTOさんの記事で早々とX-E1を導入しましたが、天体ではあまり活躍してません。その携帯性の良さから子供達に引っ張りだこです。
この画像を見るともっと活用しなくちゃな~と再認識です。
しかしS2プロとの比較はびっくりです。著しい進歩ですね。

No title

5分×4露出でも淡い部分まで出てますね。これは枚数を掛けて強調すれば普通に天体撮影に使えるカメラですね。接眼部には優しそうです。HDR処理、こういった輝度差が大きい対象には効果的ですね。ノーマル画像にブレンドするなど、使い方もいろいろあると思いますM。

No title

ミラーレス一眼レフがほしくなっています。来年のショーシーズンになると、また新しい機種が各社から発表されて性能のいいのが出てくるのを待つかな?
しかし、歴代の差異がよくわかりました。確実に進歩しましたね。

No title

改造したら普通で使えなくなるので、無改造でも赤い星雲写るとなればかなりいいですね。これであと、モノクロとカラーが素子レベルで切り替えできるようなデジカメが出れば星屋には理想なのですが、技術的に無理ですかね(^^;;

No title

UTOさん、みなさん、こんばんわぁ
この写真を見て思ったんだけど、反対に向こうからも
銀河を見ている人類がいるのかなって 想像しちゃいました^^
カメラもどんどん 性能が良くなってるのですね♪
すごいね~☆

No title

adonoanさん、こんにちは~
前にNGC7822を撮影した経験からすると、やっぱり非常に淡い赤い星雲はちょっと苦しいですね。北アメリカや、γCygあたりは対応できそうですが、それ以上、Sh2カタログクラスだとちょっとキビシそうな予感がします。

X-E1は星景写真にもいいですよね。ボクのはブログ用の星空スナップ程度ですが、ちゃんとしたロケーション選んで撮影してみたいなーとも思っています。

その先のステップとして、未改造のデジカメでどこまで写せるのかを示すのも、大事じゃないかなぁーと思っています。

X-E2,出ましたねー。点像復元技術、これ以上の微細化・多画素化を行っていく上でも必須の技術になると思います(たぶん、比較的単純な、Deconvolutionかけてると思います)し、現行でも、もちろん、必須の技術で、特に回折でボケた画像がシャッキリしてきますから・・・デジカメの進歩はホント、日進月歩というか凄いですね。

No title

ふにゃ太郎さん、こんにちは~
X-E1は赤いのもなかなかに写ってくれますね!
最近だと画素ピッチが細かくなったので、少しでも光を取り入れる為に、旧来よりも、赤外カットフィルターがゆる~いものになってきたんじゃないかなぁ・・と思っています。
EOS6Dも、きっと赤い星雲も捉えられそうな気がします。
もともと、Canonのカメラはノーマル機でも赤に強かったですし。
ぜひ、フルサイズ+TOA150の実力を見せてください!!

No title

ようかんさん、こんにちは~
色調は仰る通り、中間的な感じですね。
階調は特に気を使って仕上げてみましたので、そう言って頂けると嬉しいです!!
低輝度部は露出不足で、ノイズリダクションまみれですが・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・
ハイライトから中間部分は割りと、上手くつながらせることが出来た気がします(←自画自賛 ^^;)

ローパスレスのカメラ、増えてきましたね!今後、主流になっていくんじゃないかなー

No title

玄さん、こんにちは~
ちょっと残念なところは、コスト削減が実現できてなくて、お高くつくところでしょうかね~ (; ̄ー ̄A アセアセ・・
でも、やっぱり安物望遠鏡とは違う安定性は感じます(光軸タイヘンだけど・・)

TNKは、ぜひとも流行らせて欲しいです!
玄さんのホームページはとても面白いので、ぜひとも、天体写真記事、期待したいです!!

手持ちで天の川ですか!X-E1では飛行機の中から南十字はやったんですが・・負けました~ (^^ゞ
デジカメの進化はほんと凄いですね。

No title

nonkaさん、こんにちは~
今回は透明度に恵まれた面もあるのですが、でも、ほぼあんな感じの空ですよ (^^ゞ

X-E1は未改造でも赤が意外と良く写ってくれて助かります。
センサのS/Nも良いので、結構使いでがありそうです。
もう少し、いろいろと撮影してみたいなーと思っています。

No title

こもロハスさん、こんばんわ~
デジタルカメラのおかげで、だんだんではあるけれど、天体写真も身近になってはきてくれてはいるとは思うのですが、仰る通り、画像処理が、鬼門ですよねぇ・・
ステライメージに、お任せなんて処理があって、ファイルを指定したら、コンポジットやって、デジタル現像かけてくれて、ある程度仕上げてくれればいいのになぁ・・と思ったりもします。

地人書館の天体写真マニュアルは秀逸でしたよね!ボクの方は、誠文堂新光社の天体写真テクニックの方を買ってしまった(・・そういえば、どこやったかな・・)
ので、図書館に行っては毎回借りてましたよ。
ほんと、デジタル天体写真マニュアルも作成してくれるといいのになぁ・・

No title

こもロハスさん、再びこんばんわ~
D7000も赤が写りますか!最近のカメラはやっぱり、光量を少しでも稼ぐ為に、赤外カットフィルターがゆるくなってきているんでしょうね!
天体写真にはありがたい方向性ですね。
ノイズも少なくなって、高感度特性も良くなってきて、いい時代になってきたなぁ~と感じます。

No title

me_*0*55さん、こんばんわ~
確かに、今の天体写真だと撮影半分、画像処理半分・・いや、撮影中はオートガイダーにお任せで、放置しているんだから、撮影3割、画像処理7割・・・?(?_?;)
確かに、時代は変わってしまいましたね。

そういえば、月刊天文によく記事を書かれていた、カメラマンの橋本武彦さんも、PhotoShopは、天文アマチュアが、一番詳しくって、プロ並の腕前ですよ、と以前、仰っていましたよ。

No title

sloさん、こんばんわ~
いやー、明るめの天体なのと、イプシロンの明るさのおかげで、なんとか見られる様にはなりましたが、背景ムラを均すのにノイズリダクションがひどくって・・(´・ω・`)
やっぱり、暗い空の下で撮影するのが一番だと思います。
できれば、この冬は、せめてぼうらやさんか、春の山の楽校あたりに、この組み合わせで持ちだして撮影してみたいなぁ~と思っています。

M42は、ほんと、いろいろな表現が出来ますよね。
この領域はホント、処理していておもしろむつかしいところですよね~
sloさんの作品、楽しみにしています!

No title

モカのパパさん、こんにちは~
X-E1は、良いカメラですよね、画質が素晴らしいのが一番うれしいですが、天体写真用としてもなかなかに活躍してくれそうで、ボクももっとちゃんと使ってあげたいなーと思っています。
S2Proも良いカメラだったのですが、今使うと、やっぱりダークノイズは大きいので、ちょっとキビシイです。
でも、S2Proって独特の色合いが出せるので、実は、M8あたりは一度、ちゃんと撮ってあげたいなぁーとは思ってはいるんですよ。
・・なかなか実現はできずにいますけど・・

No title

sora-canさん、こんにちは~
5分×4コマでも、明るいイプシロンとの相乗効果で思った以上に良く写ってくれた印象です。
確かに軽いので、接眼部には優しいです。でも、オフアキ構築は難しそうなので、ちょっと躊躇していますが・・・・
うーん、オライオンにも付けて撮影してみたいような、SXVR-H694の環境を壊してまでやる価値はないような・・・
もうちょっといろいろとテストしてみたいと思います!

No title

NGCさん、こんにちは~
ミラーレスも各社参入してきましたね。もっとも、Canon,Nikonは一眼レフ機の代替機にはなり得ないラインナップですが(ニコワンは特徴活かした面白さはありますが・・もっと追求しても良い様な)
今だと、Sonyのα7がホットですね。個人的にはパナのGM1が気になってますが、ビッグカメラでモックアップみましたが、やっぱり本体は小さいのですが、パンケーキズームが厚め。やっぱりコンデジの小ささ、手軽さにはならないかー・・って感じでした。

S2Proに比べると、画質が断然進化してきましたね。S2Proは結構キビシイ面があったからなあ・・
それでも、M8は、S2Proで撮っておきたいんですよね。独特な色合いが印象的でして・・。

No title

ひろしさん、こんにちは~
X-TranceCMOSは結構、モノクロセンサに近い感じ(ノイズ感)になりますが、それでも、モノクロには敵わないかなぁ・・
将来的に、有機三層CMOSセンサが完成すれば、RGB各プレーンの画像をそのまま加算すれば、モノクロL画像相当になります。今でも、フォビオンは、そんな感じなんでしょうが・・SD1Merrillでも、最長露出時間が2分までですから、天体写真向きではないんですよね、、

No title

ぶっこさん、こんにちは~
銀河系の中だけでも、2千億個の星があるそうですから、その中には同じ様に、夜空を見上げる生命もいるかもしれませんね。

カメラもどんどん良くなってきていて、いい時代になりましたね。

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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