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フジ X-E1による亜鈴状星雲

この日は、前日に、M42を撮影したまま、イプシロン200、望遠鏡一式を、出しっぱなしにして出社しまました。
帰宅後、曇予報でしたが、案外、雲の張り出しが遅い・・・!?

だったら、曇るまで、撮影させようか。
さすがにいかなニワトリといえども、2連チャンで、目覚まし時計・細切れ睡眠はキビシイ・・
逆に、これくらいの、いつ曇るか判らない空だと、テキトーに撮らせて撤収するかぁーで、割りと満足できます。
撮影日は10/10でしたので、月はありますが、いつ曇るか判りませんから、贅沢は言っていられません。
カメラは、昨日と同じく、フジフィルムのデジタルカメラ、X-E1を使います。
マウントアダプタを介して、オリンパスのデジタル一眼レフカメラ、E-620を付けて、基準星導入、ピント合わせ!
ガイドカメラは、CMOSビデオカメラの、ASI120MM.こちらも、PHDGuidingを立ちあげて、フレームレートは基準の1fps(=1秒)にして、キャリブレーション!!
自宅庭に前日から出してますからね。準備完了して撮影に入るまで、30分程だったと思います。
ただ、空は悪いなぁ・・透明度イマイチです。月もあるし、いつ雲も出てくるか判らない・・・
さて、なにか、撮りたいモノはないかしら・・・っと、見上げると、基準星は織姫星のベガを入れてあるので、ドーナツ星雲・・・うーん、でも、ヤツはちっさい・・・。んじゃ、まあ、月に近い方向になりますが、亜鈴状星雲でも撮影させますか~
と、自動導入。(・・スカイセンサ3Dだと32倍速なので、今回、これが一番時間がかかったかも・・)

ISO6400で、軽く数秒も露出すると、液晶モニタのほぼ真ん中くらいに、特徴的な青い星雲が写ってます (^o^)
あとは、露出時間と、ISO感度を決めれば撮影開始ですね。
んー・・月もあるから、ISO感度は400・・・、露出時間は5分で撮影させてみようかな。
亜鈴状星雲 M27 フジ X-E1 デジタルカメラ イプシロン200 800mmF4 アストログラフ 
5分×17コマ@ISO400

えーっと、片付ける時に気がついたんですが、、、主鏡セルがなぜかガタガタになってました ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
おかげで、星像が周方向にくずれて悲惨なことになってマス・・・
昨晩から望遠鏡を赤道儀に載せたまんまにしておいたのに、なんでぇ・・・(;゚Д゚)
うーん、イプ200の使用を凍結したのって(←結果的にですけど)、昨年の4月にぼうらやさんに持ってでかけて、ST8300Mを付けた時に出かける前に光軸をちゃんと合わせてきたのに、現地で撮影したらやっぱり星が周方向に歪んでたのが原因で、暫く、使う気力がおきずに、そのまんま、1年半放置になっちゃったんだけど・・
あの時も同じ様に、主鏡セルが緩んでたのかなぁ・・
もう少し、調整時にガッチリと固定確認するようにしてみます、、、(;´д`)トホホ…

まあ、それはそれとして、亜鈴状星雲、5分×17コマの中には、月明かりの影響を受けたもの、月がなくなったと思ったら、薄雲にやられていたものもありましたが、全て、PixInSightのDBEで各コマ補正かけて(時間かかったヨ・・・)上でコンポジットしております。

透明度悪から考えても、ちょっとあんまりX-E1の性能を見るのには向いてもなかったかもしれませんが、、
画質的には、やっぱりモノクロ冷却CCDに近い感触がありました。ただ、ノイズの粒径はベイヤーのデジタル一眼レフカメラ程ではないにしても、ちょっと大きいかなぁ・・ただ、X-E1だと色ノイズが無いので、その点では処理はしやすい・・反面、亜鈴状星雲は複雑な色があるのですが、こちらの方はLRGB合成したみたいな感じで、やや、色情報がスポイルされている気がする・・・(彩度は後からも調整はしていますが・・・・)
感度的には、冷却カラーCCDカメラのSXV-H9Cと同等以上な感じです。

昔のフジのデジタル一眼レフカメラ、FinePixS2Pro,FinePixS3ProあたりではM27は、緑色が強めに出たのですが、X-E1では、自然な青色系に出てますね。

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コメント

No title

主鏡がずれていてもこのシャープさですか、やっぱりイプシロンは格が違いますねぇ。星の色は構造上出にくいと思いますが、星雲の色合いはいい感じですね。
それと、HPに載っていたアドレスにメールをお送りしました。お時間のある時で構いませんので、お答えいただければと思います。よろしくお願いします。

No title

X-E1は本当に良く写りますね。
これからは改造デジカメが要らなくなる方向にきてるような気がします。
そうなると初心者にも手が出し易くなって裾野が広がりますよね。
基準星導入~ピント合わせはX-E1では無理なのですか?
あのEVFや背面液晶表示のライブビューだとやはり暗過ぎですか?

No title

ε200も、押しネジ引きネジが同軸のタイプでしょうか。
160も、あれー ということがあります。そもそも調整する時に、毎回、回すねじに惑わされます。
オタッキー向けの機材なんでこういうユーザビリティ仕様が許されますが、コンシューマー向けだったらクレームモノですね。

No title

天体望遠鏡業界は高いと売れないから安い仕様でごまかしていて、高級品メーカーはマニアに甘んじて来たのかそのままっていうのが多い印象です。もう少し光軸調整のしやすいものとかずれない機構など考えてほしいですね。
ミラーレスのフルサイズαシリーズが出ましたので、天体にはミラーボックスがいろいろと悪さするので、最近ミラーレスに注目しています。
ワンショットカラーだとやっぱりεなどの明るい光学系で露出5分くらいでさくっと撮らないとすぐに小さい画素のものだと飽和してしまうので、背景が明るい日本ではその兼ね合いが難しい感じがしています。UTOさんのこのM27を見ていると、ワンショットカラーはやっぱりこういう使い方が一番いいのでしょうね?

No title

XE-1はとても良く写るカメラなんですね!
でも私が使ったら、いつもの『なんじゃこれ~』に
なってしまいます(^_^;)

No title

ミラーレス一眼の35mm判は気になりますね。フランジバック短いのを利用して、OAG
とかAO-Lを挟めないかなぁ? 他社のレンズを使うマウントアダプタにも期待。

No title

hanaさん、こんにちは~
おっしゃる通り、X-TranceCMOSの6☓6マトリクスではシャープな星の色は出しにくい様です。それでも、偽色は出ず、白で表現するのでさほど問題ないといえばありませんが・・・短焦点広角だとちょっとおもしろくないかもしれません。

ニュートン系だと、光軸が1mmずれたとしても、無収差の位置が真ん中より1mmずれるだけで、中心のシャープネスは維持できるんですよね。
補正レンズを介するとその限りではありませんが・・・基本的には、周辺像からダメになっていくので、小さいセンサだと、変形ニュートン系は、扱いは割りと容易な気がしています。
ラージフォーマットではバレバレですね、、^^;

No title

adonoanさん、こんにちは~
改造デジイチに比べるとまだまだHα線への感度は、物足りない面もありますが、それでも、目に見えないような星雲が写せるところまで来ましたね!
基準星導入~に関しては、ファインダーが合っていれば、X-E1でも大丈夫だと思うのですが、ファインダーがないGENESISや光軸調整したてでファインダーと主鏡がずれてないか心配な時は、やっぱり、一眼レフがあると安心です。
ミラーレスだと大きくピントがずれていても、EVFでは全く何にも写ってくれませんから・・・
でも、使い方の問題ですから、本当はなくてもなんとかできるとは思っています。
一番最初に使った時にそれで、妙に時間がかかってしまったので、未だにE-620をファインダーとして使っているだけだったりします。

No title

OLG100さん、こんにちは~
そうなんです、イプシロン200も親子ネジタイプです。
一応、しっかりと締めていたと思うのですが、うーん・・謎ですよね、、
親子ネジは、長年使っていると、ネジが固着したりして、ちょっとやりにくい面がありますね。
MT160も一度無理矢理締めたからか、なんとも動き具合がオカシイです。
手軽にネジ交換してみればいいやってわけにもいかないですし・・
でも、この辺りは、賛否両論分かれそうかも?
慣れた人には、親子ネジの方が調整しやすい!と仰る方も結構いる気がします、、自分の仲間内だと、焼津の御大、ロンキーさんと、相模原のS先生が調整しやすいと言っていましたし、、

No title

NGCさん、こんにちは~
確かに、安価な機材は、安いから仕方ないかー・・ってなりますし、高い機材は高い機材で、マニアが自前で調整してしまうので、この部分の機構ってホント昔のまんまですね。
スケアリングについてはβSgr等で進化しつつありますから、どうせなら、光軸調整も高級機なら、自動で合わせちゃうよ!心配要らないよ!!ってのがあっても良さそうですよね。公共天文台の望遠鏡とかはぜひともそうして欲しい気がします、、、

フルサイズミラーレス、いよいよ出ましたね~。
天体写真にも良さそうな気がします。
仰る様に、デジカメはゲインが高めなので、すぐに飽和してしまいます。
ISO感度を落として、なるべく露出をかけるようにして撮影してみましたが、それでも、ちょっと5分以上はかける気にならなかったかな。
カラーカメラで特に非冷却だとやっぱり明るい光学系と組ませて、なるべく短時間で多数枚が美味しいですよね。たぶん・・(^^ゞ

No title

かいなおさん、こんにちは~
X-E1.素晴らしいカメラだとは思うのですが、
EOSKissX5の改造機をお使いの様ですから、天体写真の為だけでしたら、そこから買い換える必要性はないと思いますが、ひょっとしたら、ひとかわむけるかもしれませんよー?
赤外カット改造カメラってまずカラーバランスから初めないといけませんから、それに比べれば楽になります。
・・・って、HEUIB-Ⅱフィルタを買う方が絶対正解ですね、、(^^ゞ

No title

Kobe1995さん、こんにちは~
フルサイズミラーレス、ついに出ましたね~
天体写真適正はどうなのか、赤外カット改造や冷却改造が出てくるのかとか、今後どうなってくるのか興味深々です。
仰る様に、フランジバックが短いので、そこにAOはともかくとして、オフアキは仕込める要素がありますよね。
Tリングなら、フランジ55mmですから、十分な余裕があるわけで。
望遠鏡販売店さんから、マウントアダプタを改造したオフアキユニットなんて出ないかなぁ・・
自作も考えてはみたけれど、加工・プリズム固定などなど結構難しそうで、躊躇しています・・。

No title

UTOさん

私が言うのもなんですが・・
最近本当に、写真が変化したように見えます

キリキリキリリッっとした感じがします

nice☆ヽ(´∀`*)

No title

ろざりおさん、こんにちは。
スミマセン、見落としていました。
コメントありがとう~
うーん、使うカメラが違うと、やっぱり処理も変わってくるので、その辺りの違いかなぁ・・?

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プロフィール

UTO

Author:UTO
子供の頃、図鑑で見たパロマー天文台の天体写真に憧れて、天体写真を初めて幾星霜・・
デジタルカメラの進歩によって、当時のパロマ天文台の写真を超える天体写真がアマチュアでも撮れる時代になりました。

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